古民家リノベーションカフェ＠選べるおばんざい＆季節毎に変化する、創作和スイーツ : 神楽坂 茶寮 本店

そもそも、カフェを好きな原点と言いますと。

時間問わずご飯が食べれたり、
色々なジャンルのカフェ飯があったり、
しかもそれがビックリする程美味しかったり、
ドリンク1つでも凝っていたり、
思わず長居したくなる空間だったり、
1人でも友達でもデートでも使い勝手が良かったり...


といった理由『何となく、全てにおいて居心地が良いから』なんですが。笑

最近は逆に、余り独立的カフェを利用しなくなってしまって。
忙しいとかチェーン系ドリンク専門カフェがありすぎて、つい利用してしまう事が基盤にはあるんですけど。
逆に上に挙げた様な、好きな理由に該当しないカフェが増えてきてしまったからな気もします。

何となくカフェ飯はあるけれど美味しくないとか、
雰囲気重視で居心地悪いとか。


恐らくそういったカフェの多さに疲れてしまって　足が遠のいてしまい、『有名カフェ』と言われても
どうせ【映え】系で　店内パシャパシャ状態なんだろうな...と疑心暗鬼の想いを抱く様になっていましてw


そんな微妙な心境の中、ランチ遅タイムでは　飲食店が消えていく飯田橋神楽坂間にいた私。苦笑
ガッツリ食べたい訳ではないけれど、とりあえずどこか...ご飯系はないものかと...小路迄散策。
どうも人が、あまり人気のない小道にそれていくのが気になり　後をついていくコトにした所....


おお～～～～、こんな所に【神楽坂　茶寮　本店】さんが！！！


上記に挙げたカフェ大好き時代に、ずっと行ってみたいな～と思っていたお店の1つです。
1軒家の古民家をリノベーションしたカフェで、おばんざいお惣菜がメイン。。。?
という認識があったのですが 何とも魅力的すぎる、季節の和ケーキやデザートの数々が。


人気店なんでしょう、平日なのに常にウェイティング。
テラス席もありますが、そこまで席数は多い訳ではなく、寧ろお1人様の席が少ない。
ので、お1人様で4名席とか占領してしまうと　大変申し訳なく恐縮してしまいます。。。
やはりカフェの回転率って悪いのか...居心地がこちらのお店はいいのか...皆さん長居したいよね。笑
ウェイティングがスピーディーにすすまず、外国人の方が多いのもあって　店員さんが対応に追われたり
ちゃんと忘れられず呼ばれるかな....という不安が残る感じは若干否めないので　時間に余裕がある方に
お勧めします。その待っている時間さえも何となく好き、みたいな方でないと　焦ってしまうかも。


待っている間、メニューを拝見させて頂けるのですが....メニュー持って帰りたいって思う程魅力満載w
そしてウェイティング中　フロントにケーキのショーウィンドウがあるんですが..もうこの光景が天国ww
季節のタルトをはじめ、抹茶を使ったケーキがずらりと....こんもりっとあって　THE至福www
そもそも、ケーキ屋さんのショーウィンドウは　見るだけで楽しいものだという認識がありますが、
プチッと繊細なケーキもスタイリッシュさがあって好きだけど　やっぱり『盛りっ』と感が好き。笑


ご飯メニューは4つ。（時間帯によると思います）
カレー・うどん・粥、そしておばんざいセットがあります。
+αでドリンクやケーキをセットに出来ます。
ドリンクは珈琲が有機栽培なのが魅力。
勿論、頼みたかったケーキもセットに出来るなんて...夢みたいですw
しかも500円と通常よりリーズナブル。
ケーキ以外の和スイーツも　勿論頼んでみたいな..とは思いましたが　それは次回←


・季節のおばんざい3種セット
＊冷・温メニュー6種から3つ選べます
ほうじ茶豚のやわらか角煮・ヴィーガン春雨・柚子風味ロールキャベツをチョイス。
温かいのと冷たいのと...バランスを考えだすと　もう止まらないのでかなり悩みます。笑
悩める幸せって素敵。笑笑
ドリンクは有機珈琲と、ケーキは悩みに悩んで　桜とわらびもちのタルト。


そんなに食べなくてもいいとか上記に書いときながら、あれもこれも頼んでしまうトラップにハマるwww
＊きっと私だけでない筈だ！＊


ウェイティングより、お料理の提供スピードは早かったです。
店員さんが常に忙しそうなので　近くにきた時に呼び止めるしかないのが玉に瑕ですが...
お1人　出来る方が俊敏に動いては目を配らせて下さっていたので　頼みたい時にちゃんと居て下さいました。
ケーキやコーヒセットを頼む方は、やはりタイミングとか必要だと思うので　店員さんは常に店内を
見ていなくてはいけないので大変ですね。
＊ですが、他の方だと店内に余り目を配れていなかった様に感じるので　接客の差は出る造りかもしれません＊

木のトレイにのった　可愛らしいおばんざいセット。
あ～可愛いし和むなあと思いつつも、添えてある『胡麻』は一体何に使うのだろう...と説明無しw
おばんざいは頼んだものなので説明なくてもいいのですが、胡麻何に使うんだろ...とご飯にふりかけましたww


味は、うーん　正直このお惣菜メッチャクチャ美味しい！という訳ではないかも。（すみません）
おばんざいを3種頼めるっていう事に比重が強いのかもしれません。
何となくほっこりもするし、一口食べると「よく噛みしめよう」という気持ちにはなります。
あとは　温かい物の方がほっくり味が染みて美味しいかもしれません。
悩んだ豚の角煮が一番　味がこってりしつつも軽くて美味しかった。

1つ1つを噛みしめたい気持ちを抑えながら　午後の仕事がある為　急ぎ目で完食。
ちなみに、思ったより　相当な量があるというか、よく噛んでいるからなのか？
おばんざいのサイズは大きくないのに、かなりお腹いっぱいになります。

あのこんもりとしたケーキにいけるんだろうか..と若干の不安を感じつつ　ケーキセットが到着。

この珈琲の器が　又可愛い。
取っ手がないので、日本茶の様にして飲むのが面白く、味はもう言う事無し。
独特の苦味が無く　食べた料理を洗い流してくれる様なサッパリさとコクがあります。
砂糖は多分和三盆かな？ミルクも別添えで　どれも陶器が可愛く　使いたいのですが...
何もいれず、珈琲の本来の味を楽しむのをお勧めします。


さて、肝心のケーキ。
大きな口を堂々とうがーっと開けて、こんもりをやっつけましょう。笑
スッゴイ幸せ感が口の中に拡がります。
側面断面図が本当に綺麗。
桜の風味と、餡子のこってり感。
わらび餅のぷにゅっとした弾力性。

あ～。。。和菓子のケーキって素晴らしい。笑

『和ケーキ』っていうのがポイントかなと。
こんなに食べても　どこかカロリー低いんじゃないかという罪悪感が勝手に薄れますしw
すっごいボリューム感はあるのですが　暫くするとすぐお腹がスッキリします。
胃もたれしないといいましょうか。

若干、このクリームさたっぷりは賛否両論かもしれません。
私自身　そこまでクリーム好きではないので　途中からくどいなという印象も若干ありました。
ですが　これだけ見た目からも、味からも「和っていいな」と大満足できるケーキは早々ないかなと。
季節限定で変化していくのも、素晴らしいと思います。


平日でも凄いウェイティングだったので（混雑時時間制の張り紙もあるんですが、それでも）
もっとスムーズに入店出来たら通いたいお店だな～と思います。


古き良き伝統を残しつつ、
現代の未来へと開拓していくお店だと思います。