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少量多皿の流れに揉まれる
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ゴン太24
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ゴン太24さんの他のお店の口コミ
店名 |
虎峰(コホウ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
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中国料理 百名店 2023 選出店
食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
中国料理 百名店 2021 選出店
食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 中華料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3478-7441 |
予約可否 |
完全予約制 •アレルギー食材のある方は事前にお電話にてご連絡ください。 |
住所 | |
交通手段 |
都営大江戸線「六本木駅」5番出口から徒歩3分 六本木駅から303m |
営業時間 |
|
予算 |
¥20,000~¥29,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T7011101057112 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
5月よりサービス料10% |
席数 |
12席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
高校生以上であれば子供可能。必ず予約時その旨を記載してください。 |
ドレスコード | 強い香水はお控えください |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2016年4月1日 |
備考 |
キャンセルは2日前までにご連絡ください |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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2016年8月 初訪問
ランチ以外で本格中華のお店に行くのは初めてです。中華といえば大皿料理をみんなで取り分けて食べるものというイメージがあり一人客には縁がないものと思っていましたが、今回六本木にあるこの「虎峰」は少量多皿の構成、全席カウンターで一人からOKということを食べログのレビュアー皆様のレビューを読んで知り、今回の訪問となりました。
六本木駅から路地を通って歩くこと5分くらいですかね。裏通りといった風情で夜だとちょっと怖そうな界隈です。店の前では男性が1人外に出て出迎えてくれました。こういうお出迎えは特別感があってちょっと嬉しい。
店内は思いの外コンパクトな作り。コの字のカウンターがあり、カウンター内部が厨房になっていますがかなり厨房は狭そうです。厨房のシェフ前の特等席に案内されました。しかも開店から間もない入店だったので店を独り占めです。
まずはシェフから「本日は25皿と口直しが数皿でますのでよろしくお願いします。」と挨拶があり、事前情報通りとはいえやや驚かされましたが、ここから怒涛のごとく皿が出てきます。全皿レビューするのは無理なので、全体の印象と特に印象に残ったお皿のレビューにとどめます。
「桃のすり流しの前菜」から始まったコースは主に冷菜や蒸し物が前半に来て、徐々に私が思うに中華らしい火を存分に使ったお皿へと進んでいきます。
印象に残ったお皿は前半戦では
「ボタン海老」
ボタン海老の上には3種のチーズ、下には海老の殻のエキスで作ったアメリケーヌソースが敷かれています。シェフの工夫が見えたお皿でした。
「雲丹の紹興酒漬け」
スプーンひと口分しかありませんでしたが、雲丹の甘さが引き立つ一品で、お代わりしたいくらいでした。
「上湯スープ」
金華ハムのみで出汁を取り、塩で味を整えたというスープ。こちらも小さな器での提供であっという間になくなってしまいましたが、すっきりとした旨味を強烈に感じました。
後半戦に入り、
「金目鯛の鱗揚げ」
からりと揚げた鯛を蒸し器で蒸し上げています。かけられた醤油ベースのタレが金目鯛の味を増幅しています。
「焼豚」
豚バラと豚トロだったと思いますが、脂のしつこさを全く感じない濃厚な味です。これもお代わりしたかった。
「フカヒレの焼きステーキ」
通常のステーキとは異なり片栗粉をまぶしてXO醬で味付けされたステーキにはシェフのオリジナリティが見られました。
「フカヒレのリゾット」
一品前のフカヒレの土鍋白湯煮込みのスープを使ったリゾットです。前の煮込みはあまり印象にないのですが、これはフカヒレとスープの味がお米に染み込んで美味しくいただきました。
コース通してオーソドックスな中華のお皿と、シェフの創意工夫が凝らされたお皿が入り混じっているようでした。オーソドックスの中にもシェフの工夫が尽くされていることは言うまでもありませんが。
一方、色々な皿を提供したいという思いの結果、少量多皿といったスタイルにたどり着いたのだと思いますが、一品一品の量が少なく「もう少し食べたい!」と悶々とする瞬間もあったのは事実ですし、コースを通じて相対的に印象の薄いお皿が出てきてしまうのもやむを得ないところでしょうか。
少しじれったい気持ちでお店を後にしましたが、帰り道では自分の好きな鮨も結局のところ少量多皿、少し自分の中華に対するイメージを変えて出直す必要があるかなと思い直しました。
また季節を変えて出直そうと思います。
ごちそう様でした。