マティーニとバーガー！　ただ経営が変って　正直以前が恋しい　なんだか難しい : マティーニバーガー

どうやら経営者が替わった。以前のNY帰りの職人。残念ながらみかけない。もともと外国人が経営。なにかアメリカンな雰囲気。バックバーを彩る。カラフルなリキュール類。メニューには様々なマティーニ。なんだか特徴が消えて。店が変った。

100％ビーフのパティを味わう。手作りバーガーが売りだった。コンセプトは神楽坂にある。小さなニューヨーク。長年NYにいた私。なにか理解出来たが。それがどこに飛んだのか。確かにフレンドリーな女性スタッフ。しかしバーガーは少し。物足りない。

頑張って欲しい！

○マティーニ　ミッドナイトブルー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　760円
●マテーニ・バーガー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1100円

この店のオーナーはあのNYの。カッツ・デリカテッセンを。よく知っているそうだ。カッツは世界のハンバーガーや。サンドイッチの聖地、殿堂。だからこの店のバーガーも。素材にこだわり。大きめで肉はジューシー。界隈の外国人に絶大な人気。

NY出身のオーナーだけにネーミングも。摩天楼、五番街、ブロンクス。さらにウエストサイドやイーストビレッジなどなど。私にとり親しみを覚えるもの。まさにNYスタイルのバーガーに。相当にこだわっている。ましてやマティーニに合わせるなんて。

今回はリトル・イタリー。これにほうれん草のクリーム煮。リトル・イタリーはその昔。多くのイタリア人たちが住んでいた。その名残でNYの観光スポット。現在もイタリアン・レストランがいくつか。このぶ厚いハンバーガーは。

モッツアレラ、バジル、トマトのトリコローレ。加えてバジルソースと。わかりやすいイタリアンテイスト。はたしてこれがマティーニに合うか。

●リトルイタリー　　1680円
ほうれん草のクリーム煮
○マティーニ　　各780円
ミッドナイトブルー
クラシック

もちろんNYスタイルの有名なバーガーショップ。しかし、店名のマティーニも飲める。このカウンターに座ると、目の前に広がるアブソルートのカラフルなウォッカやジンが。あのマティーニの大人の世界にひきよせる。

あたかもマンハッタンの夜景を眺めるように。夢も思い出も、そして非現実の世界に旅をする。マティーニはある意味で強引なカクテルだ。決して優雅でも繊細でもない。力強くて、男性的。なにか戦いを挑んでくるような。殺気すら感じる。

プレミアムマティーニ3種があるが、すでにクラシックは飲んでいる。今回はNYピンクとミッドナイトブルーを楽しんだ。ピンク色のマテーニ、と言えばあのオテル・ド・コステの　ピンクマティーニを思いだす。


○NYピンク
マティーニ
グレナデ、ザクロ
○ミッドナイトブルー

初回は、ブルックリン・バーガーを食べたがカウンターの目の前に並ぶフレーバー系ABSOLUT VODKAのビンが忘れられず。今回はウォッカマティーニを飲みに再訪した。8月下旬のまだまだ暑い(熱い)日の午後。マティーニなど飲み外に出れば一挙に汗だくになるのはわかっているが。せっかく神楽坂に来たのでこの機会にと。それにしてもこの店のハンバーガーはすごい人気だ。NYと同じ味わいにしているので日本人のみならずアメリカ人客も多い。

ABSOLUT VODKAはスエーデンの究極のプレミアムウオッカ。連続蒸留法によって一切の不純物をろ過した、リッチでなめらかな味わいと芳醇なフルボディテイストが特徴。その極上ウオッカを使用し、下記の2種類のウォッカマティーニを作ってもらった。まだランチ客のいる遅い午後で、店には迷惑かと思ったが女性スタッフは嫌な顔せずに作ってくれた。壁にはシトロン、マンダリン、ペッパー、カラントなどウオッカの名品が並びムードを盛り上げる。

フレーバードアブソリュートマティーニ2種類を

○レモンライム（750円）
もともとこのウオッカはクリアな味わいが特徴。それに浮かべたレモンの酸味とライムの香りが加わり多少の甘みを残しつつ爽やかなマティーニとなった。

○カシス（750円）
ブルーベリー系のさわやかな酸味と芳香が特徴のカシス。カシスリキュールヲ使用して大人の味のカシスウオッカマティーニとなった。

フレーバードには他にチョコレート、オレンジ、バニラなどがある。

＊今回の写真は最初の3枚

2014.3.18
ニューヨークでは老若男女に人気のあるハンバーガー。よく映画やテレビ番組で見かけるNYのバー。日本風の本格的バーは少なく。言わば古いスポーツバータイプ。だからハンバーガーやホットドッグなどが人気。あちらには居酒屋がない。従って地域密着系の飲み屋は街場のバーとなる。ビールが中心だが、もちろんワインやカクテルもある。そして料理はフライドポテトを添えたバーガーやサンドイッチ。

他方、日本のような本格派バーは主にホテルのバーとなる。従って食べ物はホテルのレストランで調理する。中にはハンバーガーもあるが。実はハンバーガーは街の至るところで見かけるダイナー（食堂よりオシャレ）では主力商品となっている。一方、NYにはイートイン出来るデリが多いが、そちらはサンドイッチが主力となっている。

さて、あちらではファーストフードを除いて、ハンバーガーは開いて中身を見せて登場するものが多い。それを専用の紙に包んで食べるのだが。とにかくボリュームが半端ではない。最近は日本でもかなり大きなハンバーガーが登場している。しかし、あちらでは大きいのが当たり前。大きいから種々トッピングが可能で「美味しく」なるという。しかもフライドポテトが付いてくる。ビールでお腹に流し込むのだろうか。

さて、かねがね噂に聞いていたこの店。天高くそびえ立つバーガー「摩天楼」で有名。しかもシャレたバーカウンターで食べる。そして、もちろんマティーニ、さらにウオッカ・マティーニまで飲める。NY出身のオーナー氏がバーでハンバーガーを食べるのが好きでこのネーミングになったという。マティーニ気違いの私は、必ずしも両者が合うとは思わないが。ただ写真で見る限りかなりアメリカンなバーガーだと思える。

場所は神楽坂の早稲田通りを坂の上に突き抜け、右折。江戸川橋通り沿いにある。外観は普通のバーガー店のように思えるが。店に入るとカウンターの奥の棚にはカラフルなウオッカ、ジンのボトルが並ぶ。バーとしても使用可能だとか。私が入店した時には数名のアメリカンが談笑していた。それもやはりアメリカンなテイストを感じるからか。

日替わりランチはABCDがある。すべてサイドディッシュと飲物が付いている。Aはマティーニバーガー、Bは今週のバーガー。CはチーズバーガーでDが豚カルビバーガーとなっている。すべて1000円。せっかくなので1番人気というブルックリン（1500円）にした。これはバーガーがマッシュルーム、ゴーダチーズでバターとハーブソース。サイドはホウレン草のクリーム煮。飲み物はすべてお代り自由。

最初にホットコーヒーが。少し時間をおいてブルックリンバーガーの登場。大きい！片方のバンズには大きなハンバーグを覆うようにチーズが。その上にたっぷりとマッシュルーム。もう1つは焼きめの入ったバンズの上にレタス、トマト、ピクルスが。これに特製ソースをかけて、双方を上下でドッキングさせる。予め、レアでお願いしていた。だからハンバーグの旨みを余計に深く感じる。美味しい！

たかがハンバーガーだが、されどハンバーガー。大きなハンバーガーは随所で食べて来たが、やはりこの店が一番美味しいと思った。食材、肉身、焼き方、風味の乗り方。サイドがフライドポテトが無くて他のに選択できる。すべてに文句ない。出来たら小さめでお手頃に作ってくれたら。あのバーガーキングのワッパージュニアのように。