さらば塩煮干し＆肉そば : ソラノイロ ソルトアンドマッシュルーム

【2016年2月】
　リニューアルのため今のメニューでの営業は明日（2/5）までとのこと、食べ納めに行ってきました。
　昨日は塩煮干しそば、本日は肉そば。
　どちらも名作でした。感謝しよう！ありがとうソラノイロ２号店！
【2015年12月】
　年越しソーキそば（1,000円）を食べに、久しぶりに2号店に行ってきました。限定60食を求めて、大晦日にして20人前後の行列ができています。
　那覇で40軒以上の沖縄そばを食べ歩いた者として、東京ではラーメンを変形させた「沖縄そばのようなもの」しか食べられないことを常々歯痒く思っていますが、これは間違いなく本物の「沖縄そば」です。それも、現地の名店に匹敵する水準の。
　ラーメンより「そば」らしいコシのある麺、豚骨で少しコクをつけながらカツオ出汁の酸味を生かしたスープ、これが必ずしも沖縄のスタンダードというわけではないのですが（現地ではラーメンっぽい縮れ麺を出すお店も多い）、とらやとか琉球茶房すーるとか、自分が好きなタイプの那覇の名店でしか食べられない沖縄そばは、まさにこういう感じです。
　ここまで再現できていることがまず驚きですが、トッピングの針生姜がまたニクい。普通は紅生姜ですが、針生姜だと見た目もスープの風味も邪魔せず、いいアクセントになります。那覇のうかじそばのトッピングでなるほどと思ったのですが、そういう細かいところもよく工夫されています。
　ソーキそばってこんなに美味しいんだ、ということが多くの方に伝わると（2日限定なので上限120人か...）、沖縄好きの自分としてもとても嬉しいですね。
　今年の最後をスグレもので締めることができましたが、この七変化の2号店、一体どの時点を基準に点数を入れればいいのかよくわからなくなってきました。とりあえず今日の印象に更新しましたが、こちらの点数は無常です。
　【2015年7月(3)】
　冷やし中華とかき氷のみですが、夜営業が再開されたので行ってきました。
　完璧だった時を知る者としては、どうしてもオペレーションの危うさが気になってしまいますが、1年ぶりに食べる個性的な冷やし中華（1,000円）の味は上々です。
【2015年7月(2)】
　塩煮干しそば、やっぱり以前のようなスープの旨味が感じられません。チャーシューもパサついてるし。この暑さなのに、冷やしが始まってない。う～ん、短期間でこんなに変わってしまうものなんだろうか。開店時からのファンとしては寂しいですが、現状ベースに点数を見直します。
【2015年7月(1)】
　塩煮干しそばを注文したところ、麺の一部にほぐれずに固まったままのところが。実は、前回の食べる野菜（コールスロー）も塩が固まって辛くなった部分があり、その前は厨房で注文されていないものを作ってしまった様子が見えたりして、新店オープンによる人事異動がまだ落ち着いていない影響かと思いますが、これまでにはなかったことなのでちょっと不安。輝くようなスープの透明度や煮干しのパンチも、心なしか物足りないように思えます。
　麹町の一押しとあちこちでオススメしてるので、よろしくお願いしますよ。一時的に点数を見直します。
【2015年4月】
　（限定メニューですが）ついに出ました、ソラノイロの豚骨ラーメン（750円）。
　店主さん＆店長さん不在で、オペレーションにちょっと危なっかしい感がありましたが、マー油がいいアクセントになって美味いです
【2015年3月】　肉そば、特製塩煮干しそば＆食べる野菜の写真を追加。
【2015年2月(3)】　本日のゲリラ営業メニュー、尾崎牛を使った「はじめてのギュウ」です。肉そのものも旨いけど、牛骨スープの旨味がすごい名作です。麺リフトに代えて、肉をリフトしてみました。
【2015年2月(2)】　限定もののソラノベジプレミアム豆乳ラーメン（1,000円）、担々麺風でめっちゃ辛い。担々麺好きに言わせるとめっちゃ美味いらしいですが、担々麺をあまり食べない自分には辛くてよくわからなかったのが正直なところです。
【2015年2月(1)】　久しぶりに一番シンプルな塩煮干しそばです。澄んだスープの一口めがたまらん。
【2015年1月】　天草大王の正月限定・鶏白湯（1,000円）を食してきました。
　適度なトロみでコクのあるスープ、完飲です。普段はやっていない鶏白湯でもこの美味さ、センスがいいとなんでもできちゃうんですねー。
【2014年12月(2)】　限定メニューの参鶏湯そば（900円）です。
　トロッとした参鶏湯に麺がよく絡みますが、肉そばと同じ麺を使っているとか。水炊きのスープに〆のラーメンを入れたみたいで美味いです。いつの間にか1年が過ぎてしまう東京で、このソラノイロの季節感は貴重です。
【2014年12月(2)】　日曜限定60色の「ソラノイロLabo」で、ビーガン醤油ラーメンを食してきました。
　スープは野菜コンソメのような味わいで、最初はなんだこれ？って感じですが、ラーメンらしい醤油味も効いていて、食べ進んでいくうちに優しい味がしっくりと馴染んできます。相変わらずイノベーティブだなぁ。
　3号店オープンに向けて実験段階のメニューとのことですが、個人的には生の玉ねぎのツンとくる感じがやや強すぎる印象でした。でも、ビーガン向けにはこれくらいストレートに野菜の食感が出ているほうがいいのかな。
【2014年12月(1)】　昨日、本店で塩中華そばを食べながら、やっぱり塩は２号店だな、なんて改めて思ったので、直ちに２号店へ。
　もうすぐ開店一周年になるそうですが、このスープを一口飲むと、初めて食べた時の感動がいまだに蘇ってきます。
【2014年11月】　原点回帰で久しぶりに特製塩煮干しそば。
【2014年10月】　肉そばです。お昼時ですが、半分くらいのお客さんはこれを食べているようです。
【2014年9月】　９月末とは思えないような暑さのため、本日は冷やし塩煮干し。冷やしは今日までだそうで、秋の新メニューに期待。
【2014年8月(4)】　休日なのでちょっと気分を換えて、キノコベジソバをいただきました。
　クリーミーできのこの香りたっぷりのスープは、スープというよりソース。ラーメンというより、まるでパスタのようです。気分転換には別のお店に行くより、ソラノイロでメニューを変えるほうが間違いないな。
【2014年8月(3)】　冷やし塩煮干しそばに再挑戦です。
　前回はスープがちょっと重い印象を受けたのですが、これだけ暑くなると、スープの塩気が汗で失われた塩分を補って体に染み込んでいくようで、とても美味しいです。コリコリ感のある麺も、冷やし麺って流し込むように食べてしまいがちになるところを、しっかり噛んで食べる感じになるところがいいですね。
【2014年8月(2)】　再び‘イロイロ彩り冷やし中華’です。前回かけ忘れたシークワーサーの味を試しに来ました。
　半分くらい食べたところでシークワーサー投入。この冷やし中華、３切れほど載っているグレープフルーツの甘酸っぱさがいいアクセントになっているのですが、シークワーサーを加えると酸味が全体に加わり、その酸味がタレの甘みといい具合に絡み合って、グレープフルーツのアクセントがお皿全体に広がったような味わいになります。
　これが計算されているとなると（計算しているんでしょうが）、やっぱりこのお店のクリエイティビティは凄いな。
【2014年8月(1)】　期間・数量限定の‘イロイロ彩り冷やし中華’です。
　ゴマ味も効いた甘酸っぱいタレに、沖縄テイストの具としっかりした歯ごたえの麺がからみ、これは美味い！
　アッというまに食べ終えてしまい、なんとこの冷やし中華のウリの一つである、途中で投入するように言われていたシークワーサーのソースをかけ忘れてしまいました...
【2014年7月(3)】　昨日から少し暑さがマシなので、塩煮干しスープを求めてやってきました、ソラノイロ２号店。
　アーサーそば、アーサー汁のようになったスープを本日もほぼ完飲です。
【2014年7月(2)】　クーッ、旨いーッ！！！
　久々の肉そばです。とろけるチャーシューがスープ、麺と絡み合う感じがたまりません。麺の繊細さとか、奇麗に敷き詰められたチャーシューとか、新福菜館を超えちゃってますね。
【2014年7月(1)】　本日も「ゆず塩煮干しそば」です。相変わらず見た目も美しいし、煮干しスープとゆずの香りのバランスも絶妙。
【2014年6月】　期間限定の冷やし塩煮干しそばです。
　見た目は美しいですが、スープが冷たい（当然ですが）ので煮干しの風味が漂ってこないところがちょっと寂しい。
　麺は煮干しスープによくあっていると思います。麺を食べるとタレの香りがうまく絡まってきて口の中に広がるので。
　ただ、やっぱりこの煮干しスープ、冷たいスープをゴクゴク飲むと食後にちょっと胃もたれ感が残ったので、夏場も少々無理してでも温かいのをいったほうがいいように思います。
【2014年5月(2)】　2回目の「ゆず塩煮干しそば」ですが、前に食べたときもこんなに美味しかったかな？
　前回は、煮干しスープがゆずの香りに負けてる感があった（煮干しスープが「塩煮干しそば」とは違うものになっていた）ような記憶があるのですが、本日は着丼時にはゆずの香りがプーンとくる一方、スープを飲むと口の中に煮干しの旨味が広がって、両者のバランスがすごく良くなっているように感じます。ゆずのトッピングの仕方による差なのでしょうか。
【2014年5月(1)】　今日はアーサーそば。最後に飲み干す、少し緑っぽくなった磯の香りの煮干しスープがまた美味です。
【2014年4月(2)】　本店にもある‘食べる野菜’（100円）が始まっていました。ラーメンにこれを付けれるのは嬉しい。
　本日はソーキそばですが、ソーキの甘みで煮干しスープの香りが消えてしまうのがなんとかならないものか。
　スープ自慢の沖縄そば屋では時々あるのですが、ソーキを別皿に盛ってもらえるといいな、なんて思っていたところ、お願いしたらそれもOKとのことです。今度ソーキそばを食べるときはそれでいこう。
【2014年4月(1)】　最初の消費増税分はソラノイロの塩煮干しそばで払おうとやってきたら、なんとお値段はそのままでした（本店は少し上がったそうですが）。
【2014年3月(3)】　アーサーソバの写真を追加。器の半分はアーサーで埋め尽くされ、煮干しとあわせて海の香りたっぷりです。
【2014年3月(2)】　味玉塩煮干しそばです。
　それにしてもこのお店では、かなりの割合のお客さんがスマホでラーメンを撮っているな。麹町の観光スポット化してきているかも。
【2014年3月(1)】　そうそう、新福菜館で予習を済ませてあったのに、肉そばをまだ食べていませんでした。
　初トライですが、これはかなりヤバいです。
　スープだけだとかなり重いんですが、ストレートの上品な細麺にスライスしたチャーシューが絡み合ったところを、この肉の旨味たっぷりのスープが包み込むと、全体が見事に一体化され、肉々しい輝きを放つのです。
【2014年2月(2)】　またもや出張帰りに寄ってしまいました。まるで海外出張帰りに日本食レストランに直行するかのように。
　本日は基本に戻って、‘塩煮干し’そばです。スープの一口めでガツンときます。やっぱりこれが一番。
【2014年2月(1)】　ここに来るとあの旨い煮干しスープを飲みたくなるのですが、今日はあえてキノコベジソバにチャレンジです。
　出張から帰ったところで、昨日から野菜を全く食べていないし。
　結論的には...やっぱり次回からは煮干し系に戻します。
　見た目も奇麗だし、キノコでよくこんなラーメンを作ったなぁと感心するのですが、やっぱりここに来てあの煮干しスープをスルーするのは悔いが残ってしまうので。
【2013年12月(4)】　ゆず塩煮干しそば、いただきました。
　塩煮干しそばに、ゆずの爽やかさが加わります。これで4種類目になりますが、同じスープがトッピングの組合せでいろんな味わいに変化するんですねー。
　麹町ランチのデフォルト、確定です。
【2013年12月(3)】　またまた来ました、ソラノイロ・ソルトアンドマッシュルーム。今日は「アーサーソバ」が目的です。
　丼一面に大量のアーサー。インパクトがあるのはビジュアルだけでなく、食べる前からプーンと潮の香りがやってきました。ほとんど沖縄のアーサー汁をつけ汁にしたつけ麺のようですが。
　これだけアーサーの香りが強いと、煮干しはちょっと隠れちゃってる？感がないともいえませんが、これはこれで独特のアッサリ感で悪くないです。スープは同じでありながら、塩煮干しソバ、ソーキソバ、アーサーソバと、その時の気分で味わい方を変えられて、ワンパターンしかないより訪問回数が増えてしまいそうです。
【2013年12月(2)】　２度目のソラノイロ・ソルトアンドマッシュルーム。「ソーキソバ」をいただきにまいりました。
　スープと麺は「特製塩煮干しソバ」と同じですが、トッピングにソーキがたっぷり。
　トロトロに煮込んだソーキ、まさに沖縄の旨いそば屋で食べるソーキを髣髴させ、肉や脂のやわらかな部分と軟骨のコリコリとした食感のコントラストがとてもよいです。
　スープが同じとはいえソーキの甘みが広がると、煮干しがガツンとくる「特製塩煮干しソバ」とはまた少し違った旨味がでています。
　このスープはたまりません。再々訪必至。

【2013年12月(1)】
　さっそく行ってきました、ソラノイロの新店。
　このあたりのラーメンでは間違いなくNo.1のソラノイロで、煮干し系のメニューが登場したとなると、食べてみないわけにはいきません。

　「特製塩煮干しソバ」（1,000円）は、煮干し系でありながら、醤油ではなく塩。
　スープは片口いわしと昆布だけでとっているそうですが、食べ始めた途端に煮干しの香りがガツンと襲ってきました。動物性を一切使っていないというのが信じ難いようなコクのある味わいです。
　これは、ハッキリ言って相当旨いです。魚介系・煮干し系好きには、たまらないスープでしょう。
　これまでに食べた東京の魚介系のラーメンでは、同じく動物性なしで魚の旨味が凝縮された小川町‘潮’の‘にほんいち醤油そば’のスープが一番グッときましたが、それを超えたかも。しかも、それが「塩」とは。ちょっと驚きました。

　それから、こちらのお店のラーメンには、沖縄のテーストが散りばめられています。
　今日食べた特製塩煮干しソバには、ソーキとアーサー（＝あおさ）がトッピングされている他、「アーサーソバ」「ソーキソバ」もメニューにありました。
　そういえば特製塩煮干しソバの魚系のスープによく絡む縮れ麺も、どことなく沖縄そばの麺に似ているような。
　店主さんに伺ったところ、最近沖縄でラーメン店（北谷の‘ストライプヌードルズ’）をプロデュースされたことがきっかけで、沖縄の食の良さを東京でも伝えていきたいと考えるようになられたとか。
　私もここのところ沖縄出張が多くてすっかり沖縄そばにはまっているのですが、かつおと昆布の出汁でとった透明感のある沖縄そばのスープに、どことなく通じるものがあるかも。
　東京にいる時にも無性に沖縄そばが食べたくなることがあるのですが、これからはここに来ればOKです。

　再訪必至、どころか、麹町ランチのデフォルトになりそうです。