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食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2023 選出店
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Mr.ぴぃ
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Mr.ぴぃさんの他のお店の口コミ
店名 |
An Di(アン ディ / Ăn Đi)
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受賞・選出歴 |
アジア・エスニック 百名店 2023 選出店
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2023 選出店
アジア・エスニック 百名店 2022 選出店
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2022 選出店 |
ジャンル | ベトナム料理、アジア・エスニック、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
050-5890-9975 |
予約可否 |
予約可 ▶テーブル、カウンターなどお席のご指定は承っておりません。 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ 銀座線 外苑前駅3番出口より徒歩約4分 外苑前駅から392m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
23席 (カウンター5席、テーブル18席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり、ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ソムリエがいる |
お子様連れ |
大人と同じコースでお召し上がりいただける中学生以上のお子様からご入店可能です |
ドレスコード | なし |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2017年7月4日 |
電話番号 |
03-6447-5447 |
備考 |
ご予約はWEB予約とお電話にて承っております |
初投稿者 |
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Modern Vietnamese、イマドキらしい括り方だ。
最近、ペアリングで良い想いをしている。だったらと調子に乗っていたら、イマドキが眼の前に現れた。今日はそんな出会いの話だ。
本日のHow Many Years Must The Moon Age Before It Is Old?(笑)、以下の通り
ティーリーフサラダ
茸とムール貝の生春巻き
ハーブ、野菜と海老の生春巻き
穴子のフリット
鴨の炭火ロースト
鶏フォー
金柑のコンポート
口開けは山形のワイナリー・タケダワイナリーのサン・スフル。完熟デラウェア100%使用した微発泡ワイン。醗酵中のワインを濾過せずに瓶詰め、瓶の中で醗酵を継続させてガスを閉じ込めた防腐剤無添加の瑞々しいワインで、天然の木目細やかな泡が心地良い。
料理は、此方のスペシャリテと云っても良いだろうか、醗酵させて作った八女茶に、パクチー、胡瓜、緑豆、胡麻、ナッツ、干し海老と云ったものが入ったサラダ。此れにライムを絞り、神目箒(holy basil)を使ったソースを加えて、混ぜて混ぜて混ぜて、野菜三昧な気持ちに浸りながら、ワインの華やかな香りとまみえると云った次第。
蒔蘿のピクルスと紫蘇が面白さを生み出しているのかな、茸とムール貝の生春巻き。ソースはココナッツとサワークリームを燻製したもの。
此れに合わせるのが、新政酒造の生原酒、平成三十年戊戌二月四日。所謂、立春朝搾りと呼ばれるもので、後味が良いのが嬉しいかな。一寸通ぶるならね、此の酒、時間と共に味わいが変化していくようで、本当に愉しむとするならゆっくりと味わうのが良いのかもしれない。
二本目は海老をメインに、茴香、神目箒、荏胡麻、パクチー、オクラ等ハーブと野菜がいっぱいの生春巻きで、柴漬けとパイナップルがポイント。ソースはしょっつる。ベトナムと云うとヌクマムなのだが、其れなら日本を代表する魚醬しょっつるを併せてみようと実現した。生春巻きには仄かな柚子の香り。でもね、此方の生春巻き、一本がどでかいと云うのもあるが、気分としては半分ずつの方が嬉しいな。
其の春巻きに対抗させたのは、ラ・ビアンカーラのスタンダードワイン・マシェリ。完熟に至らないガルガーネガが主体なワインで、食事の序盤に登場することが多いワインだったけとの認識が頭を過る。先にフレッシュとは云え日本酒が登場し、今まさに魚醬な感じと組み合わさった生春先との相性だと軽過ぎるかなとも思ったが、意外なダンディさに驚き。そうなんだ、酒と料理って、其の日の気分もあるし、先入観を持ち過ぎると面白くなくなっちゃう見本だね。
穴子のフリットはカルダモンソースで。ベトナム料理と云うことで、季節の白魚に穴子を当てて来たと云うことなのかな。
此れにはアンバーワインをぶつけて来た。ジョージアのシャラウリ。彼方此方でお勧めワインとしてジョージアの名前が出てくる処を見ると、店で今一番のお気に入りワインのようだが、其の昔、五反田で何度も呑みに行ったし、結構グルジアのワインは好みだったりするのだ、爺ぃは(笑) タンニンも軽やかで、ふくよかさの中にアロマの香り、アーモンドやドライフルーツを思わせるような香ばしさが口中に広がり、油を綺麗に流してくれる。
眼にも鮮やかな鴨肉はタマリンド、レモングラスで頂く。
赤ワイン産地の北限北緯50度のドイツ・アール地方で太陽熱を蓄える粘板岩と硬砂岩土壌で育つシュペートブルグンダーを醸したメイエ・ネケル。タンニンが肉厚な印象を与えながらもアフターの甘みは何とも艶やかで、なかなか如何して満足感が高い。
〆は鶏フォー。実は京都の酒造澤屋松本の酒粕が中に潜んでおり、暫くしてから出汁に溶け込ませ、味わいを深くさせる仕掛け。
勿論、合わせる酒は守破離。クリアな飲み心地で、ほんのりと米の旨味と柑橘類のような香りを仄かにあって、日本種で一杯と云うよりもワインの呑み心地を彷彿させなくもない。
アルコールとのペアリングを考えると、ひと皿ひと皿は適度のボリュームが必要だろうから、と云うこともあるだろうが、サラダからふた品続く生春巻きはソースとアルコールでバランスを取ってはいるものの、もう少し料理に変化技があっても良いかな。
醗酵を上手く使った和のベトナム料理って感じで、何にせよ、此方、アルコールが堪能出来た方が愉しさ、面白さは格段に違うと考えても良いだろうし、単純にベトナム料理が食べたいと思うならもっと良い意味でガサツな店を撰んだ方が良いかな。ペアリングに拘らなければ単品で揃えて云っても有りだろうけど。
なんてことを金柑のコンポートを食べながら思った次第。
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