孤独のグルメとオールドサッカーファンにはたまりません(*´з`) : ティア・スサナ

２０１６年７月

この日の夕食は信濃町にて。

私は信濃町は慶応病院に通院するようなＶＩＰであるはずもなく、某宗教団体にも無関係でもあり、あまり来ないエリアです。

この日は近くで”ドリカムフェス”がありやってきました。

６時間近くにも及んだフェス、もともと野外のフェスは苦手分野であまり参加したことがないのですが、ドリカムということでやってきました。

終演後、２５，０００人もの人がいる中、なんとか規制退場の網をかいくぐり(笑)、すばやく会場を後にしました。

そしてＪＲ信濃町駅を通り過ぎ、慶応病院の付近へ。

ここは大好きだったＺＡＲＤの坂井泉水さんが亡くなった場所として刻み込まれております(>_<)

その前を通過して夕食場所として考えていた『めし処　あいざわ』さんへ向かいましたが、生憎この日は閉店されていました。

次の手を考えていなかった私、「駅まで戻るか、でも行きたい店ないよなあ」と考え始めた時、目に飛び込んできたものは、

”孤独のグルメに載った店”という案内書きでした(ﾟдﾟ)！

そしてそれも私は『荒井商店』さんしか経験値のない、ペルー料理の店であることにも惹かれました(#^.^#)

ということで地下にあるお店へ入ることに。

ドアを開けますと店主の迎え入れる声、先客は男性１人だけでした。

その店内は至る所にペルー代表をはじめ、アルゼンチンやブラジルなど南米のサッカー選手、ペレやマラドーナなどのポスターや写真、

関連グッズで埋め尽くされていました(*_*;

壁の反対側には日本代表のコーナーがあり、そこには横山さん、奥寺さん、長澤まさみさんのお父さん(笑)、明石家さんまさん、木梨憲武さんなど、

オールドサッカーファンにはたまらない錚々たるメンバーやサッカー好きの著名人たちの写真が飾られていました。

店主のお話ですともともとペルーの留学生たちのために始めたペルー料理のお店に、当時の日本には他には見当たらなかった為、

南米のサッカー選手たちが訪れるようになり、さらに国内のサッカー選手たちも来店されるようになったとのこと('◇')ゞ

その後、店を一旦閉められて、かなり経過してから移転復活された為、オールドサッカーに集中しているらしいです。


好きな席へとのことで最初は日本代表の壁近くに着席したのですが、店主より何かをみて来たのかという確認がありました。

「偶然ですが、表の孤独のグルメにでたというのを見まして」という主旨の話をしますと、「でしたら通称・久住シートへ」と、

”孤独のグルメ”原作者の久住昌之さんが取材時に座られた席への移動をオススメいただきました(＾◇＾)

ペルー独特の金色のインカコーラ税込５００円を飲みながら、この日いただきましたのは、


①エンパナーダ(タマネギ付き)、税込７００円

こちらは、

『ペルー風ミートパイ。ひき肉にタマネギ、にんにく、オリーブの実、レーズン等を加え、パイ皮に包んで焼きます。』とのこと。

熱々のところを紙ナプキンでつまんでかぶりつきました。

見た目の印象よりもとてもやさしい味に感じました。

２口目は店主オススメのタマネギの酢和えをのせていただきますと、より旨味が引き立ちました(^^♪


②フレホーレスセット、税込９００円

こちらは漫画の中で五郎さんも召し上がったセットです(笑)

フレホーレス(豆の煮込み)・カーリックライス・チョリーソ(南米のピリ辛ソーセージ)・アセイトゥーナ(ペルー産完熟黒オリーブ)・

バルミート(ヤシの新芽)・タマネギの酢漬け☚(正確には酢和えなのだそうです)という内容でした。

この金時豆の料理はペルーの家庭料理なのだそうです。

とてもマイルドな味わい、どこか懐かしさを感じるものでした。

こちらににもタマネギの酢和えをのせますと、カレーの福神漬けのように、とてもいいアクセントになりました（●＾o＾●）

アスパラのように見えたヤシの新芽、初めていただきましたが、面白いですね。


ペルーでは食事に２時間以上をかけるのが当たり前で、お客さんにはゆっくりして欲しいという店主さんのはからいで、

お替り自由のコーヒーをいただきながら、私以外に客のいなくなった店内で店主さんとお話しをさせていただきました。

今では慶応の医大生たちがＰＣを持ち込んで４、５時間勉強していたりとか、楽器の練習場所として使う方がいたり、

かなり自由なお店になっているそうです(ﾟдﾟ)！


縁遠い信濃町に面白いお店を見つけました(^_-)-☆