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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
閉店
てんぐや
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン、担々麺、つけ麺 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
曙橋駅から132m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 席数 |
22席 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 ただし、ランチ12時から13時までは全面禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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都営新宿線曙橋駅 「天狗」。訪問は9/28(土)の昼1時過ぎ。曙橋で30年やっているという謡いの担担麺のお店とのコト。店内はカウンターなしのテーブル５つで４人掛け４つに１つが大き目、一昔前のつくりの感じ。メニューから見て夜は飲み屋も兼ねているようだ。土曜だからか家族で来ている人が多い。やはり古くからの常連さんか。担担麺を頼む。800円。ライスが無料とのこと、それも頼む。
店員さんは初老のマスターと、日本語片言系の若者バイト君。そのバイト君は多くの片言系の店員さんと同じく、接客に無頓着な感じがある。しかし多くの同郷の人たちのようにそれを当然としている風ではなく、あるいは「日本的七面倒臭い丁寧接客」を覚えようとしているようでもある。まあ、水が無かった自分の横でずっとボーっと空を見ていたので「水ください」と言ったら「あ、あ、スイマセン」と言ってあわてて水をくれた、というだけの話なのだが。しかし担担麺というとなんかこう、中国っぽいので、カウンターの奥でせっせと料理をつくってる、その道30年だという初老のマスターとあわせて、中華系の漫画とかによくある師匠とマスターのコンビを勝手に想像した。「師匠、担担麺の奥義は、いつ教えてくれるのですか。」「もっともっと功夫をつんでからだ。」まあ、担担麺つっても、ここは日本だし、もちろん日本風担担麺ではあるわけなのだろうが。
そんなコトを考えていたら担担麺が出てきた。麺は細麺で具はチャーシューともやしとねぎ。スープもあわせて、自分がガキの頃から食ってきた、インスタント食品の味のベースにもなっているような、普通の日本的担担麺の感じである、と自分は感じた。しかしそれを美味いと思って食ってきたので、普通にうまい、と思った。あらためてそんなコトを思ったのは、以下のようなわけである。最近またよく外食するようになって、そして自分の知らない新しい系の味のラーメン屋に行く機会がある。そこで美味いと感じればいいんだけど、「なんでこういう感じで出すのだろうか」というようなコトを思う場合もある。しかし基本的に味音痴であるとの不安がある自分としては、それを美味いとかまずいとか、こう、あんまり強く確定出来ないので、もやもやとだけする。そこでうつむいてしまい、膝元で握りしめた両のこぶしを見ながら微かに思うコトは、新しい味やスタイルを出すのはいいんだけど、これだったら昔からの普通のものの方が、普通にうめえんじゃねえか、というような。
それを保守的であるとか、「そうやって今まですり込まれてきた既存の味や、常識というものに飼いならされてるキミは、まったくロックンロールじゃないね」と言われれば、そうなのかもしれない。しかし美味いものが食えるのなら、飼いならされてていいのかもしれない。洋服を着せられ、Ｔシャツの絵柄が伸びきったボンレス婆に抱きかかえられたやたら足の短い耳の垂れた犬でも、美味いもん食ってる方が、幸せなのかもしれない。そんなコトはどうでもいいけど、担担麺って美味いよね。胡麻の味と、何より普通のラーメンにはあんまりない甘みの旨味があって、それに辛味も加わって、贅沢な食い物だと思う。貧乏人の自分には充分な飯のおかずになるっつうか。そのライスはお茶碗ではなく小皿で出てくる。残った汁に入れて雑炊的にすると「二度おいしい」とのコト。汁が大目なのでそういう手もあるのかもしれない。けどそれをやらずにそのままラーメンライス的に食った。値段も800円で普通に美味い普通の担担麺を食いに行こうと思うに十分な値段であるかと思う。以上です。