無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3470-4611
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
Ronsonさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
ザ・ガーデン(The Garden)
|
---|---|
ジャンル | カフェ、バー、洋食 |
予約・ お問い合わせ |
03-3470-4611 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄大江戸線・南北線「麻布十番」駅7番出口より徒歩4分 麻布十番駅から326m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
席数 |
40席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
六本木ヒルズで雑貨を見た後、「庭園のきれいなカフェがあるから行こう」
という連れの提案で訪れたのが、こちらの施設です。
鳥居坂を下り、「國際文化会館」と書かれた進入路から奥を覗くと、
駐車場のほうからスタッフらしき男性がこちらをジロジロ見ています。
警備員ではないけれど、警戒している感じ。
うーん、なんか入りづらい雰囲気なんですけど。
連れは「一般の人も利用できるカフェだから大丈夫だよ」と言って、
ずんずんと敷地内へ進んでいきます。
確かに、止められたりることなく建物の中に入ることができましたが・・・。
うーん、なんだろう、この場違いな所に来てしまった気分は。
高級ホテルとは違う、教育施設とも宗教施設とも違う、
今まであまり経験したことのない場のエクスクルーシヴ感。
ロビーで談笑しているお年寄りたちが視界に入ったのですが、
その雰囲気に、思わず「やんごとなき」という言葉が頭に浮かびます。
その割にはカフェの入口に掲示してあるメニューは、妙に安っぽいデザイン。
あれ、こんなんでいいのかな??
さて、カフェに入ると、ああ、なるほど庭園はきれいです。
ただし、庭園に面した窓側の席は埋まっているか予約席の札が立ててある状態。
私たちは少し悩んだ末、外のテラス席に落ち着きました。
で、メニューを開くと同時に、フロアスタッフの女性から
「申しわけありません、本日ケーキはすべて売切れです」と宣告されます。
えーっ! 8種類のケーキが全部売切れって! ひどいなあ。
まだ16時ですよぉ。ケーキセットタイムは17:30までって書いてあるのにぃ。
(この日は庭園を使って結婚披露宴が行なわれていたので、
そのせいで来館者が多くて売り切れたのかもしれませんが)
結局、私と連れのオーダーは以下の通りとなりました。
・メロンソーダフロート(756円/税込)
・アイスコーヒー(540円/税込)
・クリームブリュレ(864円/税込)
ちなみにメニューには一般料金と、国際文化会館の会員に適用される割引料金
(2割引)が並記されていて、もちろん私たちは一般料金です。
あと、10%のサービス料が加算されます。
とういうわけで、テラス席でくつろぎながら、注文の品をいただきます。
メロンソーダフロートはどこで飲んでもだいたい同じ味なので、
こちらのも可もなく不可もなし。
アイスコーヒーは香料使用の製品と思われる安っぽい味。
クリームブリュレはけっこうまともな味でした。
庭園がきれいとはいっても、それは「都心なのにこんなに緑が!」
という意味での話であって、客観的に見て、庭園としての造形が優れているとか、
そんなレベルではありません。
緑が見えるテラス席でのんびりしていると、野鳥がやってきたりもします。
前川國男、坂倉準三、吉村順三の3氏が設計した建物も素敵です。
まあ、快適といえば快適なのですが・・・・
しかし、なぜか、この敷地に足を踏み入れたときから感じている、
雰囲気に対する違和感のようなものか払拭できなくて。
うーん、何なのかなあ。違和感としか言いようがないのです。
(この時点で先入観はまったくありません)
っていうか、国際文化会館って、そもそも何? 何のための施設??
帰宅後、ついついネットで調べてみました。そしたら。
ロックフェラー3世と交流のあった日本の親米派知識人・政財界人たちが
中心になって作った「インターナショナル・ハウス」だったのですね。
ロックフェラー財団からの資金提供に加えて、
吉田茂首相以下、政財界あげての大規模な募金活動で資金を集めたり、
リーダーズ・ダイジェスト日本支社長の米国人なども関わっていたり。
ああ、なるほど。
ほとんどフリーメイソンっていうか、ヨハンセングループっていうか・・・。
おそらくは戦後日本を形作る際に必要とされた、数々の密約のお膳立てなどが
この施設で行われていたのでょう。そうに違いありません。そうに決まってます。
(完全な妄想)
まあ、そんな陰謀論的な勘ぐりはともかく、設立当時の日本側の人脈は、
明治の頃から特権階級だった血筋の人がほとんどなのは事実。
そういった人たちが会員になって、設立の目的である
「日本と世界の人々の間の文化交流と知的協力を通じて国際相互理解の増進をはかる」
ために利用する施設だったわけですよね。
(具体的に何をするのか、全然わからないのですが)
なので、ロビーで見かけたお年寄りや、結婚披露宴をしていた新郎新婦さんや、
帰り際に見かけたおばさまたちも、本当に「やんごとなきご身分」の方たち
だったのかもしれませんねえ。
一方、私にとっては、三ツ星レストランなどでも経験したことのない
「場違い感」を体感した場所でした。
(いや、別に卑屈になってるわけじゃないけどさ。)
でも、だとすると、このカフェは「これでいいの?」という疑問も浮かんできます。
確かにサービスはホテルクオリティのうやうやしさですが、
メニューに使われているフォントがやたらと野暮ったいのが気になるのです。
フードとドリンクの内容もパッとしないし。
あ、名家の方は、そんなこといちいち気にしないのかな。
でもね、もし、ですよ、ロックフェラー家の御曹司がふらりと訪れて、
ケーキをオーダーしようとした際に、8種類全部が売切れだったら・・・?
それってまずくない?
いや、金持ちは喧嘩しないらしいのでOKなのかな。
なお、お会計の際に「会員様のカードはお持ちでしょうか?」と尋ねられるのですが、
それが絶対に会員じゃないってわかってるのに訊いてる感じの慇懃無礼な口調で。
(おっと、やっぱり卑屈になってるかもしれない。)
あと、領収書はホテルクオリティで立派なので、記念にもらっておくといいかもです。