至福の時 : 伊勢藤

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2017/08

　”歯車” を出て何処で食事をしようかと考えます、夏バテ気味であまり食欲がありません、そこで、まずは ”伊勢藤” にでも伺って ”白鷹” の温燗を飲みながら、出される一汁三菜を食べましょう。

運良く、囲炉裏カウンターで一席だけ空いており、そこに座ります。
「白鷹」 の温燗を飲みます、旨いですね、三歳の時祖父の膝の上にちょこんと乗り、飲んだ時と同じ味です（笑）、そんな時、決まって母が「お父さん、やめて下さい、そんなちっちゃの子供にお酒を飲ませるなんて」、そして決まって祖父が「男子、酒が飲めなくてどうする、今から訓練だ」と。

そんなことを思い出しながら、出された一汁三菜をつまみながら酒を飲みます、幸せです（笑）。

　２合飲み表に出ると、ちょっと足が乱れます、酔っ払いました。
お腹も減ってないし東西線に乗って帰りましょうか。

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2016/12

定期検診で飯田橋へ。
検診を終え、今日は何処で食事をしましょうか、まずは、”伊勢藤” へ伺って、お酒を飲みながら何処にするか決めましょう。

それにしても、此方に伺うのは久しぶりですね、１年半ぶりですか。

一汁三菜を頂きながら、白鷹の温燗を飲む、今日は寒いし、最高ですね。
日本人であったこと、この ”伊勢藤” を知っていることに感謝です（笑）。

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2015/05

神楽坂 二人食散歩、二軒目は此方で。

徳利を二本づつ頂きまして、さぁ～、三軒目は何処に行きましょうか。

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2014/11

今日は、家内と一緒に、神楽坂二人飯（笑）。

今日の食事処を決めておりませんので、まずは、此方で一汁三菜と白鷹の燗を２本づつ。

さてさて、今日はどちらで食事をしましょうかね。

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2014/03

今日も神楽坂一人飯。

一軒目は此方で一汁三菜と白鷹２本。

一本目は温燗、二本目は、それよりちょっと熱め、嬉しいですね、このような気配り。

ところで、最近、カメラの撮影は禁止となったようです、無断で撮っていると叱られますよ（笑）。

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2013/12

神楽坂、年末の挨拶廻り、２件目（笑）。

「歯車」を出て「東白庵 かりべ」に伺うが、満席の為、入ることが出来ませんでした、それではと此方へ。

「一汁三菜」と「たたみいわし」を追加、そして、「白鷹」の燗を２本。

しみじみと一人、こう云う歴史ある 「居酒屋」 で酒を飲む、ふと、幸せを感じる、ひと時でした。

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2013/10　　　　　　　　　　　　　　　　９枚の写真 (2013/10) を追加しました

「歯車」の後、伺いました。

「一汁三菜」・・・・・味噌汁と３種の酒肴。
月の晦日（３０日か３１日）には、乾麺ですがお蕎麦が出てきます、私は何十回と伺ってますが、お蕎麦に当ったのは初めて。
美味しいか、不味いかは関係ありません、その日に当たったことが重要です（笑）。

家内と相談をして、今日は、此方でお腹を満たしましょうと、

「納豆」、「豆腐」、「味噌でんがく」をお願いしました。

まだ、「白鷹 のぬる燗」を飲んでおりましたら、サービスで「乾燥納豆（たぶん？）」を持ってきて頂きました（笑）。

満腹ではありませんが、たまには、このくらいで良いでしょう（笑）。

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2013/08

半年ぶりに伺いました。
”一汁三菜”、食事前にちょこっと一杯には、最適な酒肴。

最初の１０分間は良かったのですが、いやぁ～、参りました、この暑さ。
１合だけ飲んで退散しました（笑）。

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2013/02

今日のお通し

「鱶の煮こごり　柚子胡椒風味」
「野沢菜とイブリガッコ」
「胡瓜の酒盗がけ」
「豆腐と青海苔の味噌汁」

「”白鷹” の燗　４合」（二人で）

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2012/10 ７枚の写真 (2012/10) を追加しました

神楽坂一人飯散歩の１軒目、５時、開店と同時に伺いました。

いつもながら、良い雰囲気ですね、「伊勢藤」は。
白鷹のぬる燗に、一汁三菜の酒肴、、、、、痺れますね（笑）。

燗を２本飲み、さぁ～、次は何処に行きましょうかね、、、、、、。

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2012/07

一人で居酒屋、何処に行きましょうか、ちょこちょこと食べて、飲みたいんだよな。
そうだ、「伊勢藤」にしましょう。

いつ伺っても、良い雰囲気ですね、ホッとしますね。

「クラゲの雲丹和え」、「玉子、玉蜀黍、韮の炒めもの」、「枝豆」、「味噌汁」、どれもが酒飲みには良いですね。
そして、良く考えられたもです。

ご主人の燗つけも抜群ですね、良い温度です、白鷹が倍、美味しくなります(笑)。
２合だけ飲んで、「さぁ、失礼しましょう、蕎麦でも喰って帰りましょうか」。

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2011/04

「伊勢藤」に行くと、どうしても先代のことを思い出してしまいます。

２５年程前に友人３人で池之端 藪蕎麦で食事をした後、伺いました。
藪蕎麦で日本酒を飲んでいたので、友人達が騒ぐのではと、ちょっと心配でしたが、良識ある人達だから大丈夫だと確信。
これが大間違い。私もお酒を飲んでいたので、正しい判断が出来なかったのでしょう。

座敷に上がって、調子が１本、２本、３本と進むうちに、友人達の声が大きくなり始めました。
「おい、おい、静かに話してよ、怒られるから」
「大丈夫、大丈夫、心配するなよ」
「それが大丈夫じゃないんだよ、頼むよ。ね、静かに」
「酒を飲んでいるんだから、仕様がないじゃん」………

先代が素早く座敷に来られ、
「静かにして下さい、お願いします」
顔が真剣だったので、凄く怖かった。
その後、５分で促促と退散しました。

その先代の雰囲気を今のご主人も持ってますね。良いことです。
私自身が「伊勢藤」に伺ったのが３０代だったので、こんなことを言うのもなんですが、
「伊勢藤」は４５歳を過ぎた方々が似合います。
責任ある仕事を終え、一時の安らぎを求めて、１人または２人で静かに飲まれている姿を見ると、
「良いなぁ～」って思ってしまいます。

中年男のオアシスです。

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2010/12

初めて伺ったのは、もう、30年以上前のこと。
先代(たぶん、２代目)が元気溌溂で燗をつけておりました。
伊勢藤の前の「ル・ブルターニュ」も無く、実に静かで、何とも云えない雰囲気でした。
「ル・ブルターニュ」が出来てからは、時々、女の子の「キャー」とか「ワァー」とかの大声で、
興醒めすることもあります。

先代は、今のご主人と同じ様に、静かに燗をつけておりましたが、年の功か、色々と気さくにお話をしてました。
ずーっと以前に、マドンナのコンサートが東京ドームであったのですが、大型台風の為、急遽中止。
それで、伊勢藤へ。
台風の為かお客は私達夫婦だけ。しばらくすると、３～４組のカップルが時間差で入ってきます。
全組がマドンナのキャンセル組。
キャンセルのことを先代に話すと。
「ほー、ほー、そうですか、残念でしたね」
「マドンナはセクシーですよね」
「えっ、ご主人もマドンナを知っているのですか」
「詳しくは知りませんけど、知ってますよ」
その日はそれだけのお客だったので、全員で盛り上がりました。
最初で最後のことでした(笑)。

「伊勢藤」にはビールはありません、有るのは日本酒、それも「白鷹」のみ。
「白鷹」は全国で唯一、神宮御料酒として伊勢神宮に奉献している清酒です。
他の灘のお酒とは一線を画す清酒です。
私は３歳の時から、祖父の膝の上に座って「白鷹」を飲んでました。
その度に、祖父は母から怒られてましたが、「男子、酒が飲めんとはいかん」と祖父。
ですから、私にとって「白鷹」は日本酒評価の基準となっております。

その「白鷹」を燗(ぬる燗)にしてもらいます。
肴は４～５品、その度に違いますが、玉子焼きは必ずつくと思います。
海鞘とか青菜のおひたしとかを酒の合間に食べる、至福の時間が流れる。
時折、外の女の子の叫び声に邪魔をされるが(笑)。

今のご主人も、そのうちに先代の余裕が出てきて、益々、居心地の良い空間になるでしょう。