次元違いの旨みの凝縮 : 蒼

なんとも言えない素晴らしい日。
おかげさまで超貴重なこちらにお伺いすることができて、至福の極みでございます。
素敵すぎる面々様との貸切会で、忘れられない夜になります。

もう、こちらの旨味と没入感を与えてくれる時間がすごすぎて、え！？まだこれだけしか時間経ってないの？！という驚き。何品か食べた後に、30分しか経ってない。あれ、さっきまで1時間経ったなと思ったのに？？と、時間の感覚が飛んでいってしまう。
そんな驚きを与えてくれるお店は私にとって初めてです。

GOLDシェフなんかでは収まらない。プラチナシェフ様でございます。

こちらの美味を食すと、私なんかにはもう語れなくなってしまうのです。
基本、あー！あー！！としか言えなくなってしまいます。

走り書きも、ほぼ、あー！しか言ってなくて恥ずかしい限りです。
私なんかがこちらのお料理を語ることはできません。
どうか、語録の飛んだ叫びだけでお許しください。

精度抜群のメニューをふひと先生からお借りいたします。

①鱧(愛媛県愛媛大島産、株式会社蛭子丸　藤本純一氏、放血神経〆、頭&骨&身)のコンソメスープ
②朝鮮蛤(千葉県銚子産)出汁の冷製フェデリーニ、新イクラ(北海道産、函館の小西鮮魚店、小西 一人氏、直前の10分漬け)載せ
③煮黒鮑(石川県能登産8時間煮)、自家製バター&黒鮑出汁のスープ
④炭火焼き縞鯵(和歌山県串本産、2kg、放血神経〆)のレモングラス&藁燻し、山葵(島根県産)載せ、お米と中国甘酒のソース添え
⑤炭火焼き赤座海老(神奈川県長井産、株式会社さかな人、長谷川大樹氏)
⑥赤座海老(神奈川県長井産、株式会社さかな人、長谷川大樹氏)の殻と頭を6時間煮たビスクスープ
⑦作り立て自家製バター作りで分離した水と小麦粉で作ったバケット
⑧毛蟹(石川県能登産、3匹使用)の身と蟹味噌がたっぷりのリゾット、毛蟹の脚身載せ
⑨パプリカ(岐阜県飛騨高山産、東農園、東信吾氏)のムース(2時間焦がさない様に火入れしたパプリカに塩&醤油&ビネガー、生クリームを加え1時間寝かせたもの)、フルーツトマトのジュレ添え
⑩炭火焼き白甘鯛(愛媛県八幡浜産、株式会社蛭子丸　藤本純一氏、放血神経〆)【炭火焼き→白甘鯛出汁で煮る→炭火焼き】と楢茸のアクアパッツァ
⑪水晶文旦(高知県産)のグラニテ
⑫炭火焼き但馬玄(たじまぐろ、最上級の但馬牛、兵庫県但馬産、株式会社上田畜産)シャトーブリアンのステーキ、但馬玄のリブロース仕立てのジュのソース掛け、炭火焼き原木舞茸(岡山県産)添え
⑬但馬玄(たじまぐろ、最上級の但馬牛、兵庫県但馬産、株式会社上田畜産)頬肉の赤ワイン煮込みハヤシライス
⑭天使音【あまね】マスクメロン(静岡県浜松産、影山メロン農園、影山雅也氏)
⑮白トリュフがたっぷり入った比内地鶏卵のアイスクリーム
⑯カスタード詰め立ての自家製シュークリーム
⑰焼き立ての自家製カヌレ

さて、以下は私の戯言です。
◯一皿
鱧の上品さ！
えー！鱧の味ってこうだった。という新感覚。深い。ひたすらにすさまじぃ。

◯二皿目
イクラでパスタが見えない！！！
蛤のパスタ
いくらのプチプチ感が快感ー！
潤っちゃうようなお味。
パスタのじんわりとした蛤のお味がたまらーん！
一粒も残しちゃならねぇだ！！

◯三皿目
黒鮑
低温で8時間
バターのスープ仕立て。
スープばりうまー！！
貝の旨みが何個分もあるような。
鮑ぶりんぶりん！！はー！やばい、もーやばい。

◯四皿目
2キロの縞鯵
島根の山葵
お米と中国甘酒のソース
酸味のあるソースがたまらないです。
縞鯵、たべたことあるはずなのに、知らない素晴らしい弾力を感じます。
たまりません。
魚脂にくどさを感じるようになった私なのですが、まったくするり！
こんなにも違うのね。

◯五皿目
200gを超える巨大赤座海老蔵さま！！
赤座海老蔵のビスク
ああん！エビの旨みつよつよー！
ビスク最強すぎる。
パンももっちり。
あー、ほんっとにレベチを痛感します。

おおん、体内からめっちゃ喜んでる振動を感じます！

◯六皿目
毛蟹のリゾット
90%蟹なリゾット。残りの10%は米。そして愛が120%！
濃ゆい。濃ゆいよ！！
幸せのお味。蟹の濃さの王者さまです。

◯七皿目
飛騨高山のパプリカのムース
うわあああい！パプリカ大好きだー！
酸味も素晴らしくて、甘みといい！
花が咲いちゃいますね♡

◯八皿目
白甘鯛
このお魚、釣るのめちゃ大変らしいです。
アクアパッツァ
やばーちー！！
パリッとした皮にしっとりした身。
スープがばりくそうまー！ですわ。
うぅ、本当に、こんなに美味しいお魚最強。

◯九皿目
グラニテ
文旦のほろ苦さもあるさっぱりするグラニテ。
グラニテの粒もきめ細かいー⭐︎

◯十皿目
但馬のフィレ様。
原木舞茸と一緒。
うんまあああー！
やばいっすね！！
しっとり、じゅわじゅわ！
舞茸のうまさがまたやばーい！

◯九皿目
但馬牛の頬肉
シャトー・ヌフを使った赤ワインが濃厚すぎて、恋しそう。やばいっすー！！
肉の弾力、とろけぐあいもたまらない。濃ゆさがあるけど、さらっとしてる。
このソース、人生至上最強だわね。

◯デザート
天音メロン
蜜がやばいわあ。
メロンに興味ない私ですが、これだけは玉で食べたいです。

◯デザート
トリュフのアイスがすさまじぃ。
うちゅくちぃ。
トリュフの食感ここまで感じるアイスは食べたことない。
アイスも出来立てで、クリームのよう。とろけますわぁ。

◯お茶菓子
出来立て焼きたてシュークリームと、カヌレ。
シュークリーム、あったかーい。
シュー生地もキメ細かくこれだけでも美味しいぐらい。中のクリームを吸おうとしても、吸えない。しっかり重みがありながらも、軽いんですなぁ。
カヌレのパリと感と、トロッとしすぎてない感。
洋酒の香りも感じながらも、生地のおいしさも感じれます。

ハーブティーも清々しくて美味しかったぁ。

初サロンさま。幻のサロン様！
興奮しまくり。
シャープだけど、後味に丸さもあって、キリッとしてるけど、シルクのような滑らかさがあり、苦味がない。なんで美しいんだ。
香りもなんとも奥行きがあって。
芸術的です。

ワインに使うコラヴァンですが、白と赤とで機械変えてます！！
針がやはり極細ですが入りますものね。
そんなお店初めてだよ！さすが王子さまやで！！

たんまり食べてるのですが、血糖値あがりすぎた感のときとき感がないんですよねぇ。

あー。全くもって抜かりない。欲を言えば、今一度、もう一度。あの素晴らしすぎるマリアージュのトリップを味わいたい。

食べ終わっても、すぐに、いいなー。おいしそう。たべたいなー。となります。
全てにおいて、温度すら完璧。
素材にかける気合いが、切なくなるほど凄まじい。でも、それって、ここに来る食べる側が、その味わいをキャッチしてくれてるっていう信頼関係があるからなんだと思います。
愛です。

世の中の安泰を祈りたくなる。

ほんとうに、すんばらしかったー！！

やっと、やーっとこれました！この日をどれだけ楽しみにしてたか！
有り難すぎることに、今宵も食材の女神様のご加護をあやかり、もうずーっと、笑いが止まらぬ夜でございました！
数日経っても、本当にうっとりうっとり♡
忘れられない夜でございます。

そして私なんかが恐れ多くも、ペアリング！しかもスペシャルのハーフを今回行っちゃいましたー！

もう、もう、ドキドキ♪
ワインを楽しみはじめたばかりですが、他のお店でペアリング頼めなくなりそうですよ！！

私、いつもレビューは、その場で食べて思ったことを書くのですが、楽しくておいしくて、飲みたくて。
全然書けなかったというか、食べる方に集中してしまいました。美味しい。がどれもこれもが鮮やかすぎて、眩しい。

スタートからして、すっごいな、こんなにきめ細かい、泡。という粒すら感じない…。でも確かに泡。
キャラメルのような味わいがして、葡萄の香りが…ああ♡

もう、今宵は、ずーっと美味しいの連続で、もう、だめです。私には、皆様のような素晴らしい細やかなことは、もう、書けないです。もう、ほんとうに素晴らしかった。
これは、私なんかが語れない。というか、食べないと分からない！と思う、旨味の熱い蒼い炎に飲まれたような気持ちです。
しょうもない文面でお目汚しすること、お許しください。

○愛媛 藤本さんより 神経締め 真鯛のコンソメ
あー！
なんって、深くて美しくて！
しみる！
あ〜と、幸せな笑みが。いやあ、ほんっと、綺麗。力強い。
2.5kgの真鯛様

○塩谷魚店より 青森大間 北紫雲丹の冷製フェデリーニ
パスタうますぎます、この細さも抜群！
キタムラサキウニ。ウニが甘い、蛤の旨みがたっぷり染みたパスタに、うわわわ、甘い！
温度まで素晴らしい。

○仏ロワール産 白アスパラガス　オランデーズソース
こちらに使われている熟成シェリービネガーはもう手に入らないのでわ。という話が。
い、いやだー！と心の中で思わず。だって、本当にすごいソースで。
でかいいい！！
甘いし、アスパラって、こんなに旨味を感じるのね！
ソースを集めろ、集めろー！！
いつまでも、いつまでも舐めてたい。
アスパラ味わった後の旨みを増幅するワインがすごい。

○塩谷魚店より　神経締め　桜ますの藁焼き　お米と中国甘酒のソース
イタマス。まさに板のような大きさよ！
レアレアー！
生の花山椒うまー！
これがマリアージュかー！！
もう、私、だめ。かけない。あーとかしか書けない笑
と、筆を置いた瞬間でした。
神経締め。という技法がありますが、船の上でやるのと、少し泳がせてからやるのと差があるそうな。

○さかな人 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
もう、これ以上のビスクはないです。
赤座海老のぷりんぷりんさ、締まりはめちゃ素晴らしい！
このビスクだけは、何年経とうが心にありますねぇ。
そんな一皿、私の人生で今までもこれからも何皿あるのか。

○噴火湾より毛蟹のリゾット
カニのリゾット
やばいやばい、素晴らしく蟹。蟹凝縮。
ワイン、うんまいの。
ワイン単体も美味しいし、お料理も美味しいし、共に味わった時の余韻の膨らみが、崩れ落ちそう。

○勢麟さんより新玉葱のムース
あんまああああ！
もう、下手なスイーツよりうまい。
最初に出会った時も素敵だけど、もっと、素敵になったわ♡あなた。となるような味わい。

○さかな人 長谷川さんより 神経締め甘鯛 本日の仕立て
カルパッチョ
強いパツンパツン！！
うまあああ！
もう、だめだ！家で魚食べれなくなる！！

○三松園より 紅八朔のグラニテ
はあー！
紅八朔食べたことないけど、まるで丸ごと食べてるみたい！とはっきりわかる。
グラニテもきめ細かい。

○上田畜産 但馬玄の炭火焼き　京都 田原さんの筍
黒砂糖をひとつまみ入れたたけのこ。
タケノコも、うまいい！
甘味と、その加減と、旨みが抜群すぎる。そして綺麗。
肉の旨味！シャトーブリアン、こちらのは本当に大好き。

○12ケ月特別飼育の地頭鶏　一山いけすの地蛤鶏のコンソメと蛤のスープリゾット
うまいわあ。
もう、ね。もう、うまいのよ。
カレーも好きだったけど、これも素晴らしい。さらーっと、ぺろり。

ペアリング、どれもれも香水にしたい！ってぐらいに香りが素晴らしくて、旨みがあって、なめらかで、素晴らしかった。
というか、ワインの保存方法も素晴らしい。
この機械、コラヴァンであってるかしら。べらぼうに高いのですが、多分抜栓したワインの保存方法としては最上級に近いのでは。他の飲食店で使ってるのほぼ見たことがない。
エノテカというワイン専門ショップでしか使ったことが見たことがない。
本体も高いけど、使うのも安く無いのよ、これ…。
そんな風にそこまで全力とかっっ。

ここからデザートです。デザートにまでちゃんとワインがつくのです。素晴らしすぎる。

〇浜松より 天使音マスクメロン
あ、メロンの中で私の人生で最強だわ。
苦手なメロンでこんなにときめくなんてないもん。
とろける。飲める。舌触りも全く気にならない。また、汁がキレが良い。

〇比内地鶏卵と花の香酒造のアイスクリーム
アイス、甘酒のアイスでこんなに甘酒のくせがないのできるんだ！？って、革命的！
できたての、とろーりとした、でもしつこすぎないコクのあるアイス！
甘酒系のスイーツ大好きですが、途中で飽きるというか、沢山は食べれないというか。
でも、この軽さ！一番美味しい舌触りでわ。

〇小菓子　ハーブティーと共に
ガレット・デ・ロワ
この層はやばい。
こんなにきめ細かい層って、スイーツ100名店でどれだけやってるかって感じですわ。
サクサクだけれども、それが密度があって、決してパラパラしすぎない。層があるのに旨味を感じる。
良きだわぁ。
カヌレも、サクサク。中ふんわり。ねっちりとは違いますが、これは焼きたてじゃないと無理だなぁ。カヌレ、基本的に作って時間経ってるか、中がとろっとクリームに近いやつ生のタイプか、焼きたてでもバター臭が強いというか。
シュークリームやぱーい、クリームやばーい。

フレッシュな焼き菓子に近いなぁ。素晴らしい……。

いやあ、魚もお肉も美味しいのはもちろん、ワインのペアリングもどれも、本当にうっとり…してしまう。マリアージュをしかと感じる。
火入れだって、恐ろしいですし、食器からなにからなにまで力が入ってる。労力とか時間とか、素材力とか技術がここまで揃ってこのお値段は奇跡。

というか、峯村さんたちの、愛でできてるわ。
漢気のようなものを泣きそうになるぐらいに感じた夜でした。

フルーツもデザートもどれもこれもそんじょそこらでは食べれないような。
これ以上すごいところ…と考えると、私の中でこの点数で良いと思われます。

夢のようで。幸せで。
美味しすぎて思わず笑っちゃう。
そんな幸せすぎる、元気になる夜。

詳細はともかく、私の語では表現できません。

いやあ、ペアリングやばやばですなあ！！
思わず、お口あんぐりしてしまった。

全然勉強不足で、しかも調べたくてもまず、おバカすぎる私には読めないのが多くて、もっと勉強しよう。
しかし、グランヴァン！プルミエ！の連続で、思わずハアハア！！♡と大興奮でございましたわ。

2006
アンリオ　シャンパーニュ

2018
アンリ・ブルジョワ
ソーヴィニヨン

ルイ・ラトゥール
などなど…

本日は誠　素晴らしき素敵会にお誘いくださいました。
ありがとうございます！！ありがとうございます！
おかげさまで、ああ、今年も良い年だったなぁ。
と、心底幸せでした。
幸せ続きのこのところ♪いい子でおりましょう。となります。

○鱧のコンソメ
神経締め
鱧をまんまで食べるより澄んでますねぇ。

口に含む前から、香りや旨みが感じれるのです。

○シマアジ
日本一のシマアジでわ。とシェフの自身の豪語するのも当然。
瞬殺！！タイムマシン誰か！！
うんまぁ！ソースのレモングラスと甘酒の塩梅、シマアジのトロッとした魅惑の脂が、止まらなくなります！
身のしっとり加減がたまらないー！
スナズリカツオの脂だけも、たまらないですねぇ。

○アカザエビ
神ビスクことアカザエビのビスク
もう、圧巻。エビ。
うまい。
毎回ね、ビスクにつけて食べる分と、そのままで食べる分の配分にすごい悩むのよ。

○天然の網獲り鴨
コシヒカリを食べてるそうです。
2時間焼いたポロネギ
トリュフがたっぷり。
なんって豪華なカモネギなんでしょう！！
なんって綺麗な味なんでしょう。
素晴らしいなぁ。
綺麗なのに、旨味が素晴らしくて、背中の神経からぐわっとします。
いままで、クセがむしろあるのが好きなのだと思ってたのですが、本当に美味しい。
ベスト鴨だ！！
網獲りの意味が本当によくわかりました。
いままで、網獲りのものは食べたことありますが、食べても。へぇ。で終わってたのが、うわあ！！となりました。

○蟹リゾット
松葉蟹
せいこがにが10匹おるけん。そんなリゾットです。
ドウマン蟹。
心の中でずっとバンザイしてました。
ありがとう…ありがとう…。
たまらない。

○白トリュフと自家製バターとバケット

自家製のバターと、アルバ産の白トリュフ
人生楽しいね！！
消えるバター、白トリュフの香り、うまいバケット…
天国かここわ。

○万願寺唐辛子のムース
じっくりとローストしてます。
幸せです。うまいです。
万願寺唐辛子って、うまい。
うまい。としか、言えない。年に５日間しか出ないそうです。
なんだか宝くじにあたった気分になります。

○真鯛
骨の出汁で煮込んで引き上げて炭火して。
うまい…うまいよぅ…。

○洋梨のグラニテ
酢橘とシャンパーニュ。
めっちゃおいしぃー！
素晴らしいよう。

ここでお肉の量を聞かれます。
2人ずつ聞かれてたのですが、てっきり聞くまでもない。と判断されて飛ばされたかと思った笑

○シャトーブリアン
但馬牛、雪の下熟成3年間のじゃがいも。
卒業おめでとう。
じゃがいも、めたくたあまいですわああぁーい！
肉の弾力、口いっぱいの旨さ！
うんぁ。うんまぁ。

○但馬牛のビーフカレー
200gの肉がこの量の中に溶け込んでます。
うまい。
深い。
大好きぃ。

○マスクメロンのスープ
なんって爽やかなんでしょう。
スイカが苦手なせいか、実はメロンにもそんなに興味がないな。という傾向なのですが、あなたのこと、とっても興味があるの。となります。

○白トリュフのアイス
香りも味も抜群でございます！！
アイス自体がうまいんっです。出来立てです。

○シュークリーム
サクサク、クリームもうまぁー。

うまぁ。うまぁ。で、旨味がずっとすごくて。

本当に、本当に、3回目でもめっちゃ感動の嵐でございました。
またぜひとも。ぜひともー！！

この数日間、有難いことに大当たりのお店ばかり行かせていただいてます。どこも素晴らしい。どこも美味しい。しーあーわーせー♡

今回は17時スタートにてやってまいりました。
こんな短期間でリピートするご飯系統のお店はなかなかないかもしれない。
やや、前回の内容と被る品もありましたが、此処に来るのは、それらが食べたいからなのです。

神経締めの真鯛のコンソメ。
1.5キロの真鯛。
あー！
クリア！うんまいわ、やはり！
今回はわずかに甘みがある気がする。

藁で焼いた鰆。春だねぇ。
島根わさびを添えて。
アオダネというそうです。
ピリーっと強くくるけど、辛くないな！？
鼻にこない。
不思議なわさび。
レモングラスのオーダーメイドの藁で。
うーん、トロさわらー。
藁で焼いた香ばしい香りも良いですねぇ。
瞬殺。
酸が丁度良い。脂がほどよく感じれるけど、くどくなくさせている。

フランスの自然栽培のどでかいホワイトアスパラガス。
今仕上がったばかりのビネガーのソース。
クラッシックながら、カウンターでこそできるフレッシュなこんもりとした口当たりのソース。
根はほろ苦く、先端は甘く。
食感も最適なのでは。

神の雫ごとき、赤座海老蔵とビスク。
甘い〜！エビの旨味ぃー！
ビスクも神だわ。

ナイフの研ぎ師が藤原さんというとんでもない職人さんのようで、その技術によって、野菜などの旨味が更に生きるようで、このビスクの元となる野菜は、まさにこの包丁あってこそ。

タイザガニの近くの港だそうです。松葉蟹ー。
うまははぁー！
米は新之助。
前回よりは程よい柔らかさ。

自家製のバターとどでかい黒鮑と、グリーンアスパラ。
肝ソース。
そのバターがついたフランスパン。バターを作る時の乳製でつくったそうです。
バター、消えてもうた。塩味とか生臭さなく、口の中でスゥーっと消えた。
1lで数千円する国内の高級牛乳を使ってるそうです。
アスパラ、甘いねぇ。
アワビもぷりぷり。肝ソースが、またたまらんです。

数的の生クリームとで作った、新玉ねぎのムース。
下はフルーツトマトのジュレ。
あんまぁい。
切り方一つ、焼き方ひとつ間違えるだけで辛味が出てしまうそうです。
サムライだ、サムライだわ！！

高知須崎の金目鯛
ハマグリと合わせたブイヨン
金目鯛の、深さにある旨味にしっとり感。
そして皮のパリパリ。
一度炭火で焼き、更に煮て、最後にまた煮ることによる一体感。
天日干しにしたトマト甘いよ！
母やってたけど、トマトのランクによって全然仕上がり違うのを知ってるよ！これ、絶対いいやつだよ！

ブラッドオレンジのグラニテ。
くどくなく、苦味なく、美味しいとこだけ。そして水っぽくないのよ。グラニテだけど。

でかい筍！
京都の筍の旨さだけで作ったキャラメリゼ。
朝取りの筍は、口の中に入れると何段階も風味が変わります。
甘さ、筍のエグさもありますが、いやなエグさではない。
神戸牛の最高ブランド。肉の旨味のジュ。
柔らかいねぇ。この牛の熟成は約三年だそうです。

先程の牛の旨味が聞いたデミグラス風味のカレー。
深い味わいとともに、満足感たっぷりです。

静岡の紅ほっぺ苺のソルベ
綺麗なお味。

紅ほっぺのパフェ仕立て。
プリンもあります。
シェフも言ってましたが、たしかにパティシエさんが欲しいところですねぇ。

焼き立てシュークリーム。滑らかクリームがたまりません。

野菜による甘さがかなり強いので、ここのお店で評価がもし分かれるとしたら、甘いのが好きかどうかかもしれないです。私はほら。甘いの好きですからぁ。

初回のパンチ力がかなり強かったのですが、今回のスペシャリテたちは、全体的にまろやか感があったかもしれません。
あとは、扱ってる素材の好みとかで評価が出るかもですが、しかし、本当に素材力はかなり強いです。
今回は、包丁の話がかなり印象的でした。

かなりポーションが多いので、シェフが皆さまに量が大丈夫でしたか？とお聞きになってましたが、私に対しては、その質問を聞いた後に…足りましたか？となる笑
もう、彼の中では、花団は某イタリアンと梯子した人としてインプットされております笑

こんぺい？こんぺきなるあおのごとくー
タイトルに深い意味など無き

さて、こちらも例の如く予約困難のようですが、たまたま空きを見つけてのげっとです。
昼間、イタリアン食べたような気がするのですが、こちら、ポーションが多めだったと話を聞いていた気がするのですが

まあ、大丈夫だろう。と胃袋に関しての無駄な自信。
前日晩なし、朝野菜のみと調整もしてあります。
大石さんでの大食ぶりをご参考くださいませ♪

というわけでの訪問です。数時間前にシュークリームの入った箱を持っていたとしたら気のせいです。すぐ消える中身です。

最寄りは六本木駅です。

18時一斉スタートのようです。マップの指示によると、マンションを示してくるのですが、マンションではなく、表通りのカバン屋さんの2階です。よく間違えられるとのことでお気をつけを汗

非常ににこやかなシェフです。
消毒あり。検温なし、隣との仕切りなし。玄関ドアは開いてます。

お水代500円かかりますと書いてあるのが、わかりやすい。

愛媛の真鯛のコンソメ
クリアなスープと思いきや、昆布の旨味、鯛のお味がこんなに噴き出してくるなんて！！
塩を使ってないのに、しょっぱさあります。
これをまず初めに飲んだ途端。あ、このお店、美味しいところなのでは。と、予感させてくれました。

釣った鰆だそうで。
3種類の酢などを合わせたソースにワサビを添えて。
餅米のベースのソース。
わさびはすったばかりで辛味なし。
レモングラスの藁の香りをまとって。
身がしっとり！

鱈、白子のムニエル
＋3000円で白トリュフがつくそうです。
うーん。悩みましたが、ここはつけてもらうことに。
コンソメの美味しさが驚愕だったので、期待して。
丸鳥でとった、シチューのソースにシャンパーニュ。

おおーぅ、トリュフの香りがたちのぼる。
原価分、3,000円分をすってあるそうです。
うーん、香りは良いのだがね。
無いと無いとで物足りないのかも。
白子のクリーミィさが良いです。ソースがまたコッテリしそうですが、後味はサラリ。

さて、こちらの名物の赤座海老、ビスクと共に。
当日水揚げされたもの。
そのままでもいいけれども、6時かけて煮詰めたビスクと合わせて。
これは、たまらん！
エビ自体もぷりっぷり！
ビスクが、喉がひり付くような甘さなどの濃厚さ。
このビスクにエビをつけての味わいが、官能的ー！
思わず吐息がこぼれました。
パンにつけて余さず。
これがまた、美味しいパン。
やっぱり、初めのコンソメの時に感じた予感は的中だと確信した瞬間です。

ここでお茶が出るそうです。
台湾茶。
こちらでは、ステンレスで使用しないとのこと。
香りが取られるとの考えがあるとのこと。

口でいうよりとのことで、茶器をそれぞれ、陶器やステンレスで出されました。
おお。ステンレスの方が、後味に渋みを感じる！
今までのお茶の苦味だとおもってたものって、ステンレスだからか？！陶器は丸みを感じますねぇ。

朝来た松葉蟹を炊き込んで。
1.5のカニが入ってるそうです！！
カニの中にごはんがイン！！
うっわぁ、濃厚！！
ビスクも濃厚でしたが、それに負けてないぐらいです。

網どりの新潟長岡のマガモ。素晴らしい。
骨食べれます？と聞かれて。もちろん。
天然の九条葱と、しいたけ。
バニラビーンズのラー油？！
バルサミコ酢。
辛いけど、肉がまたしっとりとして！
椎茸もネギもおいっしぃ。
骨つきの部分をがぶーっと、硬い肉を引きちぎり。
硬いのですが、赤身のしっとりさからこれは肉が硬いのではなく、骨の周りが筋肉がしっかり動いている部分なのだから硬いのだとすごく想像できます。
美味しくて雷が走ったのかと思ったわよ。

パプリカ
低音でじっくりとローストしたそうです。
トマトのジュレ
これ、素晴らしく美味しいです！
トマトの酸味もしっかりして、パプリカの甘味もありつつ、ちゃんとパプリカの味がします。
とにかく濃厚で、熟した柿のようなねっとり感。
たまりませんなぁ。

天然のなめこが泳いでます。金目鯛を鱗焼にしてます。
ハマグリとなめこの味がすごい絡んで！
やーん。たまりません！なめこを食べた時の旨味成分が。アミノ酸でしょうか、じゅわわー！としました。
背中ぞわぞわきました。
金目鯛の鱗のクリスピーっぽさ、しっとりさも抜群。

柿とグレープフルーツのグラニテ。
白ワインも入ってて。さっぱりしてて美味しい。

最高級ブランド。但馬牛玄。
ランプの部分らしいです。ジャガイモのピュレの上に卵の黄身。
コンソメなどでつくったデミグラス。
卵の黄身も濃厚。白身がないのは、味が霞むからだそうで。それだけ濃い卵です。
肉が、肉汁と旨味が噛むと広がる。
赤身でこれだけ広がるとわ。
いままで、ランプ肉にそこまで魅力を感じてなかったのですが、ここのは一味違うなと満足しました。
また、肉をデミグラスにからめると素晴らしい。

キャラメルのアイス、ちょうど良い濃さです。ナッツのアクセントも良い。

あったかいモワールショコラがのった、タルトタタン。タタンは苦すぎず。かといって、煮込みが足りないわけでもなく。クリームも軽い。

一度も冷蔵庫に入れてないカスタードだけのクリーム。
焼き立てのシュークリーム。
うーん、サクサクの生地。
クリームも甘めで美味しい。
パティシエの方がお辞めになるそうで、年明けにはがらっと構成を変えるそうです。

私が行かれたお店も、シェフの方もいかれてあそこいいですよねー。と言っていただいたり。
そして、予想外の素敵な出会いがあって、素晴らしいお食事会になりました！
ありがとうございます！
いかん、日頃の品性良くしなければ！！

いやあ、赤座海老蔵とか素晴らしかった。また時期を変えて来たいですね！
3万ちょいでしたが、かなりボリュームもしっかりあり、どれもこれも美味しい。トリュフプラスとアルコールを入れてのこの値段ですから、安さを感じてもいい部類ですね。
空腹でないのに、これだけそそられるとは驚きでした。

青でもなく、水色でもなく蒼という印象に合うお店なのかもしれない。と、深いようなことを言ってみたくなるような、意識が高くなりそうなお店です。
予約は年内は難しいようなので、また季節を変えての。