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店名 |
手打ち蕎麦 欅
|
---|---|
ジャンル | そば、天ぷら、日本酒バー |
予約・ お問い合わせ |
050-5872-2837 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線 「六本木駅」出口1C 徒歩3分 六本木駅から292m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
有 (4人可) 半個室×1 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 ビルに喫煙スペースがございます |
駐車場 |
有 六本木ヒルズ駐車場 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可(小学生可) |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2020年12月25日 |
電話番号 |
03-6459-2152 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
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この日はサントリーホールでのマチネコンサート。
演者は激戦だった昨年のショパンコンクールで反田君と小林さんの間の3位に入った、スペインの新鋭のマルティン・ガルシア・ガルシア。
曲目は前半はショパンだが圧巻は後半のラフマニノフで、難解で長大しかも高度なテクニックを要するソナタを豪快かつ華麗に挽きこなした演奏は見事だった。
さて4曲のアンコールの後に、会場を出たのは16時半。
日が暮れ始めたが気分が良いので少しブラついてみたくて、久しぶりに六本木方向に歩を進める。
首都高が跨ぐ道筋を上がって行くが、昔ながらの店の何軒かが姿を消しているのが寂しい。
交差点付近は昼の赤坂以上に人出が多く、それに流されるように六本木ヒルズまで来てしまった。
時刻は17時を過ぎて、どこかの蕎麦屋に寄りたい気分。
当てにしていたのは「蕎麦前 山都」や「欅 くろさわ」だが、コロナ禍による制限も撤廃された現在、こういった人気店に土曜の夜に予約なしで入れるほど甘くなく、ともに満席で断られてしまった。
これからさらに麻布十番や西麻布に向かう気持ちは無く、ヒルズ内で済まそうと算段。
別に蕎麦屋に拘ることは無いのだが、向かったのはウェストウオークの5階に在るこちら。
1年ほど前に昼に蕎麦の出来を確認しに寄ってみたが、まずまずの印象が残っている。
こちらは溜池の赤坂インターシティAIRの敷地内に在る「手打ち蕎麦 溜池」と同じ経営のはずだが、広々として高級感のあるあちらとは雰囲気は全く異なる。
店構えは食堂街にテナントとして入っている、ごく普通の蕎麦屋。
あまり目立つ存在では無いため此処なら空いているだろうと思いきや、まだ17時半ながら8割方のテーブルが埋まっている。
お一人様用の入って左手の壁に向かって並ぶ、3席のうちの一つに通された。
ビール(赤星中瓶)で始める。
肴にはまず'旬菜酒肴'から2品を注文。
「芹と根三つ葉のお浸し」:旬菜と言う割にはやや季節外れで、実際に食感はやや筋張っていたが味はまずまず。
しかし小鉢に盛られた分量で880円は高い。
「広島産牡蠣の天ぷら」:中くらいの大きさの牡蠣が3粒、薄目の衣で揚げられている。
藻塩が添えられており味の面では良好だが、このボリュームで990円と言うお値段。
酒には和歌山の「紀土」を1合。
ふくよかな味わいは良かったが、'切子風'の酒器ははっきり言って安物。
肴にはもう一品、定番から「つくねかえし焼き」を注文。
肉団子状に丸めて揚げられたつくねが4個、照焼き風のたれに絡められている。
丸十が一切れ添えられており、やや甘目の味付けだが七味を振ればアクセントとなってなかなか美味しい。
18時ごろには満席となり、断られる客もいる有様。
早めに蕎麦を頼む。
冷たい蕎麦は一度試しているので、今回は'日本一こだわり卵'の文字が気になった「玉子とじ」を選択。
運ばれた丼上は細かにひだを寄せた玉子で覆われ、一枝の三つ葉が色を添えている。
蕎麦を手繰ると星も見える挽きぐるみの中太の麺で、熱いつゆの中でもきちんと食感が保たれている。
つゆも極端な濃さは無いが、醤油味しっかりの江戸前伝統の奥行きのある味わい。
バランスの取れた出来栄えに箸が進み、最後は丼を傾けて全てを飲み干す。
しかしながら'日本一のこだわり玉子'の正体は判然とせず、これも1,440円の値付けはやや強気。
肴の出来も蕎麦の仕上がりも概ね良好で、味の面ではさしたる不満は無い。
店の雰囲気やスタッフの応対ぶりは町場の蕎麦屋と大差は無く、場所柄もう少し気取っても良いのではと思う。
それに比して値段は全体的に高め。
後客は外部からの客も居るが、子供を交えた家族連れや観光とは思えぬ外人客の姿も見える。
ほとんどが食事のみで、ヒルズ内の住民にとってはこちらは日常的な食事処のようだ。
しかし個々の価格設定は高級感溢れる姉妹店の「溜池」と比べても、逆に100~300円高い値付け。
テナント料の高いヒルズ内のため仕方ないとも取れるが、他に選択肢が少ないため高めに設定しても問題なく、少々悪い言い方ながら'足元を見ている'とも考えられる。
釈然としない思いで店を後にする。
これならば最初からサントリーホールからは程近い「溜池」の方に行けば良かったなと少し後悔。