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店名 |
移転
麻布ファブリカ(Fabbrica)
|
---|---|
ジャンル | ジェラート・アイスクリーム |
住所 | |
交通手段 |
都営大江戸線赤羽橋駅から徒歩5分 赤羽橋駅から268m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
(席なし。テイクアウト専用。) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
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4月になって気温14度という異常気象。
気温が低かろうと関係なし。
夏に向けていよいよアイスクリームのシーズンは到来します。
目指すは麻布唯一のジェラート専門店...
麻布ファブリカー「麻布の工場」
東麻布商店街(かかし通り)の小さなジェラート工場。
食べ歩き用ジェラートの他、カップ詰めジェラート、ジェラートケーキの販売しています。
毎朝作られる出来立てジェラートはダブルで税込300円
(カップ詰め用はシングルのみで300円)
麻布にしては破格のお値段。
狭い空間に手書きのメニュー。
正に小さなファブリカ=「工場」。
個人で細々と経営していると思いきや、実はイタリアンバルチェーンDEL SOLE(高輪、赤坂見附、中目黒等に展開)の系列店。
ジェラテリアはそごう横浜にもあるそうです。
こんなにも寒いのだから当然客はいません。
戸をガラリと開けた時、店員はどんなに驚いたことか。
...と思いましたが、意外にもニコニコ。
久しぶりの来客が嬉しかったのでしょうか。
小さい工場で作るのでフレーバーの種類は限られます。
テ・ヴェルデ(抹茶)/ミルティッロ(ブルーベリーマーブルミルク)/さくら/チョカオ/メローネ(イタリア産イエローメロン)/ピスタチオ/クッキー&クリーム/カッサータ
...カッサータって何。
リコッタチーズにドライフルーツやナッツを練りこんだシチリア発祥のスイーツ。
その形状は大きく分けて3通り。
・スポンジの中にリコッタを詰め、シロップで艶出ししたケーキ
・スポンジ層とリコッタ層を重ねて焼いたケーキ
・氷菓のカッサータ
現在は氷菓のカッサータが主流。
レシピは簡単、市販のアイスにグラノラを混ぜるだけ。
オススメは試作中だというピスタチオ。
ということで気になったカッサータとピスタチオをチョイス。
しかしここで大問題。
食べる場所がない。
仕方ない。アパートの角に立って食べ始めます。
すると通りがかる人の冷たい視線ー
「なんだあの人こんな寒い中アイス食べてるよ」
口は動いてなくても聞こえます。
大丈夫。私の心はイタリアン。
他人の視線など気にしない、大胆な性格。
食べ歩き用ジェラート 300円(税込)
◯カッサータ
白雪にちりばめられた赤と緑のオーナメント。
まるでクリスマス(※現在4月です。)
白雪はリコッタチーズ。
赤はチェリーの砂糖漬けか。
緑はアンゼリカの砂糖漬けか。
※アンゼリカ:シベリア・ヒマラヤ等の寒冷地に生息するハーブ。根・茎はハーブティーにされるほか、茎は砂糖に付け製菓材料として用いられる。
「白雪」は乳脂肪を除いたミルクのよう。
滑らかに舌を伝わり、優しい甘さが広がる。
その瞬間サッと消えてしまう。
「オーナメント」はぷにゅっとした食感に、シロップが弾けだす。
このシロップがとてつもなく甘い。
◯ピスタチオ
甘くない。
アメリカの極甘スイーツに肥えた私の舌では「甘い」うちに入りません。
カッサータより重厚な舌触り。
ナッツの粒々。
舌で溶けた瞬間、鼻へ吹き抜けるピスタチオの香り...
ここまで香るピスタチオジェラートは食べたことがありません。
やはりジェラートは冷えるなぁ。
唇が真っ青だ。
それでも美味しいものを食べた後の心はぽっかぽか。
ご馳走さまでした。