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端正で美しい鮨。
食べログでは鮨ジャンルで最高峰の「鮨さいとう」。
常連様にありがたく御誘い頂き、3回目の訪問。この日はお弟子の橋場さん前へ。
斎藤さんとは部屋が分かれているのだが、いつも通り斎藤さん側の部屋からはすごい笑い声で盛り上がり、こちらはしっとりと静かな雰囲気。橋場さんの凛として落ち着いた佇まいも好きだったりする。
この日のつまみは小粒のいくら、柔らかく仕上がったアワビとタコが絶品。
そして旬の身の厚い石垣貝もうまみと甘みを感じられる。毛ガニの甘みもたまらない。
どれもシンプルながらその素材の凄みを感じられる仕上がりのつまみ。
こちらの握りはネタがシャリを程よく包み込み、ほんとうに端正で美しくバランスも良いスタイル。
シャリは口に含むとはらりと解ける絶妙な握り、さいとう仕込み。
ネタによってシャリの温度も変えており、それぞれのネタの香りや甘みが引き立っている。
色鮮やかなまぐろのづけ、中とろ、とろとマグロのうまさに悶絶、
甘みたっぷりのウニととろける穴子もたまらない。
ややアジの薬味が強いのが気になった感じかな。
この日は初めて太巻きをいただいた。
穴子にかんぴょうに椎茸など具材は派手じゃないけど、なんとも上品な仕上がり。
こんなにうまい太巻きはなかなかいただけない。なんばの太巻きとはまた違った感動。
そして大好きなたまご、こちらの卵はカステラを通り越してプリンの域。
さいとうならではの技を確かについでいる橋場さん前のお鮨もまた素晴らしかったなあ。
鮨頂点の魅力
泣く子も黙るミシュラン三ツ星の鮨さいとう。
ありがたく御誘い頂き、2回目の訪問。この日はお弟子の橋場さん前へ。
斎藤さんとは部屋が分かれているのだが、斎藤さん側の部屋からはすごい笑い声で盛り上がり、
こちらはしっとりと静かに。斎藤さんのトークや雰囲気が素敵なのもあるけど、雰囲気は好みによりけりだろうね。ほかの客層次第で大きく左右される要素もあるし(個人的にはポンギ客層苦手)。
つまみは御誘いいただいた方オススメの穴子白焼きがぷりぷりして美味しかった。
煮タコの柔らかさも素晴らしい、肉厚の鯖寿司にパリッと上質なノリを合わせるのもグッときた。
握りはほんのり温かみのあるシャリをふんわりと握る。
まぐろ三種の流れなども斎藤さんと同じなんだけど、やっぱりなんだか斎藤とは格が違うというか。
もちろん橋場さんの握りもお人柄も接客もとてもいいのだけど、斎藤さんが華がありすぎるんだわね。
この日の流れは、つまみのべったら漬けに最後のあん肝、穴子、太巻き、たまごって流れのせいか、
全体的に甘味が強く印象に残った感じ。
お会計は32000円台、前回よりちょい高め。
お値段変わらずなら皆斎藤さん前を取りたがるだろうなあ。
しかしながら次の予約はこれまたイケズ、玄関口で個別にやるから予約対応も人により差があるのだろうけど、
こちらもすぎた同様超予約困難店の頂点だわね。
丁寧で繊細、すきのない握り。
食べログの寿司ジャンル1位に君臨する「鮨さいとう」、
ミシュランで6年連続三ツ星を獲得している超予約困難店。
こちらでは大将の斎藤さんに握ってもらう枠とお弟子さんに握ってもらう枠があるが、
今回初回訪問ながらありがたくお誘いいただき、斎藤さん枠で頂くことができた。
六本木一丁目アークヒルズサウスタワーにある店は、
場所柄ヒルズ族っぽい空気が漂う客層、若くして成功したビジネスパーソンと美しき女性、そんな組み合わせが多い気がした。
アウェイ感満載の条件が揃っているが、大将の斎藤さんは物腰柔らかで初めてのお客様にも分け隔てなくフレンドリーに接してくれた。
おまかせは前半つまみ、後半握りという構成。
つまみはどれもシンプルな調理でその素材を最高の状態にもっていっている。
たこの桜煮の柔らかいこと、口に入れた瞬間に驚く。
少しお酒をきかせたあん肝もとろけるような味わいだし、
パリッとした海苔に包まれた鯖寿司の旨さ、
シンプルに焼いただけのアカムツのふっくらした食感。
さり気なく添えられたべったら漬まで、もう隅々までうまかった。
そして握り。
美しく無駄のないフォルム、とにかく丁寧で繊細。
これぞ鮨というか、すきがない完璧さすら感じる。
ほんのりと人肌の酢飯は、温度を一定にするためにこまめに追加し、
ネタに合わせた程良い加減で握りあげている。
特に雲丹などは握るというより上に添えるというくらいの仕上がりで口の中で溶けるようだった。
大間のマグロの3連チャンも反則的な旨さだし、穴子のふっくらした仕上がりには驚いた。
そしてたまごは今までに食べたことのない次元。
まるでクレームブリュレのようなとろりとしたデザートのような味わいは唯一無二だった。
終始漂う完璧さとすきのなさ。
わたしの一番好きな寿司店は日本橋のすぎただけど、
なんというか…ガラスの仮面に例えれば、すぎたが北島マヤで、こちらのさいとうが姫川亜弓って感じかな?(謎)
ため息が出るほどの鮨だった。
お会計は26,000円ほど、思ったより安かったし、
初回訪問で斎藤さんに握って頂けたのはほんとに幸せものだ。
こちらもう予約が自力で取れるイメージが全く無いので、
神の声を待つしかないのかもしれないが、また伺いたいものだ。
<つまみ>
・いくら
・たこの桜煮
・白子ポン酢
・毛ガニカニ味噌和え
・鯖寿司
・あん肝
・アカムツとべったら漬
<握り>
・松川カレイ
・ブリ(新潟)
・コハダ(天草)
・赤身(大間)
・中トロ(大間)
・大トロ(大間)
・スミイカ(鹿児島)
・車海老(大分)
・白エビ(富山)
・バフンウニ(厚岸)
・穴子(対馬)
・かんぴょう
・たまご
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ゆめゆめ
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ゆめゆめさんの他のお店の口コミ
店名 |
鮨 さいとう(【旧店名】鮨かねさか 赤坂店)
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受賞・選出歴 |
2024年Gold受賞店
The Tabelog Award 2024 Gold 受賞店
2023年Gold受賞店
The Tabelog Award 2023 Gold 受賞店
2022年Gold受賞店
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2021年Gold受賞店
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2019年Gold受賞店
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寿司 百名店 2022 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2022 選出店
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
03-3589-4412 |
予約可否 |
完全予約制 新規の電話ご予約は受け付けておりません。 |
住所 | |
交通手段 |
溜池山王駅徒歩5分 六本木一丁目駅から74m |
営業時間 |
|
予算 |
¥30,000~¥39,999 ¥30,000~¥39,999 |
予算(口コミ集計) |
¥60,000~¥79,999
¥40,000~¥49,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
9席 (カウンター最大9席(通常は8席)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 アークヒルズの駐車場が近いです。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
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料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 隠れ家レストラン |
備考 |
新規の電話ご予約は受け付けておりません。 |
初投稿者 |
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もはや会員制となって常連にお誘いいただくしか行くことができない鮨さいとう。
そんな貴重な枠にありがたくもお誘いを受け、ランチに訪問した。(2回目だけど随分と昔にいったきり)
声がかっこいい大将、頭も綺麗に手入れされツルツル。握る所作がもう見惚れるほどの美しさ。
握りの仕上がりの美しさは、もう別格。そしてネタとシャリのバランスも完璧でもはや芸術の域。
こんな美味い鮨食べたら他のが食べられなくなると思うほど、別格。
この日は握り中心でつまみはある中から2品チョイスして加えた感じだけど、トータルで1万円台と驚きの仕上がり。
いや〜、もう私ごときが評価する店ではないけど…最高でした。