ぶらりと来てアラカルトで、という使い方も、夜9時以降なら出来そう。 : トラットリア グランボッカ

久々にうかがいました。この日は週末、しかも午後9時頃で、晩ご飯を食べ損なっていた日。さすがにお客さんもかなり引けてきて、待たずに入れました。

料理はアラカルトで軽く、そしてワインもグラスで軽く、という感じで。ほんとうは9時を過ぎているので炭水化物よりは肉、としたかったが、身体が糖分を欲していたためつい炭水化物主体になってしまった~~;
・ヤリイカのフリット：わりとしっかりめに塩がしてあるようで、お酒で流し込むのがちょうどいい。個人的にはもうちょっとカラリとしているのが好きだが、これは時間帯のせいもあるんだろうか？とはいえ、白ワインのつまみに最適。
・パンチェッタコッタ：これは美味しい。熱の加え方は、焼いているのでなく、ボイルしている？とてもさっぱりした味わいと、とろりとした脂感もあって、白ワインにどんぴしゃり。
・フレッシュトマトとバジルのスパゲッティ：これはパルミジャーのがどっさりと乗っかっていて、思った以上にどっしり系だが、美味しいというより、旨い。
・スカモルツァーノのリゾット：これはこの日一番に美味しかった。米の芯の食感がしっかり、チーズも濃厚。薫してあるのか微かに香る薫香もあって、酒が進む。

というわけで、結局ボトルで飲んだほうが安かった、という結果になってしまったが、この店、ぶらりと来てアラカルトで、という使い方が日頃から出来たら使い勝手が格段に上がるのだが。毎回9時以降というわけにもいかないし。。。

【2016年2月夜往訪】
　数ヶ月ぶりに。相変わらず満席御礼ですね。この日は職場の仲間と大勢で。人数が多めなのでアラカルトは面倒臭いのでコースで。コース料理は毎回ほとんど変わらないのでちょっと残念。。。デザートも毎回全く不変。美味しいからいいんですが、とはいえ飽きてしまう・・・

　結構安い店なのに客はわりと年齢層は３０台以上の、ものの良さがわかりそうな層。評価されてるんですね。でもコース料理でももうちょっと変化があってもいいんじゃないかと思ってしまう。安さが取り柄の店になってしまって欲しくはないなぁ。。。

　それと、ちょっと気になったのは、人気が高くて忙しいからある意味仕方ないのだが、サービスがわりとパターン化というかおざなりというかな雰囲気になってきている気が。最初の頃の弾けるような明るい雰囲気はあまりなく、紋切り型の、テンション低めなサービスになってきているのが気になります。

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【2015年9月夜往訪】
　久々の。アラカルトで。やっぱり肉が美味しい。ここの美味しさは、イタリアンとしての美味しさというより、醤油ベースのソースと山葵の組み合わせからもわかるように、ここ独自のカジュアルなオリジナルな食べさせ方の勝利、という感じ。分厚いローストビーフ、うまい。A５和牛、うまい。文句なし。それ以外のメニューももちろん美味しいが、これらは別に悪い意味じゃなく、大らかというか、気軽で取り組みやすい料理、という感じ。野菜、魚介料理は種類があまりなく、かつ凝った料理もない。ミートソースのパスタはやや塩が強めだった。イカのフリットは、ごろっとしていて、衣がうまい。

　ドルチェはこれまたボリューム重視の感じだが、プリンがかなり美味しい。

　４人で目一杯いただいて、ボトル２本、グラスで何杯かいって、Coffeeで〆て、一人７０００円ちょい。店内の賑わい、スタッフの明るい接客、肉のインパクト、ワインの安さ等々の総合的な満足感というのが、この店の最大の特徴でしょう。ぶっちゃけ、肉以外の料理とワインとかにこだわろうとすると、肩透かしを食った印象を受ける人もいるかも。でもこれだけ安くてそこそこおいしければ、それで充分じゃん！と思えるところがこの店のいいところ。この夜も当然に満席でした。

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【2015年5月ランチ往訪】
　初のランチ。平日の２時半頃。３時ラストオーダーだが満席で、１０分ほど待った。相変わらずの人気ですね〜。ランチはパスタランチ、メインランチ（パスタはなく、メイン）、コースランチ？（パスタとメイン）、フルランチ？（パスタとメイン二種？）と、まぁ曖昧な記憶だがこんな感じ。フニャッとさくっとしたポップオーバー（シュークリームのシューのようなパンのような）が食べ放題なのは夜と同じ。パスタランチで１０００円ちょい、メインランチ１６５０円、コースランチ２，４００円、というような価格設定。

　で、メインランチの無菌豚を選んだ。前菜は野菜のアンチョビソース。蒸したかぼちゃ、大根、ローストしたたまねぎ、トマトなどごろっとでかいものが乗ってる。結構ボリューミー。特に素晴らしいというわけではないが火加減も食感も良好でなかなか美味しい。そして無菌豚。春菊のソース？のようなものとマスタードなどつけていただくが、これがなかなか。しかもボリューミーで満足。炭水化物を避けるためにパスタランチを選ばなかったのにも拘らず、ポップオーバーにホイップバターとメイプルシロップをたっぷりかけて、おかわりを２回もしてしまった（〜〜；）

　パスタランチのひとを覗いてみると、これが相当ボリューミーしかも美味しそう。ランチは女性一人客が結構いるがそんな人たちがこれをぺろっと食べてしまってるのだからすごい。というかそれだけ美味しいということでしょうね。

　というわけで、味、ボリューム、そして夜同様スタッフの明るさなど十二分に満足出来るランチでした。コスパは夜以上かも。ますます人気はうなぎのぼり。。。

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【２０１４年１２月夜往訪】
　二度目のディナーです。またもやコースで。本当はアラカルトでいきたかったのだが、注文がめんどうだというつまらぬ同行者のせいで。もちろん、コースが悪いというわけでは全くない。前回もコースだったので、単品料理でこの店の実力を多角的に確かめてみたかった。
　コース料理だが、前回同様コスパも高く、安定した美味しさと、とても酒が飲みたくなる賑わいと落ち着きが同居した、いい雰囲気。どんどん人気店への階段を登り詰めてる感じで、満席状態。タンタボッカからの流れに、ここ独自のファンも出来つつあるのか。
　料理は肉を中心になかなか美味しいし、パスタなども美味しい。全体的には結構素朴な料理が中心で、それほど凝ったものはない印象（アラカルトでは、もしかするといろいろあるのかも知れないが）。ワインも、これほどの雰囲気の店の割には、リストはわりと気軽なものが中心。イタリアワイン知識が多い人にはやや物足りない感じか。もちろん、リスト外も色々あるのかも知れないが。
　というわけで、結構流れに乗ってる店です。予約が必須になりつつある感じ。

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【２０１４年１０月夜往訪】
　飯田橋サクラテラス内で一番の注目株に行って来た。最初に店名を聞いた時、裏参道にあるトラットリアタンタボッカを思い出したが、やっぱり。姉妹店でした。タンタボッカはとてもリーズナブルにもかかわらず結構レベルが高いなぁ、という印象を持っていたので、「グランボッカ」という、よりアッパーな感じを予想させる店名（実は、単に、ここの場所名「グランブルーム」にちなんで命名しただけなのかも知れませんが・・・）に期待してました。
　で、伺ってみると、予想通りとても満足度の高い店！まずは全体の雰囲気がとてもいい。サービスマンの方々のフレンドリーさも相まって、それだけで居心地の湯長を感じる。そして料理が始まってみると一つ一つの味や量のバランスの良さに、さらに満足感が。この日は仕事系の飲み会だったので飲み放題のコース？だったようで、通常のアラカルトメニューではないが、それでも最初のパンから最後のドルチェまで、話の弾む美味しさ！看板の肉料理も、このお値段で相当なレベル。ドルチェも一つ一つとても味わい深い。
　平日にも拘らず完全満席だが、さすがタンタボッカでのオペレーションが生きているのか、客を待たせることもなくとてもいい流れ。お客さんもとても満足している様子。みんないい顔してる。
　今回はお酒もお任せだったのでワインリストさえ見なかった。次回はアラカルトで、ワインも選んで再チャレンジしてみよう。その価値が充分にありそうな感じ。それによっては、４点を超えるかも。