今回は初めてのカレーライス単品400円。立ち食い蕎麦系としては悪くないと思います。 : 器庵

この日は会議がたて込んでランチタイムを圧迫。手っ取り早く済まそうと、こちらの立ち食い系蕎麦屋さんに伺いました。文京区後楽の諏訪神社横で西川陶器という陶器屋さんが昼だけ営業するというちょっと変わったお店です。

12時半過ぎの訪問でしたが、既にピークは過ぎたらしく店内は3～4割の入りといったところ。これまでの経験からこちらは蕎麦よりも丼系の方が得意そうな感じなので、カレーライス単品400円を注文しました。会計をして番号札を受け取り。どうやら自分の前に提供待ちのお客さんが4～5人いるようです。

そのせいで思いの外時間がかかって、待つこと10分弱で自分の番号が呼ばれました。受け取ったカレーライスはこれも商品なのか楕円形の陶器に盛られ、デフォルトで福神漬けが添えられています。

着席のカウンターに運んで食べてみると、意外に美味しい。400円という値段にしては味にチープ感はありません。辛さはほどほどですが、思いの外スパイシー。立ち食い蕎麦系のカレーライスとしては悪くないと思います。

ちょっと待たされたのは予定外でしたが、それでも午後の会議時間には余裕でセーフ。こういう時にはありがたいお店です。

半年のブランクを経て復帰した飯田橋界隈で既訪店を再訪する復刻レビュー。既に15弾までアップしていますが、その内訳は以前高評価だったところ、それほどでもなかったところ様々です。

そして第16弾はどちらかと言えば後者。文京区後楽の諏訪神社横にある立ち食い系の蕎麦屋さんです。西川陶器という陶器屋さんが昼だけ営業するというちょっと変わり種のお店。店内には値札の付いた器も置かれているので購入することもできるようです。

この日のランチは立ち食い蕎麦でもちゃちゃっと思いましたが、近場にある永坂庵は早くも閉店したのかこのところ開いてるのを見たことがありません。という訳で三年半前に来て器は凝っているけれど、中身はそれほどと思ったこちらのお店に伺ってみました。

11時50分くらいの入店でしたが、入口近くのカウンター、奥のテーブル合わせて二十数席の店内は7割くらいの入り。前回、前々回は天ぷらそば、カレーそばの単品を食べましたが、今回はかなり空腹だったので初めて丼とのセットメニューを食べてみることにしました。

セットの対象となる対象となる丼系はカレーライス、麻婆丼、とろろご飯、炊き込みご飯など。カレーは奥のテーブルに置いてあるルーとライスを一度だけセルフで盛り付けるシステムです。それも面白そうですが、結局中から選んだのは「かけそばと炊き込みご飯のセット」400円。かき揚げ100円をトッピングしたので計500円です。

番号書いた札をもらって待つこと数分。かき揚げの乗った温かいそばと炊き込みご飯を受け取りました。そばもご飯も器はいびつな形なのが特徴的です。

奥のテーブル席で食べたそばはやっぱり普通。麺は茹で麺なのかやや柔らかめ。揚げ置きのかき揚げはほぼ玉ねぎと衣の感じです。一方の炊き込みご飯はひじきやニンジンが入った今時珍しい素朴なもの。こっちの方が家庭的な感じでむしろ美味しいと思いました。

こちらはそば単品より丼とのセットか丼単品の方がいいかもしれません。三年半前の前回より自分の中での評価はスライトリーアップです。

2015年10月訪問
文京区の牛天神交差点近くにある陶器屋さん経営の立ち食い蕎麦屋さんです。４ヶ月ぶり二回目の訪問。前回は天ぷら蕎麦を食べてみて、わりとフツーだったので、他のメニューはどうかと思い、久しぶりに伺ってみました。今回頂いたのはカレー蕎麦。何が違うという話はありますが、カレー南蛮蕎麦ではありません。

番号札を渡されて５分くらいで受け取ったカレー蕎麦は天ぷら蕎麦よりも美味しい気がします。そばつゆベースのカレー味のつゆはマイルド系。豚肉は小さめのが数切れ入っていました。それなりにまとまりはあるし、そこそこ美味しいとは思うけれど、やっぱりフツー感が高いですね。同じカレー蕎麦でいうと最近食べた江戸川橋の山吹の方がスパイシーでエッジがたっている感じ。良くも悪くも無難なフツーのカレー蕎麦でした。

2015年6月訪問
中華のふくやの帰りに見つけた変わった立ち食い系そば屋に行ってみました。場所は牛天神下交差点近くの諏訪神社の隣。西川陶器という陶器屋さんが昼だけ営業するお店です。

11時45分すぎに入店すると入口近くはカウンターエリア、左奥にテーブル席。カウンターは空いていましたが、テーブルはかなりの埋まり具合でした。こちらは正面の厨房前で注文を口頭で伝え、蕎麦を受け取って会計するシステム。初めてなので無難にかき揚げ蕎麦（温）350円を注文しました。番号札を渡されて３分くらいでお蕎麦を受け取り、カウンター席へ。

陶器屋さんの経営らしいことに目の前の棚には値札のついたちょっと高級感ある陶器が並んでいます。蕎麦食べにきたついでに買う人もいないだろうし、宣伝効果もどうかな。お蕎麦の入った丼もちょっと凝った作り。上から見ると円形でなくて不規則な楕円形です。ちょっと持ちにくい。

蕎麦つゆはこの界隈にしては色も醤油感も薄め。出汁がしっかり感じられて悪くない。麺は柔らかめですね。冷にしたほうが良かったかも。かき揚げは大ぶりにカットされた玉ねぎがメインであとは人参と細ネギ。玉ねぎが甘くて香ばしいですが特別なところはありません。結局、器以外は割りと普通の立ち食い系蕎麦でした。