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伺う度に上書きされる素晴らしい美味しさに、心が震える感動をいただきました!
揺るぎない料理への情熱はいつも真剣勝負! その美味しさに心が大きく揺らいでしまいます♪
《蒼》さんです。
今宵はこちらにも近くの焼鳥屋さんと一緒に訪問しました。
17時からの予約、その時間でも外の暑さに疲弊してしまいそうです!
年々暑さが増しているのは間違いないですね!
そんな中でも食欲が落ちないあたくしです。
予約時間少し前、螺旋階段を上がりますとソムリエの生谷さんがドアを開けて下さりご挨拶。
峯村シェフ、星野マネージャーと挨拶しカウンター席に。
あれれ、峯村シェフイメージチェンジされましたね。
何故そうしたのかお話しを伺い、なるほどと納得。
今宵もハーフペアリングをお願いして、まずは泡から乾杯♪
〈今宵の蒼の食卓 vol.1152〉
◇ 愛媛 藤本さんより 神経締め 鱧のコンソメ
鱧の骨と頭、身は鋼の包丁で細かくして出汁を引いた、鱧をまるまる使ったコンソメが染みます!
味付けは鱧の持つ塩分だけ、旨みがありなんて豊かな味わいなのでしょう!
◇ 塩谷商店より 青森大間 北紫雲丹と
淡路由良より 赤雲丹の冷製フェデリーニ
凄い、雲丹の食べ比べがフェデリーニ一皿でできるとは!
どちらもミョウバンは使わず、雑味なく甘みがあり美味しいです。
どちらも最高級の雲丹!!
北紫雲丹はどちらかと言うとあっさりとして上品さのある甘み、赤雲丹は濃厚で強い甘みと、比較をするとそんな違いを感じます。
どちらが美味しいのか、それはなんとも形容しがたいですが、銚子の地蛤の旨みをたっぷり吸ったフェデリーニと三位一体となり、素晴らしく美味しい料理となっているのです♪
◇ 佐渡より 黒泡 自家製バター
切り分ける前に見せていただきましたが、黒泡がなんて立派なサイズなのでしょう!
一人前にしてもこのサイズですからね、めちゃ嬉しいです♪
鮑から染み出たスープに風味豊かな自家製バターのスープが凄くいい味わい。
黒鮑は適度な食感を残した仕立て、ナイフの切れあじ良くスッと切れますが程良い食感、噛むとじっくりジワジワと旨味が染み出ます。
凄く美味しいです!
添えているアスパラガスの鮮度の良さを感じるシャキッとさ、スープと一緒に美味しくいただきました♪
◇ 愛媛 藤本さんより 神経締め マナガツオのムニエル
余市 木村さんのトマトのソース
峯村シェフのトマトのソースを使った料理が大好きです。
最高級な白身魚のマナガツオ、切り身がまた大きい!
皮目はパリパリ身はふっくらと、身離れ良く旨味があり実に美味しいです♪
トマトの皮や種から出汁を引き、トマトの果肉を鋼の包丁で刃叩きにして添えたソース、程良い酸味と甘みがマナガツオの美味しさを更に際立たせています!
旨いな〜!
◇ さかな人長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
今回で訪問14回ですから、峯村シェフの炭火焼きにした赤座海老もそれだけいただいて来ました。
いただく度に以前の味の記憶に上書きしてくる美味しさって凄いです!
海老らしいプリプリさに凝縮した旨み、ほんと凄いです。
赤座海老の頭や殻から取った濃厚なビスク、塩も味付けもしていないのにこんなにも美味しくされるシェフ、凄い方なのは重々分かってはいますが改めて凄いな!
ビスクに赤座海老や自家製のパンドミを付けながら、美味しくいただきました♪
◇ 能登より 毛蟹のリゾット
このリゾットは毛蟹そのもの、ほぐした毛蟹の身がふんだんに使われています。
1合のご飯に1.6kgの毛蟹を二杯も使っているのです!
殻やみそから取った出汁が染みたリゾット、丸ごと毛蟹が詰め込まれめちゃくちゃ美味しいです♪
クリアーな美味しさとは、まさにこの一皿を指します。
◇ 遅美半島 荒木さんより
とうもろこし〝ピュアホワイト〟のスープ
低温で蒸したとうもろこしに、芯から取った出汁を合わせた、とうもろこしと水だけで作ったスープ、なんて甘み豊かなのでしょう♪
真ん中にはトマトの酸味を効かせたジュレ、スープと合わせると甘みが爽やかとなります。
◇ さかな人 長谷川さんより 神経締め 地金目鯛
アクアパッツァ仕立て
悶絶級の美味しさ!
凄いの一言に尽きます!!
なんてクリアーな美味しさ、すみません、言葉での表現に限界を感じてしまいます。
そもそも金目鯛は弱く水揚げして死んでしまう魚、神経締めをする事はないそうです。
この日の地金目鯛は、漁港から活けのまま水揚げされ神経締めを施した魚体なのです。
一度炭で焼き、骨から取った出汁の中で軽く煮込み、そこから再度炭火焼きにされています。
皮がパリッパリで身はほっこりとしています。
使われている胡瓜が加熱用でしたが、風味が良くズッキーニの様でした。
◇ 菅野中生のグラニテ
プラムのグラニテです。
出回るタイミングにより、早生・中出・晩生と区分されるそうで、この日は中出のプラム。
酸味がさっぱりと口直しをしてくれました。
◇ 上田畜産 但馬玄 長期肥育39ヶ月 雌牛
れんこん三兄弟 蓮根のロースト
通常の和牛の肥育期間は約30ヶ月、更に9ヶ月間も大切に育てた但馬玄、極めつけは部位はシャトーブリアン、その美味しさは素晴らしいの言葉に尽きます!
大きなシャトーブリアン、じっくりと炭で火入れしたお肉の色が美しいこと!
ラギオールナイフの切れ味が抜群、難なくスッと歯が入り切れてしまいます。
お肉を噛み締めた時の喜びは、なんとも言えないですね♪
蓮根がまた旨い!
「蓮根の穴から未来が見える」
を合言葉に、(株)れんこん三兄弟さんが丹精込めて作られた煉獄です。
ホクホクとして甘みがありますね、凄く美味しいのです♪
◇ 12ヶ月特別飼育の地頭鶏 一山いけすの地始
ここまで料理をたっぷりいただき、割とお腹も膨れてきてからのタイミングですが、すぅーとお腹に入ってしまいます!
それもしみじみと美味しいと思える軽さでありながら、旨味はしっかりと感じられるのです。
今食べて美味しく感じる一皿なのです♪
◇ 浜松より 天使音マスクメロン
蒼さんでいただく天使音マスクメロンの、甘さを越えるメロンってあるのでしょうかね!?
私はこんなに糖度の高く美味しいメロンは知りません!
やっぱり静岡県って凄いですね、私も静岡県産ですけど。
◇ 比内地鶏卵と花の香酒造 赤酒のアイスクリーム
ご一緒さんが峯村シェフとアイスクリーマー談義、これがなかなか面白い話しでした。
素人の私には分からない世界ですが、作る機械の温度設定により、乳脂肪分が分解されてしまったりと、味そのものが変わってしまうそうです!
そんな原理が分かっているのといないとでは大きな差が出ますよね。
花の香酒造さんの赤酒を使ったアイスクリーム、大人の味わい美味しさなのです♪
◇ 出来立てのシュークリーム&カヌレ
甘いものは別腹のあたくし、最後の最後にまたしてもテンショウ上がってしまいました⤴︎
勿論、血糖値も⤴︎⤴︎⤴︎
でも美味しいので問題ありません!
◇ レモングラスのハーブティー
ハーブティーをいただきながら、ご一緒さんと峯村シェフの包丁の話しに耳を傾けるのでした♪
揺るぎない料理への情熱、スタート時の峯村シェフの真剣な眼差し、立ち居振る舞いには隙はなく真剣勝負の始まり、そんな姿に圧倒される思いがします。
ひとたび料理を口にすれば、不思議なくらいその美味しさに心が揺らぎます。
言葉にならない美味しさ、言葉では言い尽くせないと言った方が良いでしょうか。
今宵も素晴らしいの一言です♪
峯村シェフはじめお店の方皆様、ありがとうございました。
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
突き抜ける美味しさにめくるめく感動の嵐!!
『蒼』さん
約2ヶ月ぶりの訪問です。
今宵は初めて2回転目の20:30スタートの席、六本木駅から向かいながらも気持ちは高まるばかりです!
螺旋階段を上がると、ソムリエに生谷さんがドアを開けて下さいます。
いつもホスピタリティーに満ちた接客が素晴らしい方です。
カウンター1番奥の席、ここが落ち着くのです♪
峯村シェフ、星野マネージャーに挨拶を済ませ、いよいよ蒼さんの幕が上がる時間となりました。
お酒はいつもの様にハーフペアリングです♪
《今宵の蒼の食卓 VOL.1107》
◆ 明石 田幸一さんより 神多締め 鱧のコンソメ
永遠に飲める美味しさ!
◆ 塩谷商店より 青森大間 北紫雲丹の冷製フェデリーニ
全てに於いて雑味などまったくないクリアーな美味しさ!
◆ 赤井川コロポックル村 白アスパラ オランデーズソース
ど太いホワイトアスパラガスがめちゃくちゃ甘みがあり、丁寧に練り込まれたオランデーズソースがまた激うま!
◆ 五島列島 林さんより 神経締め シマアジの藁焼き
お米と中国甘酒のソース
このソースが大好き!
シマアジへの火入れがやばいです♪
◆ さかな人 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
素晴らしい!
赤座海老の美味しさそのままをいただきました!
◆ 能登より 毛蟹のリゾット
ザ・毛蟹!
毛蟹の味わいが濃厚でお米に旨味が染みてます♪
◆ 島原より とうもろこし”ドルチェドリーム”のスープ
ナチュラルで濃厚な甘みに脱帽!
◆ 稲荷 並木屋さんより 地金目鯛 本日の仕えて
飛騨高山のスナップエンドウが異次元の美味しさ!
素晴らしいです、言葉もありません♪
◆ 三松園より 甘夏ジェーンのグラニテ
舌の奥に感じる苦味がすぅーと消えてしまいます!
◆ 上田畜産 但馬玄長期肥育41ヶ月雌牛のサーロイン
京都 とり市さんより 鴨茄子のロースト
過去一番の旨さの但馬玄!
味が濃いですね!
シンプルに焼き上げた鴨茄子がまた旨すぎます。
◆ 12ヶ月持別飼育の地頭鶏 一山いけすの地蛤
静かに黙って食べるだけ♪
◆ 浜松より 天使音マスクメロン
めちゃくちゃ甘い!
◆ 比内地鶏卵と花の香酒造 赤酒のアイスクリーム
なんて表現したら良いのかこの味わいを!
美味しいとしか言えません!
◆ 小菓子
◇ できたてのシュークリーム
◇ 自家製カヌレ
◆ レモングラスのハーブティー
素晴らしいの一言!
峯村さんの料理は、伺うたびに上書きされるばかりの美味しさ、いったい何処まで私の味覚が着いて行けるのか、そちらの方が心配になります。
今回は一品一品のコメントは敢えて控えめにさせていただきます。
素人の私がとやかく言うそんなレベルの料理ではありませんから。
ワインには詳しくはありませんが、蒼さんのペアリングの素晴らしい事だけはいただきながら感じています。
少しワインについて見てみると、かなりハイレベルなラインナップなのです!
峯村シェフが、日本の各地の生産者さんと繋がり、そこからこの時期に最も良い食材が厳選され、ここ蒼さんに集結。
その素材の持つポテンシャルを、最大限に引き出された料理の数々、感動とかそう言う言葉以上の物をいただきました。
お腹いっぱいにはなりますが、食語感が重たいとはならないのが不思議な位に軽やかです。
翌朝もしっかりお腹空いて目覚めましたから。
凄く美味しかったです。
やっぱり蒼さんは、凄いお店です♪
ごちそうさまでした٩( 'ω' )و
至高の幸せと喜びを、料理と共に噛みしめました♪
西麻布にある『蒼』さんへ、今宵は蒼さんからも近くの、YAKITORI燃esさんの沼能さんと一緒に伺いました。
螺旋階段を上がりドアを開けると、ソムリエの生谷さんのお出迎え、挨拶を済ませ店内へ。
予約時間5分前ですが、既にほとんどのお客様が着席されています。
カウンター越しに峯村chef、星野マネージャーともよろしくお願いしますと挨拶を済ませ席に着きます。
今宵の蒼さんはVOL.1047、メニューを拝見しながら期待値はMAX、この日が兎に角待ち遠しかったです♪
いつものようにワインペアリングはハーフで、スタートはシャンパンからいただきます。
今宵の蒼の食卓 VOL.1047
※ 簡単な感想は写真へ掲載させていただきます。
◇ 愛媛 藤本さんより 神経締め真鍋のコンソメ
◇ 塩谷魚店より 青森大間 北紫雲母の冷製フェデリーニ
◇ フランスロワール産 白アスパラガス オランデーズソース
◇ 佐渡より 神経締め メジマグロの薬焼き
お米と中国甘酒のソース
◇ さかな人 長谷川さんより 長井の赤座海老ビスクとともに
◇ 噴火湾より 毛蟹のリゾット
◇ 勢麟さんより 新玉葱のムース
◇ さかな人 長谷川さんより 神経締め くろむつ
本日の仕えて
◇ 三松園より 紅八朔のグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄の炭火焼き 京都 田原さんの筍
◇ 12ヶ月持別飼育の地頭鶏 ー山いけすの地蛤
◇ 浜松より 天使音マスクメロン
◇ 比内地鶏卵と花の香酒造赤酒のアイスクリーム
◇ 出来立てのシュークリーム&カヌレ
◇ レモングラスのハーブティー
総じて、この日の食材もいつもながらにピンのピンばかり、これだけ蒼さんに揃うのは、峯村chefと各地の生産者さん達との太い人間関係が有ればこそなのですよね。
SNSを拝見していると、ほんと峯村さんが各地を廻られているのが伺い知れます。
それに伴い、食材に使われる原価率も相当高くなっていることでしょう。
峯村chefの料理の美味しさは飛び抜けていますが、そこには食材のポテンシャルを大切にしながら、いかに引き出し美味しくするかといった想像力に長けているのだと思います。
試行錯誤しながら積み重ねた経験値もあるでしょう。
ボリュームは多いですが、ペロリと食べられます。
その為に朝昼と調整をしてのぞみますが、基本的な味付けや仕立てが軽やかな点が大きな要因だと常々感じています。
食後に一切重さはなく、ただ腹一杯食べたと言う充実感が残るだけです♪
素人の私が偉そうなことは言えませんが、いつもいつも美味しさが上書きされて、伺う度に感動しています。
今宵は特に楽しかったです♪
峯村chefと沼能さんのやり取りが面白くて、くくくって隣でお腹を揺すってましたから。
一言で表現するならば、
excellent!!
に尽きます。
最高でした!
峯村chef、星野マネージャー、生谷さん、スタッフ皆様、ありがとうございました。
ごちそうさまでした♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
峯村シェフの笑顔に皆さんが揃い、今夜は最高!!
今宵は約2ヶ月ぶりに〝蒼〟さんへ連れを伴い伺いました。
3日前に恵比寿のお鮨屋さんから、ソムリエが復帰しているようですよと嬉しい情報をいただき、この日会えるかなと連れと楽しみに六本木駅からお店へ向かいました。
螺旋階段を上がりドアを開けると、ソムリエの生谷さんが出迎えて下さりました。
「お帰りなさい」
お会いするのは昨年11月、忘れもしない我々が1時間遅刻をする大失態をやらかした日以来ですからね(汗)
変わらない様子にとても嬉しくなりました。
星野マネージャー、峯村シェフに挨拶をしてカウンター席に腰掛けます。
調理スタッフも変わられましたかね、伺えば他のお店で働かれている方で蒼さんでは短期で入っているそうです。
今宵もハーフペアリングをお願いして、いよいよ待ちに待った峯村シェフの料理のスタートです♪
《今宵の蒼の食卓 Vol.903》
◇ 愛媛 藤本さんより 神経締め 真鯛のコンソメ
捕れたての真鯛を一本丸々使ったコンソメ、鯛の頭と骨で出汁を取りすり身も一匹分そのままに、自然で豊かな甘みがあり染みる美味しさ!
余分な物は一切加えないコンソメ、真鯛そのものの美味しさが凝縮しています♪
◇ 佐渡より 神経締め 鰤 お米と中国甘酒のソース
このお米と中国甘酒のソースが大好きなんです♪
14kgと大きな鰤のハラカミをレモングラスで軽く燻し火入れし、ソースを合わせたその美味しさは筆舌に尽くしがたいものです!
島根県産の山葵そのものにも強い拘りを感じます。
◇ 真鱈白子と黒トリュフのグラタン
白子が大きいですね!
やはり蒼さんで使われる食材はピンのピン、そこには峯村シェフと各地の生産者さんとの強い信頼関係があればこそなのでしょう。
無洗無漂白の白子の味の濃厚さにとろける美味しさ、堪らんです♪
ベシャメルソースのクリーミーさに黒トリュフの食べる食感の良さとほのかに香る芳香、この季節のお楽しみです。
◇ さかな人長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
今回の赤座海老は立派なサイズが揃っていますね!
これもさかな人長谷川さんと峯村シェフの関係を物語っていますね。
炭火で焼いた赤座海老の甘いこと!
火入れの絶妙な加減が素晴らしいとしか言えません!
そしてビスクのクリーミーさに赤座海老の旨味が凝縮しています。
ビスクを作るには6時間を費やしているそうですが、塩も味付けもしていないのにこんなにも豊かな美味しさ、これこそ峯村シェフの真骨頂だと私は思います。
自家製のパンドミでビスクのカップを綺麗にしました♪
◇ 京都丹後 魚政さんより 香箱蟹のリゾット
間人と同じ漁場の網野で水揚げされた香箱蟹を、ふんだんに使った蟹の旨味の濃厚さは蟹そのものです♪
香箱蟹でも〝極み〟と言う最高級品、一合のご飯に8杯も使っているのですね!
ってことはですよ、一人に丸々一杯の香箱蟹、やっぱりこちらの原価率は他では到底やられない高さだと思います。
この美味しさに、連れもご満悦です♪
◇ 尾藤農園より 3年熟成 キタアカリ 黒トリュフ
貫井農園の推茸 自家製バター
この雪下熟成のキタアカリはじゃがいもの甘みではないです!
さつま芋の甘みとは違いサラッとした甘みとでも言った塩梅、そこに自家製バターの組合せがなんて贅沢な美味しさなのでしょう!
そこに黒トリュフも惜しげもなく、堪らんですほんと美味しくて!
◇ 東農園より パプリカのムース
うひょー、なんですかこのパプリカの濃厚な甘味と美味しさは!
度々いただいてはいますが、すっかり過去の美味しさに上書きされます♪
東農園さんにある13個の畑の中でも一番良いパプリカをこちらに入れられているそうです、そこにも峯村シェフが足繁く通われるからこその信頼関係の賜物なのですね!
◇ さかな人長谷川さんより 神経〆 ひげ鯛 本日の仕えて
ひげ鯛、私も連れも初めていただきましたがこんなに美味しい鯛があったのですね!
と言うよりも、長谷川氏の仕立てと峯村シェフの仕立てですからね、そこは間違いありません!
そもそもなかなか捕れないひげ鯛なので、市場に出回ることも少ないそうです。
この日はかなり大きなひげ鯛が捕れ、長谷川氏が神経締めにされた鮮度抜群の鯛です。
炭で焼いてから骨で取った出汁で軽く煮込み、さらに炭で焼き、天然のキクラゲと浅葱のスープに合わせたアクアパッツァ仕立て、スープが実に旨味があって美味しいです。
天然キクラゲのブリブリな食感の良さも素晴らしい!
何よりも、ひげ鯛の身質の詰まった食感とその旨味は、クエにも似ています。
凄いな〜、そう思わず呟いていました。
◇ 紅まどんなのグラニテ
愛媛県宇和島のオリジナル品種の柑橘、一定の基準を満たしたものだけが〝紅まどんな〟として出荷、基準に満たないものは〝あいか〟や〝瀬戸のまどんな〟〝媛まどんな〟とされているようです。
まろやかな酸味があり、さっぱりと口直しができました。
◇ 上田畜産 但馬玄 ヒレ肉(シャトーブリアン)炭火焼き
神戸牛の最高峰の但馬玄、今宵はシャトーブリアンです♪
なんてボリュームなのでしょう、でっかいな(笑)
この但馬玄、原価めちゃくちゃ高いですよ間違いなく、それを惜しげもなくこのボリュームですからね、有り難くいただきます。
すぅーとナイフも軽く入り、口にした時の歯触りの良さはもう格別です!
そしてお肉はしっとりとして旨味が素晴らしいこと!!
但馬玄のリブロースから取ったジュのソースがお肉の美味しさにぴったりです!
岡山の原木の舞茸も立派ですね!
こんなに味の濃い舞茸もここ蒼さんでしか食べたことはありません。
この日に合わせて体調を整えてきましたから、全てペロリと美味しくいただきました。
◇ 12ヶ月特別飼育の地頭鶏 一山いけすの地蛤
いつもならばここは但馬玄のカレーですが、今回はリゾットです!
普通の地鶏は約2ヶ月で出荷されるところ、1年間じっくりと肥育した地頭鶏(じとっこ)が手に入ったことでスープリゾットにされたそうです。
地頭鶏を丸々一羽使い取ったコンソメでお米を炊きあげ、そこに銚子の一山いけすさんからの地蛤のスープを合わせる、まさに峯村シェフじゃなければ考えつかないリゾットです。
う〜ん、なんて優しい口当たりの旨味のあるリゾットなのでしょう!
もう無心ですね、ただその美味しさを味わうだけです♪
◇ 浜松より 天使音マスクメロン
完熟の天使音(あまね)マスクメロン、この甘さはなんでしょうか!
ネットで一つの値段を見てびっくりしました!!
虫歯の治療が終了していて良かったです。
シェフが日本一だと思うとおっしゃる通りだと私も連れも実感です♪
◇ 白トリュフのアイスクリーム
黒トリュフよりも値段が2〜3倍だと言われる白トリュフをこれまたふんだんに使われたアイスクリーム、もう笑っちゃうくらいに美味し過ぎです♪
鼻に抜ける芳しき白トリュフの香りにメロメロです!
◇ 出来立てシュークリームとカヌレ
我々の食事のタイミングに合わせて生地を焼き、直前にクリームを詰めたシュークリーム、いつもながらにパーフェクトです。
そしてこちらのカヌレは我が人生で一番好きなカヌレ、他のカヌレとは比較になりません申し訳ないのですが!
◇ レモングラスティー
こんなにもリラックスした峯村シェフの笑顔が拝見できるのは、そうそうないことではと個人的に感じます。
脇を固める調理スタッフにも二言三言でことが済み、それだけ料理への経験値の高さと信頼関係があればこそなのでしょう。
そして星野マネージャーにソムリエの生谷さんの存在でしょうかね。
こんなことを言うと失礼かもしれませんが、私も連れも心底楽しめました♪
ずっとこんな穏やかな雰囲気が続いて欲しいところですが、やはり人手に大きく左右されることですよね。
峯村シェフの夢も少しだけ伺えました。
私達もその夢の実現に期待しないわけにはいきません!
峯村シェフが休みを利用して、日本各地へ赴き生産者さん達を訪れていることは、Facebookでちょくちょく拝見しています。
そこから築いた信頼関係から素晴らしい食材が集まり、そのポテンシャルをいかに我々に美味しく伝えるかに全神経を集中される峯村さんには、頭が下がる思いです。
素晴らしかったです今宵は特に!!
では来年またお邪魔させていただきます。
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
食材のポテンシャル+峯村シェフの卓越した技=極上の喜び!!
3ヶ月ぶりに『蒼』さんへ、連れと食べ友さんの3名で伺いました。
久しぶりに会う峯村シェフ、髪型が変わり肉体も締まった感じ、精悍さに磨きがかかりましたね!
挨拶を交わしいつもの席に。
今宵の蒼の食卓 VOL.843、どんなコースでしょうね!
しばらく前から蒼さん訪問が楽しみでワクワクしてました♪
連れと私はハーフペアリングをお願いします。
まずはシャンパンで乾杯♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
◇ 明石 田幸一さんより神経締め鱧のコンソメ
いつもと景色が違いますね、松茸の良い香りがします♪
1.5kgの大きな鱧をまるまる一匹、そこから400ccまで凝縮させたコンソメに岩手県の天然松茸を合わせています♪
鱧だけでも充分な旨味に香りまでプラスするとは!
旨味の濃厚さは言うまでもなく、この味は峯村シェフならではですね、素晴らしいです。
(株)田幸一さんは兵庫県の海産物を扱う会社、元々は奥田商店として1999年に設立、その後2014年に現在の田幸一と社名を変更されています。
明石海峡や淡路の新鮮な海産物を卸していられます。
2022年には、健康経営優良法人(経済産業省の定める制度)に認定されています。
◇ 北海道 知床より 新いくらの冷製フェデリーニ
いよいよ新いくらのフェデリーニの季節となりましたね♪
硬度の高いコントレックスで処理をしたいくらは臭みもなく柔らかさが半端ありません!
銚子の蛤の出汁を吸ったフェデリーニ、表現の仕方がわかりませんねこんなに美味しいと!
シンプルながら手の掛けようからの美味しさは堪りません!
◇ さかな人 長谷川さんより 魚突きクエのムニエル フレッシュトマトソース
魚突きとはモリで魚を突く漁(漁業町政規則・自治体の条例により規制があります)の事です。
モリで突かれたクエを長谷川さんが神経締めに、鮮度の良さと仕立ての良さ、そこに峯村シェフの調理でこんなに美味しい料理となって我々の目の前に!
クエをよく焼いた感じが焼き目が少しキツネ色となって現れています。
ピンク色のトマトソースの美味しさは神ってます!
熟成した白バルサミコとシャンパーニュ、酸味と甘みになんとも言えない旨味、どうしたらこんなにクリアーなソースになるのでしょう!
ある程度味の想像はできますが、実際に口にすると過去の美味しさにしっかりと上書きされる美味しさなんです♪
めちゃくちゃ美味しいです!
◇ さかな人 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクと共に
そり立つ様な新鮮な赤座海老の炭火焼き、熱が入り甘みが豊かに感じられます♪
最初はそのまま、次は濃厚なビスクをたっぷり付けて、何度いただいてもこの美味しさに出会える感動はひとしおです。
最後は焼きたての自家製パンでカップを綺麗にして完食!
美味しかったです♪
◇ 石川能登より 毛蟹のリゾット
一合のご飯に1.5kgの大きな毛蟹を2杯使ったリゾット、8割は毛蟹のなんとも贅沢な逸品です。
むき身が2本リゾットにのせてありますが、その太さと大きさからいかに大きな毛蟹かを推察できます。
蒼さんの定番とした料理ですが、これを食べないと物足りなさを感じると思います。
食べれて良かった♪
◇ 千葉 鴨居より 黒鮑 自家製バター
黒鮑を低温でじっくりと蒸し上げ自家製のバターでソテーに、柔らかと言うよりも食感の良さが際立ちます!
それにしても黒鮑の旨味が濃いですね!
そしてスープがめちゃ美味しい!
国産のヤマドリタケモドキ(和製ポルチーニ)からいい味が出ているのでしょうね!
香りもさることながらトロンとして美味しい茸です。
◇ 東農園より パプリカのムース
飛騨高山の東農園さんのパプリカをじっくりローストしてからピューレに、そこから更に煮詰めたムースは濃厚な美味しさ!
自然な甘みが際立つ美味しさなのです。
下にはフルーツトマトのジュレを酸味のアクセントとして。
パプリカってほぼ輸入品なのですね!
オランダや韓国産が大多数を占め、国産は10%程度なんです!
東農園さんのホームページを覗きましたが、とても興味深い話しが読めました。
◇ さかな人 長谷川さんより 神経締め メイチ鯛 本日の仕立て
また大きなメイチ鯛ですね!
こちらも旬の魚、鯛にしては血合いがなく真っ白です。
炭で焼いてから骨から取った出汁で軽く煮込み、更に炭火焼きにする手の掛けよう。
メイチ鯛の旨味が身の中にぎゅっと詰まった美味しさです♪
アクアパッツァの仕立て、スープがまたいい味わいなんです!
◇ 雉谷さんより プラムのグラニテ
さっぱりと口直しにプラムを使うのが峯村シェフならではのオリジナルティーを感じます。
程良い酸味が良いです♪
◇ 上田畜産 但馬玄の炭火焼き
こんなに大きな塊の但馬玄をコースに組込む事にいつも驚いています!
他のお店でしたらこの一皿で◯万円を超える筈!
それだけ但馬玄のポテンシャルが高いのですが、いただける者としたら嬉しい限りです♪
部位はヒレ肉、味わいさっぱりとしてサクッと歯が入る心地良い食感、美味しいですね!
付け合わせの舞茸にもびっくり、こんな茎が太くてモジャモジャ頭の様な舞茸見た事ないです!!
また味がすこぶる良いです♪
細部にまで拘り抜く峯村シェフに感謝しかありません。
こんなに美味しい料理を、ありがとう♬
◇ 但馬玄のカレーライス
但馬玄を使った贅沢なカレーライス、スパイスがしっかりと効いた味わい深さが秀逸、ご飯の炊き加減がまた素晴らしい事!
◇ 浜松より 天使音マスクメロン
あまねマスクメロン来ました!
静岡県が誇る完熟メロンです。
こんなにも高貴な味わいで甘みが強いマスクメロン、下世話な話しですけどこちらも原価率高いですよね(⌒-⌒; )
この天使音マスクメロンのヒストリーも面白いですよ。
◇ 蒜山 ジャージミルクのアイスクリーム
岡山県蒜山で育ったジャージー牛のミルクアイス、滑らかで濃厚な旨味ですけど後味がさっぱりなのです♪
◇ ハーブティー
◇ 出来立てのシュークリーム
シュー生地の美味しさと程よい甘みのクリーム、いついただいてもめちゃ美味しいです♪
◇ 自家製カヌレ
前回初めていただいたカヌレですが、モチモチ感が他のお店とは雲泥の差があります!
個人的にはそんなにカヌレでは騒がないのですが、蒼さんのカヌレだけには敏感に反応してしまいます♪
今宵もカウンター席のあちらこちらから、美味しいと声が聞こえてきます。
私達もアイコンタクトだけでは済まずに声に出してしまいます。
どの料理もしっかりと拘り抜き完成させる美味しさには、いつもながら驚きと感動があります。
峯村シェフはじめ、お店の方皆様に感謝申し上げます。
素晴らしかったです♪
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
情熱溢れる料理と素敵なワインのマリアージュ♪
大好きな『蒼』さんに伺いました。
この日は各地で猛暑となり梅雨明けも例年より早まりそうな勢いです♪
(レビューアップする前に関東も梅雨明けしました!)
そんな中、クーラーで冷えた涼しい店内でホッと一息つきます。
峯村シェフはじめ皆様に挨拶を済ませカウンター席に腰掛けます。
我々の席は涼しいですが、峯村シェフ達のキッチンは炭火やディッシュウォーマーの熱で灼熱、さらに峯村シェフの料理への熱い思いが注がれます。
皆様が揃いスタートです。
飲み物はハーフペアリングをいただきます♪
《今宵の蒼の食卓 Vol.773》
◇ 愛媛 藤本さんより 神経締め 鱧のコンソメ
1.5kgと大きな鱧の頭と骨で出汁を取り、鱧のすり身を加えたコンソメスープ。
塩は一切使わず、透明なスープの中に鱧の持つ旨味のみが凝縮されたクリアーな味わい、これをいただくと蒼さんに来た実感がじんわりと湧いてきます♪
◇ 青森 塩谷さんより 北紫雲丹 冷製フェデリーニ
この雲丹に巡り合うまでには峯村シェフも色々と足を運ばれたことでしょう!
ミョウバンを使わない雑味のない味わい、なんて甘みが豊かで風味が良い雲丹なのでしょう!
天然の地蛤の身だけで取ったお出汁で茹でたフェデリーニ、パスタそのものに旨味が浸透してますから、雲丹との相乗効果は素晴らしいとしか言いようがありません!
雲丹のボリュームが素晴らしすぎます♪
◇ 浜松 勢鱗より 伊良湖の岩牡蠣のムニエル フレッシュトマトソース
火入れしてこのサイズの岩牡蠣、なんて立派なのでしょう!
出汁の中で火を入れてからムニエルに、熟成されたビネガーとフレッシュなトマトソースを合わせた味わいは、岩牡蠣のポテンシャルそのままにまろやかな酸味を加えた自然な美味しさです♪
岩牡蠣のプルンプルンな食感にクリーミーさが口に溢れてきます♬
◇ さかな人 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクと共に
これだけのサイズの赤座海老を揃えるのは、峯村シェフと長谷川氏の信頼関係が有っての物でしょう、いつもながら素晴らしいです!
半生な火入れが良くやわらかで甘みが強いです!
濃厚なビスクの旨味の豊かなこと、自家製パンで余すことなくいただきました。
◇ 能登より 毛蟹のリゾット
一合のご飯に1.5kgの毛蟹を使った贅沢なリゾット、産地により旬が変わり年間を通して楽しめる蒼さんの絶品料理の一つですね♪
毛蟹の美味しさが濃厚に、食べ出すと結構なボリュームですがペロリとお腹に収まります♪
◇ 駿河湾 黒鮑 北海道コロボックルのホワイトアスパラ
低温で蒸しあげた黒鮑の弾き返す様な弾力のある食感がとても心地良く味わい豊かです♪
付け合わせは、白神山地の軟水を使いホワイトアスパラの皮や根と一緒に茹でてから焼いたホワイトアスパラガス、拘り抜いたその美味しさにはただただうなづくだけです♪
◇ 熊澤さんより スーパースイートコーン
〝ラペルラドーロ〟のスープ
高知県の熊澤さんが作る黄金のとうもろこしのラペルラドーロ、その甘みに目を大きく見開きます!
フルーツトマトのジュレの酸味にラペルラドーロの濃厚な旨味と甘み、夏だけのお楽しみですね♪
◇ 駿河湾 船上神経締め 甘鯛 本日の仕立て
鱗焼きにした甘鯛にナイフを入れたパリパリッとした音が耳障りがとても良いです♪
骨から取ったスープとジェットファームさんのアスパラガスを合わせたアクアパッツァ仕立て、さっぱりとした中にしっかりと旨味がある夏らしい料理です♪
◇ 静岡 三松園より 甘夏のグラニテ
三松園(さんしょうえん)さんと言えば、ハールレモネが有名ですね♪
そちらで栽培された甘夏を使ったグラニテ、さっぱりと口直しができました♪
◇ 上田畜産 但馬玄の炭火焼き 京かも茄子
神戸牛の最高峰、但馬玄のヒレ肉を3時間かけて炭火でじっくりと火を入れたお肉の赤色の美しいこと!
いつもながらのこの大きさ、減価率がどの位のものなのか聞いてみたくなります!
ヒレ肉はやわらかで噛むと旨味が瞬時に溢れてきます。
あ〜こんなに美味しいお肉は蒼さんじゃないと口にできませんね!
また京かもなすが大きなこと!
周りはこんがりと炭火で焦がし中は瑞々しく形崩れすることもなくしっかりと、ナスの女王ですねまさに!
◇ 但馬玄のカレー
締めにいただく、但馬玄のスネ肉を煮込んだカレーがこの時点でも凄く美味しいのです!
お腹はいっぱいなのにこれはススゥーと入ってしまいます。
適度なスパイス感とコンソメで炊いたご飯の食感の良さ、素晴らしいです♪
◇ 浜松より 天使音マスクメロンのスープ
天使音(あまね)マスクメロンは、静岡が誇る完熟メロンの王様です♪
糖度の高さは言うまでもなく、皮際から中心点までの甘さのバラツキを少なくしているのが大きな特徴です。
貯まりませんね美味しすぎて!
◇ 蒜山(ひるぜん)ジャージーミルクのアイスクリーム
岡山県の蒜山高原で育てられるジャージー牛のミルクは、ホルスタインのミルクに比べ乳脂肪分が多く濃厚な風味が特徴、そのアイスクリームですからね、美味しいに決まってます!
濃厚な味わいでありながら後口はさっぱりとした仕立て、素材の持つポテンシャルを遺憾なく発揮された美味しさです♪
◇ できたてのシュークリーム
シュー生地の美味しさと濃厚にして程よい甘さのクリームが絶妙、めちゃくちゃ美味しいのです♪
◇カヌレ
蒼さんでカヌレは初めていただきます♪
外は程よいカリッと感に中はもっちりモチモチな食感、香ばしくてやばいですめちゃ美味しい♪
◇ レモングラスのハーブティー
数ヶ月毎に伺わせていただいてますが、同じ内容であっても少しずつ変化を感じるその味わいには、毎回感動すると共に驚いてばかりです!
とことん美味しさに拘り、営業される日にはこの料理を2回転準備されるのですものね、峯村シェフはじめお店の方々には頭が下がる思いです。
峯村シェフと各地の生産者の方々の強い絆があってこその素晴らしい食材の数々、さらにはそのポテンシャルを最大限に発揮した料理を作られる峯村シェフに感謝申し上げます。
素晴らしかったです♪
ごちそうさまでした(((o(*゚▽゚*)o)))
冴えわたる豊かな旨味の拡がりに感動もひとしお♪
前回訪問から約3ヶ月後の『蒼』さん、今宵は食べ友さんをお誘いして伺いました。
久しぶりに峯村シェフと挨拶を交わしカウンター席へ。
峯村さん、ちょっと風貌が変わりましたね!
いつもの事ですが、この日も満席です。
さて今日はどんな料理がいただけますか、メニューを見ながらワクワクして待ちます♪
【今宵の蒼の食卓 vol.635】
◆ 淡路 神経締め 真鯛のコンソメ
器の中に、あたかも真鯛が居るかの様な味わいと風味、雑味がまったくないクリアーな旨味、真鯛の全てがこのコンソメに凝縮しています。
◆ 北海道より 無洗白子と黒トリュフのグラタン
通常はお腹から出した白子は水で洗うそうですが、洗わない事で鮮度が保たれ白く濁らないそうです。
味の違いがグラタンにしても歴然としています!
濃厚な旨味に雑味もなく、クリーミーさが口の中で拡散して行きます。
あ〜熱々な白子がなんて美味しいのでしょう!
黒トリュフの香りがまた良いのです♪
◆ 佐渡より 神経締め 目近鮪 お米と中国甘酒のソース
メジマグロの切り身が立派!
12kgの黒鮪の子供は皮もやわらか、皮目を炭火でパリッと仕上げ、ナイフを入れた時にパリパリッと音がするのです!
こんな仕立ては蒼さんでしか食べた事はありません。
身質はやわらかく脂が乗り酸味がありますが、中国甘酒のソースのほんのりとした甘みと酸味が重なると旨味がグッと感じられます。
◆ さかな人 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクと共に
今宵も大きな赤座海老と出会えました♪
炭火焼きにした身の半生加減はいつもながら素晴らしいです!
赤座海老の旨味と甘みがまぁ豊か!
そこに旨味がたっぷりと出た海老のビスクを付けると、より赤座海老の味が濃厚に香りと共に楽しめるのです♪
本当に美味しいです。
◆ 京丹後 魚政より 松葉蟹のリゾット
1.4kg最高級の松葉蟹を使った贅沢なリゾット、一口目から蟹の味わいがもう溢れています!!
お米が蟹の旨味をたらふく吸い込んでめちゃ美味しい♪
これ、ボリュームもしっかりとあります!
◆ 黒トリュフと自家製バター 尾藤農産2年熟成 きたあかり
雪の下で2年熟成したきたあかり(じゃがいも)が主役です。
じっくりと低音で火を入れてからローストしたきたあかり、甘みがしっかりと感じられ、自家製のバターと一緒に食べると、まぁなんて美味しいじゃがバターなんでしょうね♪
農場から毎日届く牛乳を使った自家製のバター、コクがあります。
◆ 新玉葱のムース
臭みや辛味はまったくなく、ただただ新玉葱の凝縮した甘みと旨味だけ、凄く濃厚な味わいに目が覚める思いです!
どうしたらこうなるのでしょうか、とっても美味しいです♪
下にフルーツトマトのジュレがありますが、その酸味がより新玉葱の甘さを引き出しています。
◆ 対馬 釣りのどぐろ 本日の仕立て
温かいアクアパッツァです。
色々な調理工程を経たのどぐろ、旨味が濃くなんて素晴らしい美味しさなんでしょう!
ただ炭火焼きにしただけでは感じ得ない旨味だと思います。
脂がバーンと最初に口に拡がりますが、そこにトマトの酸味が重なりゆっくりとじっくりと味わい深さに導いてくれます。
◆ 静岡 ハールレモネのグラニテ
静岡県バンザイ!!
ハールレモネは見た目は丸いレモンの様ですが、酸っぱいだけではなく豊かな甘みが特徴の柑橘系なのだそうです。
初めていただきましたが、酸味と甘味のバランスが良くほろ苦さがグラニテとして凄くピッタリ!
果肉はグレープフルーツの様にしっかりとした房、そのプチっとした食感も良いのです♪
◆ 上田畜産 但馬玄の炭火焼 北海道より ゆり根〝月光〟
いよいよメインの登場に、私も鼻息が荒くなります!
峯村シェフからお腹の具合を確認してもらいますが、ドンと来いヤァーなのです。
但馬玄のヒレ肉、うわぁ最高級なお肉の大きな塊を前にさらにあたくしヒートアップ状態です!
リブロースのジュのソースがお肉の旨味をさらに高みへ誘います。
あ〜なんて美味しいのでしょう!!
やわらかですが噛む楽しみもしっかりと感じられる但馬玄、火入れの絶妙な加減から導かれるこの旨味に、ノックアウトされました。
隣にはパンがコロンと。
パンの中でゆり根が大切に蒸されているのです!
パンの水分に守られほっこりと蒸されたゆり根が、やわらかく甘みがこれまた豊かなんです!
ゆり根の美味しさを最大限に引き出す為にパンに包むとは、凄いなぁとしか言いようがありません!
◆ 但馬玄のビーフカレー
この時点でお腹いっぱい直前まで到達してますが、蒼さんのビーフカレーは美味しくすぅーと収まるのです。
ご飯も但馬玄のもも肉から取ったコンソメで炊いていますから、全方位的に但馬玄の美味しさ100%の詰まったビーフカレー、凄く美味しいです♬
◆ 浜松より 紅ほっぺのスープ
静岡県バンザイ!!
苺のスープと果肉と泡にしたもの、紅ほっぺオンリーの美味しさを純粋に楽しめる一皿、ここに座れる事の幸せを実感しました。
◆ 黒トリュフのアイスクリーム
なんて贅沢なアイスクリーム!
黒トリュフの香りが素晴らしく、刻まれた食感がまた良いこと!!
濃厚でありながら後味はスッキリ、アイスクリームにも徹底した拘りを感じます。
◆ 出来立てのシュークリーム
このタイミングに合わせて準備されたシュークリーム、皮がサクサクっとして、シュークリームの中でも美味しさの極みです!!
◆ レモングラスのハーブティー
いつもながら、こんなに美味しい料理を最初から最後までいただける事に、蒼さんには感謝しています。
全国各地に赴きながら、生産者さん達との絆をしっかりと結んでいるからこその食材達。
そのポテンシャルを最大限に引き出す、峯村シェフの卓越した料理センスと技術力に改めて驚いてしまいます。
言葉では〝美味しい〟としか伝える事ができないもどかしさも拭えない思いです。
あ〜素晴らしかったです今宵も。
ごちそうさまでした♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
食材のポテンシャルを最高に活かしたスペシャリテ♬
大好きな『蒼』さん、30分遅刻すると言う大失態を今回やらかしてしまいました。
ただただ反省しながら連れと六本木駅から小走りで。
峯村シェフ、ソムリエの生谷さん、他スタッフ様にご一緒されたお客様皆様にご迷惑をお掛けしてしまいました。
静かに静かにお料理をいただきます。
一斉スタートの席ですから、料理は三品目からです。
飲み物はハーフペアリングをいただきます。
◇ 明石 多幸一より釣りの鰆 お米と中国甘酒のソース
前回訪問時は魚にはトマトを使ったソースでしたから、お米と中国甘酒のソースは約半年ぶりです。
鰆が肉厚で大きいのですが、〝浦サワラ〟と言う明石浦漁協が2020年よりブランド化を進めている一本釣りの鰆です。
秋の浦鰆は脂が乗り旬真っ盛り、レモングラスを乾燥させた自家製の藁で軽く燻した香りも良く、皮だけでも自立する位にパリッとした仕上げです。
身のみっしりとした肉質はまるでお肉を食べている感覚、水分を保ちながらふっくらさも残しています。
身の中心付近は半生での火入れ、素晴らしい仕立てです。
甘酸っぱいお米と中国甘酒のソースは脂が乗った鰆になんて相性が良いのでしょう!
素晴らしいとしか表現が浮かびません!!
◇ さかな人 長谷川さんより長井の赤座海老 ビスクと共に
この日の赤座海老はかなり状態が良いのではないでしょうか!
甘みと旨みがパンと口で弾けるそんな感覚に襲われます。
炭火で焼いた身に水分が残りふっくらとしています。
6時間じっくりと凝縮した濃厚な赤座海老のビスク、塩を一切使わずに仕上げた味わいはまったく嫌味がなく、ただ旨みの詰まったソースです。
ビスクは赤座海老と自家製のパン・ド・ミに付けてカップを綺麗にしました。
峯村シェフが作る赤座海老とそのビスク、ここでしか味わえない特別な料理です。
◇ 京丹後 魚政より 香箱蟹のリゾット
200gアップの大きな香箱蟹を、8名の我々に対して10杯を丸々使った濃厚な味わいのリゾット、お米よりも蟹が占める割合が多いのではと思ってしまう程に贅沢な逸品です。
お米がアルデンテの仕上がり、粘りは弱くリゾットとした時のバランスがとても良いです。
内子の濃厚な味わいに外子のプチプチとした食感、ミソの豊かな旨み、このリゾットを凌ぐ物は他にあるだろうか?
◇ 白トリュフと自家製バター
自家製バターを作る際に出た水分と粉を合わせて作ったバゲットは、ここでしか味わえない唯一無ニの美味しさ、そこに捏ねたて自家製バターを乗せたらその美味しさは想像を遥かに凌ぐ程、これ大袈裟ではなく本当にそう感じます!
アルバ産の最高級白トリュフをたっぷりとバケットに、あ〜なんて幸せなのでしょう!
白トリュフが食感やわらかく香りたつバゲット、もっと食べたいです。
◇ 雉子谷さんより赤万願寺のムース
北海道産の赤万願寺のムースの濃厚さには目が覚める程です!
コクがありながら万願寺の深みのある甘さ、こんな奥行きのある甘みは未だかつてないかもです!
◇ 相模湾さかな人より 神経締め真鯛 本日の仕立て
甲殻類を食べている真鯛を炭火で焼き、真鯛の骨から取ったお出汁に一度漬け、もう一度出して炭火焼きにした手の入れ様は、峯村シェフの真骨頂です!
シェフがスープが主役の料理ですと説明されるのにも納得の美味しさです。
黄金色に透き通る澄みきった味わいにナラタケのトロンとした食感と旨み、そして真鯛の身に溢れるしっとりとした食感と皮目の香ばしさ、かなり和のテイストを強く感じます。
なんて美味しいのでしょう!
このスープをもう少しいただきたかったです♪
◇ 洋梨のグラニテ
洋梨とシャンパーニュを使ったグラニテ、洋梨の果肉が入っている様な食感がありますが、不思議なことに消えてなくなります!
さっぱりとした自然な甘み、口直しとしてぴったりです♪
◇ 上田畜産 但馬玄の炭火焼き尾藤農産2年熟成 北あかり
ふふふ、いつもながらの大きさにウハウハです♪
シャトーブリアンはこの大きさを食べても脂が上質なだけにまったく重くないです。
しっとりとしてビロードの様なきめ細やかな身質が素晴らしく、旨みが次から次へと溢れ出て来ます!
但馬玄は滅多に口にできない希少価値がめちゃ高い牛肉、それを大きな塊で焼くからこその美味しさ、凄いとしか言えません!
付け合わせのじゃがいも北あかりの甘さに、これはさつま芋かと思ってしまう程で驚きました!!
但馬玄のシャトーブリアンには、普通の付け合わせでは釣り合わないですものね、2年熟成の北あかりは準主役です♪
◇ 但馬玄100%のビーフカレー
但馬玄のもも肉から取ったコンソメで炊いたご飯に、骨と筋でフォンドヴォーをひき、そこにスネ肉を加えて作ったデミグラスソースをベースにしたビーフカレーです。
一切手を抜かずとことん拘り尽くす峯村シェフには、いただきながら頭が下がります。
二口のご飯のビーフカレーの為に、凄い事です!
◇ 影山さんより マスクメロンのスープ
静岡県産の拘りが詰まった完熟のマスクメロンを使ったスープに果肉、糖度の高さに驚きます!
こんなに甘みが強いマスクメロンにお目にかかったのは、やっぱり蒼さんだけです!
何度かいただいてますが、その都度新鮮な感動が上書きされます。
余計な物は加えずに、シンプルに仕立てるシェフの料理への熱い思いは、変わることがなく進化し続けてますね!
◇ 白トリュフのアイスクリーム
ジャージーミルクで煮出した白トリュフですって!!
アイスクリームに鼻を近づけても意外にも香りが強くは感じないのですが、口にした瞬間に拡がるトリュフの香りには、またしてもびっくりです!
あ〜今日は何度びっくりしたことか。
ジャージーミルクが濃厚でめちゃ美味しい、これをカップに詰めて販売したら、一個おいくらになるのだろう?
◇ できたてのシュークリーム&ハーブティー
シュー生地を我々の食事のタイミングに合わせて焼き上げ、濃厚なクリームは目の前でコネコネと練り上げシュー生地へ注入、サクサクっとして凄く美味しいのですよこれが♬
開始時間の確認の連絡を前日にいただきながら遅刻するとはなんたる失態、もう穴があったら入りたい気持ちでした。
染み渡る美味しさのコンソメといくらのフェデリーニを食べ損なうなんて、一生の不覚です。
連れにも走らせたりさせて申し訳なかったです。
これを教訓に、しっかりと確認を怠らない事を誓います。
そんな思いはありましたが、やはり峯村シェフの料理の美味しさは群を抜いています!
素晴らしかったです。
ごちそうさまでした♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
幸運にも恵まれ素晴らしい料理に巡り会えました♪
3ヶ月ぶりの『蒼』さんです。
時間ギリギリにお店に向かうも何故か通り過ぎる失態!
連れと「こんな所まで来ないよね!」
そう慌てて戻ると、蒼さんの入る建物が外壁工事中の足場が組まれていたのです。
あちゃー( ̄▽ ̄;)
皆様既にお揃いでした!
シェフのよろしくお願いしますの声と共に今宵の蒼の食卓VOL.472回目がスタートです。
☆ 愛媛 藤本さんより神経締め鱧のコンソメ
鱧は1kgを超える大きな魚体を丸々一匹使っています。
調味料を一切加えないのにこの甘みと味わい深さ、香りも良くこのコンソメをいただくと、ようやく蒼さんに来たのだと実感できます。
☆ 青森 塩谷魚店より北紫ウニの冷製フェデリーニ
この日は幸運にも、新イクラとウニを切り替えるタイミングとなりまして、峯村シェフが皆様に新イクラ召し上がりますかと尋ねられます。
誰も断りませんよね(笑)
この時期から新イクラが出るのですね!!
今年の一月以来なのかな生のイクラは、冷凍ではちょくちょく食べてましたけど。
新イクラについて言えば、皮の柔らかさにノックアウトされます!
地物の蛤のお出汁を吸わせたフェデリーニ、これも何度食べても超絶美味いのです。
ミョウバンを使っていないウニの雑味のない味わい、そしてこのボリューム、もう最高です♪♪♪
☆ 藤本さんより 神経締め真魚鰹のムニエル 中野さんのトマトのソース
こちらに書いている料理名は、蒼さんからのメニュー表より抜粋してますが、生産者さん達への感謝の気持ちが込められている様に感じています。
料理ですが、特質すべきは真魚鰹の身の弾力とトマトソースの甘み酸味のバランスの素晴らしさです。
瀬戸内の真魚鰹は6月〜9月頃が旬、今はとても良い季節なのでしょう、実に味も良いです。
北海道の中野さんのトマトは、今流行りのフルーツトマトとは違い昔ながらの味わいなのだそうで、そこにビネガーとシャンパーニュを加えたソース、スプーンをいただききれいに飲み干しました。
☆ さかな人 長谷川さんより長井の赤座海老 ビスクと共に
これまた幸運にも1週間ぶりの赤座海老なのだそうです。
海がシケていた為、しばらくオマールブルーを使っていたそうなのです。
オマールブルー!!
それも凄いと思いますが、私は峯村シェフの赤座海老のビスクがめちゃくちゃ好きなのです!
オマールブルーを使われる時は赤座海老とは全く料理自体が違うそうなのです。
あ〜なんてラッキーなのでしょう♪
赤座海老、この日の個体はくるりと背中を丸めてますが味はいいですね!
★ 台湾の金萱茶
濃厚な味を楽しみましたからここで一度リセットします。
☆ 能登より 毛蟹のリゾット
大きな毛蟹は約1kg、北海道産よりも石川県産の方が大きく育つのですね。
この日は毛蟹は二杯、リゾットにも毛蟹が贅沢な位にたっぷりと、足の身も立派ですがそちらは上にのせています。
濃厚な蟹の旨味が素晴らしいです!
ご飯の硬さもアルデンテ、そしてこのボリュームに大口あけてパクつきました♪
身をほぐすのも大変だと思います、感謝を込めて美味しくいただきました。
☆ 佐渡より黒泡 黒泡のブイヨンと
自家製のバターを使いムニエルにした黒泡が厚く切られて食べ応えが実感できます!
歯の入りは柔らかですが、噛むとしっかりとした身の充実さに圧倒され、拡がる旨味に笑みが溢れます。
前回はアスパラガスでしたがこの日はジロール茸を合わせています。
ジロール茸の元々バターの様な香りに自家製のバターの風味が重なり、なんとも素敵な味わいです。
☆ 自家製バゲットに自家製のバター
自家製バターを作る際にできるバターミルクで作った自家製の焼きたてバゲット、これも凄く美味しいのです。
☆ 飛騨高山ホワイトショコラ
ホワイトショコラはとうもろこしだったのですね、てっきりホワイトチョコレートを想像してまして、このタイミングでチョコってなんだろうと思ってました(笑)
クリーム等は一切使わずにこのクリーミーな甘みに、もう完全にノックアウトされました。
フルーツトマトのジュレの酸味がとうもろこしの甘みを一段と引き立て、ジュレの存在感が大きいのです。
☆ 相模湾さかな人より神経締め黒陸奥本日の仕立て
一度お出汁で煮込んでから上から炭火を当て焼いた黒陸奥の皮目の輝きに目が釘付け、まさにパリッとした仕立てが見事なのですよ!
脂がありながら味わいは上品、ソースがまた絶妙なのです♪
ソースは魚の出汁とオリーブオイルを乳化させたピルピルソース、独特なクリーム感がありますがとても軽やかな味わい、黒陸奥になんてしっくりとくるのでしょう、これもいいですね!
この料理は蒼さんでは初めていただきましたが、私はこのソースに他の魚介も合わせたら間違いなく美味しいと感じました。
また食べたい一皿です♪
☆ ソルダムのグラニテ
完熟のソルダムの酸味と軽い甘みが爽やかな口直しです。
☆ 上田畜産 但馬玄の炭火焼き 尾藤農産2年熟成 北あかり
蒼さんのメインの但馬玄は、いただく度に感動が上書きされます!
私のお皿のでっかい塊に思わず連れと笑ってしまいました。
お昼は甘味処で済ませただけですから、もうドーンと来いです!
この日はフィレ肉、肉質柔らかですがなんでしょう溢れるこの旨味は!!
シーズンも終盤のオーストラリア産の黒トリュフの香りを楽しみながら、ガッツリと肉を食らいました♬
付け合わせの北あかりがまた美味しいのなんのって!
しかし油断大敵、余りの熱さに口の中でもハフハフです。
ホクホクとした食感とほのかな甘み、半分の大きさもデカイですf^_^;
2年間雪の下で熟成されたじゃがいもは旨味が格段に違いました。
まるッと完食です♪
☆ カレーライス
贅沢にお肉のエキスをたっぷりと使ったカレー、私は躊躇うことなくたくさんいただきました♪
☆ 影山さんのマスクメロンのスープ ジャージーミルクのアイスクリーム
夏らしいマスクメロンのスープを使ったデザートに、希少なジャージーミルクのアイスクリーム、もう何も申しません!
デザートは別腹とだけお伝えしておきます。
静岡県の影山メロン農園さんの天使音(あまね)マスクメロン、これは凄い子なのです!
☆ 加納岩白桃のピーチメルバ
桃でございます♪
桃のブランマンジェ、上にはバニラクリームとフランボワーズ、コンポートにした桃、ソースも桃!
桃尽くしなのです♪
滴る果汁を存分に味わいました♬
☆ シュークリーム
いつもながらに皮のサックリさが秀逸、このシュークリームをいただくと蒼さんの宴も終演です。
☆ レモングラスのハーブティー
海がしけると食材の入荷が不安定になるのは、峯村シェフにとっても悩ましいことだと思います。
とは言え自然が相手ですから、そんな時の代替えをしっかりと考えていらしているのはプロとして当然ですが、それでも大変なことだと想像します。
この日は本当に幸運にも恵まれ、素晴らしい食材に料理をいただくことが叶いました。
食べる私も、生産者の方々に感謝をしなくてはです。
連れもいつになくたくさん食べていて、私も嬉しくなりました。
お昼をしっかりと調整してきましたからねd(^_^o)
いつも驚きの料理の美味しさ、これは辞められません!
ではまた伺いますね。
峯村シェフ、いつもありがとうございますm(_ _)m
ごちそうさまでした٩(^‿^)۶
峯村シェフの繊細で緻密な料理と笑顔が最高のご馳走♬
今宵は『蒼』さん。
敬愛するマイレビ様から、明日私がお店を予約している事をシェフから伺いましたと前日嬉しい連絡をいただきました♪
ニアミス1日違いだったのですね(笑)
もし同じ日だったら、大きく口を開けて「あ〜〜〜!!」と声をあげていたかなと思うと、可笑しさとそれも楽しいかもと一人でニヤリとしてました♪
で、私が予約した日にマイレビ様が大好きな焼き鳥店の大将がやはりいらっしゃると聞かれたようで、当日私の隣へとセッティングまでしていただきました!!
まだ私自身はそちらの焼き鳥店には未訪問、やや緊張(^^;)
峯村シェフに挨拶をしていよいよ峯村ワールドの始まりです♪
今回はVOL.384、さあどんな料理でしょうね、前日からワクワクし過ぎてました!
◇ 愛媛 藤本さんより神経締め 鱧のコンソメ
3月訪問時には真鯛のコンソメでしたがこの日は鱧です。
昨年の5月の際には、骨を全て抜いた鱧の身もコンソメと一緒に出されていましたが、今回はコンソメのみです。
鱧についてちょっと調べてみますと、産卵期前から産卵期に味が良くなると、えっ他の魚とは全然違うのだとかなり驚きました。
産卵期は4〜9月頃までと、まさに今が良い時期なのですね!
天然の鱧を一匹使ったコンソメには、味付けは一切せずに丁寧な仕事で仕上げただけの味わい、なんでこんなに旨味とか甘みが抽出できるのかとびっくりします。
数少ない経験ですが、鱧を食べて、「この鱧甘みがあるな〜」そう感じた記憶がないのです。
鱧のコンソメをいただきながら、真鯛のコンソメとの違いは何処だろうと真剣に記憶を辿りましたが、余りにも遠くの彼方へ。
鱧のコンソメも旨味がクリアーです!
◇ 唐津 赤ウニと青森北紫ウニの冷製フェデリーニ
シェフがおっしゃるには、フェデリーニが主役ですと!!
いやいやこのウニの盛りモリさが凄すぎますって!
赤ウニと紫ウニの食べ比べとしては、まだまだ赤ウニの濃厚さもそこまでではないものの、紫ウニと食べ比べるとやはり味が濃く感じます。
紫ウニは赤ウニと比べるとあっさりとしてますが、どちらも甲乙付け難い美味しさです。
ウニのパスタが料理のまだ序盤ですから、ボリュームもこの位が丁度良いですね、ウニは半端なかったですが!
主役のフェデリーニは、銚子の蛤の身だけでお出汁を取り、そのお出汁で茹で上げたパスタ、お〜パスタに蛤の味が浸透しウニとの重なりが一段と良いですね。
なんて美味しいのでしょう!
◇ 愛媛 藤本さんより神経締め 真魚鰹の藁焼き
真魚鰹は鮮度が命、船上で神経締めされた真魚鰹は2.5kgと大きなサイズだそうです。
レモングラスの藁で軽く燻された香りがほんのりと、お米と自家製の中国甘酒を使ったお米のドレッシングの甘酸っぱさに、ミディアムレアに火入れされた真魚鰹のあっさりとしてクセのない味が素晴らしい取り合わせです。
添えられた山葵の風味も良く、パーフェクトです♪
◇ さかな人 長谷川さんより長井の赤座海老 ビスクと共に
峯村シェフに感謝m(_ _)m
この料理は峯村シェフのスペシャリテ、赤座海老の火入れの見事さにナイフとフォークが止まりません!
甘みが強く旨味も濃いです。
過去の口コミにも書いていると思いますが、こんなに赤座海老が美味しいものだと気付かされたのは、峯村シェフのこの料理なのです。
ビスクは雑味もなくクリアーな赤座海老の旨味が凝縮され、海老に付けても焼きたてのパンに付けても、美味しいとしか言葉が出てきません。
凄いな〜!!
◆ 台湾の金萱茶
濃厚な味を楽しみましたからここで一度リセットします。
◇ 釧路より毛蟹のリゾット
釧路から活けのまま入荷した毛蟹は500gアップ、この日のために3杯を使ったリゾットの味は毛蟹そのものです♪
何処を食べても毛蟹の濃厚な旨味が溢れてます。
殻から取った出汁と蟹みそで炊き上げたお米はアルデンテ、お米自体に蟹の味を浸透させた味とこの食感も良いのです。
◇ 大原より鮑 北海道ジェットファーム グリーンアスパラガス 自家製バターで
千葉は大原からの黒鮑とグリーンアスパラガスの自家製バターのムニエルです。
黒鮑がまぁ立派、こんなに大きいのもなかなか手に入る物ではないのではと思います。
噛みながらじっくりと旨味を楽しむ、柔らか過ぎない食感が素晴らしいです。
刻んだ肝と一緒にいただくと磯の香りと苦味がほんのりとして、なんて美味しいのでしょう!
グリーンアスパラガスも立派ですね!
自家製のバターでムニエルにされたアスパラ、火が入り過ぎず本来の味が口の中に拡がります。
とても贅沢な逸品です♪
◇ 自家製バゲットに自家製のバター
自家製バターを作る際にできるバターミルクで作った自家製の焼きたてバゲット、鮑のソースと一緒にペロリといただきました。
◇ 静岡 新玉ねぎのムース
ちょっとした一品ですが、雑味の無い甘みの強さには驚くばかり、峯村シェフの繊細さが溢れています。
無農薬の新玉ねぎは、静岡県浜松市の料理人さん(最近OMAKASEに掲載されています)からの貴重な物です。
◇ 相模湾さかな人より 伊東の地金目鯛 本日の仕立て
皮目だけを炭火焼きにした地金目鯛を、アラから取ったブイヨンで軽く火を入れた身の、ミディアムレアで旨味の濃さには目を見張るばかり。
ソースはアラから取ったブイヨンに、自家製のセミドライトマトと天然の芹を合わせています。
セミドライトマトの酸味と芹の爽やかさがとてもいいアクセントです♪
◇ デコポンのグラニテ
柑橘の酸味が口直しにはもってこいです!
◇ 上田畜産 但馬玄リブロースの炭火焼き コロボックル村 赤木さんのホワイトアスパラガス
但馬玄の雌牛、リブロースの塊を2時間半かけてじっくりと火を入れた赤色の鮮やかさに目が釘付けです!
ソースはリブロースのまわりの筋を使ったジュのソース。
肉質は柔らか過ぎず噛みながら味わうそんな食感、噛めば噛むほどにジューシーな旨味と甘みが拡がり、この上のない美味しさです。
ホワイトアスパラがまた立派です!!
アスパラ自身の糖度から身を少し焦がした甘みとほろ苦さを、同時に楽しめる絶品さが魅力あり過ぎます。
◇ カレーライス
一皿に約250gの牛肉を煮込んだ旨味を凝縮した贅沢なカレーソース、お米はもも肉のコンソメで炊き上げています。
贅沢な味わい、この段階でも物凄く美味しく感じられます。
◇ 岡山ジャージーミルクのアイスクリーム
カレーの後のスッキリとした甘さのアイスクリームは最高です♪
◇ 田中農場の卵のプリン 時の雫
幻と呼ばれる宮崎マンゴーに宮崎マンゴーのソース、この甘さにとろけてしまいます。
プリンは大人のプリンとした味わいです。
◇ 焼きたてのシュークリーム
できたての美味しさは格別なのです♪
◇ エスプレッソ
素晴らしい食材の美味しさ特色を、余すことなく我々の感動へと導いて下さる峯村シェフに感謝申し上げます。
いつも感じるのは、前よりも進化して更に美味しくなっているよね、そんな気持ちです。
峯村シェフの目指す味には限りがないとしか思えません!
お腹は目一杯パンパンになりましたが、胃がもたれる様な感覚は一切ありません。
翌日も快調そのものです♪
素晴らしいひと時を満喫させていただきました。
では次回も宜しくお願いしますねシェフd(^_^o)
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ
《今宵の蒼の食卓 VOL.324》
大好きな『蒼』さんへ、食べ友様達との楽しい席に有り難くもお招きいただきました。
幹事様にまずは感謝申し上げます。
乾杯にスペシャルなマグナムボトルも用意していただきましてm(_ _)m
某有名焼肉店のオーナー様にシェフまでご一緒の食事会、乾杯の発声に続き、
「お誕生日おめでとうございます♪」
前日が峯村シェフのお誕生日でしたので、我々からのサプライズでクラッカーもパンパパァ〜ン♬
コースはシェフのおまかせ、今宵はどんなお料理に出会えますでしょう♪
◇ 愛媛 藤本さんより神経締め真鯛のコンソメ
何度いただいても、この味わいに驚くのです!
味付けを一切加えていないのに、染みわたる美味しさ。
真鯛の秘めたるポテンシャルが、ストレスの無い状態で神経締めにした処理と、峯村シェフの研ぎ澄まされた料理の感覚で最大限引き出されているのです。
◇ 竹岡より釣り太刀魚の藁焼き
釣りの太刀魚の中でも、大きさにも拘り2kg超えの物だけを厳選しているのです。
藁にも拘り、稲藁ではないオリジナルの藁で軽く燻し、備長炭で火入れされています。
身のしっとりとした焼き具合に驚きます。
ソースはお米のドレッシング、酸味と甘みが絶妙なバランスで、太刀魚の脂がのった味にピタリと寄り添い素晴らしい味わいに思わず声が出ました。
さらには上に添えた島根県産の山葵の独特な爽やかさにも驚かされます。
たくさん付けても鼻に抜ける辛さがなく、どこまでも爽快感が余韻として長く残るのです。
◇ ホワイトアスパラガス
フランスはランド産の露地物、自然栽培のホワイトアスパラガスが立派です♪
アスパラの皮と芯の部分も茹で上げ、そのエキスが出た茹で汁の中でホワイトアスパラを軽く火を入れた、その料理の過程の隙の無さは、シェフの真骨頂だと感じます。
熟成したビネガーとシャンパーニュを使った温かいマヨネーズソース、気泡が消える前に召し上がって下さいと。
ホワイトアスパラの瑞々しさの中にも濃厚な旨みが垣間見え、とてもライトなマヨネーズソースがホワイトアスパラの味を搔き消すことなく見事な脇役を担っています。
ホワイトアスパラのシャキシャキの音を、皆様に聞いていただきたいと思う程に素晴らしいのです。
◇ さかな人長谷川さんより長井の赤座海老 ビスクと共に
赤座海老はそのままでも充分に美味しいのですが、やはり峯村シェフ特製ビスクを付けながらいただくのが至福の喜びなのです。
こちらのビスクは濃厚なのですが、旨味や香りも素晴らしく、ちょっと他のお店ではいただけない、蒼さんにしかない美味しさ味わいなのです!
まさに唯一無二のビスクです。
ビスクには、焼きたてのパンも用意され、付けながらいただくのがこちらの定番のお楽しみなのです。
赤座海老は天然の生き物、海の天候にも大きく左右されますので、峯村シェフもその日に入荷があるのかがいつも心配なのですと話されます。
そんな状況の中、この日も2本の赤座海老を用意して下さり、シェフに感謝しかありません。
◇ 台湾茶 阿里山金萱茶
濃厚なビスクの後、口直し的に出して下さるお茶でさっぱりします。
◇ 京丹後 魚政より松葉ガニのリゾット
今シーズン最後の松葉ガニを使ったリゾットです。
京都は舞鶴で水揚げされた松葉ガニを全量扱う魚政さんからの蟹、殻から取ったお出汁とミソで炊き上げたリゾットの上に、ほぐした身をこれでもか~とのせています。
なんて蟹の味が濃いのでしょうか!
これでシーズン終わりの物とは到底思えない美味しさに、ただただスプーンが止まりません(^^♪
◇ 島根 黒鮑 自家製バターで
島根県産の黒鮑とグリーンアスパラガスのムニエルです。
ソースは自家製のバターと鮑の蒸し汁、酢橘を少し絞った物です。
黒鮑が柔らかなのは言うまでもありませんが、やはりこちらも味が濃いですね。
鮑のエンベラも一緒に入れていますが、美味しいのに見た目が悪いからと言って捨てるのは勿体ない話です。
こうやって美味しくいただけるのですから。
自家製のバターなだけに、塩分が全く気になりません。
自家製のバターを作る際に出る乳清も、バゲットを焼く際に使用し、鮑の提供のタイミングに合わせて焼き上げ、自家製のバターを塗って一緒に出して下さいました。
このバゲット、やばいです!(^^)!
◇ 静岡 新玉ねぎのムース
浜松の料理屋さん(峯村シェフのご友人)から届いた新玉ねぎは、無農薬の自然栽培。
非常に丁寧な仕事をされた、甘みが素晴らしいムースに、フルーツトマトの酸味を合わせる、今の季節だけのスペシャリテです。
マイレビ様が、美味しい物をいただいた際の口コミで使われる言葉をパクリまして一言。
「どんぶりでいただきたいです(^^♪」
◇ 稲取 並木屋さんより地金目鯛 本日の仕立て
粗から取ったブイヨンと地蛤のお出汁を使った、地金目鯛のアクアパッツァ仕立てです。
地金目もただ炭火焼きにしたにとどまらず、さらに手をかけ旨みを閉じ込めたその味わい、こんなに美味しい金目鯛に巡り合えて幸せです\(^o^)/
皮目の焼き色の美しさは、是非写真でご覧になっていただきたいです。
花山椒の爽やかな香りと食感に、地金目鯛の身のふんわりさがコラボレーション、なんて美味しいのでしょう!
スープも残さずにいただきました♪
◇ 宇和島 ブラッドオレンジのグラニテ
爽やかな酸味でさっぱりと口がリセットされます。
◇ 上田畜産 但馬玄の炭火焼き 京都 田原さんの筍と
神戸牛の中でも最高級の但馬玄のシャトーブリアンの炭火焼きです。
お肉の塊がでかい!
お肉にじっくりと火を入れることで、鮮やかな赤色が際立ち、花山椒の緑色も映えています。
リブロースの筋から取ったジュを濃縮して、お肉の旨みだけで作ったソースを添えています。
適度な噛み応えと重厚な旨み、シャトーブリアンらしい脂肪が少ない中にも肉汁はジューシー、上品な味わいで堪りませんもう♪
付け合わせと言うのには少し抵抗がある立派な筍、なんでこんなに筍の味が濃いのでしょうね!
表面の筍自身の糖分で香ばしくキャラメリゼした様な状態の焼き色、なんも言えね~!
◇ ソースキュリー
これはやばい、具無しのソースキュリーがめちゃ旨い!
先程の但馬玄の筋や骨のフォンドボーを、デミグラスソースを作る様な工程で仕上げたカレーのルー、香辛料の香りも素晴らしいですし、旨みがとにかく半端ないです。
コンソメで炊き上げたご飯の、少しアルデンテの様な炊き加減がまた良いのです。
こちらは蒼さんのまた名物料理になるのですか、シェフ。
◇ 赤座海老のビスク パスタ
あれま、なんとパスタを用意できますがいかがでしょうとシェフから。
誰一人ことわりませんよそりゃ(^O^)
赤座海老のビスクが少量残っているので、それでパスタを茹でるっておっしゃってますΣ(´∀`;)
水じゃないのね、ビスクでパスタを茹でるって確かにおっしゃいましたと再確認(笑)
シェフの狙いは、パスタの芯までビスクの味を浸透させたいと。
全部で90g、一人約11.25g、二口三口位です。
濃厚なビスクの旨みがパスタに絡むのではなく、パスタ自身が旨味を吸い込んだ、究極のビスクパスタなのです。
ここまでで結構お腹も満ちているのに、なんで食べれちゃうのでしょう( ̄▽ ̄;)
◇ 静岡 紅ほっぺのソルベ
静岡県万歳(笑)
◇ 岡山 ジャージーミルクのプリン
紅ほっぺがまたでっかいな~(笑)
プリンはどこか懐かしさを感じる味わい、生クリームがとてもきめ細かで甘さも丁度良いです。
ジャージー牛のミルクは、ホルスタインに比べ濃く味わい深いと言われています。
国内の乳牛の中で、1%に満たない頭数しかいない希少なジャージーミルクのプリン、シェフの食材への拘りが半端ないです。
このデザート、最高に美味しいです(^o^)丿
◇ 焼きたてシュー生地のシュークリーム
提供するタイミングに焼き上げたシュークリーム、こちらも定番となりましたね♪
生地はパリッと、クリームは滑らか、たいへんおいしゅうございました(・ω・)ノ
◇ エスプレッソ
◇ 連れはハーブティー
シェフが料理に臨む際、調理場内で手を合わせている光景を目にしました。
この日も厨房内は凛とした空気で密度高く、料理に集中されています。
そんな光景が見れるのもカウンターの醍醐味でもありますが、その分食べる側も感覚を鋭くしていただかなければと思いつつ、ワインが美味しくって・・・。
素晴らしい食材をここまで揃えられる峯村シェフには、感謝しかありません。
素材の本来の味を追い求めった渾身の料理に、今宵も感動と共に堪能させていただきました。
ご一緒された皆様にも、感謝申し上げます。
幹事様、ありがとうございました<(_ _)>
美味しかったです凄く。
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
研鑽を積み重ねるひたむきな情熱こそが蒼の原動力
今宵は、『蒼』さんの貸し切り会に有難くもお招きいただき、連れを伴い参加させていただきました。
幹事様には、何から何までお任せしてしまい、心より御礼申し上げます。
そして峯村シェフにも感謝致します。
《今宵の蒼の食卓Vol.243》・・・開店から数えて243回目の晩餐という意味のVol.243です。
このコース、実は先月末に私だけフライングしてまして(^^;)
前回のレビューとほぼ被りますので、端的に口コミさせていただきます<(_ _)>
スタートは、なななんと初めて拝見させていただきました、SALON2002マグナムボトルΣ( ̄□ ̄|||)
凄すぎますって( ̄▽ ̄;)
シャンパーニュの最高峰、日本に何本あるのでしょうか?
ヴィンテージ・シャンパーニュ、今後口にすることがないのは間違いなく、味わいながらいただきました。
◇ 愛媛 藤本漁師の神経締め真鯛のコンソメ
コンソメですから真鯛の身は入りませんが、見えないだけでそこにはしっかりと居るんです真鯛が!
今回は先頭打者場外ホームラン、スタンドを綺麗な放物線を描いて消えてなくなりました。
この深い味わいには、何回いただいても都度幸せを感じるもの。
塩も味付けも一切していないのに、この旨味を感じさせる峯村シェフの料理の凄さが、まざまざと実感できる渾身の逸品です。
◇ 串本 神経締め縞鯵の藁焼き
身の大きさに先ずは驚かされます!
和歌山県は南紀串本の2.4kgの縞鯵、黄金色の縦縞が美しい魚で、天然物でこのクラスだと相当に高い筈です。
原価率がこれほど高いお店はないのではと思います。
レモングラスの藁で軽く燻してから、備長炭で焼き上げています。
ソースはお酢とトマトのコンソメ、お米のヴィネグレットソース、酸味と自然な甘味が縞鯵の上質な脂と絡み合い、この上のない美味しさとは正にこの料理です!
火入れが絶妙です、これほどまでにふっくらしっとりと仕上げる技術力、素晴らしいです♪
舌の上で旨味を発散しながらほぐれて消えます。
◇ 無洗白子のムニエル 白トリュフ添え
漂白をしていない自然な白子を、硬水コントレックスで軽く茹でてムニエルに、そこに惜しげもなく分厚く切った白トリュフをドドーンとのせた一皿です♪
ソースは軍鶏のコンソメを使ったブルーテ。
香りから鼻孔を刺激され、白子の焼き色にうっとり、舌に感じる優しいが濃厚でクリーミーな味わい、組合せの絶妙なバランス感覚に目が飛び出そうですから。
何も言えね~!(^^)!
◇ 長井と蒲郡 赤座海老の食べ比べ ビスクと共に
産地の異なる赤座海老二種類の食べ比べΣ(・ω・ノ)ノ!
どうも凄いことになっています!
最初は愛知県蒲郡から、次に静岡県長井の赤座海老と続きますが、ビスクもそれぞれ用意されています!
簡単に言うと、食べた食感が長井の方がよりプリっと締まってますし、ビスクも長井は喉の奥に味わいが残る印象です。
どちらも凄く美味しくて、遜色ははっきり言って私の味覚センサーではお伝えしきれません<(_ _)>
ビスクの味、これは峯村シェフにしか作れないものだとは自信を持ってお伝え出来ます。
◇ 特選 越前蟹のリゾット
蟹の殻から取った出汁と味噌で炊き上げたリゾットですが、蟹の多さがお米を遥かに上回る量に驚きます。
お米の少し芯が残る食感が良く、蟹の旨味を吸い込んだリゾットは、目を閉じて感覚を研ぎ澄ましていただきます。
蟹の身も上からこれでもか!
なんて旨いのさこのリゾットって(^^♪
◇ 新潟 網取り天然真鴨
炭火で丸焼きにした天然の真鴨、上には無農薬の九条ネギと天然の椎茸、自家製の中華ソースはバニラを効かせた辣油ソース。
ピリッと刺激的なソースに、真鴨の肉が絡みスパイシーさが最初に感じられます。
そこから噛むほどに鴨の旨味がじわりじわりと押し寄せて来ます♪
複雑な味わいですが、最後に残る旨味の感覚は、鴨なんです。
◇ 飛騨高山 東農園のパプリカ
ザ・パプリカ!
濃厚なパプリカにトマトの酸味が凄くマッチして、さっぱりとした美味しさです♪
◇ 小田原並木屋からの稲取地金目 本日の仕立て
深海で海老を餌にしている金目鯛、皮目に海老の色がくっきりと出て美しくキラキラと輝いています。
脂がとてものり、金目鯛のコンソメスープに薄っすらとその脂が滲み出ています。
鱗焼きの皮目の旨さ、身のほろっとした食感に甲殻類の風味が感じられる旨味、素晴らしいとしか表現ができず、もどかしさも感じてしまうほどです。
◇ グレープフルーツのグラニテ
柑橘のさっぱりさで口がリセットされます♪
◇ 上田畜産 但馬玄の炭火焼き
但馬玄のシャトーブリアンΣ(´∀`;)
凄すぎますって!
前回はランプでしたが、この日はシャトーブリアンと、シェフの気合の度合いが半端ないです(笑)
3時間以上、ゆっくりと火を入れ休ませ、火を入れ休ませる工程を繰り返した肉質の柔らかさ、上品な脂がジュンワリと感じられ、この美味しさは何でしょうね、言葉で表現するのは無理!
今後二度とお目にかかれない事だけは断言できます。
これが最高級な但馬玄の美味しさ、しっかりと記憶に留めておきます。
◇ 但馬玄のすね肉のデミグラスソースに黒トリュフ
何とも贅沢なデミグラスソース、下には熟成させたじゃがいものピュレと、田中農場の温泉卵の黄身を添えた物。
黄身のオレンジ色にデミグラスの輝く茶褐色が映え、黒トリュフの芳醇な香りに包まれた濃厚な味わい、これをご飯にかけて食べてみたいです。
美味い!
◇ 白トリュフのアイスクリーム
上にのるトリュフだけではありません。
アイスクリームにも練り込まれたトリュフ、冷たいトリュフにちょっと驚きつつ、滑らかなアイスクリームで味わうトリュフも良い物です♪
こんな発想って、どこから生まれるのですかシェフ(・・?
◇ 岡山ジャージーミルクプリン タルト仕立て
プリンアラモードby蒼
可愛いです、子供が見たら喜びそうですが、大人の私もこのビジュアルにノックアウトされました(笑)
食べる場所で味わいが変化する楽しさがあります♪
いつまでもこんな純粋に美味しいと思える料理をお願いしますねシェフ(^o^)/
◇ 焼きたてシュークリーム
お店で焼き上げたシューの温かな美味しさ、サクッとして中のクリームが横から溢れます。
幸せを実感しました♪
今回は、今までで最高のラインナップと美味しさに溢れた逸品ばかりのコース。
凄すぎてどうすればこの感動を伝えられるのか、悩みまくりました。
“美味しい”
最後は簡単ですが、この言葉に落ち着いてしまいます。
峯村シェフの、料理にかける熱い情熱こそが【蒼】の原動力なんです。
一緒に働かれる若いスタッフにも、優しく色々と教える姿にも触れられる、カウンターは特等席です。
料理をされる時の眼差しと、我々と談笑されるシェフの目がまるで違います。
そんなことまでどうしても伝えたくなります。
素晴らしい席にお招きいただき、幹事様、本当にありがとうございました<(_ _)>
ご一緒させていただいた方々にも、素晴らしいひと時を共有出来て、幸せでした、感謝申し上げます。
そして峯村シェフ、この上のない美味しさに溢れた料理に、感動しました。
美味しいものは、人を幸せにする力になる、そう実感しました。
ありがとうございました<(_ _)>
ではまた来年、お会いする日までこの気持ちを温め続けますね。
素晴らしかったです。
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
研ぎ澄まされた繊細さに押し寄せる感動
幸運にも『蒼』さんが一席確保でき、喜びで心が勇みたちました。
有難くも、翌月お招きで訪問の予定ですが、我慢できずに勢いのままいざ六本木へ♪
この日は風も吹いて寒い晩、約半年ぶりに螺旋階段を上がる足取りも軽く、気持ちも軽快です。
峯村シェフに、カウンターの一番奥に案内していただきます。
ここに座っていいのでしょうか?
思わずシェフに聞いてしまいました(笑)
スタートにシャンパンをいただき、以降はハーフペアリングでお願いします。
さあ峯村シェフの料理、今日は何がいただけますでしょうか♪
◇ 愛媛、藤本漁師の神経締め真鯛のコンソメ
先頭打者ホームランΣ(・ω・ノ)ノ!
見た目は白湯、飲むと染み入るクリアーな旨味、香りしっとりとこの上ないコンソメです♪
塩を使わず味付けは一切していないのにこの旨味、処理がちゃんと施された真鯛のポテンシャルってこんなに凄いのですね。
◇ 明石の(株)田幸一からの釣り鰆藁焼き
皮目だけを備長炭で焼いた鰆、この柔らかでふんわりとした食感に衝撃が走ります。
レモングラスを乾燥させた藁で軽く燻った香りも落ち着いたもの。
トマトのコンソメに、もち米や自家製の甘酒を合わせたソースが、鰆の風味を活かしながら柔らかくしっとりとした味わいに導いています。
◇ 鱈、白子のムニエル 白トリュフ添え
北海道の白子、臭みを完全に抜いてからムニエルにする、繊細な下処理がなせるこの美味しさに鳥肌が立ちます。
鶏の丸鶏から作るシチューのソースに、シャンパーニュの酸味を加えた味わいが、白子の濃厚でクリーミーさにとても自然に寄り添っています。
それでいて、後味がすっきりとしているのは何故なんでしょう?
白トリュフの森の様な香りが、この一皿の美味しさを引き立てています。
◇ 相模湾さかな人、長谷川さんより赤座海老、ビスクと共に
これが食べたかったです、赤座海老とそのビスク!
『蒼』の峯村シェフにしか作れないと言っても間違いはない料理です。
この日は170gと大きな赤座海老が幸運にも巡ってきましたが、その日により大きさは変動しますので運任せです。
炭での火入れが素晴らしく、ねっとりとしてプリっと締まった食感、甘味が強いです。
このままで食べるのも良いのですが、この海老の旨味を濃縮して作ったビスクを付けると、さらに別次元の美味しさに陶酔します。
ただ濃厚なビスクではなく、とてもクリーミーで深い旨味と海老の甘味が口いっぱいに拡がるります。
ここでしかいただけない赤座海老とそのビスクに、この席に着けた喜びをしみじみと噛みしめるのです。
◇ 兵庫県津居山漁港の松葉ガニ、リゾットで
蟹とお米の比率ですと、圧倒的に松葉ガニ様に軍配が上がります!
1.5kgの蟹から取った身とミソに、お米一合(炊いた状態で約340g)で炊いたリゾットだそうです。
大きな蟹を、この日のお客様8名で分けるのですから、それはもう蟹を食べた感をしっかりと堪能させていただきました。
朝届いた蟹の甲羅で出汁を取り始め、身とミソで炊いたリゾットの、その濃厚な蟹めし、堪らんですよ♬
◇ 新潟、長岡の網取り真鴨
峯村シェフより、「ジビエ好きでしたら、骨付きもいきますか?」
なんと有難いお言葉なのでしょう♪
中華の辣油に、甘い芳醇なが香りがします。
シェフに確認すると、フレンチ風にした自家製の辣油で作ったソースだそうで、そこにバニラを合わせているそうです。
鴨の肉質に弾力があって素晴らしいです。
噛むほどに旨味がじんわりと拡がり、まさに鴨らしい脂質の上品さが赤身を帯びた肉に充満しています。
骨付きの部位は足の付け根でしょうか、この肉の歯応えの強靭さは、野生で運動をたくさんした筋肉質の証ですね。
凄いとしか言えません。
ただ硬いだけではなく、そこにはジビエらしい滋味深さがあるのです。
無農薬の九条ネギと、天然の椎茸を付け合わせにされていますが、このソースになんて素敵な組合せなのでしょう♪
◇ 飛騨高山、東農園のパプリカ
パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう♪
そんなメロディーがよぎります。
濃縮したパプリカの甘さが凄~い\(◎o◎)/!
トマトの酸味がこの甘さを爽やかに演出しています。
◇ 小田原、並木屋から稲取の地金目、本日の仕立て
この地金目鯛、海老の風味を感じます。
地金目と言えば小釣漁師が一本釣りする金目鯛のこと、金目鯛の超高級魚です。
それでいてこの身の大きさはびっくり仰天クラスです♪
脂ののりは半端なく、こんなに美味しかったの金目鯛って、そんな味なんです!
皮目の香ばしく焼かれたパリッとした食感に、身の膨よかさ、美味しいです。
地ハマグリのスープが、また沁みる味わいなのです。
天然のなめこの大きさにも驚きましたが、その味の濃さは、普段飲んでいるなめこの味噌汁とは別物ですね(笑)
◇ 伊豆柿とグレープフルーツ
柿の甘味に柑橘のさっぱりとした酸味、グラニテで爽やかに口直しです。
◇ 上田畜産、但馬玄の炭火焼き
月に2~3頭しか出荷されない、特別な餌で育てられた但馬牛「但馬玄(たじまぐろ)」の、ランプ肉です。
特徴としては、不飽和脂肪酸を多く含み、融点の低い口溶けの良いあっさりとした肉質なんだそうです。
旨味がくっきりとしてクリアーな味わいの赤身肉、そう表現するのが私のボキャブラリーの限界です。
黄金色に輝くソースは、但馬玄のコンソメ。
さらに、埼玉の田中農場の温泉卵の黄身に、じゃがいものピュレのソースの登場。
黄身の色がオレンジで濃く、味もとても濃厚でドロリとしたもの、但馬玄に絡めて食べましたが、それはそれは想像を絶する美味しさに見悶えてしまいます♪
シェフの想像力の豊かさ、組み合わせる味のセンスの良さに痺れました。
◇ キャラメルアイスクリーム
◇ 温製焼きショコラ・タタン風
パイ生地を崩し、その上にタルトタタン風に林檎のキャラメリゼ、カスタードクリームにメレンゲと生クリームを盛り付けています。
腹パン状態ですが、「デザートは別腹♪」美味しくペロッと完食しました。
◇ シュークリーム
営業中に焼き上げたという、シュー生地の食感がサクッとしてます。
バニラの風味が効いたクリームも、甘さすっきりで、コースのエピローグに相応しいお菓子です。
◇ エスプレッソ
峯村シェフが、素材にかける原価率の高さを考えると、このコースはとてもお得に感じます。
これだけの食材を用意される、シェフの生産者や仲介される方々との深い繋がりを、いただきながらしみじみと感じました。
さらに、素材のポテンシャルを余すことなく表現される、その手腕には驚きを隠せません。
私の拙い表現力では、峯村シェフの素晴らしさを伝えきれていないと思うばかりです。
色々な料理の垣根を越えた峯村シェフの料理には、まだまだ奥行きの広さを感じます。
楽しみは当分尽きることがなさそうです。
繊細で美味しい料理に感動しました。
来月の訪問も楽しみです。
厨房で働かれる若いスタッフさんにも感謝申し上げます。
美味しかった。
ごちそうさまでしたヽ(^o^)丿
フレンチが基本の創造性豊かなイノベーティブ料理
オープンから約4.5ヶ月、既に予約が取りずらいお店『蒼』さんへ、有り難くもお声掛けしていただき、プラチナシートへ連れと共にお招きいただきました♪
主催者様、ありがとうございますm(_ _)m
若きスマート男子ともお目にかかれ、カウンターで楽しい時間がスタートです♪
風が少しある雨の中、六本木通りを連れとテクテク、久しぶりの帰省ですからこんな雨もまた良しとしましょう。
主催者様より、お店は螺旋階段が目印ですよと前日連絡をいただきましたので、すんなりと発見することができました。
重ね重ねお気遣いに感謝です^_^
この日いただいたのは、23,000円のコース
ワインはハーフペアリングでお願いしました。
◇愛媛産鱧のコンソメ
漁師:藤本氏による神経締めを施した鱧、これが鱧なのかとびっくりする食感に味わい。
骨切りではなく、骨抜きにした鱧は、高級魚クエを連想させます。
少量のお野菜とコブ出汁、鱧の骨でじっくりひいたお出汁に、鱧のすり身とキノコのコンソメと合わせた、すっきりとした澄み渡るクリアな味わい。
一品目から驚きの美味しさに、目をパチクリし通し♪
◇五島列島・林鮮魚店 神経締め伊佐木の藁焼き
1.5kgの伊佐木は、レモングラスの藁焼き中に炎が回る脂がのった素晴らしい物だと感じたそうです。
トマトのコンソメと三種類のお酢をブレンドした、特製ドレッシングでいただきます。
甘酸っぱいソースに、伊佐木の皮目の芳ばしさと、内部は半生に近い火入れ、そこに山葵の爽やかな芳香さが加わり、何という美味しさなのか!
伊佐木ってこんなに美味しいお魚でしたか(・・?
まさに峯村シェフの本領発揮なのでしょうね、素晴らしいです♪
◇青森の蝦夷紫海胆と唐津の赤海胆の冷静フェデリーニ
粒の大きな海胆が青森の蝦夷紫、「幻のうに」と称される佐賀県唐津の赤海胆、それぞれに美味しさの違いはありますが、この一皿では混ぜ合わせて贅沢に楽しみます。
地ハマグリの出汁で合えたフェデリーニ、それだけで美味しいパスタですが、海胆と一緒に頬張りながらその余韻に浸ります。
笑っちゃいますこの美味しさに( ´∀` )
◇相模湾長井の赤座海老 ビスクと共に
これまた立派なサイズの赤座海老の登場です!
赤座海老はさっと塩焼きした火入れは半生、そこに添えるのは、殻や手の部分から抽出した濃厚なビスクです。
赤座海老だけでいいお味ですが、ビスクに浸していただくと味わいが変化し、それぞれの美味しさに鼻息も荒くなります。
こちらのビスク、只者ではないです。濃厚でクリーミーなこくがあり、スープとして丼で飲みたいくらいです(^^)v
◇コロポックル・赤井川村のホワイトアスパラガスと黒鮑
大きな黒鮑はこの一皿では付け合わせなんだそうですΣ(・ω・ノ)ノ!
北海道赤井川村(コロポックル村)で栽培された立派なアスパラガス、皮や根の部分を煮だした中で茹で、それからソテーしています。
この少し焦げた部分は、アスパラガスの糖度でちょっとキャラメリゼされた甘味が感じられます。
水分がたっぷりでなんて瑞々しいんでしょう。
私は穂先よりも根元の太い部位が大好き、こちらもやはり根元が美味しいです♪
付け合わせの黒鮑、この大きさは付け合わせには贅沢すぎです(笑)
宮城県産の鮑は約5時間じっくりと蒸しているそうで、食感を残しより鮑らしい旨味を感じられる様に仕上げているんです。
肝ソースでアスパラと鮑を交互に楽しんでしまいました。
◇梅山豚x天城黒豚の一皿
骨付きの状態で焼き上げた豚肉を二種類、梅山豚(メイシャントン)と天城黒豚は、通常飼育期間より約100日長く大切に育てられ、金子畜産さんより自信を持ってお店に卸されている豚さんです。
ソースは、中華料理“よだれ鶏”の味わに似た、食べると癖になる美味しいものです。
豚肉の食感は、柔らかな高級ハムのよう、噛むと甘味と旨味がじゅんわり口中に溢れ出ます。
中華エッセンスで仕上げた一皿、こんなに楽しいコース料理は初めてです!(^^)!
◇新玉葱のムース
見た目はデザートの様な、峯村シェフのスペシャイテです。
鋼の包丁で、玉葱の繊維を壊さないようにゆっくりと切り、約1/10の量になるまで炒めミキサーに。
クリームはほとんど使用していないそうなのですが、このクリーミさに驚きます。
下に少しフルーツトマトのジュレ、その酸味に玉葱の甘さが引き立てられ、この一皿は瞬殺されました。
◇小田原・並木屋より稲取地金目を本日の仕立て
鱗を付けたままの金目鯛、あまり見かけた記憶がありません、甘鯛の鱗焼きは有名ですが。
鱗もパリッとして美味しさのアクセントと成り得るんですね♪
稲取の金目は、海老を食べるので赤い色がとても鮮やかなんです。
炭火焼きにした金目に、金目鯛のブイヨンと貝のお出汁を合わせています。
この旨味と食感、お魚料理も峯村シェフにかかると素材の持つポテンシャルが本領発揮され、ただ美味しいとしか言いようがありません。
北海道のジェットファームのグリーンアスパラガス、シンプルに美味しさを感じられます。
◇グラニテ・美生柑(みしょうかん)と黄色ズッキーニ
ソムリエ兼パティシエの塩谷氏による逸品です。
愛媛で採れた美生柑は、爽やかな酸味が特徴で「和製グレープフルーツ」と呼ばれているようです。
甘さは極々わずかに感じるか感じないか、グラニテとしてすっきとした後味に喉の奥に感じるかすかな苦み、いいですね♪
◇ロワール・ヴュルゴー家シャラン鴨
窒息鴨の登場です、この血の色が美味しさを物語っています♪
もう心ここにあらず状態、早く食べた~い(^^♪
骨付きで2時間半じっくりとロースト、ソースは熟成のマデラ・ポルト・コニャックのクラッシクなもの。
付け合わせは村上農園のジャガイモのグラタン。
本物のシャラン鴨は、やはり少し鉄分を感じるような味わいが堪りません。
やはりビーフよりも鴨の方が私は断然好きです('ω')ノ
◇翡翠ごはん
天然椎茸の旨味に地鶏のコンソメで炊き上げた翡翠色の土鍋ご飯です。
美味しすぎるので、遠慮せずにお代わりをさせていただきました(*'ω'*)
◇作りたてアイスクリーム
◇赤い4種の果実と野菜の一皿
苺・アメーラトマト・パプリカ・・・他は記憶にございません(笑)
◇焼きたて生地のシュークリーム
◇エスプレッソW
なんてバラエティーに富んだコースなんでしょう♬
食材を選りすぐり、その素材の本来の味を余すことなくお料理に昇華させる、峯村シェフの確立した腕に一目惚れしてしまいました。
お魚の味わいにしても、今までの概念を見事なまでに打ち破られたその瞬間、今何を食べているんだろうと思っていたり。
圧巻の内容でした。
素晴らしいとしか表現できませんが、純粋に美味しいと感じました。
また食べてみたい、峯村シェフのお料理を。
こんな素晴らしいお店に、ご一緒させていただき、重ね重ねありがとうございます。
願わくば、再度ご一緒させていただきたいと、図々しくも書いてしまいますあたくし(^^ゞ
凄いな~、峯村シェフのイノベーティブ料理、記憶に残る料理とはまさにここかな。
素晴らしかったです。
美味しく、楽しく、素敵な一時でした。
ごちそうさまでした(^o^)丿
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goro58397
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goro58397さんの他のお店の口コミ
店名 |
蒼
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受賞・選出歴 |
2024年Gold受賞店
The Tabelog Award 2024 Gold 受賞店
2023年Gold受賞店
The Tabelog Award 2023 Gold 受賞店
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店 |
ジャンル | イノベーティブ、フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
03-6434-9829 |
予約可否 |
完全予約制 ご予約はOMAKASEから受付しております。 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ 日比谷線 六本木駅 1a出口より 徒歩7分 六本木駅から616m |
営業時間 |
|
予算 |
¥40,000~¥49,999 |
予算(口コミ集計) |
¥60,000~¥79,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
8席 (カウンター最大8席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 8人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | ソムリエがいる |
ドレスコード | スマートカジュアル |
ホームページ | |
オープン日 |
2020年1月8日 |
備考 | |
初投稿者 |
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今宵は約3ヶ月半ぶりの『蒼』さん。
私の過去の口コミに興味を示された方をお招きして伺いました。
11月半ば冷たい雨上がり、いよいよ冬の到来を感じましたが、はてさてこのまま本当に寒くなるのか、そんな思いがします。
螺旋階段を登る足取りも軽く、重量さえも忘れてしまいます。
カウンター席に腰を落ち着け、メニューをひとしきり拝見、その間にもお腹がグゥと鳴きます!
昨晩から今宵の為に体調を万全に整え、この日お昼は抜きましたから!
いつもの様にお酒はハーフペアリングで♪
【 今宵の蒼の食卓 Vol. 1263 】
◇ 愛媛 藤本さんより 神経締め 真鯛のコンソメ
◇ 函館 小西鮮魚店より 新イクラの冷製フェデリーニ
◇ 能登より 黒鮑 自家製バター
◇ 愛媛 藤本さんより 神経マナガツオの藁焼き
お米と中国甘酒のリース
◇ さかな人長谷川さんより
長井の赤座海老 ビスクとともに
◇ 京都丹後 魚政さんより 香箱蟹のリゾット
◇ 飛騨高山 東農園より パプリカのムース
◇ 稲取 並木屋さんより 白甘鯛 本日の仕立て
◇ 高知 水晶分担のグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄 長期肥育42ヶ月 雌牛
シャトーブリアン 舞茸のロースト
◇ 12ヶ月 特別飼育の地頭鶏 一山いけすの地蛤
◇ 浜松より 天使音マスクメロン
◇ 白トリュフのアイスクリーム
◇ 出来立てのシュークリーム&カヌレ
◇ レモングラスのハーブティー
今回で15回目の訪問、伺う度に心が震える感動を味わい、美味しい記憶が上書きされるばかりです!
この席に付ける喜びを噛み締めるひと時でした。
今宵も素晴らしかったです。
ごちそうさまでした♪( ´θ`)ノ