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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
閉店
カフェ・アンセーニュダングル
|
|---|---|
| ジャンル | 喫茶店、ケーキ、カフェ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
広尾駅から27m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
38席 （カウンター8席、テーブル30席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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この店は偶然見つけた
実は、広尾のメイン通りに面したビルの2階にあるハンバーガー店を探し当てる前に目に入ったカフェの看板。
聞いた事のある店名だなと思いながら確認してみると、原宿店に行ったことがある。
日曜午後、まず、ハンバーガーを食べて、それからコーヒーと決心。
「アンセーニュダングル」原宿店は私(大したことはない)が知っている限りネルドリップの一番美味しいコーヒーを飲むことが出来た。チェーン店なのかしらと疑問を持ちながら、扉を開けると、店内は典型的な珈琲専門店(又、同じ事を書くが、コーヒーと珈琲の違いは、スペシャリティーレベルの豆を使った特徴がはっきり出るコーヒーでは無く、普通の豆を少しでも美味しく飲ませようという店を珈琲専門店と呼ぶ)。つまり、定番のウッディインテリアでこげ茶基準、カウンターありで背面の棚にコーヒーカップを陳列。
内心当たりの店と確信を持ってカウンター席へ向かう。
メニューからコロンビアを選んで待つ間に、原宿の店との関係を確認すると、チェーン店展開では無く、オーナーさんが何年かに1店舗ずつ開店していて、現在、自由が丘店含めて3店舗との事。
この店は、一言で言えば「深煎りネルドリップ」系。このネルドリップのレベルが最も高いと信じているのが前述の原宿店だったのだが、まず一口コーヒーを口に含むと、スペシャリティーコーヒー&ペーパーフィルターとは異質の、私の表現するところの「シルキー」な感じで顔がほころぶ。
ここで誤解のない様この店の「ネルドリップ」コーヒー(注：珈琲では無くコーヒー)に関して、スタッフの方から聞かせて頂き、私が理解した事を述べさせて頂く。
この店の豆は「深煎り」だけでは無い。浅煎りまではさておき、世間で言うところのシティーロースト、ハイロースト、フレンチロースト、つまり、中煎り、中深煎り、深煎りまで揃っている。この時点で「深煎りネルドリップ」だけでは無くなっている。珈琲専門店の旨い珈琲は一言で言えば珈琲らしさをコク、香り、苦味、(酸味)で語られて来た。一方、スペシャリティーコーヒーはフルーティー、アロマ、ワイン、チョコレートの様な表現で語る。私はこれに「シルキー」を加える。
「シルキー」は上質なネルドリップで味わう事が出来ると理解しており、ネルドリップだから「シルキー」になると言うものでは無い。スタッフの話を聞くうちに、ペーパードリップは豆のオイルを吸い取り、ネルドリップはオイルを通す。良質な豆を贅沢に使い(普通15g前後をおそらく20〜30g使用)、グラインダーの粒度の工夫とネルの管理をしっかりする事で実現する、プロの「コーヒー」の味と香り。
私は珈琲専門店で美味しい「コーヒー」を飲む事ができる店を、そういくつも知っている訳では無い。
広尾店は間違いなく原宿店のDNAを引き継いでいる。
僅か750円で味わう事ができるスペシャリティーコーヒーとは別のベクトルのプロのコーヒー。気分によって訪れる店を変えればいつでも自分の好みの豆で楽しむ事ができるとは本当に幸せ。
こうなると自由が丘店も確かめたくなる。