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六本木交差点の「富士そば」。【17th】
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京夏終空
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店名 |
名代 富士そば 六本木店
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん、かつ丼 |
お問い合わせ |
03-6276-3502 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線六本木駅徒歩3分 六本木駅から84m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
関連店舗情報 | 富士そばの店舗一覧を見る |
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この店にも、20年近く世話になっているだろうか。富士そばデビュー自体は、おそらく27年前、新宿の明治通りと靖国通りの交差点(新宿5丁目交差点・旧三光町交差点)の今も健在の三光町店に入ったのが最初だと記憶している。関西圏から出てきた人間ではあったが、濃い醤油のつゆにスグに馴染んだ。かけそばが180円位だったのではないかと思う。
この店も、その昔、狭い入口を入って、右側一面に厨房があり、左側にカウンターがあった。そのカウンターと厨房を隔てるカタチで天ぷらが並んでいるケースがあった。もちろん、正真正銘の立食い。最近の立ち食い店は、名ばかりで、立って食べさせてはくれない。深夜、早朝、酔った体を引きずって、蕎麦にありつく。膝がガクガクしながらも、何とか立って食べる。
椅子なんかに座って食べるから、寝てしまう人が続出するではないか。深夜、早朝まで呑み屋が開いている街では、立ち食い店は、立食いであるべきだとつくづく思う。それにしても、随分キレイな店に変わったものだ。
「ミニかき揚げ丼・ざるそばセット」(¥540) ―― 富士そばのメニューなので、今さら詳細なレビューはしない。通常¥560が期間限定サービス価格。富士そばのかき揚げ丼は店によって何種類かに分かれている。同じダイタンでも、フード・ミール・イート・食品・企画などと、ダイタンの後に付く名称が違う。ココのかき揚げ丼は、玉ネギの揚がり具合がイイ。中がしなっとしているのに、外がカリッという感じで好みだ。少し蕎麦つゆにつけて食べたくなる。でも、僕自身の食べ方は、先に蕎麦を全部食し、そば湯で丼を食べるというのが常套手段。
呑み人の〆には、何と優しい食べ物だろうといつも思う。ウマかった。ごちそうさまでした。
実は、あるレビュアーさんから指摘を受けたのだが、交差点のアマンドの隣の隣、僕が通っていた「円弧」が無くなった。立食い形式のサービスと価格でウマい蕎麦を食わせる店だった。そして、この富士そばと小諸そばの時代に戻った。個人的には、「小諸そば」の方が好きなのだが、3丁目や芋洗い界隈で呑んでいると、やや遠い。また、小諸そばは出来てから2年位しか経っていないので、酔っぱらいの頭にはスグには浮かんでこない。それで、信号渡ってスグのこの富士そばに駆け込む。
ホントに世話になっている。池袋西口の「君塚」同様、絶賛する店では無いにしろ、無くなったら困る店だ。少しの間、円弧に浮気していたが、ヨリを戻すから、頑張って欲しいと願う店でもある。
(文責:京夏終空、2014.6.26)
(※写真は、後日掲載。)