より行きやすくなって復活。 : ワインと夜ご飯 マルガメ

店主が人を雇って業態を変えたりと、いろいろ試みたようだが、結局ご本人が経営するワインと小料理のダイニングバーに戻っていた。もう開店から10年近くか。さらに、我々おじさんたちには、嬉しいことに、開店当時はコース料理だったのが、たくさんの一品料理メイン、日本酒なども入荷されており、行きやすくなった。

ただ、本来のワインダイニングの路線は残しつつ、なので、ちょっとカップルでも利用できるし、数人でボトルを開けることもできる。例のコースも、前日までに予約すれば可、だそうなので、昔通り食事をすることもでき、非常にフレキシブル。

しばらくはこの形態で続けるそうなので、しばらく縁遠くなっていた方も是非カンバック。

こちらも定期再訪。以前の、一品一品提供路線はやりきれなくなったのか、一気にサーブ路線に変更している。ただ、品数もクオリティもかわらない。この方が、日本人的には、食べる順番を自分で決められるし、大体の量も把握できて良いかもしれない。
記憶にある定番のメニューは残っているが、新メニューもあり、新規の客ももはや常連になった客にも、安定感がある。
何とかグループの店ではない、個人経営店として地位を築いたようだ。

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日曜に昼をやっているというので訪問。ご飯の会？の日ではなかったので、立ち飲みバーになっていたが、ちょっと寄ってちょっと飲めるのはすばらしい。いわゆる坂沿いの大衆向け廉価「ワイン」屋と違ってちゃんとしたワインバーのまかないを頂いているような雰囲気。

ただ、看板は出ているものの、ぱっと見開いてるのか開いてないのかよく分からないので、知ってる人でないと立ち寄れないのは損をしていると思う。

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知らぬ間に看板ができていたり、マイナー努力の跡あり。メニューもワインも月替わりを維持しているようで、常に新発見あり。
そんなこんなでもう1年か。。。　個人経営で、激しい入れ替わりの神楽坂でもっているのは偉い。
2年目は、ドロミテやナオライやそういった格に上り、安定感を増していくのであろう。

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ひと月ほどおいて再訪。微妙にメニューが変わっていて、リピートしても飽きがこないのはよい。今後もメニューを定期的に（月替わり？）に変えていくとのことで、また足を伸ばそう。

前回は気にしなかったが、他の方のレビューからメゾンカイザーパンだと知り、さらに評価アップ。こういうところもまたかゆいところに手が届く、要素なのだ！後付だが。デザートのフォンダンショコラまでいただき、チェーン居酒屋でも基本デザート締めの私も満足。

そんなこんなでレビューを更新しようと思っているうちに震災でサービス業も打撃をうけているようだが、こういう小規模店は大丈夫だろうか？

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開いてるのか開いてないのか、更に何の店かよくわからない感じの店が、ガラスの貼り紙をよく見たら実は開いているらしく、ワインバーとのことで、激戦区になんでまた好き好んで。。。と、思いながらも試す。

女性が一人でやっているようで、目黒のアイズバーを彷彿させたが、オンデマンド調理のアイズとは違い、料理はフィックスコースでワイン付きの4000円コースということで、まあ一人経営としてはしようがないというか無理がない設定だと思う。かのアモローゾだってアラカルトを許したら成り立たないだろうし。実際、かなりストレスのないタイミングでサーブされてよかった。

コースについているもの以外にも2種ほど追加でワインを頼んでみると、どれも何たるかをわかった上で選んだ、というような味がした。

コースとはいってもレストラン的に重い食事が出るわけではなく、酒のサカナに適したものが次々と、起承転結があってバーの部分が強調されたダイニングバーの位置づけだ。ちなみにコーヒーもあった。

店内は狭いが、シンプルで悪くない。料理、ワイン、価格設定、内装と、全体的に穴がなく、ドロミテなどの良店に通じる品の良さとポテンシャルを感じる。どこかが奇抜だったり突出したりしているわけではないが、アラフォーあたりのリピーターをつくる要素を備えている。

小栗横町の呑み街道も、吾に始まり、スカンピ、トキオカ、凜花、アンブラ、歯車と目白押し、メインストリートとはアズーリ、エルブエイ、竹子で繋がっているという充実っぷりは竹下通りに対しての裏原のようではないか！表通りと貫通している理科大ビルの完成を持って、完全体になるべく進化をとげていくのであろう。その予兆を感じさせる店であった。