『若さ溢れるカジュアル＆フレンドリーなビストロ・男前ボリューム・ランチ♪』 : プールトワ

”Pour Toi"”あなたのために”。ふだん言われようがない？ワード、じんわりと、いいネーミングに酔いしれる。気軽に本格フレンチを“あなたのために”提供する、Restaurant Pour Toiです。お休みいただいて赤坂へ。予約必至、でございます。

ランチメニューは、前菜、メイン、デザート、コーヒーまたは紅茶。それぞれプリフィクス。

【前菜】
『豚レバー燻製とサラダ』
サラダももりもりと盛られています。赤大根のスライスとサニーレタスがたっぷり、ドレッシングがたっぷり絡んでいるのでサラダ好きにはたまらない。まったりとした豚レバー、どかんとタイマイ５枚以上。もちろん臭みもなくまったりとしていながらくどくなく、後味もサラリ。濃厚だけど、食べやすい豚のレバー。クセはありません。スターターとして正解。。添えの人参ラペ、とろけたゆで卵の黄身がまろやか、すべて美味しかったです。

母は『ノルウェーサーモンのマリネとサラダ』
とってもうまみの詰まったノルウェー産スモークサーモン。“アラメゾン手の込んだフレンチドレッシング”がサラダに絡んでおいしくいただきました。マヨネーズもきちんとフランス風自家製ですね、サラダのうまさにプラス効果。

前菜ほかの選択・10種の野菜のポタージュ・鶏ハムとサラダ・田舎風パテとサラダ

【パン】
「自家製クルミパン」「フランス直輸入バゲット」
見た目から美味しそうな２種のパン。期待を高めてくれます。
“バゲット”はクラフトがおいしくカリカリッ。本当は、どこでも君にいつも逢いたいタイプ、の旨味バゲット。
“自家製クルミパン”はクルミが存分にはいってコリコリっとスポンジケーキのようなパン、ふわっとやわらかいパンです。

【メイン】
「チキンのリヨン風煮込み」
鮮やかなソースをまとったチキンが出てきて“おいしいにきまってるでしょ”と宣言してきた。鶏肉は、引き締まったプリプリ感がありながらも、噛むほどに旨味を感じるもので、やわらか～いしっとりジューシーな肉質に、“身震い”。また、このソースも絶品、旨味に体がこたえきれない。赤ワインベースの深みのあるソースが“じっくり煮込まれて”しっかり染み込んでいて、とっても美味しいんです。トマト、赤ワインヴィネガー、白ワインを使ったソースの味が素晴らしい。“コック・オー・ヴァン”よりもぐっとクリーミーで優しい。
付け合せのキャベツのソテーはクミンを効かせたモロッコ風の味付け。皮ごとオーブンの玉ねぎのローストはクッタリと、柔らかく甘くて最高。さらにマッシュポテトまでも豪勢にたっぷり、もっちりふわふわ、ジャガイモの素材を生かした塩味、ソースとの相性もいいです。人参のグラッセも職人技な味付け。丁寧な技を見せつけられ、の連続。圧巻。くせになりそう、なった。で、また伺う。

母は「本日の鮮魚のポワレ　タップナードソース」
こちらは、“本日の鮮魚・ブランダード・たら”、ソースが掛かっています。 “たら”の身は、普通の「ほっくり、ほろほろ」焼きあがった、とは異なり、クオリテイ上質、かなり弾力のあるぷりぷりっの身のギュっとしたもの。これに濃い目の味付けの「タップナードソース」がぴったり来ます。こちらもキャベツや玉ネギのソテーもクミンの芳香がびっくりする位ぴったりマッチ。じゃがいものピューレとスペシャリテ人参のグラッセも。

メイン他の選択肢・希少部位 牛イチボ肉のステーキ ・豚肩ロース肉のロースト・鴨モモ肉のコンフィ・鴨ムネ肉のロースト

【アントルメ】
「デセールの盛り合わせ・アングレーズソース添え（サバラン、フランスショコラ、ココナッツタルト、グレープフルーツのタルト、ブルーベリータルト、焼きバナナのタルト）」
客人によって異なるのが楽しい。きれいな盛り付けに「アングレーズソース」がかけられたもの。今日はお席も女性オンリー、このお時間になればどのテーブルからも“歓声”！男前フレンチ、実は女性のほうがよく食べるの。。ぷぷ。
・「サバラン」ラム酒に浸したスポンジは最高！繊細なスポンジにうまうまラム何とも贅沢。
・「フランスショコラ」とろーりとしたチョコレートクリームが最高においしい逸品。
・「ココナッツタルト」さわやかココナッツ、一見レモンパイのようでレアチーズのようでもあるけどカスタードもたっぷり、のタルト。
・「グレープフルーツのタルト」夏らしい甘酸っぱいフレッシュなグレープフルーツとタルト魅力的すぎ。アマンドプードルもおいしいフィユタージュ。
・「ブルーベリータルト」ジャムのようなブルーベリーのコンポートたっぷり。コンフィチュール好きにはたまらないブルーベリーの果実がフルーツ感を盛り立てている逸品。
・「焼バナナのタルト」チョコラクリームさらにホイップクリームの２段重ね、チョコレート＆バナナタルトのネーミングのほうがしっくりくるかも、おいしかった。

母の「デセールの盛り合わせ（サバラン、ドライフルーツのパウンドケーキ（クグロフ）、フランボワーズのタルト、ココナッツタルト、カシスタルト、焼きバナナのタルト、）」
アントワネットもお好きだったクグロフは甘さも見た目も洗練、上品でした。

【ドリンク】
「コーヒー」
“たっぷりマグカップ”にて提供、うれしい。しかもマイルドでおいしかった。

カウンター越しキッチン“ライブ！”シェフも笑顔がいい！！気さくなので堅苦しくない雰囲気。メニューもビストロの代表的なメニューが揃っていてフランス日常のお料理、絶品シャルキュトリーなどが楽しめるお店です。しかもアントルメデセールが充実、満喫できます。ここに今日いらした女性は多分みんなリピートさん、のようでした。がっつり、いただけて再訪しない理由がありません。