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ワイン仙人のうんちくが止まらない!ベテランソムリエが魅力的なワインバー。@赤坂ワイン酒場 MARO SUN(マロサン)
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lua branca
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店名 |
閉店
赤坂ワイン酒場 マロサン vintage1968(marosun)
|
---|---|
ジャンル | ビストロ、ワインバー、ステーキ |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄千代田線赤坂駅 徒歩3分 中ノ道小路 路地裏 赤坂駅から290m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) 個室8名様まで |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2011年10月13日 |
備考 |
貸切:立食最大30人 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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ここのところマニアックなワインバーをご紹介いただくことが多いのですが、今回も友人に誘われて少々個性的なベテランソムリエさんがいらっしゃるワインバーにお伺いしてきました。
場所は赤坂と乃木坂の間、路地をはいったところにひっそりとそのお店がありました。外観はとてもカジュアルな雰囲気です。
とりあえずこの日は3人でお伺いしたので、アラカルトでお料理をいただきつつ、ワインはソムリエさんと相談することに。最初に出てきたのが「緑いっぱいのグリーンサラダ600円」と「塩豚のハム1000円(くらいだったと思います)」。サラダは3人分に取り分けていただいてもたっぷり。ハムも丁寧でしっかりワインに合うものでシンプルに美味しい。
最初のワインはベテランソムリエさんのお任せで「AlamosChardonnay2013(アルゼンチン)3700円」を。アルゼンチンのワインで、お手頃で美味しいということで近頃人気の高いワイン。輝きのある色調にトロピカルフルーツの香り、樽からくるバニラやナッツの風味など、とにかく味わいのバランスがよいですね。それにしてもボトルの値段もかなりお手頃。
パンは帝国ホテルのガルガンチュワの「パンオオリーブ」。オリーブの塩分がワインを引き立てる味。ワインとの相性をこだわったチョイスですね。
そして「アクアパッツア1000円」。お魚は小ぶりですよといいつつも、これで1000円!ワインがメインということで、お料理のお値段は控えめにしているようですが、どれをいただいてもかなりしっかりしたクオリティでびっくり。
2本目は赤のおすすめをいただくことに。ソムリエのマロさんが嬉しそうに「Brecaoldvinegarnacha2010(スペイン)4500円」を出してくれました。そう、ここからうんちくが始まりました(笑)。2010のパーカーポイントは94点、とにかくこの年のワインはもうなかなか手に入らないけど、自分はこのワインを見つけたときにこれだ!と思って購入してちゃんと保管しているだよetc… とにかくワインを語らせたら止まりません!
そして美味しく飲むための一手間。まずは時間をかけずに開かせるという「エアレーター」でデキャンタージュ。「これ使いたかったんだよ。高いワインだと使わないけど、これくらいならちょうどいいかな」とのこと。ワインを飲ませるまでも、みせてくれます(笑)
そしてこちらがデキャンタージュし終わったワイン。これを今度は2種類のワイングラスで飲み比べ。
1つは通常のグラス、もう一つはリーデルのソムリエシリーズのブルゴーニュ・グラン・クリュグラス(1つ2万円もするもの)で。もちろん、通常のグラスも美味しいのですが、やっぱりリーデルグラス、同じワインなのに味わいが丸くなる!マロさんいわく「このグラスは晩餐会でも使われており、白赤両方に使っているんだよ。」と。そしてどんな高級なお店でもこのグラスは破損したときの損失が大きいので使わないんだよ。ともいっていました。こちらのお店でもだれでも出してもらえるわけでなく、マロさんが認めた方じゃないと出してくれないようです。(私たちはなんだか気に入っていただいたようです。)
赤ワインに合わせてお肉料理もでてきました。まずは「フォアグラソテー1000円」。ソテーされたフォアグラにリンゴの果実味と甘さがベストマッチ!素材の良さが光るフォアグラはシンプルなお料理だからこそ、その美味しさが際立ちます。
そして「黒毛和牛A3サーロイン200g2800円」。こちらは3人分に取り分けてだして頂いたので1人1000円くらいでしょうか。上品で柔らかな肉質にうっとり。
ソムリエのマロさんは、この日はとても機嫌がよかったようで「今日は特別。」といって「2004ChâteauDuhart-Milon(フランス)」を出してくれました。第1級格付ラフィット・ロートシルトと同様の手法で作られるポイヤックのワイン。2004年はとてもよい年だったとのことで、他で飲むと数万円するとか。こちらではなんと9000円。えっと、大丈夫でしょうか。。
ぶとう品種はカベルネ・ソーヴィニヨン主体のメルローブレンド。熟した果実の香りがあり、しっかりしたボディに複雑味、そして長い余韻、エレガントで気品のあるワイン。先ほどのブルゴーニュ・グラン・クリュグラスでいただき、本当に心地よくワインを楽しめました。
こういうワイン自体を楽しみたいときは、お料理よりもチーズ。ということで、チーズの盛り合わせもいただきました。
もうこの日はワインを十分にいただいたのですが、マロさんに他にどんなおすすめワインがありますか?とお伺いしたところ、ワインセラーからいろいろだしてみせてくれました。なんだか説明してくれる姿はとても嬉しそうです。
「ドメーヌ・プリューレ・ロック」飲んでみたいけど、おいくらなのかしら?そしてカルフォルニアワインの「レイヴェンズウッド」もありました。
こんなひっそりとした場所に、ワイン好きなら楽しくなっちゃうお店があるとは。何と言ってもうんちくが止まらないワイン仙人マロさんの経験に基づくワインチョイスは絶対的な説得力があります。こういうお店は本当にワインが好きな人が来てほしいですね。少なくともお料理だけ食べて帰るお店ではなく、メインはワインなのでワインのためにお料理をいただくべき。
これだけワインとワインのうんちくとお料理をいただいて、1人9000円弱。ワイン好きなら悪くないお値段かと思います。今度は4-6人くらいでお伺いして、もっといろいろな種類のワインが頂いてみたいですね。