ファドの調べが聴こえてきそうな異国情緒漂う店内で、素朴なポルトガル料理を堪能。 : マヌエル・カーザ・デ・ファド

帰省３日目。主人は２日目に山梨の自宅へ先に帰ったので、この日は母と娘(１歳)の３人で四ツ谷のポルトガル料理店でランチ。

前から行ってみたいと思っていたお店で、平日のランチコースよりも土日祝限定のコースの方が色々なポルトガル料理が楽しめるので、行くなら土日だと決めていました。
平日に出かけるのが好きなので、土日を挟んで帰省することはまずないのですが、今回は主人の都合で土日を挟んでの帰省になったので、四ツ谷でポルトガル料理食べよう！って思いました。
母と娘は私の付き合いです(^_^;)振り回して申し訳ない。。。(>_<)

四ツ谷には、東京おもちゃ美術館や消防博物館など子供が楽しめるスポットが色々あるからか、町を歩いていると子連れの人が沢山いました。


お店の人には、事前にベビーカーで入店予定であることを伝えました。
お店は地下にありますが、エレベーターがあります。

壁には、アズレージョ(ポルトガル青タイルの絵画)があり、異国情緒溢れる店内はなかなかいい感じ。
ファドの哀愁漂う調べが聴こえてきそうです。

さて、土日祝限定のランチコースは２種類。

ブランチセット(1,800円)とプリフィックスコース(2,800円)を注文しました。
飲み物は、ポルトガル産スパークリングワインのヴァスコダガマ(1,000円ぐらい？)を。

ポルトガル料理店だけあって、ポルトガルのワインが充実しています。ポルトガルのビールもありました。


<プリフィックスコース(2,800円)>

・小さなスープ
・4種の前菜種盛り合わせ
バカリャウ(干し鱈のコロッケ)、サラミ、ソーセージ、ワカサギのエスカベッシュ
・海の幸のカタプラーナ
・メイン
２種類の中から選択で、豚とアサリの炒め煮　アレンテージョ風(+200円)を選択。
・鴨ご飯のオーブン焼き
・ポルトガル風プリン
・コーヒー※紅茶でもOK
・パン

スープはジャガイモのポタージュスープで、素朴な味でした。

4種の前菜種盛り合わせは、ブランチセットの3種の前菜の盛り合わせの内容と違います。
干し鱈のコロッケは、ポルトガルの国民食。干し鱈のすり身とじゃがいもは意外と合うんですね。素朴な田舎料理という感じで美味しかったです。
ワカサギのエスカベッシュは、揚げたワカサギをマリネ液に漬けこんだ料理で、所謂「南蛮風」という料理ですね。味は可もなく不可もなくでした。サラミは美味しかったです。

海の幸のカタプラーナは、魚介が入ったトマトベースの鍋で、ポルトガル版ブイヤベース。
魚介の出汁がよく効いていてこれは美味しかったです。
海老は２尾、アサリ、ムール貝の他、ジャガイモが入ってました。

メインは、２種類の中から選択で、豚とアサリの炒め煮　アレンテージョ風(+200円)を選択しました。
豚肉とじゃがいも、あさりがたっぷり入っていてボリューム満点。かなりお腹いっぱいになります。

ポルトガル中南部のアレンテージョ地方の伝統料理で、レモンが効いたさっぱり系の味付け。量が多かったので食べ疲れましたが、味はなかなか美味しかったです。

鴨ご飯のオーブン焼きは量が少なめだったので、ホッとしました(^_^;)
ほんのりとトマトの酸味が効いてます。鴨の出汁がよく出ていて美味しかったです。お米はパエリアみたいに硬めです。

ポルトガル風プリンは、卵黄がたっぷり入った感じの昔懐かしい系のプリンでした。あまり甘くないので娘に少しあげました。

この内容にパンとコーヒーが付きます。


<ブランチセット(1,800円)>

・本日のスープ
・前菜3種の盛り合わせ
生ハムとオリーブ、ポルトガルオムレツ、豆と人参のサラダ
・メイン
3種類の中から選択で、蛸と2種の豆のフェジョアーダを選択。
・カステラ
・パン
・コーヒー紅茶でもOK


内容からすると、2,800円のプリフィックスコースの方がお得感があるように感じました。

蛸と2種の豆のフェジョアーダは、蛸よりも圧倒的に豆の量が多かったのが少し残念。そういうお料理なんでしょうかね？
豆が多いので甘いと感じましたが、豆の量を抑えれば甘さ控えめになって好みの味になるかな？と思いました。

カステラはふわふわ。甘さが強いですが、美味しかったです。


スパークリングワインのヴァスコダガマはすっきりとした味で美味しかったです。

お腹いっぱい。ボリューム満点のランチでしたo(^-^)o
人生初のポルトガル料理も食べられて満足。

(2015/05)