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食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2024 選出店
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店名 |
ブルガズ アダ(BURGAZ ADA)
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受賞・選出歴 |
アジア・エスニック 百名店 2024 選出店
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2024 選出店
アジア・エスニック 百名店 2023 選出店
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2023 選出店
アジア・エスニック 百名店 2022 選出店
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2022 選出店 |
ジャンル | トルコ料理、フレンチ、イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
050-5571-1970 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ南北線/都営大江戸線 麻布十番駅 1番出口より 徒歩3分 麻布十番駅から324m |
営業時間 |
|
予算 |
¥15,000~¥19,999 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
10% |
席数 |
25席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可) 半個室 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ドレスコード | 極端な軽装はご遠慮いただいております。 |
ホームページ | |
電話番号 |
03-3769-0606 |
備考 |
要ご予約(当日ご来店のお電話も受け付けております。) |
初投稿者 |
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この日は社員の昇進お祝いを兼ねて、少人数慰労会をこちらでやらせて頂きました。
私が前から気になっていたトルコ宮廷料理屋さんです。
食べログから予約できるので便利ですね。
場所はコロナ前はたまに訪れていた「尾崎幸隆」のすぐ近く。
店内はおぉ〜!ってなる感じです。異国情緒 X 宮廷感っていうんですかね。なんとも表現できないですが、ものすごい良い感じの空間であることには間違いないです。
(写真のテーブル席にご案内頂きましたが、我ながらキレイに撮れました^^;)
コースでお願いしてあります。
まずはALTIN KOPUKという、トルコのスパークリングワインで乾杯!
トルコのワインなんて飲んだことないので、正直あまり期待していなかったのですが、これが意外と美味しい!この時に、ここはもしかしたらかなり美味いのでは?という気がしたのですが、その予感は的中することになります。
最初に3種類のメインから1つを選びます。
スプリングラムチョップか、和牛のキョフテか、黒毛和牛イチボのドライハーブ薫り焼きか。
当然、こちらの看板メニューラムチョップ、これが鉄板なのだろうなぁ、、、ただし、この日はやや胃腸が疲れている感があり、体が「キョフテにしといて」って言ってます(笑)。
そう、キョフテっていうのも昔から気になってる料理で、ハンバーグ好きとしてはその原型とも言われるこのキョフテだけはどうしても食べておきたいキュジーヌなので、僕はキョフテで。他のメンバーは皆ラムチョップです。
それにしてもこちらのお料理の説明は本当に丁寧です。
特に伝統的な調理法、香り付けやソースに拘りがあるのはよく分かります。
以下、頂いたコースです:
■「はじまりの一口」
ー焼き茄子とヨーグルトのサラダ
ー雲丹、紅ずわい、キャビア、レモンと蜂蜜、ライムのムース
おー、こういう感じの前菜から始まるんですね!どことなくフレンチっぽい感じもするし、和懐石のような感じもしますが、トルコ料理も色々な味のマリアージュを楽しむんですね!これは美味しいし、この先の期待が膨らみます!
■本日のスープ
ーカンルジャ・マンタル・チョルバス!?合ってるかな、、カンルジャという街で取れるマンタル=ボルチーニ茸のスープ、という事ですね。それぞれ別々に作った鶏と野菜のブイヨンをベースに、少しミント、オレガノ、パプリカなどが入っているという凝りよう!これも文句なしに美味しいです!そして全然初めて食べるお料理な気がしません!名前だけは確実に初めてのものばかりですが。
■ドルマバフチェ宮殿 帝位の間の舞踏会 前菜の輪舞曲
ー見てください!和食の八寸を彷彿とさせるような器に小料理たち!当時の皇帝(スルタン)の健康や長寿を願って考案されたもので、スパイスハーブの効能やバージンオイルしか使ってないという所からも、薬膳の意味合いもあるんだとか。11種類もあります!
・右上が揚げなすとお野菜の煮込み料理。ほんのりスパイシーだけど優しいお味!
・その下のスプーンに入ったのはアーティチョークの蕾!肝臓に良いスーパーフードらしい!
・右下はソーセージ、ホワイトマッシュルームとお野菜の煮込み料理。これも優しいお味!
・中央上はマリネされたスモークサーモンに中央はギリシャのオリーブ
・その下はクスン?クスクスを蒸してトマトペーストとかパセリとか。スパイスも効いていてこれはメチャクチャ美味い!
・その下は鴨のハーブ。
・その下がムール貝のピラフ詰め。こちらも手が込んでて絶品!!!ちなみにピラフもヨーグルトもトルコが発祥でトルコ語なんだとか!!!ここにも世界三大料理の片鱗が!
・左上は小エビと野菜のバージンオイルやスパイスの薫り
・野菜を焼き込んだオムレット
・シガラ(シガー)のようなフリットートルコ版春巻き(中は白チーズとパセリ)
・フムスー美味しすぎます。そしてパン(これも絶品!)にメチャクチャ合います!
■ある日の離宮の宴からひと皿〜帆立のハーブマリネ焼き〜
ーこれも帆立のケバブと言うそう、つまり焼き物は全部ケバブなんですね。フレッシュタラゴンのソースがメチャクチャ美味しいです!
■デニズマァスルレリ厨房から〜本日の鮮魚〜
ー今日は大きなヒラメを捌いたもの。16世紀の調理法らしいですが、臭みを取る技法、ふっくらと焼く技法、ソース(卵黄、レモン、お野菜や魚介ブイヨンやスパイスなどを織り交ぜて)の凝り方、はじかみのような食べ合わせまで考えられた副菜、どれをとっても素晴らしい・・・。
■お口直し
ーローズヒップの薫りのシェルベット(シャーベットの原型になったもの)。製氷技術のない時代に、わざわざイスタンブールまで1700kmも離れたノアの方舟伝説の雪山から氷を運んでほんのちょこっとだけ残った氷を楽しむのが金持ちの証だった当時、これは極めて贅沢なお祝い事での食べ物だったそうな。想像をちょっと絶する世界ですね・・・。
■アナイェメッキ厨房から〜本日のメイン(キョフテ)〜
ーこのパプリカバターや干し杏のソースがメチャクチャ美味い!副菜もメチャクチャ凝ってます!ハンバーグの原型になったというこのキョフテ、騎馬民族からハンバーグは伝わったと言いますので、元々は牛ではなくて馬とか羊だったんでしょうね。このキョフテはもうペーストに近い位に捏ねられていて優しいお味です。まあもうちょっと粗挽きの方が好みではありますが、少し疲れている体にはこれ位がちょうど心地良いです。
■タトゥル厨房から本日のデザート
ーリモナタのジュレドライミント
ー季節のフルーツカクテル
ー大人のチーズタルト
ージェゼリエ(伝統的な人参スイーツ)
■チャイ、小菓子
という感じでして、もう最初から最後まで圧巻でした!
正に歴史を食しているようで、お腹がいっぱいというより、頭がいっぱいに(笑)。
「世界三大料理(フランス、中国、トルコ)」というのは誰が言い出したのかは諸説あるようですが、どうもヨーロッパの歴史家や料理研究家たちが決めたとの説が有力とのことですが、なんとなくその理由もわかる気がしますね。かつて広大な領土を支配していたオスマン帝国の時代、中東やアジアやヨーロッパといった広範な地域から美味しいお料理の技法や素材、スパイスなどが集まってきて、圧倒的な権威の下でお料理が磨かれて、そしてまたその地域へ違う形で逆輸出されて影響を及ぼし、それぞれの地域でまた独自に発展してそれぞれの今に至っている、そんな風に考えると、確かに世界三大料理なのかもしれないな、と、そんな事を考えながらこのレビューを書いておりました(疲れた・・・)。
いずれにしても大変勉強になりましたし、とてもおいしかったです!
ご馳走様でした!