一品料理が豊富で飽きないお店 : 焼鳥ことぶき

広尾駅近く、広尾散歩通り（広尾商店街）にある焼き鳥店です。

夕方にはいつも煙でもくもくしていて繁盛ぶりがうかがえるお店です。
店内はカウンターとテーブル席とがありますが、イスは丸イスで背もたれなし。テーブルは長テーブルで向かい合って座るシステムです。広尾という場所にありますが、庶民派仕様の雰囲気です。

メニューは焼鳥だけでなく焼きトンも扱い、１本１８０円＋税～という高めの価格設定ですが、鶏は大山、豚は鹿児島の黒豚を使っているとのことで、素材選びも高級なのでその点を勘案すれば値段相応です。
また、一品料理が豊富なので、頻繫に利用しても飽きないお店ですね。

いただいたのは、
■レバー（１本１９０円＋税）
お店の名物のレバーです。塩焼きですが胡麻油をかけてもらっていただきます。
大山鶏のレバーを使い、火加減が絶妙で、ねっとりと美味しいレバーです。

■軟骨唐揚げ（４５０円＋税）
薄いサクサクの衣で、ビールが進む一品料理ですね。

■カブの浅漬け（３５０円＋税）
焼鳥の合間に野菜が食べたくなったときにちょうどいい、あっさりとしたカブです。

■里芋のからあげ（４００円＋税）
小ぶりな里芋を揚げたもので、食べやすいですね。
熱々のうちにホクホクを楽しみたいです。

■タンとネギのおろしポン酢（６５０円＋税）
焼きトンにもタンはありますが、こちらは、ネギと一緒に炒めてあります。
おろしポン酢なので、あっさりと食べられるのと、野菜と一緒食べられて健康的です。

■お通し（価格不詳）
もやしのナムルです。

●キリンラガービール・中（５８０円＋税）
グラスですがこの価格なのは、広尾らしいですね。
しかし、キリンラガーで苦味が旨いビールです。


ちょっといい素材を使った焼鳥を提供するお店で、広尾における標準的な焼鳥という感じです。
座席数も多いので、ちょっとした集まりにちょうどいいお店です。

広尾商店街にあり、夕方にはいつも煙でもくもくしていて繁盛ぶりがうかがえるお店です。
店内はカウンターとテーブル席とがありますが、イスは丸イスで背もたれなし。テーブルは長テーブルで向かい合って座るシステムです。広尾という場所にありますが、庶民派仕様の雰囲気です。

店内は、早い時間から混雑しており、土地柄か外国人の方の利用も多く、ヨーロッパ系の言語が飛び交うこともあります。ギネスビール片手に焼き鳥を興味津々で食べている姿は、ちょっとほほえましく感じます。
お店側もわきまえているようで、通常のメニューは壁面に張られたものを見て頼みますが、英語表記のメニューを別に印刷したものがあるようです。

１９時前に入店したので、寿９８０円セットなるものをいただきました。これは、ドリンク１杯（生ビール、ハイボール、ホッピーなど）と枝豆と串３本か１品で９８０円というものです。この日の１品料理はマグロカルパッチョでした。
最初は２名でうかがったので、２つ頼み、１つは串３本、１つはマグロカルパッチョにしました。
１９時以降に遅れて、１人来店したのですが、遅れてきた人にはお通しが出ました。１９時前と後とで、多少システムが変わるようですね。

食べたもののうち、印象に残ったものは以下のものです。
■枝豆（寿９８０円セットに含む）
皮が柔らかくなるまで加熱されている枝豆です。塩は控えめでお通し感覚の料理。

■マグロカルパッチョ（寿９８０円セットに含む）
ちょっとスジっぽいマグロの切り落としを塩や油で和えて、タマネギを添えたものです。セット価格なので納得の品質です。意外にボリュームがありました。

■エリンギバター（４５０円）
至って普通のバター炒めですが、焼き鳥の合間につまむのに適していました。こちらも意外にボリュームありです。

■馬刺３種盛（７５０円）
赤身・霜降り・たてがみの３点盛りです。この価格ですし、３種あっていろいろ楽しめるのでお得です。にんにくとしょうがの両方を添えてくれていて、好みで選べるのが嬉しいところ。

■じゃがバター（３５０円）
じゃがいものホイル焼きです。焼く前に４等分して塩も振られているので料理としても手抜きはありません。個人的にはバター醤油で食べたかったので、次回注文することがあったら、塩無しでお願いしようかと思います。

■レバカツ（２５０円）
薄く延ばしたレバーのフライです。臭みもなく美味しい揚がり具合。個人的に揚げ物好きなのもあるかと思いますが、焼き鳥よりもコストパフォーマンスが高いと思います。

■ささみわさび（１９０円）
きれいに切りそろえて串にささったささみを焼き、わさびをのせて提供してくれます。見た目も大変美しいですね。味もシンプルですが美味しいです。

■とりもも（１９０円）・ねぎ（１７０円）
なぜ、２品目を並列で書いたかというと、ねぎまが無いのです。なので、両方同時注文で、お皿の上で「セルフねぎま」にするシステムです。
共に焼き上がりは良好です。ねぎの表面が香ばしくて、いい火加減でした。

■たこ串（２５０円）
寿司屋で提供されるような、いい感じに水分が抜けて味が凝縮していました。主力の焼き物でないので比較的割高感があるのは仕方ないところです。焼き物の中で最高額ですので興味本位で注文しました。

■レバー（１９０円。今回は寿セット９８０円に含まれる）
火加減もタレとの相性もすばらしく、レバーが苦手な人でもきっと食べられると思います。

１品料理主体で、さほど焼き鳥の種類を食べていないので、何とも言えませんが、肉ならささみが、内臓ならレバーがおすすめかと思います。
総じて、いい焼き加減で美味しいのですが、どれもいい値段しているのでコストパフォーマンス的にはあまりよくはないです。
また、値段と比較して店の雰囲気も大衆的なのでちょっとアンバランスな印象です。
１品料理の量はしっかりしているので、串を減らして１品料理を多く注文するようにすれば、お客さん側の意識でコストパフォーマンスも改善すると思います。

店内のメニューが張ってある場所によって、種類や名前が微妙に異なるのが困ったところです。できる限り調査してテキスト化して投稿しておきました。明らかに間違っている点がありましたら修正してください。