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八百屋×フレンチ×ワイン
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具留目恥垢
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
閉店
レストラン ネトル（restaurant naitre）
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ、イノベーティブ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
地下鉄銀座線 外苑前A4出口より徒歩3分 外苑前駅から192m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥8,000～￥9,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥10,000～￥14,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
10席 （カウンターのみの席となります。） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人～50人可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | お祝い・サプライズ可 |
| お子様連れ |
NG |
| ドレスコード | スマートカジュアル |
| オープン日 |
2017年10月17日 |
| 初投稿者 |
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以前から気になってたこちらへ。
槇村野菜笑店が展開するフランス料理店となります。4月からは新任の2代目シェフ。
店内はカウンターのみで3席カウンターと6席カウンターとで分かれており店はかなり小さめ。ですが
圧迫感はなく雰囲気は悪くないです。
料理はコースのみで5週間周期で全体が変わるらしいですがその間もアミューズや前菜、ポワソンとヴィアンドのガルニが変わる事もあるとの事。
頂いた料理は以下
・蕪
蕪のグラスに蕪の葉のソース。黄金柑の皮の削った物
・クレソン ワサビ
すりおろしたワサビを特殊な機材で細かく固形化した物とレッドマスタードを乗せたクレソンのスープ。最初ワサビだけを頂き辛味を感じた後混ぜて頂く。最初辛味の主張が強いかなと思いましたが途中で味の変わり方なんかが面白くて良かったです。
・ビーツ 河内晩柑 鯖
燻香がしたので鯖をフュメしたのかと思ったらビーツのピュレをフュメしたもの。鯖は酢で〆た物で茹でたビーツとグレープフルーツっぽい河内晩柑、ローストしたアーモンドで構成。鯖とビーツだけだとビーツの甘さが勝ってしまう感じだが柑橘を入れる事によって全体に締まりが出てる気がしました。
・イサキ スナップエンドウ
イサキはポワレして皮を外し、ソースはスナップエンドウの皮から煮出した物と鯛の頭から取ったダシを合わせた物。ソースにはプティポワとも特に相性が良いミントも合わせた。最初豆とミントだけで完成されてるのでこれをスープにしたりとか、それだけにイサキと合わせる必要性なども考えたりしたが意外に各々が独立した感じでもなかったし統制感が凄くありました。ここで魚と相性が良いというチャパティを提供される。
・せせらぎポーク ホワイトアスパラ ヤングコーン
数ある国産銘柄豚の中でも美味いと感じる事の多いせせらぎポーク。部位は肩ロースでサイズもかなりデカイ。これはかなり意外だった。お店の感じ的にヴィアンドはセコいポーションだとばかりに。塊をオーブンで出し入れして休ませながらキュイソンした物でしょうか？色合いもよく柔らかい。席数も少なく予約時間もそれほどズレがないはずなので某店の″分かち合い″みたいにある程度の大きさのままゆっくり火を入れて数人分分けてる感じ。ソースはフォン・ド・ヴォライユにフォン・ド・レギュームを合わせ、豚と相性の良いマスタードを加えた。ガルニのホワイトアスパラは国産の物でロワールに比べ細身だが味が濃い。美味かった。
・パイナップル バジル
下からトマトジュレ、ココナッツミルクムース、パイナップルムース、バジル、タピオカといった構成。これはお店のコンセプトが凄く表現されてるなぁと感銘を受けたデセール。個人的にデセールも重たい物が好きだがこれは色んな意味でかなり好印象を持った一皿でした。
・ブラッドオレンジのマドレーヌ
タイミングみて焼きたてを提供。
感想
シェフが2代目となり構成なども少し変わったようだが美味しい野菜を食べさせるというコンセプトは変わらない。ただし野菜がコンセプトというと野菜のみの皿ばかりが続く印象だがむしろ訪問前に想像してたより野菜野菜してなく魚や肉の印象も強く残る。どっちかと言えば自分が行った当時のアニスの方が野菜の店としての印象は強い。野菜に片寄らないところはシェフも意識してるところでフランス料理店として肉は肉でしっかり満足させたいという。
しかしながら通常の主素材とガルニという関係性よりも野菜を立てる事も当然意識されておりそこらへんのバランス感はとてもエクセレントでした。
それはメニューに表記されてる素材の味をしっかり感じさせる事を重視しておりその為過度に組み合わせを複雑化せずシンプルに食べさせるのが今の自分が意識してる料理との事。クラシックベースに今風の見た目に仕上げてる為見た目の美しさもさることながら味わいは非常に深い。フォンもしっかり取ってるしビジュアル以上に味の良さに心打たれる。
八百屋が提案するフレンチということでヴィアンドの後の〆にグラニテ的な位置付けで小さい生野菜の一皿なんかあっても面白かったかもしれない。
ティーペアリングもまだまだ試行錯誤中ながらよく考えられるれてると思いますし良い感じでした。
サービスも親切丁寧でとても感じよく良い気分で食事を楽しめます。
オススメ
また伺います
ご馳走様でした。