3月の松川 : 松川

3月の松川さんに訪問。とても元気の良いタイザ蟹を見せていただきました。15日までらしい。タイザ蟹は飯蒸しと脚焼きでいただいたのできっと元気ももらえたでしょう。みる貝、伊勢海老、河豚の白子、赤貝など他の食材も素晴らしかったです。

焼きみる貝。デカくて食感良く上品な甘み。
お造りの鯛は海鼠腸で巻いて。鯛はつるんとし海鼠腸のほどよい塩分が特に旨い。
お造りの伊勢海老は軽くほどよい歯ごたえと甘み。伊勢海老の味噌が今まで食べたことのないようやまろやかな味わいで何気にすごいと思った。
お椀はホタテの真薯、粗挽きしたホタテは食感も残り甘い。半ナマのバチコも厚くて素晴らしい。
河豚の白子和え、河豚刺しと白子の超クリーミーなコンビネーションが見事。
赤貝も本当にきれい。食感と香りとみずみずしさ。
筍のハマグリはさみ。筍は香りと旨みがとても良い。
モロコはほっくりと焼けていて塩がピリッと効いていた。
鹿児島の鴨と焼き筍。鴨肉がふわりとした食感で肉の旨みがしっかりある。焼き筍は香ばしさと旨み。
鮑は食感良く旨み。焼き白子は焦げ感良くクリーミー。
お食事ではご飯をお代わりしイクラを完食。

今回も大満足いたしました！

ご馳走さまでした！


◉料理
□1 タイザ蟹飯蒸し 味噌 生姜で違う味
□2 タイザ蟹焼き脚二本
□3 焼きみる貝 蕗の薹と味噌の天ぷら
□4 お造り 伊勢海老 鯛 海鼠腸
□5 お椀 ホタテの真薯 半ナマバチコ
□6 河豚の白子和え
お腹かいっぱいになってきた・・
□7 赤貝 ウグイスくさ ミニ大根みたいな
□8 筍のハマグリはさみ
□9 モロコ 2匹
□10 鹿児島の鴨 焼き筍
□11 白魚と蕗の薹の天ぷら蕎麦
□12 鮑 焼き白子
□13 お食事
・ご飯
・海苔
・いくら
・生カラスミ
・ちりめん山椒
・味噌汁
□14 水羊羹

◉日本酒3合ほど

11月に訪問。今年も幸運にも松川さんの蟹が食べられて大満足。蟹料理は、香箱ガニ、焼き蟹脚、お椀のタイザ蟹の真薯、タイザ蟹のお刺身、蟹の甲羅焼きと盛りだくさん。どれもとても美味しい。もちろん他のお料理も完成度高く料理の抑揚を感じながら冬の松川さんを堪能させていただきました。ありがとうございました！

香箱蟹は内子外子がいっぱい入っていて身が温かくしっとりし蟹の風味が最高。日本酒もバッチリ合います。
焼き蟹脚も温かく身がしっとりし半ナマ感が素晴らしい。
ハマグリの飯蒸しはハマグリがふっくらしご飯もとても美味しい。
鯛のお造りは海鼠腸を巻いて。日本酒が合う。
スルメイカのリーベは冷やし具合がとても良かった。
お椀はタイザ蟹の真薯。真薯はアツアツで蟹の味がしっかりあり温度も少し高めで良かったと思う。
あら河豚の白子は超クリーミー。
カラスミはもっちり。大根とお餅はしっかり温かい。
タイザ蟹のお刺身は甘くトロリ。
マナガツオの塩焼きは焼き加減塩加減がグッド。
鴨肉も旨い。
海老芋は温かくホクホク。
辛味大根蕎麦は良く冷やしてありダシも美味しくて全部飲み干しました。
蟹甲羅焼きは緑色の味噌が甘い。最後にご飯を入れリゾット風にいただきました。
大好きなお食事もイクラ山盛りに生カラスミ、海苔、ちりめん山椒をのせ贅沢にいただきました。
最後にデザートと抹茶をいただき大満足です。

お値段はしますがこの深い満足感はなかなか他では味わえません。いっぱい食べたのに気持ちは爽やかになるのが不思議です。

ご馳走さまでした！


◉料理
□1 香箱ガニ
□2 焼き蟹脚
□3 ハマグリの飯蒸し
□4 お造り 鯛 海鼠腸を巻いて ワサビ
□5 スルメイカのリーベ
□6 お椀 タイザ蟹の真薯
□7 アラフグの白子
□8 カラスミ 大根 お餅
□9 タイザ蟹のお刺身
□10 マナガツオ塩焼き
□11 鴨肉 銀杏
□12 海老芋
□13 蕎麦 なめこ 辛味大根
□14 蟹甲羅焼き
□15お食事
・ご飯
・生カラスミ
・イクラ
・海苔
・ちりめん山椒
□16 イチゴゼリー
□17 栗菓子
□18 抹茶

◉日本酒3合

10月に訪問。行くたびにいつも満足させていただきますが今回は秋だからでしょうか更に上をいく満足感。素晴らしいという言葉しかありません。食材の質、食材の旨さの引き出し方、構成と流れ。そして食後感は重くなくどこか軽やかで心地よい。食の満足感というよりしあわせ感と言ったほうがあたっているような気持ちに。しあわせな余韻が長く続いた秋の松川さんでした。ありがとうございました！

伊勢海老炭火焼。半ナマでプリッとした食感、甘みも感じます。一品目からテンションが上がります。

渡り蟹 飯蒸し ベルーガキャビア。飯蒸しがとても旨い。ベルーガキャビアの少しねっとりとした食感と塩分抑えめなのが好み。

淡路の鯛。プリッとして程よい弾力感。わさびもとても美味しい。

カワハギ。さっぱりとして肝醤油と合う。

お椀は松茸と毛蟹の真薯。松茸の上品な香り。蟹の真薯は凄いボリュームで繋ぎも使っていない。蟹旨みが凝縮した素晴らしい蟹真薯で大満足！出汁の加減もとても良い。

鮑と松茸の炒め物。旨みが濃い。

子持ち鮎塩焼き。もちっとカリッと焼けている。子持ちだが鮎の味も楽しめた。

グジ 加賀レンコン 蓮の実。旨い。料理の流れ的にも変化を感じて良い。

滋賀の近江牛と松茸の千切り焼き。松茸の千切り焼きの香りが風味もあって素晴らしい。近江牛も超柔らかくて美味しい。

蕪とバチコ。蕪のさっぱりした旨み。鰹の出汁で甘みなし。バチコもお酒とバッチリ。

蕎麦の後に松茸と牛肉のしゃぶしゃぶ。香りも良く出汁も旨い。出汁は全部飲み干しました。

食事もイクラをいっぱいのせていただきました。お代わりも。

質も量もすごいのですが食べ終わった後のこの爽快感。秋の松川さんを堪能させていただきました！

とても楽しいランチ会になりました。

ご一緒した皆様ありがとうございました！


◉料理
□1 伊勢海老半ナマ炭火焼 ムカゴ 味噌ソースポン酢スダチ
□2 渡り蟹 飯蒸し ベルーガキャビア
□3 お造り 淡路の鯛 菊 わさび
□4 お造り カワハギ 肝醤油 ポン酢おろし
□5 お椀 松茸 毛蟹と紅ズワイ蟹の真摯
□6 イカのリーベ 生姜ソース
□7 鮑と松茸の炒め物
□8 子持ち鮎
□9 グジ 加賀レンコン 蓮の実
□10 滋賀の近江牛 松茸の千切り焼き 銀杏
□11 蕪とバチコ
□12 ナメコと辛味大根の手打ち蕎麦
□13 しゃぶしゃぶ 松茸 牛肉
□14 食事
・イクラ
・生カラスミ
・海苔
・ちりめん山椒
・ご飯
・味噌汁
□15 焼き栗

◉日本酒2合

50500円

8月に訪問。夏の松川さんも素晴らしかった。
なんという季節の食材の数々。圧倒されつつも今回もしっかり完食し大満足。ありがとうございました！

まずスタートの冷煎茶が本当に美味しい。夏の暑さを吹き消す一杯。

一品目は雲丹とスッポンのゼリー。夏らしく氷の上に。スッポンのゼリーの味が意外と濃厚、雲丹は甘い。

宍道湖の鰻の飯蒸し。鰻の旨みがグッド。もちっとした身の食感で皮はパリッと焼かれています。鰻のタレの甘みも絶妙です。

伊勢海老の昆布締め。伊勢海老のぷりっとした感じがありつつも同時になめらかな食感も。伊勢海老の甘みをしっかり感じます。

お椀はアンコウと新銀杏のすり流し。アンコウはさっぱりと夏にあっている。新銀杏のすり流しはスッキリした味でトロミがありました。

鱧の焼き霜。鱧のさっぱりと上品な旨み。

鰈 キャビア ホウズキ。鰈の身は柔らかい。キャビアの塩味はほどよい強み。ホウズギはココナッツのような仄かな甘み。

鮎の塩焼き。塩加減、焼き加減良く鮎をしっかり楽しめる。2匹目の鮎は鮎らしい苦味が少し。

鮑とバチコ。鮑の厚さが凄い。旨みも素晴らしく悶絶級でした。バチコは食感、塩加減良く、甘みも感じました。

焼きイチヂク。大きくてアツアツ。イチヂクの上品な甘みとトロミ。

鰻のしゃぶしゃぶ。初めてでびっくりです。少しコリッとした感じで新鮮。出汁は鰻の骨でとった出汁。楽しめました。

笹の葉を練り込んだひやむぎ蕎麦。氷の器で冷えた出汁がとても美味しい。蕎麦もコシがあり好みです。

お食事も白いご飯がとても美味しい。でもせっかくなのでイクラ、ちりめん山椒、海苔、生カラスミをいっぱいのせていただきました。

今回も大変満足させていただきました。

次は秋に伺います！

ご馳走様でした！


◉料理

□0 冷煎茶
□1 雲丹 スッポンのゼリー
□2 宍道湖の鰻の飯蒸し
□3 伊勢海老の昆布締め
□4 お椀 アンコウ 新銀杏すりながし
□5 毛蟹もずく酢のジュレ
□6 鱧の焼き霜
□7 鰈とキャビア ホウヅキ
□8 鮎塩焼き1 京都美山
□9 鮎塩焼き2
□10 鮑とバチコ
□11 焼イチヂク
□12 鰻のしゃぶしゃぶしゃぶ
□13 笹の粉を練り込んだひやむぎ蕎麦
□14お食事
・ご飯
・お新香
・ジュンサイの味噌汁
・いくら
・海苔
・生カラスミ
・ちりめん山椒
□15抹茶
□16水羊羹

◉日本酒2合

6月の松川、晴れた日でちょっと暑く初夏を感じる気候でしたが少し風があり爽やかさも残っている季節。初夏の松川さんも一品一品が素晴らしくとても楽しめました。ありがとうございました！

今回もカウンターで松川さんの仕事振りを見ながら季節感溢れる料理を堪能し大満足させていただきました。その完成度に改めて驚きと感動を感じました。前回からあまり間がなかったからでしょうか隣のかたとは少し調理法を変えて料理を出していただいたりと細やかな心遣いもとても嬉しく思いました。食後の幸せ感が余韻として残りました。

まず最初に出される冷煎茶が濃厚で超絶美味しい。松川さんにきたというのをこの味で強く感じます。

毛蟹 雲丹 酢のゼリー。毛蟹の旨みと酢のゼリーの爽やかさが素晴らしい。初夏らしい一品。

キス飯蒸し キャビアのせ。キスが厚みがありとても美味しい。キャビアはまろやかな口あたりの上品な塩味。

お造り カレイ 唐津の赤雲丹。カレイのコリッとした食感、赤雲丹の濃厚な甘みが贅沢です。

お椀 宍道湖の鰻 冬瓜。出汁が良い。

トリ貝 糸昆布。トリ貝はちょっと手を加えサクッとした食感になっていました。

焼きアワビ 揚げトウモロコシ バチコ。焼きアワビはめずらしいですがトロンとした食感になっていてアワビの旨みが良く出てました。揚げトウモロコシはトウモロコシの甘みが濃厚。バチコはふわっとして甘く塩味も程よい。

京都美山の鮎の塩焼きはもちっとした焼き上がりで塩加減も良いです。

焼き水茄子は水茄子の瑞々さと水茄子ならではの食感が素晴らしかったです。

お食事もイクラ、生カラスミ、海苔、ちりめん山椒を山盛りにして大満足。

本日も大満足、幸せにしていただきました。

また伺います！

ご馳走様でした！

◉料理
□ 冷煎茶
□1 毛蟹 雲丹 酢のゼリー
□2 キス 飯蒸し キャビアのせ
□3 お造り カレイ 唐津の赤雲丹
□4 お椀 宍道湖の鰻 冬瓜
□5 伊勢海老 花山椒 ジュレ 生海苔
□6トリ貝 糸昆布
□7 焼きアワビ 揚げたトウモロコシ バチコ
□8 鮎 京都美山 塩焼き
□9 スッポン
□10 徳谷トマト
□11 焼き水茄子
□12 鱧のしゃぶしゃぶ
□13 蕎麦 オクラ
□14 牛肉
□15 お食事
・ご飯
・イクラ
・生カラスミ
・海苔
・ちりめん山椒
□16 水羊羹
□17 抹茶

◉日本酒3合ほど

4月の晴れた昼に訪問。爽やかな気候だったので神谷町から松川さんまでの道も気持ち良く歩け得した気分でした。今回は春の筍がお目当てだったのですが、花山椒もいただけとてもラッキーでした。花山椒は牛ヒレにかけたものと月の輪熊鍋に使ったものと二品ありました。花山椒のシャキシャキッとした食感はまるで春の音のような軽快な響き。感動してしまいました。今回は今までとはまた違った松川さんの魅力を感じました。ありがとうございました！

最初に桜の花びらを数枚浮かせたお茶？ 花びらの色が淡いです。

青森のトゲグリガニ飯蒸し。トゲグリガニは花見蟹とも言うらしいです。カニの香り旨みと飯蒸しの温度や蒸し具合がとても良かったです。

鳥取のアワビと雲丹煮こごり。アワビがとても厚いのにびっくり！そして弾力ある柔らかさ。食べ応えがあり旨かったです！

お造りは鯛。白子ポン酢が良く合いました。

お椀はホタテの真薯とバチコ。バチコがとても厚みがあります。出汁は透明感ありとても癒やされる味。

ミル貝と蕗の薹。ミル貝の柔らかい甘みが印象に残りました。

モロコの塩焼きは身が今まで食べたことのないモチッとした感じでびっくりでした。こちらもとても美味しかったです。

筍。食感や甘み加減が良かったです。

グジの頭焼きは初めて。 身の食べ残しがないよう一生懸命食べました（笑）

牛ヒレ肉 花山椒。花山椒のシャキッとした食感が本当に素晴らしい。何年か前に幸村や銀座おかもとでも花山椒をいただきましたがその時はこれ程までには印象に残らなかったです。牛ヒレ肉もとても旨かったです。

淡路のアワビと生ワカメのしゃぶしゃぶ。アワビのコリッとした食感が楽しめました。さっきの鳥取の蒸しアワビとはまたまったく違った旨さです。生ワカメも鮮やかな緑色に変わるのが楽しめました。出汁もとても良かったです。

京都塚原の筍。一本丸ごと焼き表面が黒焦げになっているのは迫力がありました（笑）
おっ〜とお客さんの声。筍の本体と先の部分は食感も味も違うと感じました。先の部分は香ばしい感じがしてとても良かったです。

月の輪熊鍋には驚きました。出汁も良く月の輪熊の脂がトロンととろけるようで今でも感覚を思い出せるような気が・・（笑）記憶に残りました。筍や花山椒のシャキシャキした食感も楽しめとても贅沢な鍋でした。これはまた食べたいです。

今回は春の旨みがギッシリつまったような料理の数々で大満足、感動を新たにしました。

また伺います！

ご馳走様でした！


□桜茶
□1 青森トゲグリガニ飯蒸し カザフスタンのキャビア
□2 鳥取のアワビと雲丹煮こごり
□3 お造り 鯛 白子ポン酢
□4お椀 ホタテの真薯 バチコ
□5 みる貝 蕗の薹
□6 モロコ塩焼き
□7 煮た筍
□8 クジ頭焼き
□9 牛ヒレ肉 花山椒
□10 淡路のアワビとワカメのしゃぶしゃぶ
□11 お蕎麦 白魚 蕗の薹
□12 京都塚原の焼き筍
□13 月の輪熊鍋 花山椒 筍
□14 お食事
・ご飯
・ちりめん山椒
・生カラスミ
・海苔
・イクラ
□15デザート 羊羹

12月、良く晴れた日の昼に訪問。11月にもお誘いをいただいたので思いもかけず冬に2回も松川さんに行くことができました。感謝です。

今回は初めて奥の個室を利用させていただきました。とても風情のあるお部屋で当日は特に昼の明るい光が入りほのぼのゆったりとした気持ちにさせてもらいました。また畳の部屋ですが掘りごたつなので疲れません。落ち着いて話しも出来なかなかいいと思いました。

今回も立派なタイザガニと泳いでいるモロコを見せていただきました。香箱蟹、タイザガニ、河豚、伊勢海老、モロコ、すっぽんなど素晴らしい食材をいただけてとても楽しいし満足できます。

今回特に印象に残ったのはタイザガニの脚焼きの甘さ。焼きたてを熱いうちに食べてくださいとのことでしたが蟹の風味、身の柔らかさとともに甘みが凄かったです。ふっふっしながら唸りながら食べました。また希少になった天然モロコ。今回は特に大きくてふわっとした焼き加減が見事でした。また松川さんの蕎麦はいつも本当に美味しい。最後のご飯もイクラが相変わらず美味しくてお代わりいたしました。

冬の松川を堪能させていただき大満足です。ありがとうございました！

春にまた伺います！

ご馳走様でした！


□1 香箱蟹
□2 タイザガニ雄 脚焼き
□3 ふぐの白子 雲丹 柚子釜
□4 お造り 鯛 このわた
□5 お椀 タイザガニ キクラゲ
□6 ふぐの刺身 白子クリーム ポン酢
□7 伊勢海老 お餅 菜の花
□8 琵琶湖 天然もろこ焼き
□9 焼き物 マナガツオ 昆布
□10 焼きスッポン
□11 手打ち蕎麦 からみ大根 ナメコ
□12 ご飯 ちりめん山椒 イクラ 海苔 生カラスミ
□13 抹茶
□14 デザート 黒豆水羊羹

日本酒3合ほど

2016.11月夜 写真20枚追加
有難くもお誘いいただき初めての夜の松川。しかも初めての個室でした。今回は蟹のシーズン、冬の松川を堪能させていただきました。ありがとうございました！

最初に出た香箱蟹。茹でたてで蟹の香りが素晴らしい。これほどの蟹の香りは初めて。香箱蟹の大きさにも驚きました。内子、外子、そして身の旨みも素晴らしかったです。

タイザガニの脚。アツアツで茹で加減も抜群。蟹の自然の甘みがとても良いです。

ハマグリの飯蒸し。ハマグリの食感がぷりぷり。ちょっと甘めの味付けでした。

お造り 鯛。鯛でこのわたを巻いていただきました。塩味が絶妙です。

お椀。山口の松茸と蟹真薯の贅沢な組み合わせ。蟹の旨みがずんずんとくる感じで超旨かったです。お出汁も透明感のある絶妙なお味でした。

お造り 河豚と白子の裏ごしソース。河豚の白子の裏ごしソースがとてもまろやかで旨かったです。旨くてなんじゃこれ、というくらいの驚きでした。

カラスミ餅大根。カラスミの焦げ感が初めてで面白く感じました。

蟹刺し。とろ〜りとした食感で甘かったです。

マナガツオの昆布締め焼き。こちらも焼きたてでマナガツオの香りが素晴らしかったです。

モロコの塩焼き。柔らかく香ばしい。

鴨肉とむかご。鴨肉の味付けを工夫しているのか香ばしい旨みを感じました。上にかけてある長ネギ細切り炙り？のようなものも技が細やかです。

からみ大根蕎麦。松川の蕎麦もいつも本当に美味しいです。スープも美味しくて今回も全部飲み干しました（笑）

海老芋。ほっこりした感じがいいです。出汁はちょっと甘めでした。

蟹の甲羅煮。蟹の濃厚な味噌を味わいました。

食事もいつも楽しみです。特に御飯とイクラが好きでいっぱい食べてしまいます。

夜はデザートが二つです。初めて二つ目のデザートをいただけて良かったです。

今回は蟹を中心に冬の松川の醍醐味を十分味わうことが出来ました。

お誘いいただいたマイレビ様に感謝！

ご馳走様でした！

◉料理
□1 香箱蟹
□2 タイザガニの脚焼き
□3 ハマグリの飯蒸し
□4 お造り 鯛 このわた
□5 お椀 山口の松茸 蟹の真薯
□6 お造り 河豚 白子の裏ごしソース
□7 カラスミ餅大根
□8 蟹刺し
□9 マナガツオ昆布締め焼き
□10 モロコの塩焼き
□11 鴨肉 むかご
□12 からみ大根蕎麦
□13 海老芋
□14 蟹の甲羅煮
□15 お食事
・ご飯
・いくら 海苔 生カラスミ
・ちりめん山椒
・味噌汁
□16 黒豆の羊羹
□17 抹茶
□18 イチゴ

◉お酒
□ビール
□ひがん
□三千盛
□黒滝
□九頭龍


【2016.9月再訪】
秋の松川を堪能

秋の松川に驚嘆！感動！感謝！
質も量ともに本当に大満足しました！
ありがとうございました！

9月後半の曇り空。雨が降りそうだか幸い降っていない。7月に蝉が一生懸命鳴いていた場所を再び通りかかるともちろん蝉の声はなくひっそりと静まりかえっている。この静けさとちょっとした肌寒さに秋の気配を感じつつ松川に向かう。しかし、この秋の気配をはるかに上回る度肝をぬかされるような秋を松川でひしひしと感じることになるとは思いもよりませんでした(前置きが相変わらず長くなってしまいました・・笑)。

カウンター席についてちょっとすると、岩手県産の見たこともないような巨大な松茸を大将より見せられいきなり驚嘆。初めて見る食材のスケール感に驚愕するのも松川の魅力ですね。どんな料理になるんだろうと、ドキドキしてしまいました。このドキドキ感もとても楽しい！

いつも質も量も圧倒的ですが、今回は春、夏を更に上回る質、量でした。尚、値段も春、夏を上回りました（笑）そして、食材や料理の内容も変わりとても新鮮。秋の松川を堪能しました。とにかく大満足！感謝！

まず、伊勢海老の炭焼き。手で殻を取ります。半ナマで食感がぷりっと絶妙、味噌と相まって甘みも程よく感じます。量も適量で心地良くスタート。炭の香りもいいですね。この料理も松川では初めてで新鮮に感じました。

渡り蟹 菊花 キャビアの蒸し飯。温かくて癒されます。キャビアの塩味がとても上品。渡り蟹も温かくほぐしたてで蟹の旨みを感じる。

お椀は、松茸と富山の紅ズワイ蟹のしんじょう。松茸の香りと食感が素晴らしい。出汁もとても透明感があるのに深い滋味がある。ズワイ蟹のしんじょうも優しくまとめられ、蟹そのものの旨みを強く感じる。松茸の香り、蟹の旨み、出汁の優しさに癒された絶品のお椀！ もう一回いただきたいです。

カワハギのお造り。カワハギの肝醤油が秀逸。
肝の甘みとクリーミーさ、そして醤油との相性が抜群。カワハギは歯応えがあるので細く切ってある。肝醤油とお刺身とシンプルだけど絶品でした！

松茸と鮑の炒め物。松茸も炒めたことで風味が増し食感も心地が良い。鮑を炒めたのは初めてで新鮮でした。鮑の新しい食感に出会ったような感じ。炒めたことにより鮑の旨みもより引き出していると思った。こちらも印象に残ってます。

グジと加賀レンコンの酒蒸しとレンコンの実。グジの皮が香ばしく焼けており、身も引き締まっていて、グジの旨みを強く感じることができた。レンコンの実も初めていただきましたが、歯応えが絶妙で美味しかったです。

お口直しの焼きイチヂク。香ばしさのあるイチヂクは初めて。とろんとして食感が良くちょっと甘い。大きくてちょうどお雑煮のお餅を食べているような気持ちになりました（笑）

松茸と近江牛ヒレ肉と銀杏。松茸は千切りにして少し炙っているようで香りが引き立つ。近江牛も柔らかく肉の旨みがしっかりある。松茸の香りと牛ヒレ肉の旨みをかけ合わせたとても贅沢な逸品。旨かった！ この辺でかなりお腹いっぱいとなってきました。

松茸と鱧のしゃぶしゃぶ。こちらもとても贅沢な組み合わせ。出汁は鱧の骨で取っている。松茸のしゃぶしゃぶを初めていただけて嬉しかったです！

なめこ辛味大根蕎麦。なめこがたくさん入っていて秋らしくて良い。蕎麦汁がとても美味しくて飲み干してしまいました。他の方は汁をだいぶ残しているのが不思議。

生の松茸ご飯。生ならではの香りがまたとても良いですね。ご飯もしっとりしてとても美味しい。あっという間にいただきました（笑）

そして、いつものお食事で白いご飯をお代わりしてしまいました。もしかしたら私だけ・・いくらをいっぱい盛り付け、海苔、生カラスミ少々で完食しました。こちらも相変わらず旨い！ 隣の方が私の食べっぷりに驚かれたようです（笑）

デザートは焼き栗で最後も秋らしい締めとなりました！

いやぁ〜、秋をビンビンと感じさせてくれた松川に改めて感服致しました！言葉がありません(長々と書きましたが・・笑)

冬も楽しみにしています！

ご馳走様でした！

◉料理
□煎茶
□伊勢海老の炭焼き ムカゴ豆
□渡り蟹 菊花 キャビア 飯蒸し
□お造り1 唐津の雲丹 鯛
□お椀 松茸と富山県産の紅ズワイ蟹のしんじょう
□スルメいかのルイベ
□お造り2 カワハギ カワハギの肝醤油
□松茸と鮑の炒め物
□グジと加賀レンコンの酒蒸し レンコンの実
□お口直し 焼きイチヂク
□松茸千切り炙りと近江牛ヒレ肉 銀杏
□松茸と鱧のしゃぶしゃぶ
□なめこと辛味大根蕎麦 氷の器で
□お食事1 生の松茸ご飯
□お食事2 ご飯 いくら 海苔 生カラスミ
□焼き栗
□抹茶

◉飲み物
□蒼空
□洗心
□炭酸水


【2016.7月再訪】

夏の松川、有難うございました！

当日は太陽がジリジリと照る真夏日。行く途中、蝉の声も大合唱していて夏らしい日となりました。

今回は、夏の松川を堪能しました。この夏の暑さに負けない元気をいただいたような気がします！

まず、最初の冷たい煎茶の香りが抜群に良く驚嘆！いきなり顔がほころびました。さすがです。

唐津の赤雲丹は本当に甘い。鰈も噛み応えがあるのにふわっとしていて素晴らしい食感。

お椀は新銀杏のすり流し。淡い緑色、エメラルド色？の出汁が夏らしい！そして、味わいも深い。アコウも初めていただきました。

毛蟹は旨みが良く出ている。ボリュームもかなりあるので早くも満足感が！

焼き賀茂茄子は柔らかくてジューシーな美味しさが体験できました。あんな大きいのは初めて。

お口直しはイチジクの柔らかい食感と味噌ソースの甘さが良く合いました。

スッポンのたれ焼き。濃厚な味。コースの流れ的にも良いと思います。

鱧のしゃぶしゃぶは初めて経験しました。熱い出汁に入れると生きているみたいにクルッと丸くなるのが面白い。まずは出汁だけで食べてみてくださいとこと。本当に出汁だけで美味しく、後で出汁はほとんどいただきました。

氷の器での笹の葉を練り込んだ冷麦。夏には特に涼しげでいいですね。

今回食事には宍道湖の鰻も出していただきました。鰻も旨い！御飯は2杯目を大盛りで。常連さんがくすっと笑いこちらを見てました（笑）

□冷たい煎茶
□雲丹と鮑の煮こごり
□鱚とキャビア 蒸しもち米の上にのせて
□お造り 唐津の赤雲丹 淡路産鰈
□お椀 アコウと新銀杏のすり流し
□毛蟹
□鱧 とうもろこし バチコ
□鮎焼き
□焼き賀茂茄子
□スッポンのたれ焼き ごぼう揚げ
□イチジク 味噌ソースをのせて
□鱧のしゃぶしゃぶ
□笹の葉を練り込んだ冷麦 氷の器で
□食事
・宍道湖の鰻
・イクラ きざみ海苔 生カラスミ
・ちりめん山椒
□水羊羹

□お酒
・生ビール
・蒼白
・洗心
・三千盛

松川さん、今回は黙々と鱧を切っている時間が長かったような気がします。地味で根気のいる仕事ということがよくわかりました。

秋の松川も楽しみにしています！

ご馳走さまでした！


【2016.5月初訪問】

春の松川 有難うございました！

大、大満足！
そして、大満腹です(笑)

今回が初めての松川。

心がはやり、だいぶ早く着いてしまいました。当日は素晴らしい春の日和で、予約の時間まで周囲の緑も楽しませてもらいました。

期待値がとても高かったですが、それを充分に満たしてくれました。さすがと言うほかありません。

絶品続きで、お腹もいっぱいになっていました
が、お米が大好きなひとりたべ人は、締めの食事の美味しさに我を忘れ、ご飯を3杯いただいてしまいました。しかも、2杯目は大盛りを注文。今から思うとちょっと恥ずかしくなります。しかし、旨かった！

・鮑と雲丹とジュレ
本格食材で涼しげなスタート
鮑が厚く食感が素晴らしい

・とげくり蟹とベルーガキャビア
蟹の旨みとキャビアのほどよい塩味
とげくり蟹はあまり流通していないとのこと

・お造り
唐津の小粒な雲丹が、本当に甘みが濃くて美味しかったです。また、食べたいな。

・かもなすとおこぜのお椀
これも素晴らしい一品。
おこぜがふわっとしていて、お椀の概念を変えてくれます。
出汁の加減も絶妙で一滴も残さなかったと思いますよ。どうしたらこうできるのか不思議なくらいです。

・お造り
大きめのとり貝。食感とほのかな甘みを楽しみます。

・そら豆、トウモロコシ、ばちこの揚げもの
トウモロコシで季節を先取り
ばちこの揚げものもふわっとした食感が楽しめます。

・稚鮎の網焼き
元気な生きた稚鮎を見せてもらいました。
網焼きの上で焼いた熱々の稚鮎をいただきました。美味しかった！素晴らしい！

・宍道湖の鰻と揚げたごぼう
鰻ももちろん旨かったけど、揚げたごぼうの香りと旨みも良かった。細部にも技が出ますね。

・高知県のフルーツトマト
フルーツトマト好きですが、酸味と甘みが際立ってます。
また、新たな気持ちにしてくれます

・グジと焼いた豆腐
グジとは甘鯛のようですが、こちらの焼き具合も絶妙、完璧でした。

・蕎麦とオクラのたたき
なんとなんと氷をくり抜いて作った立派な器で出てきました！
夏を先取り‼︎
蕎麦つゆが氷の器の中で、冷製スープのように冷えて美味しくなります。
夏をいただきました！
これは楽しかった！

・イクラ、カラスミ、海苔、ちりめん山椒、の締めの食事

ここまで10品以上いただいて、お腹もかなりふくれていましたが、一口食べて止まらなくなりました。
ご飯は3杯食べ、イクラは全部いただきました。
まさにこれが締めの醍醐味でしょう！

・水羊羹
さっぱりといただきました。

・日本酒
蒼白
洗心
九頭龍
三千盛

春の松川、本当に素晴らしかったです。

松川さんは、本当に尊敬できる方だと思いました。満席なのに、常に落ち着いて料理や指示をされていました。初めてでしたが、私も安心して落ち着いて食事を楽しめました。松川さんは、内に秘めた真摯な料理への情熱、研ぎ澄まされた感性、冷静な頭脳の持ち主と感じました。また、女性の料理人を育てているのも好感が持てます！素晴らしい！

夏の松川、秋の松川も楽しみにしております。

有難うございました‼︎