『中華そば 髙はし』(雲呑麺) : 中華そば 高はし

『中華そば 髙はし』

今回は高橋優さんのLIVE TOUR 2017-2018「ROAD MOVIE」ツアーファイナル、横浜パシフィコ公演参戦のため横浜にやってきました。

ライブ終了後は『濃厚煮干しそば 麺匠 濱星』へ。

濱星についてはそちらのレビューをご覧いただければと思いますが、まぁ撃沈でした。
行かなければよかったというか、損した感というか、せっかくの横浜遠征の一回の食事の機会を無駄にしたというか。
翌日にリベンジすることを誓い、その日はホテルに帰って大人しく眠りました。


さて翌日ですが、この日のメインイベントは東京ドームで行われる「巨人ＶＳ阪神」戦です。
せっかくの開幕シリーズなのでね、なかなかこんな機会はないので横浜から東京ドームまで移動して観に行くことにしたんですが、ここでひとつ問題が。

ご存知の通り「巨人ＶＳ阪神」戦は人気カードで、且つ開幕シリーズで第２戦目なので土曜日の開催となるわけです。
先行や一般発売でチケットが取れず、オークションで手頃にゲット出来たのは当日に座席指定券と引き換えしないといけないチケットでした。

朝８時過ぎに横浜市内のホテルを出て、東京ドームに到着したのが９時頃。そこからひたすら並びチケットを座席指定券に引き換え出来たのが１１時過ぎ。

その間、東京ドームから歩いていける範囲でラーメン店を検索。
そこでヒットしたのが今回のお店『中華そば 髙はし』です。

東京ドームから歩くこと１５〜２０分。到着したのが１１時２５分。
本当は１１時３０分開店ですが、５分早く開店となりタイミングがドンピシャ。先客は５名。私は１巡６番目に入店することができました。

この６番目というのが結構重要で、こちらのお店のロットは６、つまり６人分のラーメンを１回で作っていくようです。そのため、１回目の調理の際に私の分も作ってもらうことができ、これまたタイミングよく時間をロスすることなくラーメンにありつくことが出来るということです。

カウンターのみ９席、といっても７席ぐらいがちょうどいい頃合いのスペースに無理矢理押し込んだんじゃないかと言うほどの劇セマで、隣の人と腕があたりそうになります。

さて注文ですが、口コミを見ていて皆さんがよく注文されている『雲呑麺』(980円)をチョイス。
実際、他の方の注文を聞いていても最初に入った９名のうち半数以上の方が『雲呑麺』を注文されていました。

お店の造りが厨房を囲うようなカウンターの造りになっているので、調理の際は必然的にご主人の手元をジーっと見て待つことになります。

麺と雲呑を茹で、平ザルで湯切りし（といっても湯切りが甘いようにも見えました。それも考慮してのタレとスープの濃さに仕上げているんだとは思いますが。）

注文から５分少々でカウンターの端の方から順番に着丼。私はもちろん６番目。

雲呑がブリブリで、スープが並々としています。そこに大ぶりのチャーシュー・メンマ・のり、そして刻みネギ。
この刻みネギの緑が鮮やかで食欲をそそります。

では、早速ひとくち。

スープはひとくち飲むと「は〜。」となるタイプの滋味深い味わいです。
見た目は透き通っており、かなりのあっさりに見受けられますが、見た目に反してしっかり取られたスープだと舌で実感することが出来ます。
（湯切りが甘くなければ、もっとクリアな味わいだったのかもしれませんが。）

麺は細めのストレートで、ほんの少しちぢれているようにも見えます。清湯系のスープにはこれくらいの細さの麺がよく合いますね。
麺の量もそこそこ多めで、非常に満足感があります。

そして雲呑ですが、大ぶりのが５個。しっかりと肉（具）の入った雲呑ですが、ラーメンのトッピングの雲呑としてはやっぱり皮が重要だと思っておるんですが、ここのは皮も大きめでした。ビロッとした食感が、麺とスープの連続に変化を与えてくれます。

それにしてもホントにスープたっぷり。麺もそこそこ多めやったし、スープを飲むとかなりお腹いっぱいになりますよ。
大盛りとかにしなくてよかった。メニュー表には大盛りの表示がなかったので、出来るのかどうか分かりませんが。

他の人が注文していた『高菜麺』(980円)かなり美味そうでしたね。あのタイプのスープには絶対高菜合うと思いますわ。
なかなか東京まで行けませんが、次回の訪問時には『高菜麺』を頼んでみます。


ちなみに食べ終えてから、また東京ドームまで歩いて戻りました。
歩くとやっぱり遠いですねー。お腹いっぱいなのでゆっくり歩くと２０分以上かかりました。
いい腹ごなしになりましたけど。