何年たっても変化がない、固焼き目玉焼き : ロータスラウンジ 青山

神宮球場で東京六大学野球の応援をするのが趣味なので、ここは何度も利用しています。

レビューを書いていませんが、ここしばらくはパッタイを主に食べていました。

ただ、合間にガパオライスを注文したことがありました。
その目玉焼きが固い上に油で焼いた感じがなく、明らかに電子レンジチンみたいな形をしていたので、苦情を言って2回やり直しを頼んだことがありました。
このときは、比較的日本語ができるおにいちゃんが不在だったのもアンラッキーでした。

大学同期のＫ子さんと久しぶりの食事です。

彼女はカレーセット950円をナンで注文しました。

私はガパオ＆ミニカレーセット1000円。
カレーは豚のイエローも選べましたが、チキンのグリーンにしました。

なんか、いろいろなものが、何年たっても変わらない感じです。

目玉焼きは油で焼かれていましたが、見かけ通り黄身が固いし、グリーンカレーの味は薄くてコクがないです。
ゴハンはタイ米と日本米のミックスでした。
そして、野菜たっぷりのスープ、これはやさしい味でうまかったです。

催促してから、「今持っていきます」と、ガラガラと音が聞こえて出された食後のアイスコーヒー。
それを飲みながら、Ｋ子さんと2時間くらいおしゃべりしてしまいました。
1年近く会えなかったので、話が山積みでした。

この日、表題のようなランチ会を開催しました。
在校生から卒業１年目のママさんまで、総勢１０名です。
試合前、１１時に店に集合して気合を入れます！

こちらはマイレビュアーのともひろたんさんが何度も利用してほめていらしたので、安心して決められました。

事前に電話して席だけ押さえておいてもらったのですが、向かい合ったソファー席に４人ずつ座るようセッティングされていて、女性でもこれではぎゅうぎゅう、足元のバッグを置くカゴもないため狭くてたまらず、２名用の小テーブルをもうひとつくっつけてもらい、ようやく落ち着いて座れました。

メニューにはいろいろなセットがありましたが、迷わずＩセット、シーフードのカレー卵炒め（タレーパッポンカリー）にしました。
同じものを他に３名が選び、２番のミニガパオセットお好きなカレー１種が５名、Ｃセットのカオパッガパオガイが１名となりました。

食べロガー的には、もっと料理が散らばってほしかったです。

私のスマホを見ておねえちゃんが、
「同じの使ってます」
と話しかけてきたので、ついでに写真を撮らせてもらいました。

サラダが先に出て、間もなく各自の料理がお盆で運ばれてきました。

私の料理にはありませんでしたが、目玉焼きは全部固焼きにされていました。
ちょっと残念。

メインにスープ、デザートまでついています。
２番セットだと、ガパオにミニカレーですね。
満足度の高いセットです。

ゴハンはいずれもまるまるこんもりと盛られていました。
茶碗２杯分はあります。
長粒種と日本米のブレンドで、完全なパラパラではありません。

タレーパッポンカリーをスプーンですくってはゴハンと一緒に口に運び、むぐむぐといただきました。
料理自体の味つけはいいと思うのですが、イカ、エビのシーフードはあまり味のしないもので、残念でした。
夜だとちゃんとしたカニがはいったりするのだと思います。
ランチなら、ガパオやグリーンカレーの方がよかったのかも。

スープはやさしくだしのとられた、かきたまでした。
具の白菜もたっぷりで、これはよくできたものでした。

ココナツミルクのデザートにはしゃりしゃりした生のリンゴ、バナナ、タピオカがはいっていて、手をかけているのがわかりました。

ところで、この日のランチ、きれいに食べ切ったのは私一人でした。
おおむね同年輩の他のママたちは、３分の１とか半分ほど残してごちそうさまでした。

この年齢になると、体型を維持するためには外食で食べ残す勇気が必要なんだろうな、と思いました。
私は「モッタイナイ教」に入信しているので、それはしませんが。

え？野球の試合の結果？
聞かないでください。


2016年4月9日再訪

その後も何度か利用しており、ときには写真だけこそっとアップしてきました。

ランチタイムを長くやってくれているので、使い勝手が良かったのですよ。

ところが、東京六大学野球春季リーグ戦が始まって、久々に入店したら、店の様子が変わっていました。

いつのまにか、「インド＆タイ料理店」になっていました。

店員さんの顔色も心なしか、以前より黒っぽくなっています。

あーあ、という気持で、ガパオ＆カレーセット1000円を注文しました。
カレーは辛いのと甘いのを選べるので、辛いチキングリーンカレーにしました。

国籍不明店になってしまったせいか、ガパオガイの味もぼやけています。
当然のように、4種調味料セットは持ってきません。

後半は混ぜ混ぜ後のガパオガイにグリーンカレーをかけるようにして食べました。


2016年4月23日再訪

外苑前という駅は、およそランチにふさわしい場所が見当たりません。
こちらは席数が多くてランチの時間帯も長いので、頼りになります。

先日久しぶりに立ち寄って、タイ＆インド屋になっていたことにショックを受け、今回はナンカレーを食べてみることにしました。
六大学野球応援仲間のＡ美さんがガパオ＆甘口イエローカレーのセット、私は2カレーセットでマトンと野菜にしました。

日本人なので、アイスコーヒーとラッシーは食後に、と念を押しました。

幅が広くでっかいナンが来ました。

カレーはそうですねえ、マトンが辛めで野菜が甘めでした。
いずれも汁にコクがなく、マトンの肉は小さいですし、味がほとんどしません。

多国籍料理店にすると、こんなことになりがちです。

「これ、どうにかして黄色いカレーもゴハンにかけようと思うんだけど、ガパオの具がたっぷりだから、そんな余地がないんだよ」
「でもまあ、甘口だからスープ代わりに飲めるかな」
「って、スープはスープで別にあるし」
とＡ美さんも四苦八苦。

食後に、と頼んだドリンクは、忘れられてなかなか来ませんでした。
日本人のキモチはわかってもらえないようです。