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CPを一切考えず、とにかく美味しいものを食べたい!という食通のための店
麻布十番の超高級寿司、「鮓ふじなが」さんへ常連さんから誘われて行って来ました。
会員制+αのかなりハードルの高いお店のようです。
お1人のお値段がお酒飲まずでも3万円オーバーと、高級寿司が流行りの東京でも群を抜いて割高な方ですね。
ただ、そのお値段に見合った内容のものが出て来ると感じました。
お通しというか、先付からして江戸時代の文献から再現した初期の塩辛とチーズ風に燻製したカラスミ。題して、「呑兵衛セット」だそうです。
確かに、これだけで日本酒をずっと飲んでいられそう(*''▽'')
そして最初に出てくる「名刺代わりのマグロ」が本当に凄い!
顕微鏡でマグロの繊維一本一本まで見て包丁の入れる角度を決め、一切れの隠し包丁が50個所。
そして熟成させたという、とんでもない一品です。
寿司オタクと自分で語られる理系大将を表しているかのような一品で、この一貫だけで私はやられてしまいました(笑)
最初の鮪からしてこれで、後もずっと高級食材や珍味、手に入り難い食材のオンパレード!
例えるなら四番バッターがずっと続きます。
幻の青鰻、1~2万匹に1匹しか出現しない鮭児、贅沢にキャビアを乗せたトロタク軍艦。
この軍艦の海苔も献上海苔で、焼き魚も北海道の釣りキンキ。
カワハギ肝乗せにしても、肝をホイップクリーム状にしているので、味わいからして他店とは違います。
〆はこれでもかというくらい乗せたウニ。
海苔で巻かないからシャリに乗っていることの出来る時間は短いという一品は、味はもちろん見た目も抜群。
大将のトークも人を選ぶところは確かにありますが面白いですし、その鮨への造詣の深さは感服の一言。
全編通して素晴らしいの一言しかありません。
ただ、CPの良さやお値段とのバランスを考えてしまうと微妙です。
満足度は高いのですけどね。
美味しいものであれば幾ら高くても払う&気にしないという人向けのお店であるとは感じました。
美味しいというのは本当に間違いがないので、私はチャンスが有ればお金を握りしめてまた行きたいな♪
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藤むら サキ
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店名 |
移転
鮓 ふじなが
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 寿司 |
住所 | |
交通手段 |
麻布十番駅から206m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
10席 |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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麻布十番にある「鮓 ふじなが」さんへ再訪しました。
以前に初めて来た際に感じた「お酒飲んで5万円超えはするものの、その価値は十分にあると感じる内容のお料理」は健在。
男性には物足りないのだろうなと思うシャリの小ささは、女性には良い大きさだと思うのでマイナスには感じませんでした。
ネタが大きいだけでなく、そのネタの味わいを最大限に出すにはシャリは小さい方が良いのかもしれません。
名刺代わりの大トロは、さすがに蕩けるような味わいです。口の中に痺れるような美味しさが炸裂!
キンメダイ、カツオ、トロタクキャビア、ボタンエビ…と続いて行った中で、一番「おぉ!」と思ったのが太巻き。
最近の太巻きは鉄火巻きを出すお店は多いものの、純粋な太巻きを食べる機会はそうはありません。
それだけに印象強く残りました。
青鰻も、相変わらず最高に美味しい。
今年、一番美味しいと感じた鰻はお寿司屋さんである「ふじなが」さんで出て来た、この鰻。
感想が変わる時はあるのかな(笑)
ただ、お会計はやや高め。CPを考えると結構微妙なところもありますが、不思議な魅力に溢れていて、何度でも行きたいと思えるお店に間違いはありません。