季節感のあるモダンなイタリアン：『ロタ・フォルトゥーナ』麹町 : ロタ・フォルトゥーナ

麹町駅近くの『ロタ・フォルトゥーナ』。季節感のあるモダンなイタリアンが得意！！！！と聞き、大好きな ”桃のパスタ” をお目当てに訪れてみました。アラカルトで 島根県産黒毛和牛”かつべ牛”を追加したりで、結構ガッツリも行けます。


完全にオフィス街と思っていた麹町にあったのが、堅苦しさがイイ感じに抜けたイタリアン『ロタ・フォルトゥーナ』。入った瞬間、カフェっぽいッと思った店内は、カッシーナなどの家具を配置しているからかな！ 軽くカーテンで仕切られた半個室は圧迫感もなく、フロアつかず離れずの一体感がありました。

　
雰囲気に合わせて、キール・ロワイヤル で乾杯。色味もカワイイし、弾けるスパークリングワインが爽やかで食前酒にバッチリです。


私が伺った時期は 8月後半。夏季限定「激辛イタリアンフェア」が開催されていたので、辛いものLoverなワタクシは飛びついてみました♡

イタリアンで激辛？？あまりイメージがなかったのですけど、イタリアブーツの先っぽ カラブリア州は ”唐辛子の産地”。こちらの「ディアボリッロ（悪魔という意味）」を使用した激辛イタリアンメニューが、ロタ・フォルトゥーナ流にアレンジされていました。


「夏野菜4種の詰め物 ピッコローニ・リビエーニ」。リビエーニは詰め物のこと、激辛サルシッチャ入り万願寺唐辛子・激辛ボロネーゼ入りミディトマト・激辛カポナータ入り黄色ピーマン・激辛タコのリゾットいりズッキーニと、いろいろなイタリアン野菜にピリリと刺激のある具材が詰められています。全部に”激辛”とありますが、一品ずつは爽やかな辛さで、4品全部食べるとジットリと汗ばんでくる位の心地よい辛さでした。
　

「宮城県気仙沼産「イナダ」と徳島産スダチのカルパッチョ」。スダチの香りが引き立ちます。


「無農薬「陽子ファーム」より熟成”十勝こがね”のビシソワーズ　自家製コンソメジュレ添え」。ビシソワーズ好きな女子は多いですよね！私もそのひとり♪ 甘みとコク、そして冷たい味わいが、夏になると恋しくなるのです。その上 コンソメジュレのつるんとした食感が良いアクセント。


「一尾オマール海老とソフトシェルクラブの激辛スパイス仕立て　悪魔の唐辛子の”オリオサンド”」。こちらも激辛メニューの1つ。オリオサンドとはカラブリアの唐辛子を、オリーブオイルに漬け込んだもの。このオイルを仕上げにかけ、ディルやセルフィーユの香りを生かしたエスニックな辛さに仕上がっていました。（振り返ってみると コレが一番辛さレベルが高かったですね。）


グラスワインは、後味スッキリの「BORGO SANLEO BIANCO」。


「白桃と生ハムの冷製カッペリーニ　レモングラスの香り」。夏の冷製パスタと言えば、桃！と思っているのは、私だけかしら？ 桃の甘さだけではなく、生ハムの塩気が良い具合でしたし、レモングラスの香りもまた夏っぽさが上がります。


「かつべ牛のグリル こだわりの塩とレモンを添えて」。メインは日本一の黒毛和牛を目指して、50年間改良を続けてきた島根県奧出雲産黒毛和牛 ”かつべ牛”。東京でかつべ牛が食べられる数少ない店舗でもあります。噛むとお肉のうま味がジュワ〜と口に中に広がります。こういう良質なお肉は、シンプルにお塩でいただくのが一番！ しかも、その塩にはひと拘りがしてあり、この日は竹炭塩でした。辛みが少ないので、ダイレクトに素材に付けながら食べるステーキに最適です。


〆の炭水化物は、ロタ・フォルトゥーナ名物と聞いたからには、絶対 ”食べ比べ” をしないと！！！と思った「天使のアラビアータ」＆「悪魔のアラビアータ」。生モッツァレラチーズ “ブラーダ” がトッピングされた天使に、若鶏の悪魔風 “ディアボラ” がトッピングの悪魔、それぞれ辛さ段階が MAX5まで選べます。私たちは、一歩手前の4レベルをセレクト。さてどのくらい辛いのかな？？
　

食べ比べをしてみると、天使はチーズのクリーミー感で 辛みはマイルドに感じられます。（とは言えベースは辛い）悪魔はお肉のボリュームと共に、トマトの酸味など素材の味がダイレクトな印象でした。どっちが好きかは、、、、完全に好み♡ 同じベースなのに、こんなに違いが出るなんて！！ 一回目は 食べ比べをすることをオススメします。
　
　
「デザート盛り合わせ」。カッサータをメインにアイスクリーム多め。辛みで火照った身体をクールダウンできました。

アラカルトで色々食べてみた『ロタ・フォルトゥーナ』。スタッフさん曰く、コースもお値打ちな内容なんですって！ 特に「女子会プラン」は、最近スパークリングワインを飲み放題に加えたらしくCP抜群♪ グループに1名女性がいればオーダー可能なので、会社の集まりでも使えますよ。