本格江戸前鮨を、都内随一のCP及び「ほっこり感」にて（笑）。 : 寿し処 寿々

凡例
◎印=超絶超過・計測不能（（★★★★★+α））な逸品　○=超絶（★★★★★）相当
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2012年1月某日13度目の訪問（昼）。

本年初鮨をこちらにてw/3号。本日もお任せを頂戴致します。

<握り>
鮃、赤身、墨烏賊（塩）、鳥貝、真鯛、いくら軍艦、○鱚昆布〆、中トロ、甘海老（2尾分）、赤貝、紫雲丹軍艦、車海老、細魚、真鯵、穴子（塩）、穴子（ツメ）
<その他>
烏賊塩辛、ワカメポン酢、のどぐろ椀、鉄火巻ハーフ、干瓢巻ハーフ、玉、鬼灯、ビール2杯及び十四代・角新大吟醸1合（お酒は総量）

以上戴きまして、お会計＠8.5野口（やはりCP鮨w）

本日のハイライトは、OM史上初の超絶・鱚昆布〆（仄かに沁み出す昆布の香りと旨みに引き立てられた、鱚の味わい）。また、鮃（繊細な食感と甘み）、赤身（エッジの利いた酸味と旨みのバランス）、真鯛（熟成感あるねっとりとした旨み）、いくら軍艦（出汁と鮭卵の協奏曲w）、紫雲丹（海苔で甘みが一段高。香りも堪能）が「秀逸」。他方、残念ネタは無し。

総評4.0（ポジティブで継続）。いつもながらの高いCPも含め、本日もかなりの満足度なり。また近々伺います。
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2011年12月某日12度目の訪問（夜）。

2011年ラス鮨を堪能しに、3号及び[4]号とやって参りました。
本日はつまみから。

<つまみ>
生若布、烏賊塩辛、香箱ガニ（ハーフ）、鮃刺身、カラスミ、焼のどぐろ、鮟肝
<握り>
鮃、墨烏賊（塩）、○鮃縁側、中トロ、生いくら軍艦、塩水馬糞雲丹軍艦、真鯵、車海老、鱚昆布〆、赤貝、穴子（塩）、穴子（ツメ）、細魚、〆鯖
<その他>
ガリ大量、お椀、鉄火巻（ハーフ）、干瓢巻（ハーフ）、十四代・双虹、同・龍月、田酒・古城乃錦（各1合。総量）

以上戴きまして、お会計＠1.7諭吉でした。

全体的に安定感のあるラインナップに、いつもながら食後感の良いお会計w
しかも本日は、各1合ではあるものの、双虹（！）、龍月を飲んでもこの仕上がり具合。

ネタの安定感、立地、そして全くアグレッシブさを感じないお酒の値付け。まさに「CP鮨」というネーミングは、この店の為にあるのかもw

本日までの安定したパフォーマンス（ちなみに、これまで訪問は全て大将にご担当戴いております）、CPの高さ、日本酒の豊富さ、そして、店全体に広がる「ほっこり感w」に鑑み、点数を全面的に改定し、総評4.0（料理・味3.5、CP5.0（総評+0.5）、雰囲気4.5、酒・ドリンク4.5（願わくば、「大信州」も置いて欲しいw））とさせて戴きます。

本年もお世話になりました。また伺います。
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2011年10月某日11度目の訪問（昼）。

本日もお昼にて。おつまみ少々、握りはお任せで戴きます。

<つまみ>
ゲソ西京漬焼き、のどぐろ焼
<握り>
眞子鰈（！）、鮃、赤身、鰤、墨烏賊（塩）、いくら軍艦、中トロ、〆鯖、車海老、大トロ、小鰭、煮蛤、穴子（塩）、穴子（ツメ）、塩水馬糞雲丹軍艦
<その他>
茶碗蒸し、のどぐろ椀、鉄火巻（ハーフ）、干瓢巻（ハーフ）、十四代・七垂二十貫1合、ビール1杯

以上戴きまして、お会計＠1.15諭吉でした。

本日はあまりの「衝撃の出来事」に絶句。自らの鮨業の甘さを痛感し、逸品評価する精神状態ではございませんので、洵に勝手ながら、評価を控えさせて戴ければ幸いです。

一言申し上げるなら、全体的に安定感があり、満足度はいつもながら。

総評3.5（ポジティブで継続）。(精神的に落ち着いてから)また伺います。。。
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2011年10月某日10度目の訪問（昼）。

散々だった案件も漸く一段落。久々の昼鮨でございますw/3号。
本日もお任せにて。

<握り>
鮃、赤身、○中トロ、墨烏賊（塩）、みる貝、いくら軍艦、鮃縁側、車海老、大トロ、塩水馬糞雲丹軍艦、秋刀魚、鱚昆布〆、穴子（塩）、穴子（ツメ）
<その他>
茶碗蒸し、玉、のどぐろ椀、鉄火巻（ハーフ）、干瓢巻（ハーフ）、キーツマンゴー、（秘）ランチビールw

以上戴きまして、お会計＠7.9野口なり。

本日は中トロが抜群。甘み、旨みのバランスが良く、何と言っても、いつぞやの”フェロモン”大トロを髣髴させる輝き。案の定、超絶な逸品でございました。他にも、旬の先取りか、鮃、赤身、鮃縁側、大トロが秀逸で、中トロを含めた当該5貫でかなりのレベル感を堪能致しました（ランチビールで気分も上々w）。

また、本日は残念ネタが一つもなく、トータルとしても非常に満足なり。

総評3.5（ポジティブで継続）。また近々伺います。
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2011年5月某日9度目の訪問（昼）。

先日のマンツーマントーク（プライスレスw）のお礼に、本日、9度目の訪問と相成りましたw/2号。
本日もお任せを頂戴致します。

<握り>
眞子鰈、金目鯛、墨烏賊、赤身、鳥貝、蝦蛄、伊佐木、大トロ、塩水馬糞雲丹軍艦、小鰭、赤貝、穴子（塩）、穴子（ツメ）
<その他>
茶碗蒸し、デカ蜆椀、干瓢巻（1本分）

以上戴きまして、お会計＠7.0野口（うーん、やっぱりCP高いw）

本日は、眞子鰈（食感と爽やかな甘みを楽しめた）、金目鯛（滑らか脂の旨み）、墨烏賊（サクッとした食感、その後広がるねっとりとした甘み）、蝦蛄（身厚。ジュワと溢れる旨みと甘み）、穴子（この時期はツメの方が良いかな。塩だとやや物足りない）辺りが「うまい」～「秀逸」。

他のネタも概ね悪くないが、ちょっと残念だったのは、十八番の鮪（けっこー水っぽい）。また、鳥貝、馬糞雲丹、小鰭、この辺りもいつもより1段落ちていると思われ。やはり、この時期はさすがに厳しいか。

しかしながら、トータルとしては（季節性も考慮して）満足なり。

総評3.5（継続）。また伺います。
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2011年5月某日8度目の訪問（夜）。

数貫つまむつもりで、深夜に訪問するも、客の雰囲気を感じられず、どう見ても営業終了の様子。

（中略。意味深）

そして、大将とのマンツーマントーク、プライスレス！！

大変ご馳走様でした＆近々再訪致します。
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2011年3月某日7度目の訪問（昼）。

CPの高さを堪能すべく、久々に昼時の訪問w/3号。
本日もお任せにて。

<握り>
鮃、赤身、金目鯛、閂、墨烏賊（塩）、小鰭、車海老、赤貝、中トロ、生白魚、穴子、煮蛤、紫雲丹軍艦、鉄火巻ハーフ、干瓢巻ハーフ
<その他>
茶碗蒸、蜆汁、玉、白苺、鬼灯、ガリ大量w、あがり大量ww

お会計＠7.0野口！（やはり、CP高し。笑）

本日、ネタは全般的にやや苦しい感じで、赤身、金目鯛、鉄火巻が「うまい」～「秀逸」。他は「悪くない」～「うまい」程度でした。

今日は金目鯛がベストかな。十八番の鮪はいつもの伸びがなかったし（近海の大型鮪が相当不足している模様）。

さて、こんな状況でも、ある程度納得できるラインナップ（底抜けのマズネタはなく）で、相変わらずCPも高く、満足度良好なり。

総評3.5（継続）。また伺います。
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2010年10月某日6度目の訪問（夜）。

「ノリ」というのは、非常に恐ろしく、間髪置かずにまた訪問（笑）。
本日は、鮨バカ1号、2号、3号が、久々に揃い踏みです。

本日も、握りをおまかせにて。

<握り>
鮃、赤身、鮭児、中トロ、細魚、鱚昆布〆、煮蝦蛄、いくら軍艦、大トロ、真鯵、赤貝、小鰭、塩水馬糞軍艦、玉、穴子（塩）、穴子（ツメ）
<追加>
〆鯖
<その他>
蜆椀、べったら、ガリ、ビール

以上戴きまして、お会計＠9.2野口でした（相変わらず、安ぽーッ!!）


本日は、鮃、赤身が良かった（いずれも「秀逸」）。また、鮭児、（熟成感が出過ぎてはいたが）中トロ、大トロがなかなか（いずれも「うまい」）だった。

一方で、気になる点が幾つか。

まずは、細魚、真鯵の身の硬さ。時には「ゴリ」っとした食感も。単なる獲れたて新鮮な魚。。。そんな印象。また、細魚に関しては、硬さもさることながら、若干の臭みも気になった。加えて、小鰭は相変わらずの〆過ぎ感。これまた気になるところ。。。うーん、総じて、光モノが全般的に弱いということなのか。。。

以上踏まえまして、総評3.5（ニュートラルで継続）。
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2010年10月某日5度目の訪問（夜）。

忘れ得ぬ、前回の超絶・中トロ、そして超絶超過・大トロ（加えて、超絶キーツマンゴー。笑）。
間髪置かずに、また再訪してしまいました。

本日は、2号、3号、久々登場[4]号（ブラケットの意味は、都寿司レビューご参照）と共に訪問です。

握りをおまかせにて。

<握り>
鱚昆布〆、赤身、鰤、中トロ、赤貝、いくら軍艦、車海老、大トロ、〆鯖、真鯵、塩水馬糞雲丹軍艦、小鰭、煮蛤、穴子、鉄火巻（ハーフ）
<その他>
玉、べったら、蜆椀、○キーツマンゴー、ビール、十四代純米吟醸・酒未来、同純米吟醸・龍の落とし子（日本酒は各1合を4人でシェア）

さすがに2回連続で、前回のような超絶・鮪（中トロ、大トロ）が続くわけはなく、今回はどちらも秀逸程度（一方、キーツマンゴーは相変わらず、ブレない超絶感。笑）。

他もまずまずだったが、鱚の塩っけ（簡単に言うと、「しょっぱー」。これは2号も同感との由。3号、[4]号の感想は聞き忘れた）、小鰭の強い〆加減、そして、赤貝及び車海老の若干の臭みは気になるところ。

以上、総評3.5（ニュートラルで継続）。しかしながら、近々、またまた、再訪致します（意味深）。
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2010年10月某日4度目の訪問（夜）。（あれ、上に凡例が出てきたってことは・・・）

前回、約1年ぶりの思い付き訪問で、思いがけず唸ってしまった、今夏最高の鮪（中トロ、大トロ）。

過去2度の訪問ではここまでハイレベルのネタを供された記憶はなく、同源楼の辛さで舌がマヒしてしまったのではないかと自らを疑うOM。

（「まあ、そんなことはないない。笑」とは思いながらも）要再訪問・再検証ということで、また訪問してしまいました。本日は鮨バカ3号と訪問、つまみから戴くことに致しました。

<つまみ>
若布（ポン酢にて）、〆鯖、茹蝦蛄、煮マダカ鮑、焼みる貝串
<握り>
眞子鰈、赤身、鰤、鱚昆布〆、○中トロ、赤貝、細魚、◎大トロ、茹車海老、いくら軍艦、塩水馬糞雲丹軍艦、秋刀魚、小鰭、穴子塩、穴子ツメ、ひもきゅう巻（ハーフ）、干瓢巻（ハーフ）
<その他>
蜆椀、○キーツマンゴー、ビール1杯、十四代1合程度（純米・無濾過、純米吟醸・吟撰を各1合ずつ。3号とシェア）

以上戴きまして、＠1.62諭吉でした。

やはり間違いはなかった、中トロと大トロのレベル感。赤身は前回同様、そこまで伸びるわけじゃないが、中トロと大トロの伸びは半端ない。

特に、大トロは口に入れる直前から強めのフェロモン的香りを放っており、まさに鮪の方から、「俺食ってみー。ヤバいよ♪」と言わんばかり（笑）。食べてみたら、案の定、超絶超過と、そんなレベルでございました。筆舌に尽くし難いとは、まさにこのこと（けっこー書いているけど。笑）

加えて、噂の茹蝦蛄もかなりのレベル。春先のカツブシとは一線を画すものの、この時期でも十分に伝わる甘みと旨み。山葵と煮切りはむしろ必要なく、素材の味だけで満足できる逸品でございました。

そして最後に、キーツマンゴー。これまた超絶。。。笑

以上踏まえまして、総評3.5（ポジティブで継続）と致します。

残る課題は小鰭、鯖といった光モノと車海老。この辺りが伸びてくれば、文句なく「4点クラブ（OMリストにおける総評4.0以上の鮨屋。TM）」の仲間入りといったところですね。

近々、また、再訪致します（意味深）。
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2010年9月某日3度目の訪問（夜）。

最近、仲がヨロシ過ぎる2号とOM。

本日は、同源楼で食事をしておりましたが、敢えて〆の炭水化物を注文せず。

そう、酔っ払ってきた勢いで、またまたいつもの悪ノリ発生。そして、「〆は鮨だ」と騒ぐ二人。。。

ということで思い出したのは、そう、こちら、寿し処 寿々!

約1年前、ネタの良さ、CPの高さは認識しつつも、熟成感の乏しさ（旨みの引き出し不足）から、総評3.0（料理・味2.5に、CP+0.5プレミアム）としておりました。

お茶を片手に、おまかせ握りを戴きます。

<握り>
眞子鰈、赤身、新子2枚付、中トロ、キス昆布〆、赤貝、中トロ（大トロ寄り）、〆鯖、真鯵、車海老、紫雲丹軍艦、蒸マダカ鮑、穴子塩、穴子ツメ、玉（つまみ）、蜆汁

以上戴きまして、お会計＠8.0野口（!）でした。

前回、熟成不足でイマイチと申した眞子鰈、そして鮪。今回は、なかなかのレベル感でした。

眞子鰈は前回よりは一歩熟成が進み、ぶりんとした食感を残しつつも、仄かに染み出る旨みと甘み。
香りも良かった。もう少し寝かせた方が旨みは出そうですが、食感とのトレードオフといったところでしょうか。

そして、鮪。赤身はイマイチ（「悪くない」程度）でしたが、中トロのレベルは半端なく、特に大トロ寄りの中トロは、OM的には今夏、最高の味わいでした。冬であれば、確実に超絶だったと思われます

その他も、やはり一級品を取り揃えてあり、残念なネタは一つもなく。
（ただ、鯖と鯵に載せた下ろし生姜の汁はきっちり切った方が、より味がシマって良いかと思います。あっ、あと、ガリ。あれは全くダメ。特注品だそうですが、全く市販品と同格・凡庸です。）

加えて、夜もまた、昼と変わらぬCPの高さはやはり否定できません。

以上、踏まえまして、総評3.5（料理・味3.0にCP+0.5プレミアム）と致します。
本日はなかなかの満足度。また時期を変えて、再訪したいと思います。
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2009年8月某日2度目の訪問。

本日は、最近鮨バカ道に入門した同僚の鮨バカ2号（既出の鮨バカと区別するため、2号と命名）と訪問。
おまかせ握り（＠7.0野口）にて。

茶碗蒸 ★ ふつー。出汁凡庸も、百合根入りなんて、相変わらず優しい感じー
眞子鰈 ★★ 悪くない。身厚で歯応え充分も、旨み薄し。あんまり寝かせないんですねー
赤身 ★★ 悪くない。酸味は良い感じだが、旨み、甘みが伸びてこない。戸井産
小鰭 ★★ 悪くない。〆も熟成もそこそこ。優しい味わい
鱚昆布〆　★★★　　　　 うまい。皮目無し、軽めの〆が奏功。昆布と鱚の旨み、良い調和
中トロ ★★ 悪くない。赤身に近い部分。脂はそこそこ。何だか、こちらも旨み、甘みイマイチ
茹で蝦蛄 ★★★ うまい。身厚で型も良好。ぷりっぷり。ただ茹でなら、やはり車海老には劣る
イクラ ★★ 悪くない。粒しっかりで鮮度抜群。ただ、あっさりーな味付け。ちょっと物足りず
大トロ ★★ 悪くない。中トロに近い部分。脂のキメは秀逸だが、こちらも旨み、甘み薄い
鮃 ★★ 悪くない。旬の眞子鰈に負けない食感。ただやはり熟成不足、旨み薄。青森産
墨烏賊 ★★ 悪くない。身厚。包丁入れ良く、さくっとした食感。ただねっとりとした味わい無し
鯵 ★★ 悪くない。身厚で型良好も、脂のキメが粗く、旨みも薄め
秋刀魚 ★★★ うまい。脂良好、旨み良好。ただちょっと臭み残る。もう少し薬味乗せれば尚良
馬糞雲丹　★★ 悪くない。濃さあるが、甘みイマイチで平たい印象。塩水雲丹だが、エグミ残る
マダカ鮑 ★★ 悪くない。旨み、食感まずまず。ただ海苔がお邪魔。鮑の仄かな香りが台無し
蜆汁 ★★ 悪くない。大きな蜆
玉 ★★ 悪くない。芝海老を繋ぎに、相変わらず優しいお味。つまみで戴く
穴子 ★★ 悪くない。ふわっふわっの一品。ただ、香りと甘みがイマイチ
（ツメ/塩柚子）
鉄火巻 ★ ふつー。巻きが甘く、鉄火も凡庸。ハーフサイズ。海苔は濃く、なかなか良
干瓢巻 ★ ふつー。こちらも巻き甘く、干瓢の味付けも凡庸。ハーフサイズ。海苔は同様

前回訪問時は、逸品（「秀逸」）とイマイチ品（「悪くない」、「ふつー））とが織り交ざっていたので、「味の乱高下」と評させて戴きましたが、今回の印象は全般的に「まずまずが続くなー」といった感じ。

もちろんネタは一級品。だけど、正直、旨みの引き出しが足りない印象を拭えません。特に残念だったのが、眞子鰈、鮃、鮪。素材の一級感は充分に感じられましたが、明らかに熟成が足りない。白身のあの食感、酸味が強い（旨みと甘みが出ていない）鮪、いずれも寝かし不足を否めません。この辺りを勘案し、料理・味は2.5といったところ。

一方で、軽く〆た鱚や小鰭、あまり熟成させていないネタは「優しい味」とも受け取ることもでき、店の雰囲気（昼なのに、ほっこり、まったりしてます。笑）、大将の人柄と相俟って、これはこれで、やはり高評価に繋がっているのかなーとも思えました（ただ僕は、やっぱり、魚の持つ旨みを充分に引き出した鮨が好きです）。

あと、特筆すべきはCP。お昼ではあるが、これだけ一級品食べて、＠7.0野口。これは驚愕!後から振り返ってびびりました。これは0.5プレミアムに相当します。

以上を踏まえ、総評3.0（前回より0.5ダウン）。近くに立ち寄った際に、CPの高いランチで訪問することはあっても、夜にわざわざ来る店ではないなーと思います。
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2009年3月某日初訪問。

溜池山王で下車。徒歩1分、お店到着。

お決まり（＠5.0野口）と迷うも、「内容が全く違います」との大将コメントを受け、おまかせ握り（＠7.0野口）を戴く。

特筆すべきは以下の通り。

中トロ ★★ 悪くない。でも、ちょっと堅い。熟成不足
鮃 ★★ 悪くない。でも、ねっとり感が足りない。熟成不足
馬糞雲丹　★★★★　秀逸。ただ、ミョウバンは使っております
生鳥貝 ★ ふつー。食感は悪くないが、ぬるっとするし、ちょっと臭みも感じる
中トロ ★★★★　秀逸。最初のと、部位違いかな。確認し忘れた
蝦蛄 ★★ 悪くない。けど、ちょっとぱさぱさ
赤貝 ★★ 悪くない。食感まずまず。甘みはイマイチ
小鰭 ★ ふつー。〆が緩く、ぶよぶよ（まあ、小笹寿しよりだいぶ良いが。笑）
穴子 ★★★ うまい。久兵衛スタイルのツメと塩で戴く
玉 ★★ 悪くない。ほわっほわっとカステラみたい。デザートです

追加なしで13貫。けっこー、お腹一杯。

総評3.5。噂に違わぬ良店である。ただ、良いものとイマイチなものの差が激しい。
まさに、味の乱高下なり。今度は夜行って試してみよー。