パリパリ＋トロトロが美味しい老舗のたい焼き屋さん（4回目） : 浪花家総本店

年末でも変わらず美味しい鯛焼きでした。

気づいたら２年半ぶりの麻布十番。こちらのお店も同じく２年半ぶりです。
平日とは言え年末。正午前にお店に来ると、ご家族連れが１組だけ待っていました。もしかしたら予約のお客さんとかで待つのかなと思っていましたが、少し安心です。
再び即食べ用のたいやき（税込\180）を購入し、今回は外で食べ歩きとしました。

アツアツの状態では衣がパリパリ。そして中の餡も甘くてトロトロです。しっぽまでこのトロトロが入っています。
師走の寒空でいただくと、より美味しさを感じる気がしました。


久々にいただいた浪花屋の鯛焼き。変わらず美味しい一尾でした。
ごちそうさまでした。

約2ヶ月ぶりの都内散策。南北線に乗って麻布十番に降り立ちます。
麻布十番に寄ったときは必ず店前を通るこちらのお店。午後に入ると30分～1時間待ちだったりするので、開店して朝一で来店したのでした。
即食べ用とお土産用で注文すると、店内に案内され、そこに紙で包んだお土産用と、即食べ用のたい焼きがザルに盛られていたのでした。

久々の浪花家のたい焼き。焦げの香りが鼻に来た後、パリパリの薄い生地、そして中はギッシリアツアツのつぶあんが楽しめます。前回来店したときは、アンコがとろけるようにトロトロだったかと思うのですが、今回は記事の中でしっかりと形をキープ。比熱が高いのかヤケドしそうなほどアツアツの餡でした。


自宅へお土産を持ち帰って食べたのは午後8時頃。いただくとその食感はだいぶ変わります。
生地は水分を吸い、シギシギとした食感。甘噛み状態だとアンコからペロっと剥がれてしまうほどです。
そのアンコもしっかりと形を整えているのがすごいところです。


久々にいただいたこちらのお店のたい焼き。薄皮と餡の密度の高さは国内随一に思えます。
ごちそうさまでした。

※投稿分割のため、過去の訪問分を更新しました。

休みの日に久々に麻布十番を訪れます。その目的の１つは、無性に食べたくなったこちらのたい焼きです。
一度二度、前回のレビューから来店はしていましたが、一時間以上待たされるような人気ぶりだったので断念していました。そのため、今回は空いているであろう土曜午前の10時半に来店しました。

目論見通り、「すぐ食べられます」の看板が見えたので入店。即食べ用に一点と、おみやげ用に３点を注文しました（１点税込\150）。
よく考えたら消費税増税やらなにやらで２年経っているのに、全く値段が変わらないのは尊敬に値します。
「中で食べてっちゃいなよ。」と、先頭に"You"が付いていたら某事務所の社長のような粋なお言葉を頂いたので店内に入りました。


ざるに乗った２年ぶりの焼きたてのたい焼き。映画ALWAYSのロケ地にでもなっていそうな店内でいただきます。
パリっと焼かれた薄皮の中には、前回同様ぜんざいのようなトロトロの粒あんが詰め込まれていました。小豆本来の甘みがわかるほど甘さ控えめなのも大人な味わいです。
今年はじめて高温注意情報が出るような気候で、いただいたお冷やをお代わりしてお会計、お店を後にしました。

おみやげ用は帰宅して母といただくことに。
皮は熱気と小豆の水分を吸って、少しシギシギとした食感となっていました。
中身の小豆も焼きたての頃のとろみは無くなっていましたが、その分豆の舌触りをより感じることができました。


これを食べるため、買うために麻布十番に行く価値のあるたい焼き。焼きたても持ち帰りも違う良さが感じられる逸品です。
ごちそうさまでした。

こちらに来店するのは3年ぶり4回目。初めてのレビューです。

場所は麻布十番駅から歩いて数分の所。豆源さんのお隣の位置です。
「たいやき」と書かれた赤い暖簾の先には、少し暗い印象のたい焼きの厨房があります。その横を通って座席のある店内に入れるようになっています。
こちらのメニューは焼きそば等もあるようですが、知っているのはたい焼き（当時\150）ただひとつ。店頭でおみやげ用の４つと食べ歩き用の1つを注文します。
前に来店した時には、そのまま店頭でお店を出て食べるのですが、今回は12時前で空いていたのか「食べ歩くんならお店で食べちゃいなよ！」と店員さんにお声をかけていただきました。お言葉に甘えてお店の奥へ初潜入です。


店内は土壁にタールのように色気づいた(?)柱、その空間の中に木製のテーブルとイスが配置されています。壁伝いに先代の店主の写真やお店が取り上げられた雑誌の生地、熊手などが飾られています。
ホールの奥にはまた別のメニュー用（かな？）の厨房があります。

そう店内を見回しているうちに、２つの平たいざるが運ばれてきました。１つはお土産用に紙に包まれたもの、そしてすぐに食べるための裸のたい焼きです。
白身(?)のたいを持つと、衣を通して中身のあんの熱を感じることができます。
さらにお冷代わりのお茶もいただいて感謝です。

早速ぱくり。パリッとした衣の中には、まるでぜんざいのようなトロトロの餡が含まれていました。
粘り気が少ないので、食べた口を上からのぞき込むと餡が下に降りていくのがわかります。
餡は正真正銘のつぶ餡で、豆をつぶさないように丁寧に練られているようです。
個人的には好みではないのですが、尻尾まで餡が入っていました。

３分ほどで食べ終え、おみやげ分も含めてお会計を済ませてお店を後にしました。
ちなみに帰宅してから頂いたお土産用の鯛焼きは、紙に包まれていたためか表面の衣はしっとり、中に入った餡も水分が飛んでねっとりとしたものになっていました。


焼きたてでいただける有名老舗の鯛焼きは、外がパリッと中がトロトロとしたものでした。サービスも十分にいいので、麻布十番に来た時は必ず買って帰る一品です。
ごちそうさまでした。