薪窯で焼かれたナポリピッツァは間違いなく美味しい！ : エッセ ドゥエ 赤坂店

【夜】[料理・味]4.0*40%+[サービス]3.0*15%+[雰囲気]3.0*10%+[CP]3.0*30%+[酒・ドリンク]3.0*5%=3.40(3.4)


■2016.03.2x再訪

1年半ぶりくらいになりますね。
ピッツァは美味しかった、、、という印象しか残っていませんが、久しぶりの再訪になります。

当日の電話予約。
地下の方へどうぞとの案内を受けました。
以前来た時は、食べログ上1階と地下は別の店扱いでしたが、現在は一つの店として統合されているようです。

1階のお店の左脇の階段を下りて店内へ。
席のスペースとしては、こちらの方がゆったりとつくられています。
地下にも厨房がありますが、洗い物程度で現在は使われていないようですね。
ピッツァを含む全ての料理は1階で調理されているようで、スタッフがせわしなく上下階を往復しており少し落ち着きません。

前菜からは、7種のハムの盛り合わせ（1,580円）・田舎風パテ タスマニア産マスタードと自家製ピクルス添え（1,080円）・3種のトマトと水牛のモッツアレラチーズのカプレーゼ（1,480円）・ソフトシェルシュリンプのフリット スパイスソルト（980円）をチョイス。
当たり外れなく無難に美味しい。
特に田舎風パテはお値段以上にボリュームがあり、肉肉しい歯応えもある私好みのタイプ。とても良かったですね。

ピッツァはクァトロフォルマッジ（2,280円）・豚バラ肉と燻製チーズ（1,780円）・生ハム、フレッシュリーフとゴルゴンゾーラソース（2,580円）の3種類を。
以前より一回り小さくなった気もしますが…気のせいかも知れません(笑)
いずれにしろ、バランス的にはお値段の割には決して大きくはないのですが、その分具材とチーズはたっぷりと載っていて満足度は高いですね。
豚バラ肉と燻製チーズはかなりのお勧めですよ。

肉料理からは岩中豚 骨付きロース肉のアリスタ ガーリックとローズマリー風味（2,400円）と牛ホホ肉とミートボールの煮込み ナポリ風（2,200円）をいただきましたが、期待以上ではありませんでした。

前回と共通して言えるのは、薪窯で焼かれたナポリピッツアは旨い！
そして前菜類も総じて美味しい！
そんな感じですので、興味を引かれた前菜何品かとその後お腹いっぱいになるまでピッツァを食べ続けるのが一番いい利用の仕方なのかな、と。


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赤坂ってTBSが戻ってきて、Bizタワーができて、今や完全にビジネス街です。
そしてデパート等の大きな商業施設がないので、平日と休日の人口密度が違いすぎます。

何が言いたいのかというと、日祝日にやっているお店が極端に少ないということ。
人がいないのだから仕方ありませんが…
ただ住民からしてみると、結構ストレスです(笑)
近所で行きたいお店が、なかなか見つかりませんから。

この夜は、食べログを駆使して、本格ナポリピッツァが有名な『エッセドゥエ』（今日現在 食べログ3.52点）へ行ってみることにしました。

ちなみに、自宅でスマートフォンの食べログサイトを使って「現在地周辺」で検索した場合、普通に検索するとこちらのお店は33番目に、日曜営業ありで再検索するとグンと順位が上がって9番目にランクされます。
裏を返すと、私の家の周辺のお店の上位32店舗のうち24店舗が日曜日が定休日ということになります。
ですから普段なら行こうと思わないかも知れないお店でも、日曜日には順位がジャンプアップして「行ってみよう！」となることもある訳です(笑)
これが「吉と出るか凶と出るか」は ”神のみぞ知る” ですね。

店の場所は、赤坂駅からですと赤坂通りを乃木坂方面に数百メートル、赤坂五丁目交番前の近くです。
こちらのお店があるのは、一本裏通りにはなりますが。
私の自宅から徒歩5～6分といったところですね。
ごく近くには『菊乃井』や『コム・ア・ラ・メゾン』『ヴァッカロッサ』『ワキヤ 一笑美茶樓』などの名店もあります。

お店に着くと、エントランス脇にテラス席があるのが目に入ります。
そして、その先のガラスの向こう側に、ライトブルーのタイルで覆われた薪窯が鎮座しているのが見えますねぇ～
本場ナポリの窯だそうです。

店内は奥に長く伸びていて、右側にキッチンが、左側が通路と一列に並んだ2名席、奥は少し広がっていて4人テーブル席が6卓でしょうか。
雰囲気はオープンキッチンのありがちな ”ザ・イタリアン” といった感じ。可もなく不可もなくですね。
ただ店員さんに総じて元気と笑顔がないのが、ファースト・インプレッションから気に掛かりますが…。

ちなみにこちら1階は「ピッツェリア」（ピザ専門店）で、地下1階にも同じ名前のお店があり、そちらは「トラットリア」（大衆レストラン）とのこと。
食べログ上では1階が『エッセドゥエ』、地下が『トラットリア・エッセドゥエ』と別店舗扱いになっていますね。
また系列店が羽田空港（エッセ　ドゥエ　イル　ビナーリオ 羽田店）と博多（ピッツェリアエッセドゥエ イル ビナーリオ）にもあるようです。

スタッフからメニューを受け取り、さらっと目を通すと、「ピッツェリア」であることが一目瞭然ですね。
最初の見開きが前菜（左が冷たい前菜、右が温かい前菜）、次の見開きがピッツァ（左がトマトソースベース、右がモッツァレラチーズベース）、更に次の見開きの左がピッツァのトッピング、右がパスタ4種のみの構成ですから。
前菜とパスタ以外はピッツァのみ。
いわゆるメインの肉料理や魚料理のようなものは一切ありません。
ちなみにピッツァは、トマトソースベースとモッツァレラチーズベースが各10種類ずつの計20種類です。

店員さんの「ピッツァはすぐ焼けますので、お腹と相談しながらオーダーして下さい」との助言のもと、まず前菜から下記3品とピッツァ1枚をオーダーしました。

　カジキマグロのマリネ 1,000円
　自家製ソーセージ(2本) 1,200円
　魚介のフリット(5種／エビ・イカ・カジキ・ホタテ・アジ) 1,600円
　クアトロ フォルマッジ 2,100円（ゴルゴンゾーラチーズ・タレッジョチーズ・モッツァレラチーズ・グラナパダーノ）

前菜を食べているうちに、思いのほか美味しかったので、下記2品を追加しました。
冷菜ならすぐに出るのではないかとの読み通り、最初に頼んだピッツァより先に提供されました。

　ナポリ風塩モツ 800円
　水牛のモッツァレラチーズとフルーツトマトのカプレーゼ 1,600円

いよいよ「本日の主役」ピッツァの登場です。
まず何と言っても、熱々で旨い！
塩加減がいいので、食が進みますねぇ～
サイズも程良く、生地は薄いのでいくらでも食べられそうな感じです。
クアトロ フォルマッジを食べながら、早くも次の2品を追加しました。

　ビスマルク 1,900円（半熟玉子・イタリア産ハム・モッツァレラチーズ・グラナパダーノ）
　カルツォーネ 1,850円（トマトソース・豚バラ肉・リコッタチーズ・モッツァレラチーズ・グラナパダーノ）

このあとピッツァイオーロ（ピザ職人）の方に、食べていないピッツァの中でおすすめを1枚お願いしました。
ちょっと食べ過ぎなのか?? 一瞬「まだ食うのかぁ…」的な表情をしたのを、私は見逃しませんでした(笑)
今宵のラストはこれです！

　マチェライオ 2,400円（モッツァレラチーズ・グラナパダーノ・イタリア産生ハム・ナポリサラミ・モルタデッラ）

お腹は結構ヤバかったですが、さすが職人渾身の ”ラスイチ” ですね。
3種類の肉とチーズが絶妙のマッチング。
決して存在感が薄い訳ではありませんが、具材やチーズの旨味を邪魔しない生地の立ち位置もいいですねぇ～
まっ、お値段もピッツァの中で一番高い2,400円でしたが。

もともとあまりイタリアンは食べない私ですが、久しぶりに美味しいピッツァをいただきました。
ピッツァだけなら、ホント相当の水準だと思います。

家族4人での利用だったので、この日は完全ノンアルコール。
一人2～3杯ずつのソフトドリンクと3人がデザートを食べて、お会計はほぼ2万円でした。

個人的には満足度は高かったですが（満腹度も高かったです）、前菜5品とピッツァ4枚と思えばコスパがいいという程ではないですよね。
一般的に値の張る料理を食べてませんから。
食べてないというよりは、メニューにないのだから食べられないと言った方が正確ですね(笑)

そのうちお腹を空かせて、家族4人でピッツァを何枚食べられるか、本気で挑戦したいと思います！