＃パロタは俺の嫁！ : ナンディニ 虎ノ門店

本日の出社日もボッチめし。
昼までかかったMTGを済ませ午後は余裕があったもので散歩がてら当店でゆっくりスパイス補給です。
人気の当店も昼下がりはノンビリムード。
注文はシェフセット￥1450、ドーサ、バスマティライスにカレー×3種にタンドリーチキン、チャトニーなどが揃ったミールスにもう一丁、パロタ（当店ではポロッタと呼称）までがついてきます。穏やかなスパイス使いのカレーがドーサ、パロタの独特な主食？で味わうひととき。
カレーはチキン、ラム、サンバルの3種。パロタはインド風のデニッシュとも言われることがありますが、これがサクサクと美味しい。一方では美味しいは熱量という典型でもあり。(笑)幾層かに練られた生地が適度な油脂分で押しつぶされたように焼き上げられておりなんとも言えない食感、風味。
何軒かのインド料理店で食べたことがありますが、当店のパロタが一番美味しく感じられますね。

洗練のインド食堂。
カレーと一緒にパロタもね。

久しぶりのナンディニさんに。
悲しいことに最近ビリヤニを食べる機会が失われている。当店の場合月・木の週二回ランチでビリヤニを出していると知り職場から徒歩10分弱の距離を昼休みの運動を兼ねて向かってみました。
ランチタイムも終盤、お店は食事を終了して退店されるお客さんで混雑してましたが直に席が用意されて案内されました。
いつ見ても楽しいランチメニューを端から端まで眺めるところでしたが初志貫徹、ビリヤニランチをオーダーします。ビリヤニは見たところ十数種類あるようですが当日のビリヤニのところだけチェックボックスがあってそのビリヤニが出てくるようです。この日はチキンレッグビリヤニ。オーソドックスなタイプですね。

店の様子や近くのお客さんのオーダーした品、それと食べ方（昼から手食されている猛者がいたりして）なんてのをチラ見しながら待っているとオーダーしたランチプレートがやってきます。
ステンレス製の簡素なプレートの上には真っ茶色のビリヤニがこんもり盛られカトリに入ったカレーとライタがその脇を固めています。ビリヤニはもちろんバスマティライス。しっとりと炊きあがった中にゴロリと手羽中と手羽元が入っています。ウホホ、ビリヤニ欲求が徒に刺激されさっそく食べる準備をと鶏肉を骨からこそげ落としカレーをブチまけてかき混ぜてから掻き込みました。

カレーはココナッツの風味のあるベジタブルですかね。しっとりハラリとしたバスマティライスを良い具合にまとめて食べやすく。風味豊かなビリヤニには当然様々なスパイスがホールでブチ込まれているので噛み締めながらもカルダモンの鮮烈な刺激やクローブ、カレーリーフ、クミンシード、シナモンなんてのをありありとリアルに感じつつ体内に取り込んでいきました。途中からライタで味変なぞ施し、添えられていたレッドオニオンも混ぜて一心不乱に。
ボリューム的にはご飯どんぶり一杯ってところですかね。
シンプルでなんてことない料理ですがスパイスの鮮やかさまでしっかりと味わえるナイスなランチです。おかげでビリヤニ欠乏症も治まりました。（笑）
食後はちょっと甘い透明なドリンクが出されたけどこれもセットだったのかな？

バリエーション豊富で楽しい南インド料理食堂。スパイス不足を感じたらまた足を伸ばすことにしましょう。

都内城東エリアには良質なインド料理店が多い印象がありますが当ナンディニさんも清澄白河で人気のインド料理店とのこと。この度、満を持して？虎ノ門/西新橋エリアに進出されました。
店名は虎ノ門店となっていますが実際虎ノ門駅からも新橋駅からも10分近くは歩くことになるでしょうか。ちょっと辺鄙な場所にあります。

遅めのランチに訪れてみますとカフェっぽい明るくウッディな店内。幾分チグハグな調度が定番のインド料理店にしてはかなりシャレオツではないかと思われます。ランチメニューを見るとこれがまぁ視覚的にも楽しく思わずしげしげと読み込んでしまう充実の内容。まだまだマイナーと思われるドーサを中心にしたセットメニューが多いのが特長でしょうか。ドーサ、ドーサー、ドーセスト！と心の中で呟きながらもやはり視線はミールスに釘づけ。夜も会食でしたので控えめにしなければとか思いつつ結局ミールス￥1300をノンベジでオーダーします。
最初にちょっとしたサラダがやってきて10分ほどで大きな四角いプレートのミールスが供されました。
6つのカトリが並べられその真ん中にはバスマティライス、プーリー、パパドゥが配されています。その傍らにはチャトニですかね。
カトリにはサンバル、ラッサム、ラムのカレー（コリアンダーの風味が強かった）、チキンカレー、ダルカレーにヨーグルトです。
それぞれのカレーをバスマティライスにブチまけてまぜながらサクサクと頂きます。揚げパンみたいなプーリーもちぎっては食べちぎっては食べ楽しいですね。
前述のカレーはおだやかながらもそれぞれキレがあって悪くありません。スパイス使いも洗練さているのではないでしょうか。
これだけのカレーを使って手を変え品を変え混ぜながら食べているとなかなかお腹いっぱいにもなります。
この日はその後の予定が詰まっていたので注文しなかったけれどこのミールスの場合サンバルとラッサムはそれぞれ一度ずつお替りＯＫとのこと。但しバスマティライスのお替わりは￥100だそうです。質量ともに充実のミールスですね。


一方でこのミールスを食べながらどうしても比較してしまうのは赤坂のガーデンテラスにあるエリックサウス。
エリサウのミールスは当店同様サンバルとラッサムがお替わりＯＫの上、バスマティライスもお替わりＯＫ。
値段もそう変わらないので立地を考えると訪れやすいエリックサウスの方が好みかなぁ。
とは言え、バンガロールから紆余曲折を経て極東の首都にまでたどり着いたと言う当店もこの界隈では魅力満点。特にＨＰのそのくだりはなかなか読ませますね。
また時間がある時にでも昼か夜か訪れてみたいと思います。