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Ronsonさんの他のお店の口コミ
店名 |
移転
Crony(クローニー)
|
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受賞・選出歴 |
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ、ワインバー |
住所 | |
交通手段 |
渋谷駅から都営バス[都01]西麻布下車 乃木坂駅から875m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
21席 (カウンターあり(5席)) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
ホームページ | |
オープン日 |
2016年12月1日 |
初投稿者 |
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この前月にデンマークへ旅行に行っていた連れが、その勢いで「北欧」をキーワードにお店探しをした結果、このお店を見つけたらしく。
7月上旬、ディナーで利用しました。
通りからお店の入口までの雰囲気がちょっと微妙な感じ(これはビル側の問題)ですが、ドアを開けての中に入ると落ち着いた照明のモダンな雰囲気です。
メニューは12,960円のお任せコースのみ。
◆ジャガイモとグアンチャーレの小さなコロッケ
黒い石の中に竹炭入りの黒い衣をまとった小さなコロッケが一つ。「さあ、どれでしょう?」というプレゼンテーション。
普通に美味しいです。
でも、このプレゼンテーションはどうなのかな? ちゃんと話を聞いてない客がいきなり石をガブッとやって歯を傷めたりしたらどうするつもりなんだろう?
◆初鰹の燻製
モロヘイヤの葉の中に埋もれるように、同じ葉に包まれた鰹の燻製が横たわっていて、「さあ、どれでしょう?」というプレゼンテーション。
2品連続で謎かけのようなプレゼンテーションはどうなのかな……?
いや、別に「失礼じゃないか」とか言いたいのではなくて、「遊び心」と言われるようなこの余計な1つのプロセスを面白いと思えないんですよね。
それに姿勢として「さあ、どれでしょう?」より、「さあ、お召し上がりください!」のほうが気分良くないですか?
味のほうは若干生臭さを感じましたが、まあ美味しかったです。
◆自家製ビーフジャーキーを衣に使ったトウモロコシのベニエ
熱々で風味のいい揚げ物です。ありそうでなかった味かも。美味しい。
ただ、こちらも乾燥させたトウモロコシを敷き詰めた皿でのプレゼンテーション。
ここまで3皿連続で、食べられないものを盛り付けた皿が出てくるわけです。こういうのはあまり好きじゃない。
実際は何の問題もないんだけど、ちょっと小手先感と無駄を感じてしまうっていうか……。
◆発酵トマトウォーターとカモミールオイル
トマトの風味がしっかり感じられる透明の液体に広がるカモミールの香り。なかなか面白い組み合わせです。
◆車海老のソテー ニンジンのピューレ、カカオ、薄く焼き上げたニンジン、桜えびのパウダー
繊細なバランスで美味しい一皿でした。
◆イタリア産サマートリュフ、ほぼ生の卵黄、焼きナスのピューレ、クルミ、焦しタマネギ
トリュフと卵は鉄板の組み合わせですが、そこに焼きナス独特の香りが上手く調和して面白い味わいでした。
クルミや焦しタマネギも効果的。
◆ヨーグルトと塩を効かせた自家製パン、発酵バター
添えものではなく、コースの一品としてのパン。なかなかパンが出てこないなあと思っていたら、こういうことだったのですね。
サンフランシスコの3つ星レストランから分けてもらった酵母使用とのことですが、確か小麦と酵母の旨みがギュッと詰まったようなパンです。
酸味が効いていて、珍しいぐらい塩も強い。それが猛烈に美味しい。ワインに良く合います。
発酵バターは軽めでサワークリームみたいな感じ。
◆まな鰹のローストと黄色いズッキーニ、ウニのソース
しっとりしたまな鰹に乗せてある黄色いズッキーニは、焼いたものと塩でマリネしたもの。
クリーミーなウニのソースや、甘夏の皮のパウダーによる香り付けとのバランスも良く、美味しい一皿でした。
◆和牛のシンシンの低温ロースト、インゲンとヨモギの衣揚げ、アップルビネガーのソース、ヨモギのオイル、塩
基本的に赤身でほどほどにサシが入ったシンシンという部位。
キメこまかくて旨みが強いので低温ロースト向きなのかもしれませんね。しっとりジュワッと美味しい。
衣揚げのサクッとした食感とのコントラストも良好です。
ヨモギのオイルの風味もさり気なく効いています。
◆ミモレットのスープ
コースの中のチーズなのですがスープ仕立てで、先ほどの自家製パンを揚げたクルトンが入っています。
メインの後のチーズは重たく感じることがあるものですが、これは快適で好ましいと思いました。
ちゃんとチーズを食べた満足感もあるし。
◆ロイヤルミルクティーのアイス、宮崎産完熟マンゴーのソース、アールグレー風味のミルクのジャム
液体窒素を使って凍らせたアイスって食感がもたっとして個人的にはあまり好きではないのですが、マンゴーソースとミルクジャムが多めだったので、まあまあスムースに食べることができました。
アイスがロイヤルミルクティーなので、ミルクジャムはプレーンでも良かったんだけどなあ。
◆お米のアイスクリーム、日本酒
スタッフの実家のお父さんが作っている岩手県産ひとめぼれを使ったアイスに少量の日本酒(酔仙の純米吟醸酒)をかけたもの。
美味しいし、ここで日本酒というのもちょっと刺激的で面白いのですが、お米のアイスってビーフンの香りがしますよね。
◆コーヒー
グァテマラの豆の浅煎りコーヒー。苦みがなくクリアでフルーティーな味わいです。
ここらへんはサードウェイヴ的な感覚でフレンチレストランとしては新しい試みだし、ハーブティーやルイボスティーなんかにこだわるよりスマートだと思います。
◆石に混じった「冷たくて甘いもの」
1品めと同じく黒い石に混じった黒くて丸い何かです。
正体はマジパン的なアーモンドの小菓子で、普通に美味しいのです。
ただ、ミニャルディーズとしては少ないかな。あともう1個あっても良かったのにと思いました。
プレゼンテーションに関して多少苦言めいたことを書きはしましたが、全体的にはかなり満足度の高い料理でした。
モダン系フレンチの中ではかなり「美味しい」ほうだと思います。
目新しく感じる食材の組み合わせが、「やってみました」「面白いでしょ」という感じではなく、しっかり味に貢献してるんですね。
また、「フレンチの技法をベースとしながらも食材そのものを味を生かしたシンプルな料理に…」といった能書きのお店って、日本の場合わりと魚介類中心のマリネやサラダ仕立て的な皿が続いたりしがちですが、ここではそういう印象を感じることがありませんでした。
北欧や北米のエッセンスも採り入れているというコンセプトだそうで、実際ガチなフレンチではないのですが、かといって和食方面には転んでるわけでもなくて。
シェフの味のまとめ方の基準に、ちゃんとフランス料理的な芯があるのだろうと感じられます。
味の重さ/軽さやボリューム感も過不足なく、とても快適でした。
サービスに関しては文句なしにレベルが高いと思います。
これはこのお店を利用したほとんどの客が感じることではないでしょうか。
シェフとサービス陣が変わらない限り、今後も期待できるお店だと思います。
この日唯一残念だったのは、隣のテーブルの客(中年男性2人 / 接待っぽい)の一方がかなりアルコールが回っていたらしく、大声でオヤジトークを炸裂させていたことでした。
向かいに座っている連れや料理を説明するスタッフの声よりも、その人の声のほうが耳に入ってくるという状況で…。
もちろん、これはお店のせいではないので仕方ないのですが。