幸せを呼ぶ“御肉”たち ── 29 Bistro Gastros | 基本、食べてます。 | GQ-Gohan Quest｜BLOG GQ JAPAN : ビストロガストロス

LIFEGQ-GohanQuest基本、食べてます。元GQWebエディター。某外資系メーカーのデジタルプロデューサー。情報にも、飯にも、海外バイラルニュースにも、すぐ食いつく、食いしん坊。早い、うまい情報、ニュース、スポットなどを紹介します。Instagram@hajimedia.jp(function(d,s,id){varjs,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0];if(d.getElementById(id))return;js=d.createElement(s);js.id=id;js.src="//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.0";fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}(document,'script','facebook-jssdk'));2015年4月24日UP幸せを呼ぶ“御肉”たち──29BistroGastrosツイート!function(d,s,id){varjs,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)?'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://platform.twitter.com/widgets.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document,'script','twitter-wjs');window.___gcfg={lang:'ja'};(function(){varpo=document.createElement('script');po.type='text/javascript';po.async=true;po.src='https://apis.google.com/js/plusone.js';vars=document.getElementsByTagName('script')[0];s.parentNode.insertBefore(po,s);})();
GQでも紹介した「29BstoroGastros」。「中勢以」から始まったと言われる熟成肉のブームを牽引し、広げた立役者のひとつでもある「旬熟成」。そのオープニングメンバーであった中村大吾氏が独立し、オープンしたのがこの肉ビストロ。スタッフは中村氏の古巣、グランドハイアットの仲間が集結したとか。究極の肉、スタッフが集結する一軒です。
その噂を聞きつけた肉好き4人で訪れた。
もちろん目的は“肉”。
前菜はそこそこに、「本日の肉の盛り合わせ」へ！
140日間熟成赤城牛
まずは、主役の140日間エイジングさせた群馬県産の赤城牛。もちろん、文句なしに美味い！
群馬県の赤城山麓の農場でゆっくり育てられた牛を、熟成家が140日間熟成。（最長200日間の特別長期肥用のシンタマもあり）エイジングでベストな状態を保つために、お店に入荷した後も湿度や温度を管理できる冷蔵庫を設備している。お店のエントランスを入るとすぐ見つけることができる。
群馬県60日間熟成愛豚
牛を食べることが多いですが、実は個人的には豚好き。60日間エイジングされた豚肉は、噛み締めるほどにコクと旨味がじゅわーっと口に広がります。
種類の肉の盛り合わせだと、赤肉より白肉を先に食べようかなど、順番を迷いますが（自分だけ？）熟成牛にも負けない存在感と味わい。
世界一の鴨、マダム・ピュルゴーのシャラン鴨
実は、一番印象に残ったのは鴨。こんな鴨、食べたくことない！というくらい、深〜いコクと濃厚な味わい。ジューシーで、歯ごたえもあるのだけれど、ふっくら柔らか。
年間に600匹しか取れないという入手困難な最高級の鴨。シャランというのはフランス、ロワール地方にある小さな町の名前。その中でも格別の評価を得ているのは家畜育成の名門ビュルゴー家のマダム・ビュルゴーが手掛ける鴨。
16世紀から続くフランス最古のレストラン、「ラ・トゥールダルジャン」が19世紀から使い始めたのがこの鴨。すべての鴨に番号がふられていて、昭和天皇が食べたことでも有名。世界中の星付きシェフが絶賛する、世界一の鴨を舌で納得した一皿。
肉好きなら必ず、“満足”を超えた“幸せ”が訪れる肉ビストロ
牛、豚、鴨に限らず、ラム、キジ、ジビエなど、あらゆる種類の肉の最高峰が集結している。テーブル同士の距離もほどよく離れており、ちょっとしたプライベート感がある。
いろんな肉を囲んで、仲間と一緒に肉とワインを楽しむにはぴったりの空間でした。ランチのハンバーグや、土日限定のローストビーフもおすすめです。
29BistroGastros
東京都渋谷区広尾5-1-20-B1F
(地下鉄広尾駅より徒歩3分）
Tel.03-6721-6757
定休日：無休
営業時間：11:30～14:00（L.O.13:30)、17:00～24:00（L.O.23:00)
本日の肉の盛り合わせ。右側がシャラン鴨。奥が愛豚。

ローストビーフ。ラングスティーヌとホタテ、水ダコのグリルニンニク、ケッパー、アンチョビのソース。
春野菜の盛り合わせ。どれも味が濃い！目当ては肉ですが、野菜を食べておくと罪悪感が少しだけ払拭されるよね。

地下なのでちょっとした隠れ家的な存在もよいですね。広尾という立地が行動範囲内なら、知ってると自慢できる１軒です。
土日20食限定ランチのローストビーフはこんな感じ。

熟成肉100%のハンバーグ。
オープン初日には『GQJAPAN』のウェブサイトを見たと、遠くからランチを食べにきたお客さんがいらっしゃったそうです。うれしいですね！