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食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店
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店名 |
室町 砂場 赤坂店(むろまちすなば)
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受賞・選出歴 |
そば 百名店 2024 選出店
食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店
そば 百名店 2021 選出店
食べログ そば 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | そば |
お問い合わせ |
03-3583-7670 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ千代田線「赤坂駅」から112m 赤坂駅から111m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー不可 |
席数 |
30席 (テーブル4人席×2、8人席×1、小上がり4人席×2、2人席×3) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
1964年 |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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土曜の昼。
日本橋のほうの砂場は行ったことがあり、赤坂のほうを試してみようので行ってみた。
小上がりの座敷に通される。最初はちょっと蕎麦を手繰って帰ろうか、なんて思っていたのだが、座敷に上がりこんでみたら調えられた庵のような空間が妙に居心地よく、腰を落ち着けて向き合ってみようと考えを変えた。
夜、酒を飲む予定があったので、酒なしに蕎麦前。目に着いたのは小田巻蒸し。存在は知っていたが、なぜか食べることなく30年以上生きてきた。ただ、メニューにも書いてあるとおり20分待ち。さすがに何もなく20分待ち続けるのは手持ち無沙汰すぎるので、焼き鳥(塩)、筍の土佐煮を頼んで、これで小田巻蒸しが出来上がるのを待つことにした。
筍、焼き鳥と順に供される。えぐみすらも味の一部としてまとまった、筍の滋味を活かした土佐煮、余分な水の抜けた塩の利いた焼き鳥、いずれも長い年月を生き抜いてきた店の有無を言わさない旨さがあるのだが、酒、ことに日本酒を煽るものだ。酒を飲まない時に来たのを軽く後悔した。日本橋のほうは年末の仕事納めの帰りに寄るから、酒を常に飲んでいたから気にならなかったが、酒を飲むための蕎麦屋なのだな、と気が付かされる。
二品つまんでいるうちに、20分は待つよと脅された小田巻が蒸しあがる。えび、鶏、かまぼこ、しいたけ、椀の底にうどんが納められていて、卵に閉じられた宝箱を漁る心地の、楽しくて華のある料理。
〆は大ざる。これまた清廉とした出来のよい蕎麦。若干甘めに漬け汁が作られているが、ネギやワサビのピリッとした風味が咬まされることでバランスが取れる。
蕎麦まで頼んで〆て4,000円で釣りが来る。店員さんの動きも流石、老舗のそれ。時折外すことはあっても、空いた時には全体を見ることができてちょうど声のかけやすいところに誰かしら居るように動いている感じや、ちょっとした客の挙動もよく見ている。このサービスが心地よく、磨き抜かれた食事を気持ちよく楽しめる。
赤坂よりも、日本橋のほうが近所で通いやすいので、赤坂に次行くのはいつだろう、という感はあるものの、さすが、さすがと感嘆の言葉しかない。
そういえば、〈かんだやぶそば〉でしか聞いたことないと思った「有難う存じます」という言葉、ここでも普通に店の人、使っていた。これも江戸の言葉なのかな。