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食べログ うなぎ 百名店 2022 選出店
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フレンチの要素が入った会席仕立ての唯一無二の鰻料理。麻布十番「うなぎ時任」 | フードアナリスト 西麻布女子 美・食・旅 ブログ
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記事URL:https://ameblo.jp/cuisine-3137301/entry-12404019741.html
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wakamido
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wakamidoさんの他のお店の口コミ
店名 |
うなぎ時任
|
---|---|
受賞・選出歴 |
うなぎ 百名店 2022 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2022 選出店
うなぎ 百名店 2019 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2019 選出店 |
ジャンル | うなぎ、日本料理、フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
050-5596-0456 |
予約可否 |
予約可 アレルギーや苦手な食材は予めお申し付けください。 |
住所 | |
交通手段 |
都営大江戸線/東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番出口 徒歩7分 麻布十番駅から248m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T9010401139147 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
8席 (カウンター8席と個室1室) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可) L字カウンター個室(2~6名)になります。 個室料、別途サービス料頂戴いたします。 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くにコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、電源あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 お子様連れのお客様は個室利用のみ |
ドレスコード | サンダルやジャージでの来店はご遠慮ください。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2018年6月28日 |
電話番号 |
03-6812-9671 |
備考 | |
初投稿者 |
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店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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最近「趣向が面白いな、新しいな」と思えるお店に出会うことが多いです。
オープンしたばかりのなかなか面白いお店だと紹介され、伺った麻布十番の「うなぎ時任」。
「鰻料理にこんな展開があるのね。」と嬉しい驚きが続くコースをいただきました。
御食事は18:00~のスタート。
お料理はコース1種類のみ。
コースが1種類なのはわかるけれど、スタート時間まで決められているのね・・・・と予約時はちょっと”かまえて”しまいましたが、伺ったらその意味に納得。
全て、美味しくいただくための段取りなのです。
用意されているのは、宍道湖産、700gr程度の天然鰻です。
活きている鰻をゲストの前でさばくところから始まります。
焼いて蒸して再び焼くのを待つ間、前菜からコースがスタート。
*画像入りの記事はブログで紹介しています:https://ameblo.jp/cuisine-3137301/entry-12404019741.html
前菜は、うまき、燻製、煮凝りとうなぎ尽くし。
フワフワした玉子にくるまれた山椒が効いたうまき、鰻の旨みが閉じ込められた煮凝り、芳ばしい燻製。
お造りは、高知の香り高い鰹、鳴門の鯛はお刺身と昆布締めの2種類の美味しさ。
大正ロマンを感じる繊細な造りの備前焼きのお皿も見事です。
椀物は、白焼きした鰻、鱧、山芋でくるんで揚げたすっぽん。
歯をたてるのがためらわれるほど繊細な柔らかさです。
すっぽんと鰹でとった出汁は、とても力強い美味しさです。
お椀はなんと明治時代の輪島塗。
八寸は、沖縄のもずく酢、山形の枝豆、北海道の毛蟹にイクラと塩水雲丹、伊豆の蒸し黒鮑、フランス産鴨とキャラメリゼしたラフランス。
贅沢すぎる食材の組み合わせに、自然と口元がほころびます。
芳ばしく焼きあがった白焼き。
すだちとキャビアをのせていただきます。
キャビアが適度な塩気を与え、ネットリトした食感がパリパリした焼き上がりと好対照。
鰻の赤ワイン煮。
シャトー・ディケムがペアリングで付いてくるのです。
軽くキャラメリゼしたフォアグラの上品な脂、赤ワインの酸味とソーテルヌのスッキリとした穏やかな甘みが鰻を主役に引き立てます。
夏の鰻なので、フォアグラの脂が加わり丁度よいのかな。
こんな見事な合わせ方があるのですね!
驚きとともに、鰻の新しい美味しさを発見できました。
そして締めはうな重です。
器は江戸時代の輪島塗。
見事な飴色の焼き上がり。
鰻の繊細な美味しさを損なわないよう、焦がす焼き方はしない。
お米も天日干しのものを特別に作ってもらっている。
など随所に美味しさへのこだわりが感じられます。
皮、身、お米が渾然一体となった素晴らしいうな重。
タレは小豆島の醤油や三河のみりんを使ったとても軽くて上品な味わいです。
幼い頃から鰻より好きだった肝吸い。
内臓の旨みタップリの苦さがたまりません。
天然鰻、余すところなく堪能しました!
出来立ての葛餅と、店主自らたててくださった抹茶。
茶椀はゲスト一人一人の雰囲気をみて選ぶそうです。
大好きな紫色のお椀が出されてビックリ。
器も愛でながらいただく会席仕立ての鰻コース。
15歳で鰻屋の門をたたいた店主。
そのお店のパリ支店でも働きました。
パリ在住時にフレンチの世界に触れ、鰻の新しい展開を考えるようになったそうです。
そして満を持してオープンさせた「うなぎ時任」。
伝統的な鰻に様々なエッセンスが加えられ、印象に残る独特のうなぎの楽しみ方を教えていただきました。
大事な方に教えたいお店です。