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トントンマンさんの他のお店の口コミ
店名 |
掲載保留
欅 くろさわ(けやき くろさわ)
|
---|---|
ジャンル | そば、日本料理 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線六本木駅徒歩6分。 六本木駅から498m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
56席 (カウンター10席・テーブル46席) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可) 全個室7部屋 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 ※ ランチ営業は完全禁煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
備考 | |
お店のPR |
本格日本料理と名人直伝手打ち蕎麦。粋な大人のための和み空間でご堪能ください。
手打ち蕎麦名人の直弟子として長年の経験を持つ蕎麦職人が作る蕎麦は、その日にお出しする分だけを自家製粉し、鮮度ある香り高い手打ち蕎麦をご堪能いただけます。さらに食事の中心となる本格日本料理は、旬の食材の持ち味を存分に生かし、深夜という時間帯にも配慮した身体にやしい薬効のある食材を取り入れています。騒がしい雑踏を離れた和みの癒し空間。「欅 くろさわ」は味にも雰囲気にもうるさい大人のための蕎麦屋です。 |
初投稿者 |
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この日は、昨年他界した実母の一周忌の法要が菩提寺にて執り行われました。
もうあれから1年経ったかと思うと、今更ながら、時間の経過の速さには驚かされますね。
考えてみれば2020年というのは、世間でも新型コロナ禍やオリンピックの延期などで大変忙しない年でしたが、私にとっても色んな出来事が押し寄せた年でした。
これまでの人生を振り返っても、これだけの出来事が重なった年というのは記憶にありません。
人生の後半戦の大きな節目の年だったということは言えると思います。
一つだけ誤算だったのは、現在所有しているクラシックギター2本の製作年が1980年と2000年だったので、2020年は3本目を購入する年になるに違いないと踏んでいたのですが、指の故障が一向に改善する気配がないことで、それを見送らざるを得なかったことです。
お陰で?百万円の予算が浮いたことになり、その使い道は別途考えたいと思っています。
さて、一周忌法要がほぼ予定通りに終わると、テレ朝通りにある当店まで移動して会食となりました。
当店は、かの有名な映画界の巨匠黒澤明監督の長男である黒澤久雄氏が経営されている蕎麦専門店です。
黒澤久雄氏はレストラン黒澤グループ(株式会社 食文化総研)の実質的なオーナーで、当店のほか、麻布十番のうどん専門店「饂飩くろさわ」、築地の鉄板焼き専門店「鉄板焼 Kurosawa」の計3店を経営しています。
この7月までは、永田町で蕎麦専門店「永田町黒澤」も経営していましたが、7月末で閉店となったようですね。
黒澤レストラングループとしては、これらの他、黒澤門下生が経営するレストランとして、八丁堀の炭火焼きグリル「鉄板焼 さらさ」、神奈川県平塚市の蕎麦専門店「蕎麦ダイニング鶍(いすか)」、埼玉県新座市の天ぷら・日本料理店「和のぶ家」、千葉県酒々井町の「食堂ひらりん」、静岡市のとんかつ店「水塩土菜」、群馬県高崎市の天ぷら店「天ぷら もっこす」、山形県酒田市の蕎麦専門店「蕎麦切り きち弥」、富山県朝日町の「酒蕎楽くちいわ」といった諸店が名を連ねています。
首都圏だけでなく、東日本の各地に散らばっているのも特徴的ですね。
この日は、12時からの席で予約をしての訪店となりました。
古風な感じの建物で雰囲気満点のお店ですが、古民家を移築したのかリノベートしたのか、かなり工夫されたであろうことが窺えます。
1階の店内はカウンター席を中心にテーブル席もありますが、我々は仕切りのある半個室風の空間に案内されました。
完全個室では無いので、個室料は取られませんでした。
店員さんは、全員和風のユニフォーム姿で、立居振る舞いも洗練されているのですが、どこか無機質で冷たい感じがあるのはやや気になりました。
マニュアル通りに接客しているとは思うのですが、気持ちの良い接客というには何かが足りないような気がするんですよね。
いわゆるホスピタリティーの問題ですかね。
料理は、あらかじめ5,500円の懐石料理のコースを頼んでいましたので、席に着いて、お茶とおしぼりが出された後、順次料理の提供となりました。
先付けは、「菊花浸し」と命名された料理で、食用菊の花のほか、ほうれん草、しいたけ、エノキのおひたしです。
優しい味わいの薄口のダシのおひたしですが、涼やかな感じで、なかなか美味しかったです。
お造りは、まぐろ(赤身+中とろ)としまあじのお造り。
とても心地よい食感で、いい素材を使っているのは間違いなく、美味しかったです。
次はコースのメイン料理的な秋鮭の親子焼き。
脂の乗った秋鮭にイクラがたっぷりとかけられています。
ところで、皆さんは鮭の塩焼きの皮の部分を召し上がりますか?
私は、何の躊躇も無く食べるのですが(と言うより、皮の部分が一番美味しいと思っている)、今回の会食の同席者は、ほぼ全員が皮を残しているのには驚きました。
もっとも私は残す派が大多数のホッケの皮も食べる方なので、変わってるんですかね?
いずれにせよ、この親子焼き、とても美味しかったです。
続く煮物は、菊の花をあしらった蕪蒸しを中心に、鴨ロースの治部煮、翡翠茄子、紅葉人参、春菊が脇を固めています。
薄味の和風出汁で、とても柔らかく煮込まれており、かつ素材の味がしっかりと主張しているのも特徴ですね。
煮物は料理人の腕が出ると言いますが、しっかりした調理技術があることが良く分かりました。
〆はもり蕎麦。
当店の蕎麦は、蕎麦打ち名人と言われている高橋邦弘氏の直弟子による、自家製粉の打ち立て蕎麦だそうですが、細打ちのエッジの効いた蕎麦は、喉越しが良く、瑞々しさを感じる蕎麦でなかなか美味しかったものの、やや蕎麦の風味が弱いのは気になりました。
デザートは、初秋らしく、巨峰のゼリーとナシで、爽やかで柔らかめの甘みがあって、美味しかったです。
そんなことで、個々の料理には、特に欠点らしき欠点は見当たらないのですが、コース料理全体の評価としては、これで@5,500円だとやや割高感があるのは否めないですね。
メインが秋鮭というのもそうですが、全体にあまり素材原価は高くないと思われ(或いは、こだわっている素材でもB級舌の人間にはインパクトが少ない?)、お昼の御膳として出されている@1,000円台のメニューと比べるとより割高感が際立ちます。
特に私のようなコスパ重視派には相性が良くないお店なのかもしれません。
今回は法事後の食事利用というシチュエーションでコース料理だったためこんな印象になりましたが、お昼の御膳を食べるとまた違った感想になるのかもしれませんね。