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三木助さんの他のお店の口コミ
店名 |
しゃぶ屋(しゃぶや)
|
---|---|
ジャンル | しゃぶしゃぶ、豚しゃぶ、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
050-5589-5901 |
予約可否 |
予約可 一人でも多くのお客様をご案内させていただく為、当日ご連絡なしの無断キャンセル、又コースご予約のお客様につきましては、大幅な人数減の場合100%料金を頂戴しております。何卒予め了承くださいませ。 |
住所 | |
交通手段 |
JR飯田橋西口より徒歩10分 神楽坂下交差点から右側を登り「五十番さん」右折 飯田橋駅から424m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Master) 電子マネー可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
チャージ お一人様400円(コース料理は無し) |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可、10~20人可) |
貸切 |
可 (20人~50人可、20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カップルシートあり、カウンター席あり、座敷あり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可 |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) お子様の同伴も可能です。 |
ホームページ | |
オープン日 |
2003年6月17日 |
電話番号 |
03-3260-5181 |
備考 |
◇姉妹店情報◇ |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
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神楽坂のお祭りに行った帰り。歩くのに疲れた私たち4人は、どこか居心地のいいお店で足を休めながらお酒を飲むことにした。
私が知っている良店は(電話で聞いたら)どこも満席だったため、神楽坂通りから一本路地に入り、手頃なお店を探す。
すると、ちょうど路地の突き当たりに趣のある外観のお店を発見。
当初私たちは1階のお店に伺おうとしたのだが、不運にもそこは空いていなかった。
ただ、店員が「2階のお店なら空いてるかも」と言って、2階のしゃぶしゃぶ屋を勧めてくれる。
恐らく1階の店と2階の店はオーナーが同じか、近所付き合いで仲が良いか、あるいは店が近いから店員がよく行く(従ってちゃんと味を把握している)店か。どんな理由かは知らないが(内観を覗いた感じからだと)ウマそうな1階の店が勧めてくれたお店。
これで不味かったら、1階の店の名誉にも関わる。
ということは、背理法でこの2階の店は悪くないのだと分かる…
ポンコツの頭でそんな計算をしていると、2階のお店の店員が階段を降りてきて、「お座敷が空いてるので、良かったらどうぞ」と言ってくれた。という訳で、本日はこのお店で一献と相成ることになった。
座敷に通される私たち。
早速、飲み物と料理を注文する。
しゃぶしゃぶの鍋は「利尻昆布だし」「豆乳」「鶏白湯」「赤辛スープ」の4種類から2種類を選ぶ形(鍋の中心に仕切りがある)。悩んだ末、私たちは利尻昆布だしと鶏白湯をチョイス。
この店のお通しは大根のしゃぶしゃぶ。
てっきり既にスライスされた大根を持ってきてくれるのかと思いきや、目の前で大根をビューラーで削って、鍋の中にガシガシ入れてくれる。
おそらくわざわざビューラーで削っているのは、1本の大根から取れる量を減らさないため(スライスだと、辛味の強い先端部分は提供することができない。あくまでこれはお通しであり、店側のコスパも重要である)と、スライスして置いておくよりも提供時の鮮度が良いこと、あとはスライスよりもパリッとした大根の食感を楽しむことができるといった理由からだろうか。
基本的にはお店側にとって時間と労力のかかるサービスであるが、
この店は若くて元気のいい店員が多いようであるし、
座敷の上の鍋でこういったパフォーマンスをしてくれることは、
(女性を連れてくる男性客が多い神楽坂では)お客にとって結構嬉しいことだろう。
せっかく目の前で削ってくれた大根を茹で過ぎないうちに、鍋から引き上げ、ポン酢ダレにつけて食べる(しゃぶしゃぶのタレはポン酢とゴマだれの2つを持ってきてくれたが、ここはポン酢一択)。
利尻昆布だしの方は、パリッとした食感に薄っすらとみずみずしい大根の味とポン酢の適度な酸味。こっちは主に食感を楽しむ感じで、なかなかウマい。
鶏白湯の方は、噛めば大根から凝縮された鶏の旨味が溢れ、大根を食べながら鶏の濃厚なコクを味わえるという贅沢な一品に。個人的には煮過ぎずに食感がパリパリの状態で食べるのがオススメ(ぶっちゃけ「今日イチ」である)。
しゃぶしゃぶの大根がお通しというのはかなり良い感じである。
大根は風味が強くなく、スープがしみやすいので、
色んな具材を入れる前にスープの特性を知ることができるし、
「お通しがしゃぶしゃぶ」というのはしゃぶしゃぶ屋の最初の挨拶として非常に感じが良い。
味もウマいし、結構お客にウケるだろう。
しゃぶしゃぶの具としては、カジキマグロ(メカジキ)、茶美豚(お茶の葉を食べて育った鹿児島県産の豚)、野菜盛りを頼んだ。
メカジキ。
マカジキに比べるとかなり手頃な魚である。
はっきりいって、メカジキよりも風味、旨味がある魚はたくさんある。
ではなぜ鮮魚のしゃぶしゃぶがメカジキなのだろうか。
そんなことをアホ面で考えながら、メカジキをさっと湯にくぐらし、少し白みがかった程度で(元々身は白いが)口に放り込む。
昆布だしだと分かりやすくサッパリとした味となる。
程々に風味も感じられる。
鮮度もそれ程悪くない。
なるほど。この店は4種のスープでしゃぶしゃぶが食べられることをウリにしている。
したがって、具材のラインナップも(どんなスープにも合うように)比較的サッパリとした味のものが多い。
加えてしゃぶしゃぶでは、同じ鍋に色んな具材(特に肉)を入れるため、
スープに出た魚のだしと豚や牛の肉汁同士が喧嘩してしまっては困る。
それを見越して、サッパリとした(=自己主張の強くない)メカジキのチョイスということなのだろう。
店によっては具材をお店側が完全に決めてしまうところもあるが、この店はお客がしゃぶしゃぶの具材を選べるところも推している。
だとすれば、他の具材と喧嘩しないような素材にすることは自然な発想である。
ただ、(原価が想像できるだけに)この量でこのお値段は少し高めではある。
まぁ、神楽坂のお座敷でしゃぶしゃぶが食べられるのだから、
堅いことは言いっこなしだろう。
茶美豚。
臭みや脂っぽさの全くない非常にヘルシーな豚。
野菜と一緒に食べれば、ヘルシー×ヘルシーにも関わらず、口の中が野菜の甘みと豚の甘味で一杯になり、十分な満足感(=満腹感)を得ることができる。
野菜盛り。
ブロッコリー、ピーマン、キャベツ、レタス、プチトマト…
まぁまぁのラインナップだと思うし、鮮度も中々悪くない(そのまま生野菜として食べてもウマい程度)。
自己主張の強い野菜を入れてこないのは、あくまでこの店の推し具材が肉系であるからだろう。
野菜だけで食べてもサッパリとして気分転換になるし、ほどほどに甘みが感じられてウマい。
豚肉と一緒に食べると、豚肉の甘みをより引き出してくれる。
この他に前菜的なものとして、和牛のたたき(タレはポン酢とゴマ油)、山芋の千切り、白瓜の大葉漬けを頼んだが、どれも美味しく頂くことができた。
本日のメニューは、
雨後の月(日本酒) 1合
赤ワイン(グラス) 3杯
ウーロン茶 2杯
ハイボール 2杯
白瓜の大葉漬け 1皿
和牛のたたき 1皿
山芋の千切り 1皿
大根(お通し)
カジキマグロ 1人前
茶美豚 1人前
野菜盛り合わせ 2人前
お会計は、11700円。
(1人3000円を切っている)
この店の感想は、
・お通しの大根×鶏白湯は最強。茶美豚×野菜は至福。その他の料理も総じて普通にウマい。
・食べ物の値段は、(原価から想像するに)比較的高めである。したがって、「神楽坂の店」ということ以上の価値が欲しい。この店は接客も悪くないし、肉や魚の保存状態も悪くなさそうである。欲を言えば、この店に来るなら(靴を脱がなければならないというの問題はあるにしても)絶対お座敷が良いだろう。「神楽坂のお座敷で接客の良い店」ならば、この料金を支払ってもいいかな、と思える(畳の匂いや見た目からして座敷の手入れも普通にしているようだった)。
・飲み物の値段は、ハイボール480円、雨後の月が1合780円。ハイボールはブラックニッカをウィルキンソンで割ったもの。味は悪くない。ウィスキーも高くなっているし、値段もこんなものだろう。日本酒の方は全体的に若干高め。しかし、「神楽坂のお座敷」ということを考慮すれば、納得できるレベルである。神楽坂のお座敷で、日本酒をもっと高く出す店はもっとあるが、このお店のように「料理が普通にウマい」「接客が悪くない」ぐらいの感じなら、これぐらいの値段だとリーズナブルの範囲。プラス200〜300円してくると、ちょっと気軽には利用できなくなってくる(というか、普通に料理とサービスのレベルを上げてくれないと困る)。
・神楽坂には高くてウマい店は結構ある。むしろ、安くてウマい店、お手頃価格でウマい店を探すのが「酒飲み」としての課題である(じゃあ他の地域行けってのはなし)。この店はお手頃価格でウマい店の部類。お座敷の雰囲気も悪くない。神楽坂でこの店に出会って良かった。
以上。ご馳走様でした。