この切身は自分史上最大。銀鮭塩焼きは脂も乗ってしっとりして旨い。 : 大衆割烹 三州屋 飯田橋店

この日のランチは魚が食べたいという同僚に付き合ってこちらの大衆割烹に伺いました。地元蒲田にあるのが本店という説もありますが、詳細はよく分かりません。少なくともこちらの店が魚介系のランチでは界隈最強であることは確かだと思います。

正午少し前に伺いましたが、店内は今回もほぼ満員。でも入れ替わりを待って数分で小上がりのテーブルに着くことができました。この日注文したのは銀鮭の塩焼き定食930円。前から気になっていましたが、つい銀むつを注文してしまうので、こちらで食べるのはこれが初めてです。

待つこと数分で塩焼きとご飯、一歩遅れて熱い熱い味噌汁が届きました。驚いたのは塩焼きの銀鮭の切り身の断面の大きさ。皮の付きかたからある程度斜めに切ってあるのは分かりますが、こんなに大きな切り身はお店で食べたことはないし、スーパーとかで見たこともありません。

食べてみると身は程よく脂が乗ってしっとり。良くあるパサつき感はありません。塩加減も丁度いいし、皮も香ばしくパリッと焼けています。この切り身の大きさからすると、元の鮭は3～4kgの大物。脂の乗り方からすると、チリ銀か出荷最盛期のみやぎサーモンか。

いずれにせよ鮭の塩焼き一つ取ってもこちらは界隈最強のようです。

飯田橋界隈復刻レビュー第22弾は飯田橋駅東口から徒歩2～3分、目白通りと大久保通りに挟まれたデルタ地帯にある居酒屋さんです。ランチの定食は魚系に限れば界隈最強は衆目の一致するところ。ランチタイムにはいつも大勢のお客さんで賑わっています。

昨年6月末にはリタイアを目前に一番人気の『銀むつ照り焼き定食』の食べ納めに伺いましたが、今回はそれ以来約10ヶ月ぶり、復帰後初めての訪問です。

12時前に伺うと幸いなことに店頭に入店待ちの列はありません。ただ入ってみるとさすがに店内はほぼ一杯。入れ替わりを待って一番奥のテーブル席になんとか着くことができました。すぐ後ろを料理持った店員さんが行き来するのでちょっと窮屈です。

過去の訪問はすべて焼き魚系でしたが、この日は初めて刺身定食980円を注文してみました。どんなネタかは見てのお楽しみです。先行レビュー見ても良く分かりません。

待つこと7～8分で届いた一式は刺身、大盛ごはん、お新香、味噌汁というもの。刺身は分厚く切られたものが8切れで4切れはマグロ、残り4切れはブリ、ハマチ系が二種類あるように見えます。

地元蒲田駅東口にある本店のランチの刺身定食が意外にも真鯛、マグロ、シマアジだったのと比べると、量的にもネタ的にもこちらの方が大衆割烹的。

食べてみると三種類の刺身は食べごたえもあるし、どれも旨い。一種類はメバチマグロな気がしますが、他の二種類は実際に食べても分からないままに終わりました。まあ、美味しいからいいけど。

味噌汁、ごはん、お新香も美味しくて今回も満足できるランチでした。というか、刺身定食でこんなに満腹になったのは初めてです。

飯田橋でのランチもラス前となったこの日は魚系ランチ定食で界隈随一という評価のこちらのお店に伺いました。伺うのはかれこれこれで数回目です。

飯田橋駅東口から徒歩2～3分、目白通りと大久保通りをつなぐ路地にあるお店に伺ったのは開店10分前の11時20分頃。既に店頭には開店待ちのお客さんが三人程いらっしゃいます。開店時間間際になって自分の後ろを見るとお客さんが十人以上。やっぱり相変わらずの人気です。

開店を待って一斉にぞろぞろ入店。幸い8席程あるカウンター席に着くことができましたが、テーブル席は相席必至。程なく店内満席となりました。ホールのお姉さんは戦場のような忙しさ。会議の資料のようにお絞り、割りばしは左端のお客さんがまとめて受け取り、右側に順送りしていく感じです。

注文したのはすでに二回食べたことのある銀むつ照り焼き定食1030円。他のお客さんも二人に一人は注文している人気メニューで自分的にもここのランチではこれが一番だと思います。ライスは軽めでお願いしました。

数分で届いた一式はいつもと寸分違わぬ感じ。皮がこんがり焼けた銀むつの下には大葉が一枚敷かれ、上には短冊の蒲鉾が二切れ乗っています。味噌汁は大きく切られた豆腐が三切れくらいでお新香はぬか漬け。

食べてみると銀むつの身はふっくらして脂が乗ったとろける旨さです。甘辛だけど甘過ぎない濃いめのタレもなかなか。このタレが絡んだ蒲鉾はもちろん、大葉ですらご飯のいいオカズです。必要以上に熱い気がする味噌汁も含め、今回も美味しく頂きました。

ちょっと慌ただしいのと隣のお客さんとの間隔が狭いのがやや難ですが、やはり飯田橋で魚系定食といったらこちらの銀むつ照り焼き定食だと思います。

2016年8月訪問
イギリスからの帰国翌日に外食第二弾としてランチに伺ったのがこちら。飯田橋交差点を渡ってすぐの所にある居酒屋さんです。魚系のランチ定食としてはこの界隈随一のお店。やっぱり日本人ならサカナ、サラリーマンランチなら定食でしょう。帰国後初ランチの日本メシをここにしたのは我ながら極めて順当な選択だったと思います。

今回頂いたのは一番人気の銀むつ照り焼き定食980円。内容は皮のよく焦げた銀むつにちょっと大盛りのご飯とぬか漬け、大きく切った豆腐の入った味噌汁というもの。このフォーマットがいかにも日本の普段着の昼御飯という感じで嬉しい限りです。

脂の乗った銀むつの身はぷりぷりで柔らかくて旨味たっぷり。イギリスで食べたフィッシュ&チップスも美味しかったけれど、自分としては塩焼き、照り焼き、西京焼きに煮魚あたりがやっぱり落ち着くなあ。

2015年9月訪問
飯田橋交差点を渡ってすぐ、目白通りと大久保通りに挟まれたエリアにある大衆割烹です。
今回も昼12時前に伺いました。前回は銀むつの照り焼きを食べたので今回は西京焼き定食930円を注文しました。西京焼きはメダイだそうです。銀むつが本名マジェランアイナメまたの名はメロという外国種なのに対して、メダイは本名もちゃんとメダイ。学名がHyperoglyphe japonicaというくらいなので日本に昔からいる在来種です。さすがに外国産のメロほどではないですが脂がのっているので焼き物に向いていますね。

５分くらいで出てきた定食は大きなメダイとカマボコ二本、ごはん、お味噌汁、大根の漬物という構成。メダイは程よい漬かり加減で身はやはり脂がのって柔らかい。皮も香ばしく焼けていて十分に食べられます。メダイの西京焼きはイノカシラゴローさんが西京焼きは最強焼きと言った江戸川橋地蔵通りの魚谷でも食べましたが、近場でこれが食べられるのはやっぱり嬉しい。飯田橋界隈のふだん使いの魚系定食ではやはり一番だと思います。

2015年6月訪問
今回が初訪問。平日の昼12時前に伺うとカウンターもテーブルもまだ半分くらいの埋まり具合。カウンター一番奥に着席して銀むつ照り焼き定食980円を注文しました。そうこうしているうちにお客さんが続々。すぐに満席になる人気ぶりです。

カウンターは隣との間隔がちょっと狭いかな。でもこの時間で並ばずに入れたのが驚き。自分がランチでよく利用する三田エリアだとそれなりの店は12時くらいだとまず入れない。この界隈はお店の数に比べてサラリーマン人口密度が低いのか、それとも昼休みが始まる時間が遅いのか、ちょっと不思議です。

メニューは銀むつ以外に鮭やニシンなど、魚系が充実していますが、やはり銀むつが人気のようです。あと納豆の注文も多いですね。デフォルト卵入りのようですが、「ぬき納豆」を注文している人も。あと味噌汁をなめこに変更も多いですね。常連さんたちのやることは参考になるなあ。

厨房内はかなりの年配の男性が三人。忙しく立ち働いておられます。自分の注文は５分くらいで到着。思ったより大きめの銀むつに蒲鉾添え。大盛のご飯はピカピカでいかにも旨そう。あとは熱々のお味噌汁にお新香。

銀むつは甘辛の味付けでふっくら＆ぷるぷる感高し。これが上手に炊けたご飯とよく合うこと。多過ぎるくらいと思ったご飯が進む、進む。問題なく完食です。これで980円なら御の字ですね。さらに納豆つけたらどれだけご飯が要るんだろう。最近食べた和食ランチでは文句なく一番でした。