【濱ちゃん卒業。明日に向かってGO!】 : 鳥さわ 麻布十番

鳥さわが元々あった亀戸の時からお世話になった「鳥さわ麻布十番」の大将濱田さんが今日8月31日をもって鳥さわを卒業する。

そう聞いたからには、行かないわけにはいかない。20時20分から2回転目が始まるが、20時までなら席がある、と言う事で少し早めの18時に訪問。時間的にはちょっと短いが、濱ちゃんに会うのが第一目的だからそれでもオッケー。

僕らは友人と2人で行ってみる。隣の席…僕らと同じ1回転目の客はまだ来ていない。遅刻してるんだろうな…。

いつも通り麦焼酎のソーダ割で乾杯の後、料理スタート。
「かしわ」からスタート。唐辛子を皿に分けて、ちょんちょん鶏肉につけて食べる。お世辞抜きに美味しい。

「口直しの大根おろし」…醤油をかけて合間合間にいただく。

「半熟うずら」…パクッと齧るとピチャッと口の中に黄身が弾けて広がる。これも美味いが、よ〜く焼いたうずら玉子も美味しいので、追加で注文しておく。

「ハツモト＝大動脈」…弾力ある食感が美味。

「サビ（ささみ）」…半生程度に感じる火入れが素晴らしい。

ん？ここで隣の空席に客登場。
なんと知り合いじゃん！同じく濱ちゃんの卒業をお祝いに来たと言う。

僕らの目の前には「銀杏」…中が柔らかで美味。

「レバー」…火入れが絶妙。しっとり食感。

「焼き蓮根」…しっとり食感の後は、コリ、カリ食感蓮根。歯応え変化も美味しさのひとつの要素。

「つくね」…柔らか食感。つくねが出ると安心するのはなんでだろう。

わがままで追加オーダーした「うずら玉子よく焼き」…皮が硬くなるほどまで焼いて中の黄身もしっかり焼いて、半熟とは異なる美味しさ。僕はこちらの方が好み。

「せせり 」…首の周りの部位。シコシコしっかり食感が美味しい。店にあれば必ず食べる部位。

「ちょうちん」…一気に口に入れてひと口で食べる。口の中で玉子を噛むとプチュっと弾けて割れる玉子。その瞬間の美味しさがたまらない。

「スープ」…コラーゲンと旨味たっぷりのスープ。〆にありがたい。

ここでもう20時過ぎたので、まだ2回転目の人は来てなかったが、食事終了。会計へ。今日は〆の炭水化物は取らず。なんと、隣に座った知り合いがそぼろ弁当をプレゼントしてくれた。

それにしても肝心の濱ちゃんの写真撮るの忘れた。失敗失敗。その代わり僕らが亀戸の鳥さわに行っていた日に濱ちゃんが初めて客の前で焼いた時の写真をここに貼っておこう。

とにかく濱ちゃん、次のステージも頑張って。

うわ、気づいたら3年ぶりの訪問。まさに以前行ったのはオープン初日。
別に気に入らなかったわけではなく、大将の濱田さんのキャラも好きだし、味も良いし…。
でもその頃は親分の焼いていた鳥さわ22もあったりして、行くべき店が沢山あって、なかなかこの麻布十番店（3年前はTORISAWA CA10AL(トリサワ カジュアル)って名前だったのにいつのまにか「鳥さわ麻布十番」になってるし…）に来れず仕舞い。申し訳ないです。

さて、そんなこともあって、店がどこのビルに入っていたのかも忘れていて、ウロウロしつつ見覚えのある雑居ビルへ。

エレベーターの扉が開くとそこはもうお店。（あー、そうだった、そうだったとようやく思い出してきた）ご無沙汰のご挨拶とひとしきり雑談ののち、「麦焼酎のソーダ割」をオーダー。

早速、串が始まる。
「ハツモト＝大動脈」からのスタート…美味しい弾力。

「うずらの玉子」…とろりんと中が半熟のうずら玉子。とろりんの仕方が少しだけ物足りない…ここは中澤大将の方があふれる半熟って感じで限界ギリギリを突いて来ていたので、厳しい言い方だけどもう一歩。頑張れ、濱ちゃん。

「ホワイトアスパラ」…サクサク美味い。

「さび」…ササミの火入れは抜群。しっとり食感がたまらない。

「レバー」…これまた絶妙な火入れ。とろける。

「よく焼きうずら玉子」…先ほどの半熟の時に「よく焼きのうずらの玉子」を追加でお願いしておいた。…これもさらに卵の表面がギリギリ焦げる直前、食感パリパリまで焼き切って欲しかったが、90点の出来。ここも、あとちょっと、頑張れ〜！

「ヤングコーン」…髭まで愛せるやつ。

「胸皮」…居酒屋の皮とは別物の皮とは思えない身のついたモノ。贅沢に美味。
「セセリ」…いっぱい動かしている首周りのお肉はいつ食べても絶品。
「おくら」…旬はもう少し先だけど初夏っぽい。
「ちょうちん」…あのプチュッと弾ける感じがたまらん。

「背肝」…腎臓の部位ではあるが、一羽から少ししかとれないのにこの分量に驚く。いわば贅沢品。味は少し焼いたレバーに感じが似ているかな。
小鉢に入った「膝周り」…
「椎茸」…ジューシーで穏やかでホッとする味。
「つくね」…軟骨のコリッとした感じが弱くなった気がしたのは気のせい？
最後に「肩」…いわゆる「ふりそで 」ってやつ。適度な脂で歯ごたえあり美味。

〆は「そぼろ丼」にプラスして生玉子乗せ…鉄板だね、このお味。
　スープも相変わらず滋味深い。

ちょいちょい注文をつけてるけど、3年前に比べても火入れ、味わいは相当レベルが上がっていて、めちゃ美味しくなっている。

なので結果いつもより多く本数を食べていた。
その事に大将の濱ちゃんも気づいていて「いつもより(亀戸時代からと比べても)多く食べてますね」と声かけられて、自分でも今回に味に満足している証拠と納得。

一緒に行った食のイベントをずっと実施している食のプロの後輩もお世辞抜きで喜んでくれていたので、こちらとしても鼻高々。

予約がなかなか取りにくくなってるみたいだけど、これからもっとちょいちょい通う事にしようっと。

今日オープンの麻布十番雑居ビル8階「TORISAWA CA10AL(トリサワ カジュアル)」にお邪魔した。

鳥さわの焼き手の2番手の浜ちゃんこと浜田さんが焼き場を担う。
いつもより緊張ぎみかな？

僕は2年先まで人気で予約の取れない店のオーナーシェフと一緒に訪問。
店にも続々知り合い料理関係者が押し寄せる。

料理は初日にしてはスムーズに進む。鳥さわグループメンバー勢揃い。
グループのドン中澤大将は1時間後に余裕の登場。

料理は大根おろしとお新香がセットされ、レモンサワーを飲みつつスタート。
最初は「かしわ＝もも肉」から。…柔らかいなぁ〜。亀戸と遜色なし。
「銀杏」…普通に美味。
「ウズラの玉子」…これぞ鳥さわグループの真骨頂。茹で方、焼き方が絶妙のとろとろの黄身が絶品。
「はつもと」…大動脈。脂が乗って、旨味と歯応えと弾力性を味わう。美味い美味い。
「レバー」…もう溶ろけます。
「砂肝」…コリコリ、食感も楽しい。
「鴨ササミ」…き醤油で味付け、サビを乗せて食べる。期待以上に美味い。
「椎茸」
「ちょうちん」…ひと口で一気に食べ、口の中でプチュっと弾けて割れる玉子。その瞬間の美味しさがたまらない。
「金針菜」…相変わらず、綺麗に並べんでいてより美味しく感じる一品。
「鶏皮ポン酢和え」…口直し的に酸っぱい味で一旦リセット。
「手羽先」…脂っこいが美味い
「ソリ」…これも脂が乗った部位。
「アスパラ」…脂の後はサッパリと野菜。
「せせり」…かなり好み。鶏の首の周りの肉の部位。

お腹もいっぱいになって、今日はスープもフィニッシュのご飯系も食べずに終了。
初日ゆえ次から次へとお祝いのためお客さんが駆けつけて来る。

そこそこ飲んで、これで福沢諭吉さん一枚で収まる。お、これはたしかに「CA10AL(カジュアル)」！
サクッと寄るには良い感じ。でも、すぐに人気になって入れなくなるかもなぁ。

日曜祝日がお休み。夜23時までに入店すれば食べれるそう。これはコンサート帰りや2軒目にちょい飲みにも使い勝手良く便利。もちろんネタがその時売り切れておらず、あればの話だが…。