至福の「おまかせコース」は満腹度１８０％！満足度２００％！ : すし晴

赤坂でシ〜ス〜！！

今年６月のOPEN早々から評判が聞こえてきてたんですが、
この年末になって、やっとこさの初訪問♪

場所は赤坂サカスの裏手、閑静な住宅街にひっそりと佇んでいました。
お店は白木のＬ字カウンター９席。
ゆったりと寛げる肘掛け付きの椅子が心地よい、落ち着いた空間。
人懐っこい大将が満面の笑みでお迎えしてくれました♪

こちらのお寿司屋さんには値段がありません。

いや、値段どころかお品書きもありません。

「お任せコース」１５０００円のみ。

てか、値段がないお寿司屋さんより逆に安心ですよねｗ

ではでは、今年の「寿司納め」のスタートです♪

◆シジミのお吸い物
着席してほっとしてると、温かいおしぼりのサービスに続いて、熱々のお吸い物。
見るからに特濃のシジミのお出汁に、わずかな塩っ気で、胃袋のスタンバイ完了！

続いては苦いのでお疲れちゃ〜〜〜ん☆
うすはりグラスで、ただでさえ美味しいビールが美味しさ７割増(≧∇≦)b

◆カワハギ
続いては握りを一貫。「少しお腹が空いていらしゃるでしょ？」とのお心遣い。
とんでもない、少しどころか、お腹と背中がくっつきそうなんですがｗ

淡白な白身に肝のコク！仲を取り持つ芽ネギがええ仕事してはります♪
しかし、これだけは悟りました。カワハギの主役はキモや〜(≧∇≦)b

シャリは硬めに炊いたものに、まろやかな赤酢。
粘度の低いシャリは、お口の中で素材とうまく絡み合いますね〜！！

つか一発目からアンコールの最後の曲級の大物をいただいちゃいましたよｗ

◆揚げ物
関東ではなかなかお目にかかれない「エビイモ」のふくめ煮を唐揚げで。
つか芋を炊いてから揚げるなんて発想といい、そしてめちゃめちゃ香り高いお出汁といい、
大将は絶対、関西の人間やろ〜と、出身を伺ってみると「宮城です」。
あらま、私ったら（恥

この後、先日行った仙台旅行の話で盛り上がるきかっけとなったので、
結果オーライなんですけどｗ

◆迷いがつおのタタキ
戻り鰹の中で、戻れなくなっちゃった抜けた子を「迷いガツオ」と言うらしく、
迷ってるうちに、めちゃめちゃ脂が乗るそう。

迷子ちゃんを藁焼きでタタキにしたものを塩でシンプルにいただくと・・・
ミクロのサシからあふれる脂の旨味がお口の中に広がります～（*´▽｀*）

◆寒サワラ
タタキにしたものを、タマネギ醤油のタレで。サワラを引き立てるタレが絶品！！

◆寒ブリ
サッと湯にくぐらせた鰤をおろしポン酢で。
脂がほどよく抜けて、一味違った食感がいいなぁ〜。丸い大根おろしがキュート♡

さぁ〜て、そろそろお酒をいただきましょうか(‾ー‾)ｂ

◆寫楽　純米吟醸　おりがらみ（福島）

お酒のオーダーを待ってました的なタイミングで、おつまみの登場！！
これだけで永遠に飲み続けられそうな気がする、豪華ラインナップは左上から・・・・

◆塩辛
塩分控えめで、肝のクセと独特な風味が際立ちます！柚子のきかせ方がニクイ！

◆あんきも
特大のあん肝は一キロ超のものとか。濃厚な旨味は「冬のご馳走」！
添えられた生姜の奈良漬が旨いのなんのって。お代わりしたのは内緒の話ｗ

◆赤なまこ
クセがなく、独特のコリッとした食感はくせになりそう♡
ここで食わず嫌いだった苦手食材を克服ｗ
外見で判断したら損する顕著な例ｗ

◆白子ポン酢
まるまる太った白子！笑ける位「ヒダ」がくっきり深くてデカ〜イ♡
濃厚な旨さは後を引きます〜（*´▽｀*）

ちなみに「たらふく」の語源って、白子がパンパンに詰まったタラのお腹の事なんやて。
ひとつ利口になったわ〜(‾ー‾)

◆コハダ
愛してやまないコハダちゃん♡
大きめのふっくらした身のコハダちゃんは隠し包丁を入れた横巻きで。
控えめな酸味で、ふくよかな旨味を感じられ、しみじみ美味しぃ〜（*´▽｀*）

◆シマエビ
昆布締めにしたシマエビの身は粘度と甘みが増して濃厚な旨味に！！

◆日高見　純米初しぼり（宮城）
大将の故郷のお酒。軽やかな飲み口で、グイグイ進みます〜♪

つか大将がへんなとこに握りを乗っけてるんですけど。

ん？私が酔っ払ってるんか！？

◆スミイカ
てなわけで、隅に置かれたスミイカｗ

はぃ、笑うとこですよーｗｗ

肉厚でねっとり、もっちり♪

隅に置けない奴ですわ〜`,、('∀`)'`,、（←笑って笑ってー！）

◆子持ち昆布
「天然子持ち昆布」と言われ、私の脳裏には、海底で根を張って、ゆらゆらと生息する
子持ち昆布の図が浮かび上って、ツボにはまるの巻ｗ

フライで食べるとは意表をついてますが、独特の臭みが全くなくなって、超美味！！
味付けはあくまで優しく、素材の味を感じ、コリコリ食感が最高です！！

◆車海老
湯がきたてホヤホヤの車海老は手渡しで♡
ふっくらした身は、めっちゃ甘〜〜〜い(≧∇≦)b
シャリと一緒にお口のなかでほどける感じはたまりません！！

◆煮ホタテ
生でも美味しいホタテを、干し貝柱を戻した出汁で炊いたそう。
ぷりっとした身から溢れ出す旨味！！

◆鰤かま焼き
脂ノリノリ！ふっくらした身！ぱりっと焦げ目の入った皮！
隅から隅まで美味しぃ〜！！こりゃお酒泥棒やぁ〜！！

◆大トロ
このテカリと艶(≧∇≦)b
大間の対岸、北海道・土肥産サシからほどけるトロは、若干硬めの赤酢のシャリと
お口の中で融合！最高のハーモニーを奏でていますよ♪

◆赤身
続いては赤身。こいつもヤバイ色してます(≧∇≦)b
赤身独特の旨味があふれ出します！！

◆田中六五　純米酒生山田錦（福岡）
お酒はすべて、大将のおすすめでチョイスしてもらいました♪

◆雲丹
オレンジが眩しぃ〜バフンウニは北の海からの贈り物♪
豊かな海の香りの雲丹にパリッパリッの海苔！もう死んでもいいｗ

◆のどぐろ茶漬け
一夜干ししたノドグロの皮を炙ってお茶漬けに。
旨さの８割は皮に潜んでますね（*´▽｀*）
炙った皮の風味はヤバイです！！
丼で食べたかったわぁ〜ｗ

◆味噌汁
今までの流れをガラッと変える、濃い口の味噌汁！！
しかも、味噌は味噌でも「海老味噌」(≧∇≦)b
シマエビの頭から取った特濃の味噌汁には、普通の味噌はごく少量しか使われていないとか。
丼飯が欲しくなるハマる旨味〜♪

◆アナゴ（塩）
ふわっふわのホッカホカ！対馬の穴子をシンプルに塩で！

◆アナゴ（タレ）
炙りたて熱々アナゴがとろけます〜（*´▽｀*）

◆巻物
とろたく雲丹イカカッパ・・・
オールスターキャストが勢揃いで舞台挨拶のような、夢の巻物♪

◆かんぴょう手巻き
舞台挨拶の後のアンコールに答えてくれたのは、みんな大好き「かんぴょう巻」。
このかんぴょうを炊くのって難しいんですよね〜。職人技が光る逸品で締め！

◆穴子巻き
って言うのかな？「うまき」の穴子版なので「穴子巻き」。
ふわっふわのだし巻きの中には、ふっくら煮穴子！
甘〜いタレと共に、三位一体、お口の中に広がる幸せ～♡

締めの水菓子は「とちおとめ」。
ひんやり甘酸っぱ〜いイチゴで締めて、ご馳走様でした！！

この幸せな時間、いつまでも続いて欲しいと願いつつも
胃袋はとっくの昔に限界量突破してました
が、
出されたものは反射的に食べてしまった、幸せ過ぎる３時間♪

もう３日ぐらい何も食べなくても生きて行けそうな錯覚さえ感じたコースは
握り１４カン＋おつまみ１２種。

シャリが大きめ、ネタも大きめなので、大食い男子でもきっと大満足間違いなし！
価値あり過ぎる、至福の１５０００円コースでした（*´▽｀*）

この日も満席でしたので、予約は必須です！！
予約が取れなくなる前に、是非とも足を運んでみてね〜！！