復活！GOUKA！うまい！ : HongKongRoom GOUKA

事故にあってしまい、少しお店を閉めておりましたが、不死鳥のごとく復活。
本当に心配しましたが、良かったです。
ただまだ完全復活ではないですが、久しぶりにお料理を堪能させて頂きました！

特にこの日美味かったのは熊本の天然スッポンとメガイアワビ、二年ものの干し貝柱、五年ものの金華豚のスープ。

しみじみ中華のスープの奥深さを堪能。
丹念に時間をかけて蒸したスープは素材素材から美味いところが沁み出しています。

これからも美味しいものを食べさせてください！
ありがとう！

今回は完全な自慢です！
今年もワクワクしながら誕生日にお伺いしました。

1ヵ月以上前から相談していた特別料理です(予算度外視)！！！
結果、特別料理なので詳しい値段は申し上げられませんが、すごいCPになってしまいました。
(大体いつもの倍よりもう少し高いくらい。)

お願いしたのは二点！
・立派なフカヒレを入れて欲しい
・いつもの月替わりのメニューをパワーアップさせて須澤シェフの本気を見せて欲しい

いつもよりもテンション高めの料理すべてに感動しましたが、以下が特に記憶に残りました。
（いつも通り？アワビや干しなまこなんかも絶品だったものの！）

１．真鯛と金貨ハムの麒麟蒸し
古典的な宴会料理ですね。麒麟の鱗に見立てて、真鯛と金貨ハムを折り重ねています。
目に美しく、いつもの姿蒸しとは違った味わいで気持ちが盛り上がりました。

２．フカヒレの姿煮
高級中華と言えば！の料理ですが、クオリティーが違います。その大きさ、美しさ、
煮地の美味さ。何も言う事はありません。繊維が美味い！

３．熊本産天然すっぽんと天然しめじのおこわ
今年はこちらで３回ほど天然すっぽんを頂きましたが、熊本産が美味い。ただでさえ美味い
すっぽんからスープを取り、そのスープで炊いたおこわは絶妙な舌触りと旨味の凝縮感が
感動的。メインが終わっても、またメインがきたかというような勝負皿のオンパレード。

褒め過ぎに思われますが、ピタッと嵌れば、都下にこれを超える店は無いのではないでしょうか。
脂ののりまくっている須澤シェフに要注目です。

次はこちらで上海蟹祭り（自主開催）に参加します。
紹興酒漬けが今から楽しみ！！

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以下は初訪問時のレビューです。


記念すべき250軒目のレビューは、大好きなこのお店で。

大阪のモダン中華の名店として支持された「豪火」が、西麻布に凱旋！！
元は東京出身のご主人が大阪での出店を終え、満を持して移転した。

店を構えたのは、青山霊園の西側、外苑西通り沿いのひっそりとしたエリア。
元は小さな和食屋だったところを改装して再オープンした。
店構えは大阪の頃を思わせる黒基調のバーのような雰囲気。
外からは竹藪の向こうにテーブル席がうっすらと見え隠れしている。

席数は16席程。入ってすぐのカウンターが数席、右奥には個室が一部屋だが、
普段は間仕切りで二つのテーブル席となっている。
今回はこのテーブル席に通された。

食事は、アラカルトが無くなり、お決まり13,000円一本勝負。
アラカルトで色々選ぶのも楽しかったのだが、素材を厳選する為にはしょうがない。
とはいえ、大阪時代を思い返すと少し寂しい。

私は新店舗デビュー戦だったので、特別に取って頂いたクリスタル(40,000円／ボトル)をご主人と
入籍されたばかりの可愛らしいマダムにサーブ頂いて乾杯。

最初はアミューズからスタート。
アミューズは、タコと茗荷、一口のチャーシュー、天然茗荷を入れた冬瓜のスープ。

チャーシューは見た目と裏腹に旨味の凝縮感があり、驚く。
冷製スープがまたスッキリとした旨味が夏で火照った身体を冷やしてくれる。

お次は前菜。蒸し鶏とくらげ。蒸し鶏は葱のソースが絶品。
しっとりとした蒸し鶏と対照的なのはくらげ。
味もさることながら、ブリブリと心地よい歯触りが堪らない。

アスパラとホワイトアスパラの炒め煮は、干し貝柱が立役者。
シャクシャクと歯ごたえを残しつつ、干し貝柱の旨味がそれを補強する。

実は一人遅刻していた私は、天然スッポンとしいたけのスープはお預け。
少し味見させて貰ったが、まったく濁りのない綺麗なスッポンとしいたけの旨味が印象的だった。
残念だったが、これが今日の一番だった。

代わりに出たのは、もち豚のシュウマイ。
モチモチとしているが、ビックリするくらいお上品なシュウマイである。

ここらで、追加の飲み物を。
ここの紹興酒、ワインは種類は絞られているものの、どれも銘酒揃い。
今回は甕出しのものにしたが、ここのものは日本の業者が甕の管理をしていて衛生状態も安心。
やっぱり中華には紹興酒がぴったりはまる。至福！

五品目は、活ハモの葱醤油仕立て。影にはハモの卵まで。
ふっくらとしたハモの肉にあっさりとした葱醤油がよく絡み、優しい味わい。

大エビと岩牡蠣の強火炒め 山椒の香りは、ハモと対象的に味付けも濃く、大エビの歯触りは
ブリブリとして食べ応えがある。岩牡蠣は一度干してあるのか、噛めば噛むほど味わい深い。

小鳩の香味揚げ。中華街なんかで食べられるメニューだが、見た目のインパクトは抜群。
非常に綺麗な揚げ色が食欲をそそるが、かわいい小鳩ちゃんが丸ごと一匹なので、女性には酷かも。
複雑な漢方系の香りが良く、骨までしっかりと火が通っているので頭から丸ごと食べられて美味。
脚の方は、バリバリと硬い食感で骨せんべいを食べてるよう。

〆のご飯は、金華ハムの炊き込みご飯に、蛤、雲丹、枝豆、茄子に胡瓜の細切りと白髪ねぎを載せたもの。
金華ハムの炊き込みご飯は優しくシンプルな味わいだが、それぞれの具が個性を放っていて、
一口一口が楽しい一品。炒飯も非常に美味しいが、夏にはこういったあっさりとしたご飯で〆るのも良い。

デザートには桃のコンポートと、桃水晶。
桃のコンポートは氷砂糖のような優しい甘みでスッキリとした味わい。
桃水晶は、スモモと桃の合いの子で、縁起物でもある。スモモの味なのに、より甘く香りは桃。
桃づくしで口もスッキリとして、お腹も満腹。大満足の再訪問となった。

さて久しぶりの訪問で、内容をすごく楽しみにしていたが、期待通り、期待以上の満足感であった。
改めて感じられたのは、食材の良さとその調理の巧みさ。食材選びもさることながら、あれもこれも
と楽しんで調理されているのが伝わってくるのが嬉しい。コンスタントに訪れて色々な顔を見てみたい
と思わせる名店である事を確認した。

また行きます(来週も予約入れちゃった・・！)。