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店名 |
閉店
みのち庵(みのちあん)
|
---|---|
ジャンル | そば |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線六本木駅徒歩2分 六本木駅から156m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
38席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 11:30~14:30は完全禁煙です 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
備考 |
明治41年創業 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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【2010.1.22】
金曜19時40分すぎ、ひとりで利用。1時間20分ほど滞在。客入りは1割。
六本木交差点の角。
ファサードはあまりにも地味すぎて、通りからガラス張りの打ち場も見えるというのにここに蕎麦屋があるのは気がつかなかった。
東京ミッドダウンでのちょっとした日本酒イベントのあと、ふらっと立ち寄る。
店内は中央に14人掛けの大テーブルがあり、手前に4人掛けのテーブルが2卓、奥に4人掛けのテーブルが4卓という構成。
2階への階段もあるがこの日は先客がふたりと少なく、そちらが使われているかは不明。
ショップカードによると創業は明治41年だそうで、六本木の街の変わりようを長い間見守り続けてきたのでしょう。
BGMはなく、厨房で仕事をしている音だけが聞こえるのもいい雰囲気。
壁には「当店は二八、手打そばです」と書かれた紙も張られ、ただの町の蕎麦屋ではないと期待も膨らむ。
まずは酒、ということでメニューに目をやる。
兵庫は神戸市の「菊正宗上選(540円)」と「菊正宗樽酒(540円)」があるだけで、実に潔い。
樽酒を持ってきてもらうと、あての山菜のお浸しとともにコップ酒が運ばれてきたが実はこれ、うすはりグラス。おっ、と驚く。
料理のメニューに目を通すと、蕎麦や丼ものの品数も多いが、つまみの充実振りに感心する。しかも安い。
はじめはさっと食べて帰る気だったが、ゆるゆると長ッ尻する気分にシフトチェンジ。
「そば味噌(350円)」と「葱味噌油揚げ(300円)」を持ってきてもらう。
●そば味噌(350円)
じっくりと煉られており、粘稠性は高い。
甘い味噌だが、しし唐辛子も混ぜてあるようでなかなかに辛い。
ちびちびと舐めながらいくらでも酒が飲めそうだ。
量は少ないが、高い満足度。
●葱味噌油揚げ(300円)
からっと焼かれた油揚げがどんと一枚。
甘い味噌が塗られており、葱もたっぷり載る。
これでも酒が飲めるなあ。
というわけで、菊正宗上選を燗で持ってきてもらう。
つまみは「焼きさつま揚げ(350円)」と「いかスティック(370円)」を追加。
●焼きさつま揚げ(350円)
自家製なのかな。ボリュームがあり、ふんわり。
蛸をたっぷり使っているようで、風味も豊か。
●いかスティック(370円)
烏賊はしっとりと柔らかい。
あえてマヨネーズをたっぷりつけて、ジャンクに食べたらビールが飲みたくなった。
というわけで、ベルギーの蕎麦ビール「サラ」(460円)が気になり持ってきてもらう。
こちらはうすはりグラスではなく、普通のコップなんですね。
蕎麦の風味はないが、ベルギービールらしいしっかりとしたコクがあった。
酒とつまみを楽しんだところで、〆の蕎麦。
メニューを見ると蕎麦と丼ものにはカロリー表示がされていて面白い。
スタンダードに「もりそば(620円)」をお願いする。
●もりそば(620円)
薬味は山葵、葱、大根卸し。鶉の卵黄もついている。
葱は辛く水っぽく、大根卸しは甘く水っぽく、どちらも長く置いているように思える。山葵はよかった。
蕎麦切りはというと、エッジが立っており、やや太い。乱れたところが一切なく、ひょっとすると手捏ねの機械切りかなあ。
水切りはやや甘く、もう一歩といったところ。
つゆは鰹の風味は感じるが、どこか厚みのない印象。最後に蕎麦湯を入れたら、味が伸びずにどんどん薄まった。
ちなみに卵黄はつゆには入れず、蕎麦にかけて食べると甘みがあってうまいです。
蕎麦はいまいちだが、つまみは大満足。これだけ食べて飲んで、勘定は3,530円。
六本木のど真ん中で、良店を発見です。