美しい春の生菓子を頂きに : 塩野

例年、ソメイヨシノが終わる頃、紀尾井町の八重桜を見に行きます。
と言っても、お花見に忙しくしていて、そう言えば八重桜は？と急に思い出し、慌てて伺う状況です。

この日も、当日急に思い立ち、お友達を誘ってオーバカナルさんへランチを頂きに。
今年は花衣をまだ食べていない！となり、お電話でお取り置きをお願いしてランチ後に伺いました。

頂いたのは以下のものです。
・花衣 500円
・花菖蒲 500円
・藤娘 500円

久しぶりに伺うと、計算しやすい？お値段に上がっていました。
色々値上がりしていますので、仕方ないですね。
370円時代がお安過ぎたとも言えますし。

お家で、お抹茶ととても美味しく頂きました。

花衣は、繊細な外郎の花びらで黄味あんを包んだもの。
残念ながら、桜餅2種類・わらび餅と共に、4/8で今年の販売は終わりました。

花菖蒲は、色のみでお花を表す大好きな浮島製。
しっとり肌理細かく柔らかく、いつ食べても美味しい。

藤娘は、こし餡入りの薯蕷饅頭で、藤の焼印部分にほんのり透ける藤色が美しく風情があります。

六瓢箪という、お祝い事にぴったりな美しい煉切もありました。

紀尾井町通りの八重桜は、満開でとても綺麗でしたが、バッサリ剪定されている木が多く、以前ほど壮観ではなくなっているのが残念です。

前を通りかかると、新しいビルが建って店舗がリニューアルオープンしていましたので吸い込まれました。

外のウインドウには、ガラス細工の涼し気な海の生物が飾られていました。

この時季に伺うのは初めてかもしれません。

河童の形の練切『河太郎』がとっても可愛いですが、残念ながら売り切れ。
こちらは、伺うことが決まったらHPのお菓子を見て予約が安心です。

頂いたのは以下のものです。
・蚊やり 400円
・金魚 400円

夕方前のお時間だったので他のお菓子も売り切れが多く、今回は2種類だけ購入しました。

お家で、お抹茶と美味しく頂きました。

蚊やりは、蚊取線香のぶたを模した薯蕷饅頭で、こし餡が入っています。
しっとり美味しく、とても可愛い。

金魚は、吉野羹(吉野葛を使用)の涼し気なお菓子です。
ぷるんとした舌触りで、赤い金魚の羊羹が美しい一品。

店内には、お騒がせな皇族のお写真がありました。
お店の品位が落ちるので、飾らない方が良いと思いますが。
このご家族の家長と初等科で席が隣だったお友達から、色々聞いております。

また伺います。

＊店内撮影禁止です。


赤坂に舞台を観に行くので、こちらのHPを拝見して主菓子の予約をしました。

頂いたのは以下のものです。(各400円)
・雛の袖(外郎製 黄味あん)
・雛の宵(浮島製)
・はまぐり(薯蕷饅頭 小豆漉しあん)
・桜餅(道明寺製 小豆漉しあん)

いつの間にか値上がりしたようです。

2月中旬はお雛様関連の物が多いですね。
雛あられ・菱餅も並んでいました。

お家でお抹茶ととても美味しく頂きました。

雛の袖は、大好きな組み合わせのお菓子です。
ぼかしが美しく黄味あんはやはり美味しい。

雛の宵は、大好きな浮島の間に軽い羊羹が入っています。
羊羹も美味しいですが、浮島だけの方が好みでした。

はまぐりは、薯蕷の香りはあまりせず、皮が少し固めでした。

桜餅は、関東風もありますが道明寺にしました。
まん丸な形が可愛らしく桜の塩気も上品でした。

3月中旬には、こちらの主菓子の中で1番気に入っている花衣がおそらく登場します。
また伺います。

和栗のモンブランを頂きにラプレシューズ紀尾井町店さんへ伺いましたので、お電話でお取り置きをお願いして帰りに伺いました。

頂いたのは以下のものです。(各370円)
・姫菊
・武蔵野
・亥の子餅

お家でお抹茶ととても美味しく頂きました。

姫菊は、毎年頂いている花衣と同じ構成で、黄身あんをピンク色の外郎で包んであります。
緑の羊羹の葉がちょこんと載って可愛らしいです。
11/16〜は黄色い外郎の『銀杏』に変わります。

武蔵野は、大好きな浮島と栗蒸し羊羹が重ねられたものです。
山吹色のしっとりした浮島ともっちりした栗蒸し羊羹は、紅葉と栗拾いを彷彿とさせます。

亥の子餅は、粒あんを胡麻入りの求肥で包んであります。
胡麻が香ばしく、粒あんの美味しいこと！

武蔵野・亥の子餅は、11月いっぱい購入出来ます。

いらっしゃる時は、HPをご覧になって予約されることをお勧めします。

(2017.1)
こちらの花びら餅を頂いたことがありませんでしたので、予約して伺いました。

今回頂いたのは以下のものです。
・梅の雪 370円
・白玉椿 370円
・お福さん 370円
・下萌 370円
・菱葩餅(ひしはなびらもち) 700円

お家でお抹茶ととても美味しく頂きました。

梅の雪は、ねっとりした薯蕷きんとんでこしあんを包んだもの。
ようやく咲いた春を告げる紅梅に、雪が積もった様は儚げです。

白玉椿は、初め水仙かと思いました。
大好きな外郎製で、中の黄身餡も変わらないと思うのですが、やはり桜の季節の花衣には負けますね。

お福さんは、練切に黄身餡が入っています。
頬を赤く染めたお福さんは、にこにこと福を呼び込んでくれそうです。

下萌は、大好きな浮島にうぐいす豆が散らされています。
春の芽吹きを感じる色合いに、しっとり幸せなお味です。

菱葩餅は、求肥製で、牛蒡の硬さは丁度良く味噌餡も美味しいのですが、ちょっと甘過ぎるのと見た目が余り美しくなく残念でした。
今年は3店舗の花びら餅を頂き、比較出来たのはうれしかったです。

また伺います。

(2015.10)
ニューオータニのサツキさんのスーパーモンブラン目当てで赤坂へ。

こちらも栗のお菓子が並んでいるはず、と伺いました。

平日の11時過ぎ、今回はまだ売り切れの商品はなく、フルラインナップから選びました。

今回頂いたのは以下のものです。(生菓子370円、お干菓子140円)
・栗蒸し羊かん
・はろうぃん(練切・南瓜あん)
・栗きんとん
・熟柿(外郎・黄味あん)
・深山路(浮島)

・ふくら雀
・万寿菊
・干し柿
・熟柿
・南京豆

栗蒸し羊かんは、表面だけでなく羊かんの中にも沢山栗が入っています。
あまりモチっとしない、さっぱり頂ける栗蒸しです。

お顔も描いてあるはろうぃんは、南瓜餡という拘りようです。
微かに感じる南瓜の風味がいいですね。

栗きんとんは、他店のものに比べてかなり小さめで、その分甘みが強いような気がします。
クラッシュした塊も所々に入っており、歯触りも楽しめる一品。

熟柿は、大好きな外郎製です。
柿らしい艶ととてもよく出来た形が可愛らしい。

深山路は、ハズせない浮島製。
しっとりねっとり美味しいです。

お干菓子の名前は書いてありせんので、私が勝手に呼んでいるものです。

それぞれ見事な造形とお味で、秋を満喫しました。

この後は、うずまき別館さんで、美味しい担々麺を頂きました。


(2015.9)
希須林さんで担々麺を頂いた後は、久しぶりのこちらへ。

途中、うずまき別館さんを覗くとお客様の姿が見えましたが、12:30前に行列はありませんでした。
今度はこの時間にうずまきさんを狙いましょう。

塩野さんは、相変わらずお客様が常に2組はいらっしゃいます。

今回頂いたのは以下のものです。(生菓子370円)
・こぼれ萩(外郎)
・着せ綿(こなし)
・尾花(薯蕷饅頭)

萩は、夏の帯で好きな柄です。
上品な色合いが目を引きます。
中は黄身餡なので、切ると華やかです。

着せ綿は、重陽の節句に欠かせない菊の花に綿を被せたものですね。
とても可愛いです。

尾花は、9日までです。
10日から薯蕷饅頭は、月兎になります。

栗きんとんは売り切れていましたが、初雁(浮島)がありましたので喜んでお願いすると、奥から戻られて売り切れていたとのこと。
秋らしい綺麗な浮島だったのに残念…
9月いっぱいあるようですので、機会があれば頂きたいです。

栗が大きくなったら、栗蒸し羊かんと栗鹿の子も並びます。

実りの季節の到来ですね。


(2015.8)
梅酒よりも中の梅の実が好きなお友達に、毎年漬けているので実をお裾分けしました。

そのお礼にと、ペストリーブティック オリガミさんの焼菓子と一緒にプレゼントしてくれました。

頂いたのは以下のものです。
・寒氷(薄荷)

冷蔵庫もクーラーもない時代にせめて見た目だけでも涼やかにと、氷を模したお干菓子を作った先人の知恵は素晴らしいですね。

薄荷(ハッカ)なのですうっとしますから、より涼しく感じます。

寒天というよりは、餡のような歯触りで美味しいです。

月の半ばなので、主菓子がそろそろ入れ替わる頃ですね。

また伺います。


(2015.4)
こちらは、父が接待のお土産に頂いたりと何十年も前から知っているお店です。

お干菓子もここまで種類が揃うお店は、中々ないのではないでしょうか。
1個から買えますので自宅用や、贈り物として宅配便で送って頂いたこともあります。

年に数回主菓子を頂きに伺います。

今回頂いたのは以下のものです。(生菓子370円)
・花衣(外郎製・黄味あん)
・尚武(練切製・こしあん)
・花菖蒲(浮島製)
・千鳥(上用饅頭・こしあん)

10年以上、桜の季節には花衣を予約して購入するのが恒例になっています。

花衣は、とにかく可憐なはんなりした姿が美しいです。
他の季節の外郎製のお菓子より、外郎が重なっているからかお味も好きです。

尚武も毎年頂いています。
いつまでも見ていたくなる美しさです。
ねっとり滑らかで美味しいです。

花菖蒲は、しっとり柔らかい大好きな浮島製で、こちらで主菓子を頂く時は必ず浮島製は購入します。

千鳥は、愛らしい形で選びました。
薯蕷饅頭でしっとり美味しいです。

花衣は4/15で販売終了です。
午前中に売り切れる物もありますので、予約が安心です。
お店のHPに、『今月の生菓子』として写真入りで販売日等記載されています。

今の時季は、柏餅や粽もあります。
3種類ある粽もお勧めです。


(2014.5)
予約をお願いして、子供の日に伺いました。

頂いたのは以下のものです。
・外郎粽
・水仙粽
・柏餅味噌あん
・柏餅こしあん

お家でお抹茶と美味しく頂きました。

今回は頂きませんでしたが、粽はもう1種類、羊羹粽があります。

葛が原料の水仙粽が気に入りました。

柏餅は、元々粒あんは作っていらっしゃいません。

2種類とも、姿も美しく滑らかで美味しかったです。


(2014.4)
赤坂に行く時は、持ち帰れないか必ず考えるこちらの主菓子。

いつもは予約して伺いますが、今回は急に赤坂に行くことになったので、ダメ元で伺いました。

今回頂いたのは以下のものです。
・花菖蒲
・藤娘
・花衣
・山吹
・尚武

本来なら花衣はもう置いていない時季(4月中旬)なのですが、その日は注文があったので作りました、とのこと。
うれしいです。

浮島・薯蕷饅頭・外郎・黄身時雨・練切、いつも通りそれぞれ美味しいです。

また伺います。


(2012.4)
自分で浮島と外郎のお菓子を買った数日後に、お友達からこちらのお菓子を頂きました。

年に2回も花衣が頂けるなんて、幸せです。

お花見団子は、練切で、ピンクの中が黄身餡、黄色の中が白餡、緑の中がこし餡でした。
桜の羊羹も載っており、流石塩野さん、凝っています。