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店名 |
甘味 おかめ 麹町店(カンミ オカメ コウジマチ)
|
---|---|
ジャンル | 甘味処、うどん、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
03-5275-5368 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
半蔵門駅徒歩5分 半蔵門駅から292m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー可 |
席数 |
45席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1990年4月4日 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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もうすぐ午後3時。
麹町付近で空いた小腹を満たせそうな店を探してたところ、徒歩圏内に絶好の店を発見。
「甘味おかめ」という、老舗然とした趣を感じる甘味処だ。
10分ほど歩いて15時過ぎに到着。
入口から階段を上がり、大きなおかめのお出迎えを受けると、奥から「いらっしゃいませ、こんにちはー」と声がかかる。
縦に長い店内に先客は3組。
「お好きなお席にどうぞー」と案内され、奥のテーブル席につく。
メニューとほうじ茶、おしぼりのセットが差し出される。
メニューには、あんみつ、みつ豆、ぜんざい、おはぎなどの甘味から、うどん、餅、雑煮、おでん、茶漬けなどの食事とお土産まで含めて全20ページの多彩なラインナップがそろう。
悩んだあげく、目をつけたのは「柚子あんみつ」と「抹茶」。
注文しようとしたところ、甘味と飲み物のセットがあると聞き、再検討させてもらう。
案内されたページに、小腹にどんぴしゃな「煎茶・おはぎ(2ヶ付)セット」(840円)があり、これに決める。
おはぎは、4種類の中から「胡麻」と「さくら<期間限定>」を選択。
「さくら」は春季限定でまだ選べないと思ったら、今日から提供開始だという。
ここに、ひと足早い春の訪れを感じる。
「抹茶セット、ごまざくらー」と注文が通り、待つこと2分ほどで「胡麻とさくらのおはぎでございまーす」と手早く配膳。
思った以上のボリュームに気分が高まる。
まずは抹茶をすする。
混じり気のないほのかな苦味。
後味がすっきりして、驚くほど飲みやすい。
おはぎは「さくら」から。
ほんのり桜が香るおはぎの中に甘いあん。
ゆるやかなもちもち感と、口の中にもたつかない軽さがあり、噛むとやさしく崩れ落ちる。
これはおいしい。
甘酸っぱい桜の花としょっぱい桜の葉が、あんの甘さを絶妙に引き立てる。
「胡麻」は、白と黒のすり胡麻をまとい、見た目はちょっとワイルドだけど、桜のおはぎと同じく上品なやさしさがある。
砂糖が混ぜ込まれた胡麻があんの甘さを後押しするような感じで、おはぎがまた別の顔を見せる。
こっちもおいしい。
これは絶対に2個セットにして2種類を食べたほうがいい。
交互に食べると、甘くておいしいラリーが続く。
人気店であることを裏付けるように、客足はいっこうに途絶えない。
食事をする客もいれば、お土産だけ買って帰る客もいる。
もちろん、その両方を注文する客も多い。
おかわりできるほうじ茶をお供に、少し長居させてもらった。
おはぎもさることながら、接客も雰囲気もよく、全体的に好印象の店だった。
ただ、1つ難があるとすれば、トイレに行く際に、のれんをくぐって店員さんの作業スペースに入り込まないといけないことだろう。
これは正直、使い勝手がよくない。
とはいえ、それを上回る魅力があるから、リピートは必至。
食べ尽くせないほどの豊富なメニューは、何度でも足を運ぶ価値がある。
[2023.2.1訪問]