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050-5589-2198
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協会事務局さんの他のお店の口コミ
店名 |
赤坂あじさい(アカサカアジサイ)
|
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ジャンル | 日本料理、郷土料理、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
050-5589-2198 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「港区赤坂3-12-7」から移転しています。 |
交通手段 |
地下鉄千代田線 赤坂駅 徒歩2分 赤坂駅から243m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥1,000~¥1,999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済不可 |
席数 |
30席 (カウンター8席、テーブル2席、テーブル4席×2卓、個室テーブル4席、個室掘りごたつ8席) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | ドリンク持込可、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
ホームページ | |
オープン日 |
1996年6月1日 |
電話番号 |
03-5570-9505 |
備考 |
【2011年6月に東京都港区赤坂3-12-7 赤坂ソシアルビル 2Fから移転】 |
初投稿者 |
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お盆で休みかと思ったが電話を掛けてみると、へぇ今日やってますよ、ということで久方振りに一人で赤坂へ。
6時半でもまだまだ宵闇には間がある微妙に明るい街中を、牛のイナナキ宜しき街宣車を左目で眺めつつ、前を行く姫のスラリとした容姿に右目は釣られつつ、体温を超える大気を掻き分けるように進むのである。
ようやく右前方に、赤坂あじさい、の行灯が見えた。
階段を下りドアが開くと、いらっしゃい、威勢がイイね。
カウンターの左端を占め、目の前の板場にいるご主人と挨拶を交わしつつ、先ずは渇いた喉に生ビールを、という処から始めるんだな例によって。
眼前で果敢に繰り広げられる食材との格闘は、或いは皮を剥ぎ、或いは串を刺し、はたまた塩を振りふり、見ていて飽きる処が無いのであります。
焼けたノド黒の甘く立ち昇る香ばしさに、そして豊満な岩牡蠣の清冽な潮の香に、欠食児童の鼻腔は猛烈にくすぐれられ、ここに座って居るだけでワクワク感がいよいよ募るのですな。
と、初めてお目に掛かる流麗なマダムに、前菜はツブ貝・つる紫・鮪の山椒煮、の面々を紹介された。
ここでビールを終えた私は敢えて熱燗を所望するのである、身体を冷やし過ぎては毒だからね。
さて、彼女もまた、ここの主人と同様、山形原産だとのコト。そして、つる紫は山形の夏の味覚なのだそうだ。
食感はうっかりすると蓴菜と違える処があって、見た目はホウレン草という代物である。同じネバリ系でも、納豆などに比べ清楚な品のあるネバリですな。
マダムは全く山形訛りのない声で、つるっとして居るので、つる紫と言うと説明してくれた。私は、彼女の美貌に見とれていて、紫の語源を聞き忘れてしまった。
料理は、鮪・鯛・鰯の造りへと進みます。
鰯はネギと生姜で遣るんですが、薬味の香味と、クセのないトロッとした身が程良く調和していて、これはイケます。
何でも鰯は年に3度旬があるんだそうで、今がそれに当たるのだと、ご主人シタリ顔です。
この辺で熱燗で労った身体にいよいよ冷たい男山を注ぎ込む事とします。
続いて、メダイの焼き物が登場です。兎に角ボリューム感のあるヤツでしたが、チョイと濃い目の下味が効いてて酒が進むこと進むこと。
気付けば、いつの間にか日本酒は、芋のスピリッツに替わり、手の中で氷がカラリと可愛らしい音を立てています。
カウンター越しに板場のご主人とコレがどうだの、アレがこうだのと、たわいもない意見を交換しつつしているうちに、1組また1組とお客さんのご入来です。
カウンターの酔っ払いは慎ましくも、山形の味覚の代表格、芋煮を頼んで〆に至ります。
〆て小1万円という処でしょうか。
嫣然と笑みを湛えたマダムと、シタリ顔の主人に見送られつつ、店を後に階段を登り地上へ出ると、そこはすっかり夜の赤坂である。さてさて今日は この後何処に引っ掛かってしまうんだろうか。