赤坂２丁目でビストロ料理ランチ。ランチ1080円（税込）〜。素朴なビストロ料理を楽しむお店。お勧めは前菜とデザートもついた1290円税込のコース。 : カンティーヌ アリ・バブ

赤坂２丁目にあるビストロ。住所は赤坂ですが、最寄駅は溜池山王と六本木一丁目の中間くらいでしょうか。このお店、長い間ランチのメニューが全く変わっていません。ビストロの定番料理を気軽にランチに食べることができるお店。
メイン＋パン＋ミニカヌレ＋コーヒーのセットが1080円（税込）もありますが、お得度でいうと、前菜＋メイン＋パン＋デザート＋ミニカヌレ＋コーヒー1290円（税込）ですね。210円追加するだけで前菜（４種から選択）とデザートが付くのですから。

今回は時間の制約があり、1080円（税込）の軽いコースを選択。
メインはアッシパルパンティエを選択しました。
アッシパルパンティエはアッシュパルマンティエと誤記されることが多いのですが、フランス語はHachisですから読み方はこのお店のように「アッシ」が正解です。
牛肉のひき肉とポテトのオーブン焼きでフランスの定番の家庭料理。このお店のアッシパルマンティエは味も濃すぎず、なかなかいい感じです。
田舎パンがついてくるのですが、これが本当にフランスの田舎で出てくるような素朴なパン。しっとり系とは対極をなすパンなので、好みは分かれるかもしれません。

ミニカヌレは食後の糖分補給によいですね。そしてコーヒーを飲んで退店。
お店の方は比較的クールな対応。頭を深々と下げるようなサービスがよいサービスだと感じる方にはちょっと事務的な対応に映るかもしれません。

メインは次の１０種類でした。前回から変わらず。
1 牛肉のロースト（プラス料金300円）
2 クスクス
3 ガレット
4 鶏胸肉のソテー
5 グラタン・ア・ラ・ベシェメル
6 アッシパルマンティエ
7 牛肉のラグー（プラス料金300円）
8 豚肩ロースのグリル
9 トロ（バスク地方の漁師鍋）
10 メリメロサラダ

溜池山王にあるビストロ。以前の赤坂ツインタワーの裏手にあるお店で土地勘がないとわかりにくい場所にあります。私は一番好きな料理はビストロ料理なんですよね。このお店は典型的なフランス人が日常的に食べる料理を再現したお店。近くで働く欧米人に非常に人気のお店です。

ランチは1080円（税込）が基本。「単品料理」というカテゴリーになるのですが、メイン、パン、ミニカヌレ、コーヒーで構成。メインは10種類から選択が可能です（10のうち２つの料理は300円の追加料金が必要）「ランチセット」にすると、さらにラペやポタージュなど簡単な前菜（またはスープ）とデザートがついて1290円（税込）。お得度でいうと「ランチセット」の方がお得です。

今回は「単品料理」で注文。といっても、パンとカヌレとコーヒーつき。

クスクス
野菜と子羊のスパイス、トマト煮とスムールのセット。子羊がしっかり羊の味がして（羊が苦手な方は無理だと思います）、ちょっとアフリカの香りがする野菜のスパイス煮込みとのバランスが抜群です。まさにパリの下町のビストロで食べるようなクスクスで美味です。

パンは田舎風のパン。コーヒーと一緒についてくるカヌレは小さなものですが食後の口直しとして非常に嬉しいです。

どちらかというと素朴なビストロ料理なのですが、私の好みのお店ですね。

私が訪問した日のメインは次の１０種類でした。
1 牛肉のロースト（プラス料金300円）
2 クスクス
3 ガレット
4 鶏胸肉のソテー
5 グラタン・ア・ラ・ベシェメル
6 アッシパルマンティエ
7 牛肉のラグー（プラス料金300円）
8 豚肩ロースのグリル
9 トロ（バスク地方の漁師鍋）
10 メリメロサラダ

赤坂から溜池方面に進み、赤坂ツインタワー近くにあるお店。赤坂からだと、オステリア宇田川、ビストロＱの先にあります。二階はイタリアンのアルジャーノンです。
窓ガラスに白い文字が書かれていて、いかにもビストロらしい雰囲気です。

このお店は近くで働く西洋人にとても人気があります。私が訪問したときは、お客さんの半分以上が西洋人の白人でした。

ランチはメイン、カヌレ、コーヒーの980円税込のコースと、前菜、メイン、カヌレ、デザート、コーヒーで1290円税込の２つのコースのみ。310円で前菜とデザートがつくのだから、1290円のコースがお勧めです。
なお、２つのコースとも選べる10種類のメインは同一です。
また、1290円のランチについてくる前菜は４つからの選択となります。

1290円のランチをオーダーしました。

前菜は４種類の中から人参のラペを前菜。シンプルな料理ですが、ビストロの定番。お店のメニューには有機ニンジンと書いてあります。
有機野菜かどうかは私の舌ではわかりませんが、ニンジンの自然な甘味とラペの酸味のバランスがよく、日頃の野菜不足の解消にもなります。

メインは10種類の中から、豚肩ロースのグリル ベアヌル地方風を選択。10種類の中で牛肉の２つの料理のみ＋100円なのですが、それでもCPは良い。
個人的に信じている法則ですが、ブリフィックスのお店、特にCPがよいお店は、牛肉の料理よりも、単価の安い豚肉の料理の方がずっとおいしいことが多いと思います。

香草卵黄ビネガーソースが添えてある豚肩ロースのグリルは見た目も美しい。卵黄のビネガーソースは要するにマヨネーズなのですが、自家製のマヨネーズは酸味が強めで、豚肉の脂と合います。豚肉は100gちょっとだと思いますが、ランチには十分でしょう。

デザートは２つから選択で、焼き菓子にしました。名前は忘れましたが、プリンを焼いたような素朴なケーキで、フランスではよくあるデザートです。

さらに、コーヒーとミニカヌレがついてきます。カヌレも正しくおいしいです。

パリの下町にあるような食堂は赤坂にいることを忘れてしまいそうです。