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蓼喰人さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
宇和島鯛めし 丸水 アークヒルズ店(ガンスイ)
|
---|---|
ジャンル | 郷土料理 |
住所 | |
交通手段 |
六本木一丁目駅から242m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
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利用シーン |
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ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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この日もサントリーホールでのコンサート。(ちなみに今回は、マレイ・ペライアのピアノリサイタル)
その前にちょっと入れておこうと思い、目の前のアークヒルズ森タワー3階に在る、「宇和島鯛めし」を看板とするこちらに立ち寄る。
本店は松山に在るようだが、こちらへの出店は昨年9月なので、まだ一年ちょっとの新顔。
カウンター8席と2つのテーブルに4席という、こじんまりとした構え。
店長と思われる恰幅の良い板前さんと、男女の外国人アルバイト2人という体制。
当初こちらの鯛めしはランチ用で、夜はいろいろと用意されているであろう郷土の味で、一杯飲ませることに主眼を置いた店と思っていた。
しかし調べてみると閉店は20時と意外に早く、夜でも鯛めしが気軽に食べられるようなので、食事目的で覗いてみた。
7時開演のため、入店したのは6時を回った時刻。
先客はカウンターに5人という状況で、私もその一角に通された。
メニューに載る「宇和島鯛めし」は、鯛が養殖物か天然真鯛かで値段が違う。(養殖:1,550円、天然:2,200円)
養殖ものと言っても、地元の業者により特別に育てられた「鯛一郎クン」というネーミングのブランド鯛とのこと。
面白そうなので、こちらにしてみた。
一口に「鯛めし」と言っても様々なタイプがあるが、大きく分けると'炊き込みご飯'と'タレを塗した刺身をご飯に乗せる'スタイルの2種類。
こちらは後者で、もともとは漁師が船上で獲れたての魚を捌いて、醤油で和えて飯に乗せたものが原型のようだ。
この「たれ」も3種(初代のタレ・3代目のタレ・アークヒルズ限定のタレ)が用意されており、それぞれ味の特性が書かれており、客が好みで選べるシステム。
初めてなので「初代のタレ」で頼んだら、板前さんが'結構辛口で甘みも強いですが宜しいですか'と言ってきた。
少し考えた末、今回は'あっさり'と付記された、初心者向きと思われる「アークヒルズ限定のタレ」に変更。
併せて注文した、愛媛の地ビールである「Umenishikiのピルスナー」で喉を潤すうちに、それほど待つことなく一式が俎板のような角盆で登場。
まずは何も浸けずに、細目に切られた刺身を一切れ口に運んでみたが、ねっとりとした食感で旨味もしっかりと感じられる。
この刺身がこんもりと盛られた皿を中心に、茶碗が添えられた飯櫃と生卵を落としたタレの小鉢、それに吸い物のお椀と、副菜として「ピーマンとじゃこの煮物」と「漬物」というラインアップ。
食べ方のレクチャーが目の前に掲示されており、それに従って食べ進めることにする。
それほど難しいことでは無く、要するに生卵を溶きほぐしたタレに鯛の身や薬味を全部投入して、それをお櫃から茶碗によそったご飯に、好みの量を乗せる手法。
タレは見た目は濃そうだが、表記通りに案外あっさりしている。
ご飯は大振りの茶碗に2杯分くらいは有り、結構な量。
固めの炊き加減が好ましく、卵入りのドロッとしたタレに絡めた鯛と合わせ、山葵を添えた味はなかなかの美味さ。
最後は「玉子掛けご飯」のようになり、するすると喉を通って行った。
エノキと水菜が具の吸物や副菜類は、際立ったものは感じなかったが、全体のバランスは良いと思う。
タレにこのタイプを選んだのは正解で、濃厚な味だと最後の方はきつかったかも知れない。
尤もご飯のおかわりは自由なので、味が濃い場合はお願いしたと思われるが、そうなると些か食べ過ぎとなったであろう。
物珍しさも手伝ったが、味については概ね満足。
天然物との差がどれほど有るかは分からないが、タレに絡めた場合は、養殖物でも十分だと思う。
後で調べたら、米や卵・醤油にも四国産に拘って吟味されているようだ。
先客としてカウンターに居た方々もすべて私同様に、これからコンサートに向かう皆さんであった。
終演後にゆっくりと訪れてコンサートの余韻に浸りたいような店だが、ビルの管理上遅くまでの営業は出来ないのだそうだ。
同じフロアーのカレー屋の「フィッシュ」と同じく、コンサート前に軽く腹ごしらえにはもってこいの店である。
これからも時々、寄ってみたいと思う。